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 旅紀行日本の裸祭り

2011829日改訂

 

 

 

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♪法螺貝〜祝詞〜山伏/邦楽囃子

夏深山託す護摩火や神のごと   北舟

 

Deep summer mountains, holy fire of hope standing like a god.

2011年8月25日制作

住所・氏名・願文を一人ずつ読み上げる

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住所・氏名・願文を一人ずつ読み上げる/湯殿山参籠所御神前(山形県鶴岡市)

神紋   出羽三山神社   神紋

 湯殿山滝行

護摩火

▲▼ 湯殿山参籠所の御神前で護摩祈祷の申込が行われた。自分で神木に願意・住所・祈願主をしたためておくと、神職の方で紙に書き写し、護摩祈祷のときに、祭主が読み上げながら神木(護摩木)を炊き上げてくれる。  
護摩木ごまぎ  に願文を書く / 湯殿山参籠所・御神前の間

護摩木に願文を書く / 湯殿山参籠所・御神前の間

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今回の錬成修行道場の責任者は、吉住登志喜・禰宜(ねぎ)で、護摩祈祷の祭主である。筆者の電話とファックスによる密着取材の事前申込を快く受け入れて下さった方である行人たちが湯殿山参籠所に帰ってきたのとほぼ同時に羽黒山の社務所から吉住さんの車が到着したので、早速挨拶し、改めて護摩祈祷の取材をご了解いただいた。  
護摩木ごまぎ  に点火する祭主・吉住登志喜禰宜 / 湯殿山参籠所 御神前の間 2010.8.7 18:14

護摩木に点火する祭主・吉住登喜禰宜 / 湯殿山参籠所御神前の間 2010.8.7 18:14

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▲▼ 御神前の間には、錬成道場の行人たちのほか二組の団体が着座し、午後6時20分ころ天井の照明が落とされて護摩祈祷が始まり、吉住祭主が護摩木に点火した。  
護摩祈祷ごまきとう  18:24
 

祭主:吉住登志喜禰宜

佐藤敬幸権禰宜

護摩祈祷 18:24

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▲▼ 護摩祈祷中、行人たちは全員平伏するのが習わしである。人数が多いので祈祷が終わるまでにはかなりの時間を要し、ちょっと辛いようにも見えるが、これも修行であろう。  
護摩祈祷中平身低頭する行人たち

護摩祈祷中平身低頭する行人たち

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御神前にて願文を奏上する祭主

御神前にて願文を奏上する祭主

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▲▼ 中央の護摩壇では、次々に護摩木が炊きあげられ護摩火が煌々と燃え上がるなか祭主は一人づつ住所氏名・願意を読み上げ、祈願をしてゆく。護摩木が燃やされて行くにつれ、火勢が増し、筆者には燃え上がる炎が神の化身のように見えた。  
燃え上がる

護摩火ごまび

燃え上がる護摩火

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   夏深山託す護摩火や神のごと  北舟 

なつみやま たくすごまびや かみのごと

Deep summer mountains, holy fire of hope standing like a god.

住所・氏名・願文を一人ずつ読み上げる

住所・氏名・願文を一人ずつ読み上げる

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御神前左の

御祖神みよやのかみ

(大日如来)

御神前左の御祖神(大日如来)

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▲▼ 護摩祈祷が終わると、祭主はじめ神職たちは、祭壇左に祀る御祖神(みよやのかみ)に向かい、物故者たちの冥福を祈った。神職たちが仏像の姿をした御祖神に祈りを捧げるのは、神仏習合の修験道の流れを汲むものである。  

御祖神みよやのかみ

に物故者の冥福を祈る 18:31

御祖神に物故者の冥福を祈る 18:31

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最後に各団体代表者による玉串奉奠(たまぐしほうてん)に移り錬成道場からは大橋幸治さん(福島県伊達市
44歳)が祭主の座に正座し、神前に玉串を捧げた。
 
錬成道場を代表して大橋幸治さん(44歳)の 玉串奉奠たまぐしほうてん   18:33

錬成道場を代表して大橋幸治さん(44歳)の玉串奉奠 18:33

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祭主の挨拶 18:48

祭主の挨拶 18:48

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▲▼ 最後に祭主・吉住登志喜禰宜の挨拶で約35分間の護摩祈祷が終わり、太鼓の音とともに照明が点った。

 
挨拶する祭主・吉住登志喜禰宜

挨拶する祭主・吉住登志喜禰宜

太鼓が打ち鳴らされ、照明が点灯 18:51

太鼓が打ち鳴らされ、照明が点灯 18:51

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一息つく行人たち

一息つく行人たち

▲▼ この日の予定は、スケジュールどおりに終わり、太田道彦のお達しのあと、夕食・直会・入浴が行われ午後10時に消灯・就寝となった。

 

明日の予定を説明する太田慶春道彦 18:52

明日の予定を説明する太田慶春道彦 18:52

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湯殿山の夕焼け 19:10

湯殿山の夕焼け 19:10

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▲▼ この日の取材を終え、休憩所2階の自室に戻るべく外に出ると、湯殿山の真っ赤な夕焼けに遭遇し、大自然の壮大な営みに心を打たれた。ビルの乱立する大都会では味わえない美しい光景だった。  

大鳥居の夕焼け 19:11

大鳥居の夕焼け 19:11

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