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▼ 午後4時半から拝殿の西側にある祓所(はらいどころ)で、輿番清祓(こしばん・きよはらい)が行われた。早めに宮入した輿番は、その前に、拝殿の上り口で練りを行った。今夜の堂入り・鬼踊りができないため、押し合いへし合い、拳(こぶし)を振り上げて気勢を上げていた。 |
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▼ 輿番清祓(こしばんきよはらい)が行われた祓所(はらいどころ)は玉砂利が敷き詰められた聖域で、浄火が焚かれるなか輿番のお祓いや神職による祝詞奏上が行われた。垣根に囲われているため、後退できず、至近からパノラマ撮影でその情景を切り取ったが、広角レンズを使用したため、広いように見えるが、実際はもっと近接している。 |
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輿番清祓 |
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祓所 |
16:35 |
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▼ 清祓(きよはらい)を済ませたあと、輿番たちは、拝殿に安置されていた神輿を幣殿に遷(うつ)した。写真のように、以後、足袋草鞋の土足で出入りが許される。筆者も後刻輿番と同じ白丁の装束で幣殿に入り、鬼踊りの様子を激写させて頂いた。裸っぽたちと違うところは、白足袋を履いていることで、黒足袋の裸っぽたちは、幣殿に入ることが許されない。 |
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神輿を |
幣殿 |
に移動する輿番たち 16:45 |
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▼ 御旅所への神輿渡御の準備を済ませた輿番たちは、拝殿のスロープで記念撮影をしたあと、御神酒で乾杯した。これが出陣式ということで、いよいよ本番を待つばかりとなった。 |
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▼ 氏子たちが褌(ふんどし)・腰蓑(こしみの)に着替えるのは自宅という町内が多いが、ここ西区梯団の元喬車(げんきょうしゃ)(加茂川通)では、加茂川会館で行われるというので、東中区梯団長の片山千代三さん(御瀧車)に案内して頂き、その様子を撮影させてもらった。 |
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1 一端を口にくわえて前から股を通す |
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2 左から時計回りに |
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3 後ろでヒッチをかけ |
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4 しっかり留める |
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5 |
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前垂れを |
捩 |
りながら股を通して |
横褌 |
に巻き込み |
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6 腹巻きを巻く |
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▲▼ 加茂川会館では、子供連の午後6時の出発に備え、午後5時過ぎから子供や大人たちが集まり、「裸っぽ」の準備が始まった。元喬車では、脱衣したあと、褌の一端を口にくわえ、前から後ろに股を通して締めて行く方法をとっていた。これだと前を隠すことができ、羞恥心が和らぐ。祭用品店では一反8.5m(子供用)と10m(大人用)の晒木綿を800円前後で販売しており、腹巻と褌を分離せずに、布を一体として巻き締めるのがポイント。 |
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裸っぽの完成(前)
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裸っぽの完成(後)
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▼ 稲藁(いなわら)で作られた腰蓑(こしみの)は、両端の紐を腹巻の上で一周させ、腰蓑の前下がりの内側で蝶々結びにして、外から腰紐の結び目が見えないようにする。ここでは、裸になって褌を締めるのが恥ずかしいと思うような子は一人もおらず、子供たちの天真爛漫な笑顔と明るい歓声が印象的だった。 |
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腰蓑をつける |
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前下がりの内側で結ぶ |
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▼ 東中区の御瀧車(おんたきぐるま)の宿町(しゅくまち)に戻ると、既に子供たちが会所前に集合していたので、記念写真を撮った。 |
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午後6時に煙火(はなび)が打ち上げられ、交通規制が始まると、子供連は、歩行者天国になった旧東海道の見付宿町通り(みつけしゅくまちどおり)をパレードしながら見付天神に向かった。 |
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裸腰蓑姿の子供連/御瀧車(宿町)会所前 17:45 |
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▼ 子供連を先導するのは山車(だし)と呼ばれる万燈(まんとう)で、その後に警固長に引率された子供たちが続く。 |
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山車 |
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万燈 |
)を先頭に子供連のパレード 18:05 |
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▼ 東中区の場合、11の祭組を6組と5組の2グループに分けており、6町グループの先頭がおや町の御瀧車(おんたきぐるま)で、以下、清水(しみず)・龍宮社(りゅうぐうしゃ)・大乃浦(おおのうら)が続き、途中で川龍社(せんりゅうしゃ)・龍王社(りゅうおうしゃ)が合流した。 |
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旧東海道を進む御瀧車・清水・龍宮社・大乃浦・ |
川龍社 |
・龍王社の東中区六町子供連 |
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はだかっぽ よるかいどうの あきまつり |
Half-naked men, an autumn ritual of the trunk road at night. |
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東中区五町連合の子供連は、地脇(じわき)・元宮社(げんぐうしゃ)・美登里(みどり)・緑ヶ丘(みどりがおか)・北見(きたみ)の祭組で編成。元気溌剌(はつらつ)とした子供たちの姿は実に頼もしい。 |
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地脇 |
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元宮社 |
・美登里・緑ヶ丘・北見の東中区五町子供連 18:09 |
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▲▼ 子供連も先頭は前〆(まえじめ)といって、大人同様、スクラムを組み、列が乱れないようにガードしながら進む。しかし、どの連にもいえることだが、大きな身体の大人たちが直前を歩いているので、子供たちがよく見えない。大人たちを割って入って撮したが、パレードが始まれば、観客が子供たちをよく見れるように、警固長たちはもっと前を進んで、子供たちとの間隔を開ける配慮が必要である。 |
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御瀧車の山車を先頭に大鳥居を通過する東中区六町子供連 18:14
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(殿)龍王社・川龍社・大乃浦・龍宮社・清水・御瀧車(先頭)
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▼ 見付天神に着くと、既に東区の子供連が拝殿前のスロープに上がり、裸練りを披露していた。〆切の半纏を羽織った子供会は、富士見町の元門車(げんもんしゃ)である。拝殿全体の雰囲気を上手く切り取ることができた。 |
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見付天神拝殿前で揉み合う |
元門車 |
(東区)の子供連 18:17 |
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