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 感動写真集

2011年12月25日改訂

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♪メドレー:カッコウ・コマドリ・トラツグミ・ヤマガラ・ウソ
 

隼の愛の営み春の島   北舟

 
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A spring island, falcons are in the breeding season.

2011年2月20日制作

ハヤブサの愛の営み / 江ノ島 2010.04.19

ハヤブサの愛の営み / 江ノ島(神奈川県藤沢市)

日本の野鳥を撮る旅'10

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121 ムクドリ

2010.03.30 / 横浜市金沢区長浜公園

▼ この鳥も身近に居る鳥です。飛翔のスタイルは、ステルス型戦闘機D−Uによく似ており、春先には大きな群れになることが多いようです。

ムクドリ:スズメ目 ムクドリ科 全長 24cm。雄は、嘴と足は橙色。頭は黒色で、頬に白斑がある。体はほとんどが灰褐色。尾羽は短くて黒褐色。尾羽の先端内弁には大きく白斑があり、外弁には小さな白斑が見られる。雌は少し褐色味が強い。頭部の白色味は少なめ。 幼鳥はさらに褐色がかっている。キュルキュル、リューリューと鳴く。
  雑食性で、ミミズ、両生類、昆虫、コムギ、エンドウ、モモ、リンゴ、カキなどを好む。秋に採餌したネズミモチ、イヌツゲ、エンジュ、ヘクソカズラなどの実が採集されている。雛の餌にはケラの幼虫、チョウ・ガ類の幼虫といった動物質が多い。土の中に嘴を差し込みながら採餌を行う。3月下旬から7月に、年1〜2回繁殖する。一夫一妻が多く、一夫二妻も見られる。

長浜公園に遊ぶムクドリ / 横浜市

長浜公園に遊ぶムクドリ / 横浜市

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122 セグロカモメ

2010.04.08 / 藤沢市江ノ島

▼ ハヤブサを待っていたときに、目の前を飛翔しました。カモメも下側から見ると、印象が随分変わるものです。

セグロカモメ:チドリ目 カモメ科 全長(翼開長) 55-67cm(135-150cm)。夏羽は背や翼の上面は青灰色で、翼の先端は黒くて白斑がある。翼の下面は先端だけが黒い。頭と顔の褐色の縦斑はきれいになくなる個体が多い。虹彩は赤味を帯びる。翼上面の色と翼先端の色のコントラストが大きい。冬羽は頭から胸には褐色の斑が広い範囲に入る。雌雄同色。クワァー、アォと鳴く。魚類を主食とする。繁殖期は4〜7月で、一夫一妻。

江ノ島のセグロカモメ / 藤沢市

江ノ島のセグロカモメ / 藤沢市

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123 イソヒヨドリ

2010.04.08 / 藤沢市江ノ島

▼ 江ノ島には、イソヒヨドリも数多く居ます。営巣前ですが、しきりに餌を漁っておりました。

 イソヒヨドリ:スズメ目 ツグミ科 全長 25.5cm。雄は頭部から胸までと上面が青色。翼は青色がかった黒色。腹から下尾筒はレンガ色である。足の付け根付近と脇腹は青い。嘴と足は黒い。雌は上面が灰褐色で、青味を帯びる。喉から下尾筒までは淡い黄褐色で、黒褐色の羽縁があり、うろこ模様になっている。ヒヨ チー チヨ チピなど複雑にさえずる。雌も雄に似たさえずりをすることもあるという。
  海岸に生息する昆虫やフナムシ、海岸沿いの林にすむムカデなどの多足類、ヤモリ、トカゲなどの両生・爬虫類を食べる。小鳥の巣を襲い、雛を食べる例も確認されている。市街地では、路上に捨てられたゴミを餌にする。繁殖期は2〜8月、ほとんどの番が年に2回、一夫一妻で繁殖する。
江ノ島のイソヒヨドリ(雄) / 藤沢市

江ノ島のイソヒヨドリ(雄) / 藤沢市

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江ノ島のイソヒヨドリ(雌)

