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2014年2月19日改訂

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あきる野の春の息吹や大猿子   北舟

 
 

A breath of spring, a rosefinch at Akiruno.

2014年2月17日制作

オオマシコ / 東京都あきる野市 2013.03.16 12:00

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オオマシコ / 東京都あきる野市

日本の野鳥を撮る旅'13

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310 ハシブトガラ

2013.02.23 / 札幌市円山公園

▼ 鳥の数はかなり多いのですが、小型の鳥は警戒心が強くなかなか良い所へは止まってくれません。
                                                     (前出:
yatyo22.htm 254)

ハシブトガラ(嘴太雀、学名:Parus palustris):スズメ目シジュウカラ科に分類される鳥類の一種。ヨーロッパ、アジア東部にかけて分布する。日本では北海道に留鳥として生息する。
 全長約12cm。コガラに似るが頭部の黒色が濃く、嘴がやや太い。雌雄同色。平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息する。非繁殖期は小群で行動し、他のカラ類とも混群を作る。主に昆虫やクモを捕食するが、冬季には木の実や種子なども食べる。 
 繁殖は年に2回で、4-7月にかけて繁殖する。樹洞やキツツキの古巣、巣箱にコケや獣毛などを用いた皿形の巣を作り、5-8卵を産む。抱卵日数は13-17日で、メスのみが抱卵する。雛への給餌は雌雄で行い、雛は孵化してから16-21日で巣立つが、巣立ち後一週間程度は親からの給餌を受ける。人に対して比較的警戒心が薄く、手の平に餌を載せておくと食べに来る個体もいる。

ハシブトガラ / 札幌市円山公園 2013.02.23 10:25

ハシブトガラ / 札幌市円山公園 2013.02.23 10:25

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311 エゾフクロウ

2013.02.23 / 札幌市円山公園

▼ 厳寒期を木の洞で必死に耐える姿です。それでも姿を出していると、カラスたちに攻撃されて穴の中に引き籠るため、なかなか撮影できないのですが、辛抱の甲斐がありました。(前出:yatyo15.htm 144 yatyo16.htm 154)                                     

エゾフクロウ:フクロウ目 フクロウ科 全長 50cm。頭が大きく平らな顔をしている。頭から背、翼の上面は灰褐色で、灰色や褐色の縦斑がある。体の下面は淡い灰褐色で褐色の縦斑がある。翼の上面には斑が密にあるので暗色に見える。尾は短く、目は黒っぽい。本亜種は他の亜種よりも随分と白い。雌雄同色。
  雄はボッボッ ゴロスケホッホと鳴く。フォフォフォフォフォと鳴いたり、バウバウバウバウとイヌのような声を出す事もある。雌は風邪をひいたような声でボッボッ ゴロスケホッホと鳴く。警戒するときはギャーギャーとカケスのような声を出す。幼鳥はピュウワー ピューワーと弱い声で鳴く。
 夜行性で、林縁や下枝の少ない樹林などで採餌する。日中に休息する場所、監視する場所の下にペリットが落ちている。ネズミ類、小哺乳類、鳥類などを食べる。ネズミ類、モモンガなど夜行性のものを食べる傾向が強い。捕まえた餌は丸呑みにし、消化できないものをペリットとして吐き出す。関東地方で繁殖している個体群は最近では小鳥が主食のようである。繁殖期は3〜6月頃で、一夫一妻。雄は求愛期に盛んにさえずり、1月から始まる。アラカシやスダジイ、サクラ、リンゴなど樹洞の出来やすい木を好んで営巣する。カラス等の古巣や、時に壁や地上の洞につくる。地上の切り株の横など地面での営巣例も多く知られる。巣箱利用も多い。卵数は3〜4個。抱卵・育雛 抱卵は雌が行う。生まれて約10日は雛は抱かれている。約32日で巣立つ。

エゾフクロウ / 札幌市円山公園 2013.02.23 11:21

エゾフクロウ / 札幌市円山公園 2013.02.23 11:21

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312  スズガモのカップル

2013.03.02 / 浦安市

▼ 東京湾では万単位で越冬しますが、3月にもなるとほとんどのスズガモがペアとなって行動しておりました。
                                          (前出:yatyo12.htm 118 yatyo17.htm 169) 169)

