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 特集!旅紀行

2010年6月8日改訂

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2006年4月8日制作

華やかなベリーダンス

                         華やかなベリーダンス(イスタンブール/トルコ)

ボスポラス海峡

トルコ国旗

魅惑のイスタンブール

ガラタ塔

グランド・バザール
 イスタンブールは、大規模なバザールがあちこちにあり、観光の一つの魅力となっている。旧市街のど真ん中にあるグランド・バザール Grand Bazaar は、15世紀半ばにメフメット II 世が開いた伝統ある市場である。

グランド・バザール

 トルコ語で カパル・チャルシュ(屋根付き市場) Kapali Carsi と呼ばれ、30,000m2もある市場全体が屋根で覆われているこの商店街には、4000店以上もの店が集まっている。増築を重ねているため、中はまるで迷路のようになっている。

賑わいを見せるエジプシャン・バザール

賑わいを見せるエジプシャン・バザール

拡大写真(1400x1050)270KB

スパイスや水タバコ、土産物が並ぶ

スパイスや水タバコ、土産物が並ぶ

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 庶民が手軽に買える衣料品を揃えた通りなど、ウィンドウ・ショピングを楽しむのも良い。土産にはトルコ絨毯がお勧め。ペルシャ絨毯よりも更に手の込んだもので、ピンからキリまであり、良品を安く買う値引き交渉も楽しい。

裏通りの商店街

裏通りの商店街

アヴェマリア(グノー)
AVE MARIA  by Gounod

♪アヴェマリア  Reinmusik

 
 BGMに流れるピアノ・ソロ曲は、フランスの生んだ作曲家シャルル・フランソワ・グノー Charles Francios Gounod (1818 〜 1893)が作曲した「アヴェマリア」。小曲であるが、心打たれる名曲である。  
新市街のガラタ塔
 
 ガラタ橋を渡って新市街に入ると、正面にガラタ塔(ガラタ・クレス) Galata Kulesi が見える。5〜6世紀に灯台が建てられたのが始まりで、その後、この地に居留していたジェノバ人が地中海貿易のライバルであったベネチアや宗教の異なるビサンチンの攻撃に備えるため、1348年に監視塔として再建したものといわれる。

灯が点ったガラタ塔

灯が点ったガラタ塔

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イスタンブール随一の夜景
 
 ガラタ塔は12階建て、高さ61mの塔であるが、その最上階に高さ53mの展望テラスがあり、360度のパノラマが楽しめる。ここから見る夜景がイスタンブール随一といわれ、必見のスポットである。写真はガラタ橋の奥に架かるアタチュルク橋 Atatürk Köprüsü 方面で、金角湾の向こうに夕暮れを迎える旧市街が見える。
 橋の向こうは、メフメット II 世が眠るスルタン・メフメット・ファティフ・ジャーミー Sultan Mehmet Fâtih Camii 。  

夕暮れの市街

夕暮れの市街

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ベリー・ダンスのディナーショー
 
 新市街のシンボルであるガラタ塔には、上部にレストランとナイトクラブがあるが、お勧めはレストランのディナーショー。トルコのスルタンやハレムの美女たちと夕べのひとときを分かち合う趣向で、ベリー・ダンスを中心とした民俗舞踊が異国情緒満点で、とても楽しい。

ガラタ塔のディナーショー

ガラタ塔のディナーショー

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 夜のレストランは外国人観光客が占領し、ダンサーにビデオやカメラを向けるのは、我々日本人と変わらない。

ショーを楽しむ外国人観光客

ショーを楽しむ外国人観光客

ベリー・ダンス
 
 エジプトで生まれたベリー・ダンスは、エジプトやトルコなど中近東のアラブ諸国に古くから伝わる民族舞踊で、かつてはハレムの女性達がスルタンのために踊ったという。現在でも大変盛んで、結婚式などでよく踊られている。

セクシーなベリー・ダンス

セクシーなベリー・ダンス

 ベリー・ダンスはオリエンタル・ダンスともいい、腰をすばやく振る動きに特徴がある。腹 belly や腰を振ったりひねったりする踊りは、エジプトのような砂漠地帯に住む民族に特に顕著であるという。
 飛び上がったり足踏みできるほど堅固な地面でない砂地では、足や手の動きが制限されるので、足もとを定めて胴体の動きに重点を置く踊りとなりがちで、砂漠の民であるベドウィンなどの女性の舞踊の中によく見られる。  