江ノ島のイソヒヨドリ(雌)

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124 カルガモ

2010.04.11 / 藤沢市立石

▼ チョウゲンボウを撮影していたときに、目の前の田圃に舞い降りたカップルです。

カルガモ:カモ目 カモ科 全長(翼開長) 58-63cm(83-91cm)。雄は全身が黒褐色で、翼の上面に淡い羽縁がある。顔は白っぽく、2本の黒線がある。嘴は黒く、先端部分が黄色い。足はオレンジ色。翼鏡は光沢のある青色。羽色が雌よりも黒っぽい。上尾筒と下尾筒が黒っぽい。 雌は上面の色が雄よりも薄い。上尾筒、下尾筒は褐色味を持っている。 雛は過眼線と頭央線が黒く、顔は黄色で体色は茶褐色。グェッグエッと泳ぎながら鳴く。飛んでいるときも鳴く。
  冬季は夜間に採餌に出るものが多い。水田や湿地を歩きながら食べたり、草の穂をくわえてこそぎ落としたりする。水草のある岸辺の水面に浮いて首を伸ばし、こしとるように採餌を行う。また浅い水面で、首を水中に入れたり、逆立ちになって上半身を水中に入れて水底の植物をとる。雑食性だが、草の葉・茎・種子などが主要食。繁殖期は4〜7月で一夫一妻。番は12月から翌年の2月頃に形成され、抱卵期に解消される。
カルガモのカップル / 藤沢市

カルガモのカップル / 藤沢市

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2010.08.20 / 横浜市港北区菊名池公園

 
雛を連れた一家を撮影したいと機会を窺っておりましたが三羽の雛を連れた母親と遭遇し、母鳥の愛情溢れる表情と無心に遊ぶ雛鳥をうまく切り取ることができました。  
菊名池公園のカルガモ親子 / 横浜市

菊名池公園のカルガモ親子 / 横浜市

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125 ハヤブサ

  2010.04.10 / 藤沢市江ノ島

▼ ハヤブサは、メスが縄張りの主になるそうですが、今年は侵入者との凄まじい争いがあり、産卵が約一ヶ月遅れたそうです。

ハヤブサ:タカ目 ハヤブサ科 全長(翼開長) 雄38-45cm 雌46-51cm(84-120cm)。雄は翼の幅が太めで、先端は尖っている。頭から背、翼の上面は青黒色で、下面は白っぽく細かい横じまがある。喉の縦斑は見えにくく、腹の中央部の斑は丸い。頬に髭状の俗に言うハヤブサ斑がある。雌は雄とあまり違いは無いが、体が大きい。喉の縦斑も明瞭に見られる。体下面の横斑も雄より太く明瞭に出る。雄では腹の中央部の斑が丸く見えるが、しっかりとした横斑状に見える。 若鳥は上面が暗褐色で、下面には縦斑がある。
  キッキッキッと鋭く鳴く。獲物はほとんどがヒヨドリくらいの小鳥で、地上でネズミやウサギを捕らえることもあるが少ない。崖の上や見晴らしの良い木や杭、ビルの上から獲物を眺め、飛んでいる鳥を見つけると急降下し、足で蹴落として捕らえる。単独狩猟と共同狩猟がある。アメリカではビルの上から急降下してハトを捕らえることが知られている。ハンティングは主に日中行うが、大都会では夜間も明るいため活動することも多い。
  繁殖は海岸や海岸に近い山地で行う。冬に移動を行わないものは年中繁殖地周辺に住み着く。2月上旬から3月にかけて営巣地周辺に執着が始まる。産卵期は日本海側南西部では3月上旬から4月上旬、東北地方以北では3月下旬から4月中旬頃。産卵期は個体によって違うこともある。一夫一妻。ビルなどの人口建造物での繁殖も知られる。

つがい

のハヤブサ / 藤沢市江ノ島
獲物を捕獲した雄 悠々と飛翔する雌  

番のハヤブサ / 藤沢市江ノ島

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2010.04.19 / 藤沢市江ノ島

 
▲▼ 江ノ島では、平成16年(2004)頃からこのカップルが子育てを始めたのだそうで、六回目になると、国内では例が無いそうで、平成22年(2010)が最後となる可能性が高いとのことでした。秋になるとこのカップルは姿を消して、若鳥のカップルと交代したとのことでした。  
飛び立った雌ハヤブサ / 江ノ島 2010.04.19

飛び立った雌ハヤブサ / 江ノ島 2010.04.19

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  隼の愛の営み春の島  北舟 

はやぶさの あいのいとなみ はるのしま

A spring island, falcons are in the breeding season.