スズガモ:カモ目 カモ科 全長(翼開長) 40-51cm(72-84cm)。雄は頭から胸が黒く、頭には緑色光沢がある。背は白地に細い黒の波状斑があるため灰色に見える。上尾筒と下尾筒は黒い。虹彩は橙黄色である。雌は全身が褐色で、嘴基部に幅広い白斑がある。

 ククー、クルルクルルクルルと鳴く。 水中に潜って採餌する。雑食性である。水底の巻貝類や二枚貝などの動物食を特に好む。繁殖: 時期・夫婦 繁殖期は5〜7月、一夫一妻で繁殖する。番は抱卵期に解消される。
スズガモのカップル / 浦安市 2013.03.02 15:12

スズガモのカップル / 浦安市 2013.03.02 15:12

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313  ウミアイサのカップル

2013.03.23 / 浦安市

▼ ウミアイサは、ユーラシア大陸中北部と北アメリカ中北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部からメキシコ湾などに渡り越冬します。我が国へは冬鳥として、九州以北に渡来します。雄に比べて雌は大胆に岸辺に接近する傾向があるようです。この鳥もこの時期にはカップルになっております。
                                   
( 前出:yatyo12.htm 113 yatyo20.htm 223 yatyo21.htm 230)

ウミアイサ:カモ目 カモ科 全長(翼開長) 52-58cm(70-86cm)。雄は、首から上は緑黒色で二段に分かれた冠羽がある。雄は嘴は細長く、先端はかぎ状に曲がる。胸は茶色で黒い斑が入る。背は黒い。翼の上面は雨覆いと次列風切が白く、初列風切が黒い。白色部には2本の横帯がある。虹彩は赤い。雌は頭から首にかけて茶色。のど、首の全部、胸は白っぽく続いている。背は灰褐色。嘴、足は橙赤色。
 沿岸の岩礁地などで潜水して採餌する。水中に頭だけ入れて泳ぎ、狙いをつけると、回転するようにスムーズに潜水する。8〜10cmくらいの魚類を捕まえて、浮上してから飲み込む。小さいものは水中で食べているようである。雛は淡水の水生昆虫を食べる。5〜7月に短期的な一夫一妻で繁殖するものが多い。しかし、一夫多妻や一妻多夫の例もある。抱卵期に番は解消される。
ウミアイサのカップル / 浦安市 2013.03.23 16:02

ウミアイサのカップル / 浦安市 2013.03.23 16:02

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314 ホオジロのカップル

2013.03.03 / 埼玉県北本公園

▼ 3月になると殆どの鳥がカップリングするようですが、この鳥もペアになっているようでした。
                                             (前出:yatyo2.htm 12 yatyo9.htm 90)

ホオジロ(頬白、Emberiza cioides ):スズメ目・ホオジロ科の鳥。東アジアに広く分布し、顔の模様とさえずりが特徴的な小鳥である。日本では千葉県、福岡市、海南市、白河市、天童市など、自治体を象徴する鳥として指定する自治体が多い。成鳥は全長17cmほどでスズメとほぼ同じ大きさだが、尾羽が長い分だけ大きくみえる。成鳥の顔は喉・頬・眉斑が白く目立ち、「頬白」の和名はここに由来する。白色部の間は帯模様で仕切られ、オスはこの模様が黒いが、メスは褐色なのでよく観察すると区別がつく。幼鳥は顔の色分けが不鮮明で、全体的に淡褐色をしている。くちばしは短く太い円錐形をしている。頭頂部は褐色と黒の羽毛が混じり、短い冠羽がある。首から下は全体的に赤褐色だが、背中には黒い縦しまがあり、翼の風切羽は褐色に縁取られた黒色である。また、尾羽の両外縁2枚は白く、飛翔時に尾羽を広げるとよく目立つ。