艶やかな衣装

艶やかな衣装

 しかし、魅惑的な女性が最小限の衣装や薄い衣を身につけて踊るベリー・ダンスは、実際は都会で発展した踊りだという。伝統的な楽器のアンサンブルによる伴奏とともに、イスタンブールやカイロといった大都会の夜の娯楽の華として、観光の一つのプログラムになっている。魅惑のイスタンブールにふさわしいナイトショーだった。

華やかなベリー・ダンス

華やかなベリー・ダンス

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ルメリ要塞の作者

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撮影 ・ 原作 : 
 

武居裕史たけすえ ひろし

 
職業:大成建設(株)勤務  住居:東京都江東区

趣味:散策             信条:自然体    

 イスタンブールの気候は東京とほぼ同じで、過しやすいところです。また、明治以来の親日的な国民性であり、余り背の高い人は見かけませんが、男性は頑強、女性はかわいい顔にナイスボディで魅力的です。
 仕事の合間のスナップ写真を高名なWa☆Daフォトギャラリーに掲載されることは、気恥ずかしくもあり、また、光栄です。

イスタンブール地下鉄工事の概要
 平成16年8月、イスタンブールの地下鉄工事をトルコ政府から大成建設JVが受注しました。地下鉄は、ヨーロッパサイドのカズリチェシュメ駅から旧市街にあるオリエント急行始発のシルケジ駅とボスポラス海峡の海底トンネルを通ってアジアサイドのウスクダル駅を経てハイダルパシャ駅近傍までを結ぶもので、日本政府の円借款による大規模プロジェクトです。
 開通の暁には、ヨーロッパサイドとアジアサイドの鉄道が海底トンネルを通じて結ばれ、近い将来、オリエント急行がトルコを経由して更に東方のアジア諸国に乗り入れることができるようになるでしょう。
 海底トンネルの建設に当たっては、助走部が短いことから、モグラのように地中を直接掘り進むシールド工法が取れず、海上から浚渫船(しゅんせつせん)で海底を掘削(くっさく)し、函体(かんたい)を埋設してトンネルを造る沈埋(ちんまい)工法となります。
 ボスポラス海峡は、最深部が約60mもあって非常に深いうえに流速が不規則で2〜6k't(ノット)( 1〜3m/sec)と速く、沈埋工法には高度の技術が要求されます。幸いにも、国際競争入札の結果、弊社の技術力が最も高い評価を受け、受注することができました。

ボスポラス海峡の作業現場を視察される小泉首相

総理を歓迎する現地スタッフ

ボスポラス海峡の作業現場を視察される小泉首相
 平成18年(2006)1月12日、トルコ訪問中の小泉総理が船上からボスポラス海峡の地下鉄トンネル掘削工事を視察され、弊社の現地スタッフが歓迎の横断幕を用意して出迎えました。
 総理から「厳しい環境の中で作業をしている関係者の努力をたたえたい。」と激励のお言葉を掛けていただき、士気が大いに鼓舞されました。
総理を歓迎する現地スタッフ

■工事契約の概要

     施  主:トルコ共和国 運輸通信省・鉄道・港湾・空港建設総局(DLH)
     施  工:大成建設JV
     契約金額: 約 1,023 億円
     契約工期:56ヶ月
     資金調達:日本国際協力銀行(JBIC)

■契約内容

●延長約13.6kmの軌道および付帯構造物の設計及び施工
 ・沈埋トンネル :1,387m
 ・シールドトンネル :総延長18,720m(9,360m×2(複線))
 ・山岳トンネル :シルケジ駅(プラットホーム部(250m)、中央通路部等)、渡り線、避難連絡通路
 ・開削駅舎 :イェニカプ駅(760m)、ウスクダル駅(310m)、シルケジ駅出入口
 ・地上駅舎 :カズリチェシュメ駅(225m)
 ・その他の構造物 :開削トンネル、橋梁、換気建屋
●駅舎建屋、設備・電気工事の設計施工
●既存トルコ国鉄(TCDD)の移設

工事概要図(赤線部)

地下鉄工事の概要(赤線部)

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海底トンネル掘削工事現場(撮影場所:トプカプ宮殿)

画面のどこかをマウスでポイントすると地名が現れます。

海底トンネル掘削工事現場

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 2006年4月8日 〈 完 〉

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