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▼ 青梅市の根岸福太郎さんは、毎年、友人たちといっしょに祭に参加している。
私が青梅市在住だと浅香会長に話したところ、青梅からは毎年やってくる熱心な参加者がいるということで、神事の後、会長に紹介してもらったのが根岸福太郎さん
(74歳)たちだった。 |
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毎年青梅市から参加する根岸福太郎さんたち / 神札授與所 2011.7.24 10:34
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青梅の根岸福太郎さん(74歳) |
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▲▼ 神札授與所で祭の受付が行われており、写真集などが閲覧できるようになっている。参加者は御神酒料(御灯明料)2000〜3000円を納めると、御札と新品の祭装束(鉢巻・褌・草鞋)がもらえ、午前11時から直会(昼食会)に列席して酒食の供応を受ける。 |
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受付(登録・初穂料納入)のあと交付される御札と祭装束 / 神札授與所
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鉢巻 |
封筒の中の御札 |
御札の封筒 |
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▲▼ 御札は、家内安全・交通安全・商売繁盛の三種があり、希望を伝えて住所氏名を申告すると、直会で、希望の御札が住所氏名入りで交付される。祭装束は、直会のあと、更衣の段階で供与されるが、褌がない、草鞋がないなどとかなり混乱したので、受付時に交付した方が良いだろう。 |
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白晒木綿の六尺褌(250x34cm) |
草鞋(ワラジ) |
↓下:鉢巻 |
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猪鼻甘酒こぼし保存会・浅香文男会長のご家族 / 熊野神社
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▼ 猪鼻区公会堂の準備が早めに整ったので、午前10時50分から小林淳一・氏子総代代理の司会で氏子・役員・来賓・参加者たちが列席して直会(出陣前の昼食会)が始まった。 |
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小林淳一・氏子総代代理の司会で |
直会 |
の開始 / 猪鼻区公会堂 10:50 |
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直会 |
(昼食会)で挨拶する黒澤勝孝 |
猪鼻区長 |
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▲▼ 直会の冒頭、黒澤勝孝猪鼻区長の挨拶があり、来賓や参加者への謝辞の後、事故防止などの注意事項の伝達と、祭装束は褌でお願いしたいとの発言があった。 |
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井上哲雄・熊野神社宮司 |
浅香文男・保存会会長 |
黒澤勝孝・猪鼻区長 |
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▲▼ 黒澤区長の挨拶を皮切りに井上宮司や来賓などの挨拶が行われた後、グラスに御神酒が注がれ、乾杯のあと懇親会に移った。 |
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なつまつり ぐらすのおみき いっきのみ |
The summer
festival, drinking a grass of sacred sake in one gulp. |
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▼ 懇親会では自己紹介が行われたが、最初に筆者にマイクで挨拶する機会を与えて頂いたので、自己紹介と密着取材の協力をお願いし、プリント出来るスライドショーCDをつくって保存会に提供すること、希望者には同等品をお送りすることなどを伝えた。 |
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また、老婆心ながら、保存会に見せて頂いた過去の写真には、ハンダコや海水パンツが混じっていたが、埼玉県無形民俗文化財である「甘酒こぼし」の品位を汚さないよう、全員、褌を締めて参加するよう重ねてお願いした。 |
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▲▼ 懇親会では、ビールや日本酒、豪華な仕出し弁当のほか、次々と果物や鏡餅などの神饌(しんせん)のお下がりが提供され、食べきれないほどだった。 |
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▲▼ 直会は1時間半ほどにおよび、地元氏子たちと外来の参加者たちとの交流が十分に行われた。私も神職や来賓者たちとゆっくりと歓談する機会を得て、裸祭談義に熱が入った。 |
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1時間半ほどの懇親会はあっという間に終わり、1人が褌を締め始めると、次々に追従し、更衣が始まった。私はその前に、廊下でTシャツ・海水パンツに着替え、カメラとタオルを持って、臨戦態勢を整えていた。 |
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▲▼
更衣の時に祭装束が配られたので、「ふんどしがない!」「わらじがない〜!」などと混乱した。また、区長からの要請にもかかわらず、地元氏子を含む5〜6人がハンダコ姿で出ようとしていたので、老婆心ながら筆者が褌をするよう指導(実力行使?)したので、今年は、全員、六尺褌に統一することができた。 |
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褌を締めたことがない人が何人もいたので、知人の参加者に頼んで世話役になって頂いた。一人だけどうしても褌を締めるのはいやだという人がおり、褌なら参加しないといわれたので、指導をあきらめた。その人は、約束通り見学していた。 |
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▲▼ 公会堂の外には、アマチュア・カメラマンたちが大勢来ており、場所取りなどをして待機していた。裸たちが褌一丁で廊下に現れ、草鞋を履き始めると、カメラの放列ができた。 |
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▼ 久喜邦康・秩父市長が祭のお祝いに駆けつけ、裸たちを前にして挨拶した。「甘酒こぼし」は、かつては荒川村の祭だったが、現在は秩父市の誇る無形民俗文化財であり、今後の発展を期し、地域の活性化を目指したいと決意を表明。このあと、浅香会長の横で祭を見学した。
ようこそ市長室へ/秩父市公式サイト |
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甘酒掻きこみ所から醸造用の樽が搬出され、祭用の大樽に甘酒を移し替える作業が裸たちの手で行われた。 |
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拍子木 |
・加藤四郎さんの合図で樽を担ぎ上げる |
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▲▼
祭用の大樽は、拍子木・加藤四郎さんの合図で裸たちに抱えられ、四隅の笹竹に注連縄が張り巡らされた式場に運ばれ、その中央に据え付けられた。 |
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「甘酒こぼし」開始5分前には全ての準備が完了するという手際良さ。裸たちは、樽の南側で開始を待った。 |
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