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 特集!旅紀行

2010年6月8日改訂

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2006年4月8日制作

 アナドル・カヴァウの巨大な要塞

                         アナドル・カヴァウの巨大な要塞(ボスポラス海峡/トルコ)

ボスポラス海峡

トルコ国旗

魅惑のイスタンブール

アナドル遺跡

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アナドル・カヴァウ
 金角湾に架かるガラタ橋の旧市街側にあるエミノニュ桟橋からボスポラス海峡クルーズ船が出ている。1時間半の船旅ののち、黒海入口のアジアサイドにあるアナドル・カヴァウ Anadolu Kavagι と呼ばれる終点の町に着く。

黒海入口の巨大な要塞

黒海入口の巨大な要塞

拡大写真(1400x850)226KB

 地中海を思わせるオレンジ色の屋根を持つ白亜の豪邸が建ち並び、富豪のリゾート地の美しい景観が広がる。

アナドル・カヴァウの要塞

アナドル・カヴァウの要塞

拡大写真(1600x950)185KB

 港にはフェリーボートのほか、トロール漁船なども着岸している。豊かな海産物が水揚げされているようで、船着場周辺にはシーフード・レストランなどが軒を連ね、大いに賑わっている。

アナドル・カヴァウの港

アナドル・カヴァウの遺跡
 アナドル・カヴァウの商店街を抜けると民家があり、その奥に丘へ向かう道がある。坂道を20〜30分登ると、廃墟となった巨大な要塞がある。歩くのがきつければタクシーを利用しても良い。

ボスポラス海峡を見下ろす砦

ボスポラス海峡を見下ろす砦

拡大写真(1200x1070)255KB

 要塞の遺跡は、公園のようになっており、海峡の北に広がる黒海が見渡せる風光明媚なスポットである。まわりの野原では牛や羊が放牧され、ピクニックに来ているトルコ人も多く見られた。

紋章が残された廃墟

紋章が残された廃墟

拡大写真(1400x1050)368KB

 遺跡には、十字架の紋章が残されており、ビザンチン帝国が建設した要塞であることがわかる。入口が閉鎖されているところをみると、のちにオスマントルコが使用したものであろう。写真上の右下のように、心ない落書きが見られるのは残念である。

要塞の内部

要塞の内部

拡大写真(1050x1400)292KB

アナドル・カヴァウの巨大な要塞

アナドル・カヴァウの巨大な要塞

拡大写真(2048x1165)280KB

 遙々日本からボスポラス海峡の北端までやってきたのは、黒海を見るためである。両岸からせり出した半島のような台地の向こうから黒海が始まり、その奥にロシア大陸が横たわる。

砦より黒海を臨む

砦より黒海を臨む

拡大写真(1600x1000)283KB

 眼下に黒海を臨む巨大な廃墟に立ち、ビザンチン帝国とオスマン帝国との東西の熱い攻防に思いを馳せながら、しばし佇む感動を分かち合うことができた。

黒海をバックに記念撮影

黒海をバックに記念撮影

*** トルコの羊 ***
安全祈願祭 イスラム教と共にあるトルコでは、羊は重要な儀式に使われる。2006年2月2日、イスタンブールの南、マルマラ海に面する町の一角にボスポラス海峡の海底トンネル掘削工事の作業所が開設され、安全祈願祭が行われた。
 式典の始まる前に、作業所の敷地で、生贄(いけにえ)となる羊の解体処理が専門業者の手で行われた。羊の血は、作業所で使われる工作機械などに塗布されて神に捧げられ、式典のあと、羊肉料理が関係者に振る舞われた。日本の起工式などで神主のお祓いを受けるのと全く同じ神聖な儀式である。

食肉用の羊小屋

食肉用の羊小屋

                                   

撮影:高久雅喜

生贄祭 イスラム暦12月10日から始まるクルバンバイラムと呼ばれる生贄祭(いけにえさい)では、その初日に、世界各地のイスラム教徒たちが家畜をアッラーの神に捧げる。この行事をつうじて人々は神から授けられた家畜に感謝し、貧者にも振る舞われる。
 イスタンブールに住む日本人によると、トルコの住宅地では、庭木に羊を吊り下げたりして解体する。あちこちの庭から羊の鳴き声が聞こえてくるのは異様だが、男が解体し、女が手伝い、子供たちがそのまわりを駆け回る光景が見られる。日本の町内会の餅つき大会のような雰囲気だという。
 トルコではお墓でのセレモニーにも羊の血が使われるので、墓のそばで解体作業を目にすることがあるという。

羊の解体屋さん

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羊の解体屋さん

                                   

撮影:高久雅喜

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