 シベリア南部、中国から沿海地方・朝鮮半島、日本まで、東アジアに広く分布する。日本では種子島・屋久島から北海道まで分布し、身近な野鳥の一つである。基本的に長距離の渡りはしないが、北海道などの寒冷地では夏鳥となる。平地や丘陵地の森林周辺、農耕地、草原、荒地、果樹園、河原など明るく開けた場所に生息する。主に地上や低い樹上で活動し、丈の高い草の茂みに潜むことがあるが、高木の梢にはほとんど行かない。単独または数羽ほどの小さな群れで行動する。食性は雑食性で、繁殖期には昆虫類、秋から冬には植物の種子を食べる。

 春になるとオスは草木の上に止まってさえずる。地域や個体による差があるが、さえずりの節回しは独特で「ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー」などと聞こえる。この鳴き声の聞きなしとして「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)「源平つつじ白つつじ」などが知られている。低木の枝に枯れ草を組んで椀状の巣を作り、一度に5個前後の卵を産む。畑の背の高い作物の間に営巣することもある。卵は白色で、黒褐色の斑点や曲線模様がある。また、カッコウに托卵されることがある。
ホオジロのカップル / 埼玉県北本公園 2013.03.03 10:33

ホオジロのカップル / 埼玉県北本公園 2013.03.03 10:33

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315 マガモ

  2013.03.03 / 埼玉県北本公園

▼ マガモもこの時期になるとカップリングが始まる様で、特に雄は婚姻色が顕著になり、頭部の緑色が濃くなって綺麗になります。 (前出:yatyo15.htm 149 yatyo24.htm 288)

マガモ:カモ目 カモ科 全長 59cm。雄は 頭が光沢のある緑色で、嘴は黄色。首に白く細い輪がある。胸は褐色で腹側は灰白色。上尾筒は黒く、4枚の中央尾羽はカールしている。足は橙黄色。雌は 全身が褐色で黒褐色の斑がある。嘴は橙赤色で上嘴(じょうし)に黒斑がある。足は橙黄色。
 グエッ、グエッ、グエッあるいはグエー、ゲゲと鳴く。雑食性だが、水草の葉・茎・種子などの植物食が主である。越冬地では、狩猟圧のため夜行性である。湿地や水田を歩きながら食べたり、水面で嘴を動かしてこしとるようにする。浅い水域で首を水底に入れたり、逆立ちして上半身を水中に入れ、水底の水草を食べる。繁殖時期は4〜8月で、一夫一妻。番の関係は抱卵期に解消する。番の形成は秋から春にかけて、越冬地で行われる。巣は、水辺の草むらや藪の下の浅いくぼみに草の葉などを敷いた皿形である。雌が作る。産座に自分の胸や腹の綿毛を敷く。卵数は6〜12個。雌が抱卵、世話をする。雛は約28日で孵化(ふか)し、約55日で独立する。雛は早成性の離巣性である。
マガモ / 埼玉県北本公園 2013.03.03 13:15

マガモ / 埼玉県北本公園 2013.03.03 13:15

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316 コミミズク

2013.03.03 / 埼玉県吉見町

▼ 今年はなかなかやって来ないのでヤキモキしておりましたが、ようやく撮影することが出来ました。
                                                     (前出:yatyo21.htm 241)

コミミズク(小耳木菟、Asio flammeus):クロウ目フクロウ科に分類される鳥。アフリカ大陸北部、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、西インド諸島、台湾、日本、ミクロネシアに分布。日本では冬季に越冬のため全国的に飛来する(冬鳥)。全長38.5cm頭部から背面の羽毛は褐色腹面の羽毛は薄褐色で、暗褐色の縦縞が入る。虹彩は黄色。外耳状の羽毛(羽角)が短い(小さい)ことが、和名や英名の由来。
  水辺の草原や湿地等に生息する。単独もしくはペアで生活するが、冬季には小規模な群れを形成し集団で眠る。夜行性だが、昼間に活動することもある。地上に降りたり、杭などにとまっていることが多い。鳴き声は大きく日本語圏では「ギャーウー」と聞こえる。食性は動物食で、昆虫類、小型の鳥類、小型哺乳類等を食べる。繁殖形態は卵生で、地表に卵を産む。