ハヤブサの愛の営み / 江ノ島 2010.04.19

ハヤブサの愛の営み / 江ノ島 2010.04.19

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ハヤブサの雛 / 江ノ島 2010.06.22

ハヤブサの雛 / 江ノ島 2010.06.22

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産毛の残るハヤブサの幼鳥 / 江ノ島  2010.06.30

産毛の残るハヤブサの幼鳥 / 江ノ島  2010.06.30

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126 チョウゲンボウ

2010.04.11 / 藤沢市立石

▼ 水道管を敷設した橋の上にある穴に巣を架けており、二組が仲良く共存し、ここ数年は子育てに成功しているそうです。今年も合計6羽が巣立ちました。空中を飛翔する姿しか撮せませんでしたが、観察には最適でした。

チョウゲンボウ:タカ目 ハヤブサ科 全長(翼開長) 雄 33cm 雌 38.5cm(68〜76cm)。 成鳥の雄は頭と尾羽が青灰色、上面は茶褐色で黒い斑があり、下面はクリーム色の地に黒褐色の縦縞がある。雌は上面が淡茶褐色の地に黒褐色の斑があり、下面も雄と似て縦斑がある。幼鳥は成鳥の雌によく似ており、区別の難しい個体もいる。目のまわりと足は黄色で、目は黒っぽい。
 鋭くキッキッキッと鳴く。採餌は、空中を旋回して地上を接索し、ホバリング後、急降下して襲う。電柱などの高いところから見張り、地上近くを飛んで急襲することもある。小哺乳類や小鳥を捕らえるが、特にネズミ類が主要食である。繁殖期は4〜7月。

つがい

のチョウゲンボウ / 藤沢市立石
悠々と飛翔する雌 獲物を捕獲した雄  

番のチョウゲンボウ / 藤沢市立石

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127 カワセミ

2010.04.11 / 横浜市戸塚区小雀

▼ カワセミの求愛給餌の場面には、なかなか遭遇できないのですが、ようやく幸運が巡って来ました。残念ながら、桜を画面に入れることが出来ませんでした。

カワセミ:ブッポウソウ目 カワセミ科 全長 17cm。雄は頭が大きく、嘴は黒色で長く、腹は橙色。頭から背中が光沢のある青緑色。喉、うなじが白く目の後ろが橙色。足は赤い。雌は下嘴の先端から3/4くらいまでオレンジ色をしている。俗にクチベニと呼ばれる。全体的に雄より淡い色をしている。幼鳥は胸、腹に灰色味があり、足は黒っぽい。
  ツッチーやチーッと甲高い声で鳴く。飛びながらも鳴く。水辺の杭や堤防、草などに止まって、獲物を探し、見つけると水面に飛び込んで捕食する。停空飛翔して探すことも多い。餌は主に川魚であり、3〜7cmぐらいのウグイ、オイカワを食べる。他にザリガニ、エビ、カエルなども食べる。捕えた魚を嘴に横にくわえたまま枝や棒杭に強く叩きつけて殺し、一息に頭から呑み込んでしまう。3〜8月に年に2回繁殖することもある。一夫一妻。

カワセミの求愛給餌 1/2 (横浜市)

カワセミの求愛給餌 1/2 (横浜市)

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カワセミの求愛給餌 2/2 (横浜市)

カワセミの求愛給餌 2/2 (横浜市)

