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 旅紀行日本の裸祭り

2011年2月22日改訂

今 日

昨 日

法螺貝〜鬼太鼓

 

先達の夜の滝行寒の山  北舟

 

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The coldest mountain,
a master purifying in a waterfall at night.

2011年2月12日制作

金内文男先達の滝行 3/3
 

金内文男先達の滝行/八海山尊神社寒修行( 新潟県南魚沼市)

 
笹竜胆   八海山尊神社   笹竜胆

八海山滝行

夜滝行

  ▼ 夜の「お勤め」が終わると、二階の居室に戻り、消灯して2〜3時間の仮眠時間があった。うとうとしていると、滝行の出発時間となり、防寒衣に身を包み、午前零時に一団となって社務所を出発。外は大雪で、-5℃の極寒の世界である。  
大雪のなか社務所を出発した寒修行者たち 2011.1.30 00:03

大雪のなか社務所を出発した寒修行者たち  2011.1.30 00:03

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  ▼ 行者たちは、まず最初に八海山尊神社前の霊風園と呼ばれる広場に行き、八海山に向かって代わる代わる法螺貝を吹き鳴らした。  
八海山尊神社はっかいさんそんじんじゃ 前広場・

霊風園れいふうえん

にて法螺貝を吹く林徳七さん 00:24

八海山尊神社前広場・霊風園にて法螺貝を吹く林徳七さん 00:24

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▼ 里宮に着くと、不動滝に蝋燭を灯して、滝行の準備が行われた。街路灯のない山道に入ってからは、金内先達のヘッドライトが唯一の頼りだったが、蝋燭の明かりがこれほど明るいとは思わなかった。後で聞くと、フラッシュなしの夜間撮影のため、いつもより多くの蝋燭を灯したという。  
里宮不動滝さとみやふどうのたきく

蝋燭ろうそく

を灯して滝行の準備 00:45
 

金内先達

山崎寛さん

里宮不動滝に蝋燭を灯して滝行の準備 00:45

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▼ 深夜の滝行では、禊更衣所の一台の石油ストーブが唯一の暖房装置である。約1.5kmの坂道を歩いて来たので、それがウォーミングアップとなっており、思ったよりも寒くなかった。  
禊更衣所で暖を取る 00:48

禊更衣所で暖を取る 00:48

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▼ 厳しい深夜の滝行にもかかわらず、余裕のある先達たちは終始にこやかで、始めて参加する行者たちの不安が消えていった。これなら筆者もやれるのではないかと思われたほどである。  
ヘッドライトをつけた 先達せんだつ

金内文男かねうちふみお

さん(69歳)

ヘッドライトをつけた先達の金内文男さん(69歳)

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滝行たきぎょう

藁草履わらぞうり

を整える

滝行の藁草履を整える

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   滝行の準備が整ったところで行者たちは更衣室で滝行衣に着替えた。越中褌と鉢巻を締め行衣を付ける。  
滝行衣たきぎょうい に着替える 00:53

滝行衣に着替える 00:53

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滝行の準備完了 00:58

滝行の準備完了 00:58

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禊場みそぎば を祓い清める月岡永年先達 00:59

禊場を祓い清める月岡永年先達 00:59

拡大写真(2000X1500)343KB 【 E-5 1/10秒 F4.0 ISO1600 18.0mm 】

  ▲▼ 午前1時頃、滝行を取り仕切る月岡永年先達が御幣(ごへい)を持って滝壺に入り禊場を祓い清めた後女性から滝行が始まった。  
山村あゆみさん(横浜市)の滝行 01:03

二番手・山村あゆみさん(横浜市)の滝行 01:03

拡大写真(2000X1500)294KB 【 E-5 1/13秒 F2.8 ISO1600 24.0mm 】

  ▲▼ 山村あゆみさんは、横浜市から参加した。今年で4回目だという。合掌しながら祝詞を唱え、余裕の表情で滝に打たれていたのが印象的だった。  
祝詞を唱えながらの見事な滝行(四年目)

祝詞を唱えながらの見事な滝行(四年目)

拡大写真(1500X2000)316KB 【 E-5 1/5秒 F3.4 ISO1600 46.0mm 】

山田泰利宮司の滝行 1/3 01:05

山田泰利宮司の滝行 1/3 01:05

拡大写真(1800X1500)276KB 【 E-5 1/15秒 F2.8 ISO1600 24.0mm 】

  ▲▼ 女性に続いて、寒修行を主催する山田泰利宮司(63歳)が滝に打たれた。宮司自らが率先垂範しておられることに感動する。足を閉じ、目を明けたまま印を結び、泰然自若とした表情は、苦行をものともしない鍛錬のたまものなのだろう。  
2/3

山田泰利宮司の滝行 2/3

拡大写真(2000X1500)331KB 【 E-5 1/10秒 F2.4 ISO1600 24.0mm 】

3/3

山田泰利宮司の滝行 3/3

拡大写真(1500X2000)299KB 【 E-5 1/5秒 F3.4 ISO1600 52.0mm 】

金内文男先達の滝行 1/3 01:06

金内文男先達の滝行 1/3 01:06

拡大写真(1660X2000)338KB 【 E-5 1/10秒 F2.8 ISO1600 24.0mm 】

  ▲▼ 宮司に続いて滝に打たれたのは、金内文男先達(新潟市 69歳)。この道に入って既に20数年のキャリアがある。高齢者とは思えないほど若々しく、 風格があり、毅然とした滝行は模範となるもので、多くの信者や後継者たちの尊敬を集めている。  
2/3

金内文男先達の滝行 2/3

拡大写真(2000X1500)324KB 【 E-5 1/10秒 F2.8 ISO1600 24.0mm 】

   先達の夜の滝行寒の山  北舟 

せんだつの よるのたきぎょう かんのやま

The coldest mountain, a master purifying in a waterfall at night.

3/3

金内文男先達の滝行 3/3

拡大写真(1800X1480)282KB 【 E-5 1/5秒 F3.9 ISO1600 86.0mm 】

   続いて 御長男の山田久仁彦禰宜(29歳)が滝に入った。御尊父の山田宮司同様穏やかな表情で冷水を肩に受けていたが、常に平常心で難行に臨むことができるのは、見ていて不思議なほどである。まるで滝行を楽しんでいるかのようである。  
山田久仁彦

禰宜ねぎ

の滝行 01:08

山田禰宜の滝行 01:08

拡大写真(1450X2000)279KB 【 E-5 1/4秒 F3.3 ISO1600 42.0mm 】

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