コミミズク / 横須賀市 2013.03.03 17:18

コミミズク / 横須賀市 2013.03.03 17:18

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317 セアカモズ

2013.03.09 / 平塚市本郷 (初出)

▼ 全長は約17cmで、我が国のモズとほとんど同じ大きさです。アジア中部から東部、ロシア、トルコ、ヨーロッパで繁殖し冬季はアフリカ南部に渡り越冬するとされています日本では迷鳥として舳倉島などで記録がありますがこの鳥の観察難易度は9と高い。この個体は、在来のモズ雌とツガイになり、子育てしたそうですが、残念ながら冬に入って確認が出来ておりません。

セアカモズ(背赤百舌、学名:Lanius collurio):スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類アジア中部から東部ロシア、トルコ、ヨーロッパで繁殖し、冬季はアフリカ南部に渡り越冬する。
 全長約17cm。雄は、頭上から後頸にかけてが青灰色で、背中や肩羽は淡い赤褐色である(これが和名の由来である)。体の下面は白っぽいが、一部桃色がかっている部分もある通眼線は黒い雌は雄と比べると体の上面が褐色味を帯びる。
  平地から山林の明るい林や、果樹園、公園等に生息する。苔や植物の茎草の葉などを用いて雑木林や茂みの中に巣を作る。造巣は主に雄が行う。1腹5-6個の卵を産み、抱卵期間は14-16日である。

セアカモズ / 平塚市本郷 2013.03.09 11:24

セアカモズ / 平塚市本郷 2013.03.09 11:24

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318 ノハラツグミ

2013.03.15 / 東京都大田区 (初出)

▼ 全長は約26cmで、普通種のツグミより少し大きいようです。ヨーロッパ北部からレナ川流域にかけて繁殖し、冬季はヨーロッパ中部および南部、イラン付近に渡って過ごすとのこと。日本では北海道、神奈川県、長野県、千葉県で記録があり、観察難易度は、9にランクされている珍鳥です。

ノハラツグミ(学名:Turdus pilaris):スズメ目ツグミ科に分類される鳥類の一種。北部ヨーロッパからシベリア中西部、バイカル湖付近で繁殖し、冬期はヨーロッパ中南部、トルコからイラン方面に渡り越冬する。ロシア西部からドイツ北部では、留鳥として生息する。
  日本ではまれな迷鳥である。1960年に長野県で観察されたのが唯一の記録とされてきたが、その後北海道、埼玉県、神奈川県で数回記録されている。
 農耕地や草原など、明るく開けた地域に生息する。分布地では、市街地の公園などでもよく見かける。

ノハラツグミ / 東京都大田区 2013.03.15 08:40

ノハラツグミ / 東京都大田区 2013.03.15 08:40

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319 オオマシコ

2013.03.16 / 東京都あきる野市

▼ 私としては、6年ぶりに撮影できました。20羽足らずの群がやってきて、人に対する警戒心が薄いようで、1m位までは寄せて来るため、近すぎて撮影を諦め、眺めるしかない状況もありました。濃い桃色の綺麗な小鳥です。
                                                                                 (前出:yatyo3.htm 27)

オオマシコ(大猿子 学名:Carpodacus roseus ):スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種。体長18cmほど。雄の頭部は濃い紅色、胸と腹部は桃紅色。雌は淡褐色で胸に立斑がある。冬鳥として九州以北に渡来するが、西南日本ではまれ。平地から山地や高原の林、草原で見られるが数は少ない。小群で生活し、アザミの種を食べたり地上に降りて草の実などを食べる。ツィ、チッと高い声で鳴く。ベニマシコに比べて大きく、尾が短く、メスも赤みのある羽をもっている。
  あきる野の春の息吹や大猿子  北舟 

あきるのの はるのいぶきや おおましこ

A breath of spring, a rosefinch at Akiruno.