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128 ヒレンジャク

2010.04.20 / 横浜市金沢区富丘公園

▼ 例年2月中旬に来訪することが多く、公園に沢山あるヤドリギの実を採餌するために来ます。札幌ではイチイの実や秋に熟するヤドリギの実のほか、12月になると餌が無くなり、渋みの抜けたナナカマドの実を採ることが多いようです。暖地ではクロガネモチ、ネズミモチあるいはヤブランの実も採るようです。今年は何故か二ヶ月遅れでやって来ました。

ヒレンジャク:スズメ目 レンジャク科 全長 18cm。雄は丸みのある体で、紫色がかった淡褐色の体。長い冠羽があり、黒い過眼線が冠羽の先端まである。腮と喉は黒い。次列風切の先端は赤く、初列風切先端に白色部がある。下腹に黄色味がある。 雌はほぼ雌雄同色であるが、初列風切先端の外弁にだけ白斑がある。 幼鳥は 胸は一様な色ではなく、茶褐色の縦斑に見え、淡い色合いである。
  チリチリチリ、ヒーヒーと鳴く。常に群れで採餌する。樹上でネズミモチ、イボタノキ、ニシキギ、ヤドリギなどの実を好み、餌台のカキやリンゴも食べる。採餌は樹上であることが多く、水を飲むときは地上に降りる。

富丘公園のヒレンジャク / 横浜市

富丘公園のヒレンジャク / 横浜市

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129 コアジサシ

2010.05.17 / 小田原市酒匂川

▼ 夏にやって来るアジサシは、その種類もかなり多いようですが、代表的というか、比較的容易に観察できるのがコアジサシです。営巣場所に行けばもっと綺麗な写真の撮影が可能ですが、絶滅危惧種というか、やはり子育ての現場での撮影は、出来るだけそっとしておきたいですね。この時期、稚鮎の遡上を狙う餌場の近くで撮影しました。

コアジサシ:チドリ目 カモメ科 全長(翼開長) 22-28cm(47-55cm)。夏羽は、額が白く、頭頂から後頭と過眼線は黒色。体上面は青灰色。喉、体下面は白色。嘴は黄色で先端は黒い。足は橙黄色。 冬羽は、額の白色部が頭頂部まで広がり、嘴は黒くなる。足は黒か褐色である。雌雄同色。 幼鳥には背や翼にV字斑や小斑があり、普通は嘴は黒く、足も褐色か黒色、足や嘴の基部が橙色のものもいる。
  キリッ キリッ、キィ キィと鳴く。水面から5〜7mぐらいの上空を水面を見ながら探餌し、魚を見つけると嘴から水中に飛び込んで捕えて食べる。体長10cmぐらい以下の魚が主流。飛び込むが、浅くしか潜れない。繁殖期は5〜7月で、一夫一妻。

酒匂川さかわがわ

のコアジサシ / 小田原市

酒匂川のコアジサシ / 小田原市

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130 ベニマシコ

2010.06.17 / 北海道ウトナイ湖

▼ ベニマシコはウトナイ湖周辺でも子育てをしますが営巣前だったようです。雄は、冬の姿に比べると紅色が濃くなるいわゆる婚姻色が顕著です。

ベニマシコ:スズメ目 アトリ科 全長 15cm。雄の夏羽は、全体が赤色で少し褐色味がある。頭、喉は白っぽく、背には黒褐色の縦斑がある。翼は黒褐色で、白色の帯が二本ある。尾も黒褐色で長く外側尾羽が白い。雄の冬羽は、夏羽に比べると全体に淡い褐色がかった色になる。 雌は、全体が淡褐色で黒褐色の縦斑がある。嘴は淡褐色。雄のように赤い部分はほとんど無い。昆虫、果実、種子、木の芽などを食べる。小枝や草に止まってついばむ。低木地や藪地で5〜7月頃繁殖。一夫一妻。

ウトナイ湖のベニマシコ(雄) / 北海道

ウトナイ湖のベニマシコ(雄) / 北海道

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ウトナイ湖のベニマシコ(雌) / 北海道

ウトナイ湖のベニマシコ(雌) / 北海道

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