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2007年8月7日改訂

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♪Solveig's song(ソルヴェーグの唄/2)/ペール・ギュントより 作曲:グリーグ(ノルウェー)

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夏港軒を寄せ合ふ木造屋  北舟

2007年8月5日作成

ブリッゲン地区ズームアップ!

ブリッゲン地区ズームアップ!(港町オスロの夏/北欧の旅)

北欧の旅

 夏のベルゲン

ノルウェー国旗

ベルゲン港

 ヨハネス教会から魚市場に至る目抜き通りにはベルゲンが発展してきた歴史を表す立派なモニュメントがある。

海洋民族を示すモニュメント
海洋民族を示すモニュメント

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 世界に名を馳せたヴァイキングを先祖に持つベルゲン人たちは、古来より海に依存して暮らしてきた海洋民族である。モニュメントには帆船時代や捕鯨の様子が描かれたレリーフがあり、それを物語っている。比較的温暖なノルウェー海のお陰で、ノルウェーの港は全て不凍港であったことが幸いしている。

捕鯨のモニュメント
捕鯨のモニュメント

拡大写真(1400x1050)298KB

 再びベルゲン港を訪れた。魚市場の北方に拓けたベルゲン港は、青空の下で夏の風情をみせていた。個性的な文化を育んできたベルゲンは、住民は自らをベルゲン人と呼ぶように、ベルゲン独特の雰囲気が漂っている。

ベルゲン港最奥部
ベルゲン港最奥部

パノラマ写真(1800x780)240KB

 ベルゲンの人々は明るく開放的で、進取の気性に富んでいるという。その方言もベルゲン語といわれるほどで、同じノルウェー人でありながら発声やアクセントに強い特徴があるという。まるで大阪のようである。

創業1903年の店

創業1903年の店

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朝のブリッゲン地区の木造屋

朝のブリッゲン地区の木造屋

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 前日見学したブリッゲン地区は、ベルゲン港に西面して建っており、何時でも何処からでも絵になる風景である。

ブリッゲン地区とベルゲン港

ブリッゲン地区とベルゲン港

パノラマ写真(3000x990)395KB

 夏港軒を寄せ合ふ木造屋  北舟 

なつみなと のきをよせあう もくぞうや

ブリッゲン地区ズームアップ!

ブリッゲン地区ズームアップ!

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ローゼンクランツの塔 Rosenkrantzårnet
 ブリッゲン地区から北方に歩いて行くと、1560年代にベルゲンの知事であったエーリク・ローゼンクランツ Erik Rosenkrantz が建てた塔がある。スコットランドから運んだ石を使い、堅牢に造り上げた建物は、要塞と住居を兼用する。

ローセンクランツの塔

ローセンクランツの塔

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塔内には螺旋状の細い階段があり、各階を見学できるようになっている。夜はライトアップされて美しいという。

この角度で見て初めて塔と分かるローセンクランツ

この角度で見て初めて塔と分かるローセンクランツ

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ホーコン王の館 Håkonshallen
 更に奥に進むと、1247〜1267年にかけてベルゲンの町を拓いたホーコン・ホーコンソン王 Håkon Håkonsson の建てた館がある。当時ベルゲンはノルウェーの首都で、この館は王室の居城として利用されていた。ホールは37mx16.4mの広さがあり、壁はノルウェー産の石が使われているという。

塔の先にあるホーコン王の館

塔の先にあるホーコン王の館

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 海洋国ノルウェーが誇るベルゲン。ヴァイキングの繁栄から一転してドイツ人商人に支配され、辛酸を舐めたハンザ同盟時代。そして、デンマークやスウェーデンに支配され、戦乱に巻きこまれた時代を乗り越え、1905年に独立して1世紀が経ち、今日の繁栄を謳歌する。

珍しく晴天となったベルゲン港

珍しく晴天となったベルゲン港

パノラマ写真(2600x1000)402KB

 午後零時40分、我々はベルゲンを後にし、空路、スウェーデンのストックホルムに向かった。幸運にも、空港を離陸後、ベルゲンが見えたので、空からの画像を切り取ることができた。

上空から見たベルゲン全景

マウスカーソルで画面のどこかをポイントすると説明が現れます。

上空から見たベルゲン全景

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 フィンランド航空6852便は更に高度を上げ、午後零時50分頃、雪渓の広がるノルウェー西部山岳地帯上空を東進。この写真がノルウェーの見納めとなった。

ノルウェー西部山岳地帯

ノルウェー西部山岳地帯

拡大写真(1600x1200)418KB

北欧の旅 ... 続く to be continued

和田義男

  
撮 影

2007年6月12-13日

OLYMPUS  
E-410  E-
330
 
11-22mm
14-54mm
  55-200mm 
 
800万画素 360枚 555MB
1000万画素 550枚 1130MB

 

 北欧ツアー最大の山場・ノルウェーの旅の3日間を無事に纏めることができた。ベルゲンに着いた午後は高曇りとなり、雨が心配されたが、それも杞憂に終わり、翌朝はカラリと晴れた良い天気となった。スイスの旅以来、ヨーロッパでは「天祐我にあり」が続いている。
 BGMには細心の注意を払ってきた。お気づきのように、この北欧シリーズは全て最初の頁にペール・ギュントの「朝」が流れる。
 そして、美しいソプラノによる歌曲「ソルヴェーグの唄」をノルウェー最後の頁に配した。グリーグの素晴らしい曲が心を打つ。

スタルハイム渓谷の朝  2007.6.12

氷河が削ったスタルハイム渓谷の朝

拡大写真(1400x1050)359KB

 氷河谷スタルハイムの夏の朝  北舟 

ひょうがだに すたるはいむの なつのあさ

特集!旅紀行第26集(実質第61集) 「夏のベルゲン」

制作・撮影 : 和田義男

  平成19年(2007)8月5日 作品:第22作 画像:(大82+小4) 頁数:7 ファイル数:207 ファイル容量:45MB
  
平成12年(2000)〜平成19年(2007) 作品数:254 頁数:863 ファイル数:28,462 ファイル容量:3,954MB
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