オオマシコ / 東京都あきる野市 2013.03.16 12:00

オオマシコ / 東京都あきる野市 2013.03.16 12:00

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320  チョウセンチョウゲンボウ

2013.03.17 / 平塚市岡崎

▼ 日本国内に居るチョウゲンボウとほぼ同じですが、大陸型とされており、国内に居るチョウゲンボウより全体として少し白く感じます。特に腹部が顕著に違っており、可愛い眼が際立っておりました。
                                        (前出:yatyo13.htm 126 yatyo18.htm 189 190)

チョウゲンボウ:タカ目 ハヤブサ科 全長(翼開長) 雄 33cm 雌 38.5cm(68〜76cm)。 成鳥の雄は頭と尾羽が青灰色、上面は茶褐色で黒い斑があり、下面はクリーム色の地に黒褐色の縦縞がある。雌は上面が淡茶褐色の地に黒褐色の斑があり、下面も雄と似て縦斑がある。幼鳥は成鳥の雌によく似ており、区別の難しい個体もいる。目のまわりと足は黄色で、目は黒っぽい。
 鋭くキッキッキッと鳴く。採餌は、空中を旋回して地上を接索し、ホバリング後、急降下して襲う。電柱などの高いところから見張り、地上近くを飛んで急襲することもある。小哺乳類や小鳥を捕らえるが、特にネズミ類が主要食である。繁殖期は4〜7月。

チョウセンチョウゲンボウ / 平塚市岡崎 2013.03.17 11:33

チョウセンチョウゲンボウ / 平塚市岡崎 2013.03.17 11:33

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平塚市岡崎 2013.04.13 12:48

平塚市岡崎 2013.04.13 12:48

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2013.11.23 08:59

2013.11.23 08:59

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2013.11.23 08:59

2013.11.23 08:59

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2013.11.24 / 伊勢原市下平間

 
▼ 冬の寒さとともに、舞い戻ってきたチョウセンチョウゲンボウ、春の個体と同一と考えられております。オオタカに襲われ、移動の季節でもあり、一度故郷へ里帰りしたのでしょうか、一段とたくましくなっておりました。後方にあるワラスボに獲物のカワラヒワを隠して飛び立つところです。  

伊勢原市下平間 2013.11.24 09:26

チ伊勢原市下平間 2013.11.24 09:26

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321  トモエガモ

2013.03.23 / 横浜市泉区

▼ 北陸地方では集団で越冬するそうですが、関東地方では、単独で滞在することが多いようです。この個体もカルガモの群のなかで、健気に自己主張しておりました。飛び出す瞬間が撮影できました。
                                            (前出:yatyo8.htm 78 yatyo22.htm 246)

トモエガモ(巴鴨、Anas formosa) :動物界脊索動物門鳥綱カモ目カモ科マガモ属に分類される鳥。模式標本の産地(模式産地)はバイカル湖(ロシア)で、英名の由来になっている。大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ロシア東部夏季にシベリア東部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国東部、日本、朝鮮半島、台湾へ南下し越冬する。日本では冬鳥として全国から記録があるが、本州以南の日本海側に多く渡来し、太平洋側では少ない。
 全長37-43cm。翼開張65-75cm。オスの方が大きい。胴体背面は褐色の羽毛で覆われる。オスの繁殖羽は頭部に黒、緑、黄色、白の巴状の斑紋が入り、和名の由来になっている。オスの非繁殖羽は全身が褐色の羽毛で覆われ、眼から頬にかけ不明瞭な黒い筋模様が入る。メスは全身が褐色の羽毛で覆われ、黒褐色の斑紋が入る。また嘴基部に白い斑紋が入り、喉が白い。嘴は黒色。
 湖や池沼に生息し、河川や海岸に飛来することもある。越冬時は群れで行動しているが、コガモの群れに混じっていることもある。食性は植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べるが、水草、昆虫類、甲殻類も食べる。昼間は休息し、夕方から早朝にかけて採餌する。繁殖形態は卵生。森林地帯の渓谷に巣を作る。

トモエガモ / 横浜市泉区 2013.03.23 08:46

トモエガモ / 横浜市泉区 2013.03.23 08:46

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322 ミヤマシトド

2013.04.27 / 東京港野鳥公園(初出)

