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  Wa☆Daフォトギャラリー 特集!旅紀行Q

2007年8月6日改訂

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♪ピアノ協奏曲イ短調 第三楽章 作曲:グリーグ(ノルウェー)

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見下ろせば白夜の街の昼の景  北舟

2007年8月5日作成

フロイエン山頂で展望を楽しむ人たち

フロイエン山頂で展望を楽しむ人たち(夏のフィヨルド探訪/北欧の旅)

北欧の旅

 夏のベルゲン

ノルウェー国旗

フロイエン山

 グリーグの家の次はフロイエン山の展望台である。途中、ツアーバスは、古色蒼然とした教会のそばを通った。

 

ベルゲンの古い教会

ベルゲンの古い教会

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 教会の境内にある墓地のそばに、ベルゲンの市花・シャクナゲの見事な群生が見られた。教会の墓地に咲く花として、死者を弔う清楚な紫色に統一されているのが上品で素晴らしかった。

 

墓地の巨大なシャクナゲ

墓地の巨大なシャクナゲ

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フロイエン山ケーブルカー Frøybanen Funicular

午後3時頃、ベルゲン港・魚市場の東150mにあるフロイエン山 Fløyen 山頂行きケーブルカー乗り場に到着。

フロイエン山ケーブルカー乗り場

フロイエン山ケーブルカー乗り場

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 フロイエン山山頂の展望台は、ベルゲンの街が一望のもとに見渡せる必見のスポットである。この電車はフロイエン山の斜面の住宅地の人々の足でもある。

 

赤いケーブルカー

赤いケーブルカー

 ケーブルカーは、標高320mの山頂までの830m、最大斜度26度を約7分で登る。秒速3mというスピードである。

急斜面を登るケーブルカー

急斜面を登るケーブルカー

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 ケーブルカーが山腹を登るにつれてヴォーゲン湾 Vågen に面するベルゲン港が視界に入りはじめ、線路の両脇に植えられた美しいシャクナゲの花が旅情を慰めてくれる。

青い車輌と行き違う

青い車輌と行き違う

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 ケーブルカーの駅舎は、地上駅と山上駅とも白壁と黒屋根で統一されおり、赤と青のケーブルカーと合わせてセンスの良さが伺われる。

山頂のフロイエン駅

山頂のフロイエン駅

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 ベルゲンなどノルウェー西部の都市は、暖かいメキシコ湾流の影響を受けたノルウェー海の湿った大気が山にぶつかって雨を降らせる多雨地帯にあり、1年の2/3は雨が降るという。「ベルゲンは365日のうち370日が雨だ」という自虐的なコメントも聞かれるほど。しかし、この日は曇りがちだったが、幸運にも雨にあわずに済んだ。

フロイエン山頂で展望を楽しむ人たち

フロイエン山頂で展望を楽しむ人たち

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 見下ろせば白夜の街の昼の景  北舟 

みおろせば びゃくやのまちの ひるのけい

ベルゲンの美しい町並み

マウスカーソルで画面のどこかをポイントすると説明が現れます。

ベルゲンの美しい町並み

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 山頂の展望台からは、柔らかい光に照らし出されたベルゲンの美しい町並みを見下ろすことができた。港には豪華客船が入港しており、世界中の観光客が海路からもフィヨルド探訪に訪れていることが良く分かる。

ベルゲンの巨大客船

ベルゲンの巨大客船

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 ベルゲン港の東側には、かつてハンザ商人たちが隆盛を極めた商館がひしめくブリッゲン地区がある。世界文化遺産に登録された建造物であるが、山頂から望遠レンズでながめると、長屋であることがよく分かる。

ベルゲン港入口

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ベルゲン港入口

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ベルゲン港の最奥部にオレンジ色のテントを張った魚市場が並んでいる。ブリッゲン地区はその北側にある。

ベルゲン港最奥部

 

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ベルゲン港最奥部

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 山頂駅の広場に小さな遊園地があり、そのそばに天狗鼻とシッポを持つ巨大なトロル人形が置かれており、子供たちの人気を集めていた。精霊の一種だといわれるが、ちょっと奇妙な感じを受ける。

 しかし、「トロルの棲む丘」という意味のトロルハウゲンに終(つい)の棲家(すみか)を定めたグリーグは、精霊の一種であるトロルの伝説から豊かな曲想を練り上げていったのだろう。

天狗鼻とシッポのある巨大なトロル

天狗鼻とシッポのある巨大なトロル
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