▼ 北アメリカに生息し、冬期はメキシコ辺りで越しするとされておりますが、今年の冬の厳寒のせいなのでしょうか、東京湾に出現した超珍鳥です。ホオジロ科 全長約17cmで、ほぼスズメ大でした。国内では迷鳥として、北海道、山形飛島、群馬、千葉、埼玉、東京、石川舳倉島などでの記録があるとのことです。

ミヤマシトド (深山鵐、学名:Zonotrichia leucophrys) :スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種。アラスカ、カナダ、アメリカ北部と西部で繁殖し、冬季はアメリカ南西部からメキシコに渡り越冬する。アメリカ西部では周年生息する。日本では迷鳥として、北海道、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、鹿児島県や日本海側の島嶼(飛島、舳倉島)で記録されている。

ミヤマシトド / 東京港野鳥公園 2013.04.27 12:57

ミヤマシトド / 東京港野鳥公園 2013.04.27 12:57

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323 サンショウクイ

2013.04.27 / 東京港野鳥公園 (初出)

▼ ミヤマシトドの出現を待っているときに、近くの梢に止まり、「ヒリヒリ ヒリヒリ―」と囀ってくれました。撮影したいと以前から狙っていたのですが、なかなか遭遇できませんでした。

サンショウクイ(山椒食、Pericrocotus divaricatus):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目サンショウクイ科サンショウクイ属に分類される鳥。
  夏季に日本、ロシア東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する。本種はサンショウクイ科でも最も北に分布し、唯一長距離の渡りを行う。日本では基亜種が夏季に繁殖のため本州以南に飛来(夏鳥)し、亜種リュウキュウサンショウクイが周年生息(留鳥)する。
  全長20cm。背面が灰色、腹面が白い羽毛で覆われる。翼は黒いが、風切羽の基部は白い。オスは頭頂部から後頭部が黒、メスは頭頂部から後頭部が灰色の羽毛で覆われる。額の白色部が広い。
  日本では平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息する。小規模な群れを形成して生活するが、秋季に渡りを行う前には大規模な群れを形成し最高で150羽にも達することもある。食性は動物食で、昆虫類、クモ等を食べる。獲物は樹上で捕食する。

サンショウクイ / 東京港野鳥公園 2013.04.27 13:36

サンショウクイ / 東京港野鳥公園 2013.04.27 13:36

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324 サシバ

2013.04.29 / 千葉県印西市 (初出)

▼ 全長は、雄はおよそ47cmで雌はおよそ51cm。翼開長105cm-115cm。中国北部、朝鮮半島日本で繁殖し、秋には沖縄・南西諸島を経由して東南アジアやニューギニアで冬を越します。日本では4月ごろ夏鳥として本州、四国、九州に渡来し、標高1000m以下の山地の林、いわゆる里山で繁殖します。 私が子供のころは、鷹と言えばこの鳥のことを意味するほど多く居ました。

サシバ(差羽、Butastur indicus):タカ目タカ科サシバ属に分類される鳥。別名大扇(おおおうぎ)。中国北部、朝鮮半島、日本で繁殖し、秋には沖縄・南西諸島を経由して東南アジアやニューギニアで冬を越す。一部は沖縄・南西諸島で冬を越す。日本では4月ごろ夏鳥として本州、四国、九州に渡来し、標高1000m以下の山地の林で繁殖する。
 全長は、雄はおよそ47cmで雌はおよそ51cm。翼開長105cm-115 cm。雄の成鳥は、頭部は灰褐色で、目の上の白い眉斑はあまりはっきりせず、個体によってはないものもいる。体の上面と胸は茶褐色、のどは白く中央に黒く縦線がある。体下面は白っぽくて腹に淡褐色の横縞がある。雌は眉斑が雄よりも明瞭で、胸から腹にかけて淡褐色の横縞がある。まれに全身が黒褐色の暗色型と言われる個体が観察される。
 主にヘビ、トカゲ、カエルといった小動物、セミ、バッタなどの昆虫類を食べる。稀にネズミや小型の鳥等も捕らえて食べる。人里近くに現れ水田などで狩りをする。

サシバ / 千葉県印西市 2013.04.29 09:26

サシバ / 千葉県印西市 2013.04.29 09:26

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