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Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の裸祭り

2012228日改訂

 

 

 

今 日

昨 日

♪春の海(正調)

大寒の海の禊や褌の白  北舟

 

White are the loincloths, purification at sea in the coldest season.

2011年2月2日制作

渚に入る褌衆

拡大写真(2000X1400)340KB

渚に入る褌衆/九十九里浜一宮海岸(千葉県長生郡一宮町 )
神紋:十五弁菊花   上総国一ノ宮   神紋:尾長右三つ巴

玉前神社大寒禊’11

越中褌

撮影・制作 和田義男

  越中褌 二段波 参集殿 和田義男

はじめに

 
 平成23年(2011)1月23日(日)千葉県長生郡一宮町(ちばけん・ちょうせいぐん・いちのみやまち)に鎮座する上総国一ノ宮(かずさのくに・いちのみや)「玉前神社(たまさきじんじゃ)」の第2回大寒禊(だいかんみそぎ)(3回目の浜垢離)が九十九里浜(くじゅうくりはま)一宮(いちのみや )海岸で行われたので、密着取材した。 玉前神社公式ホームページ
 玉前神社大寒禊の作品は、今年で2作目となるため、解説は必要最小限に留めた。初めてご覧になる方は、第1回大寒禊 を参照いただきたい。  

 

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

玉前神社たまさきじんじゃ

と禊場の地図

資料

玉前たまさき 神社作成の

大寒禊だいかんみそぎ

のパンフレット
玉前神社作成の大寒禊のパンフレット/表 玉前神社作成の大寒禊のパンフレット/裏

拡大写真(1100x1600)325KB

拡大写真(1100x1600)292KB

パンフレットに採用された第1回夏越の禊の記念写真/九十九里浜釣ヶ崎海岸 2010.6.27

パンフレットに採用された第1回夏越の禊の記念写真/九十九里浜釣ヶ崎海岸 2010.6.27

パノラマ写真(2500X1000)495KB

▲▼ 大寒禊の会場となった一宮海岸の九十九里浜(くじゅうくりはま)千葉県房総半島東岸にある刑部岬(ぎょうぶみさき)(旭市)から太東埼(たいとうさき)(一宮町)までの全長約66kmの太平洋に面する海岸で、「日本の白砂青松100選」と「日本の渚百選」に選ばれた雄大かつ風光明媚な海岸である。
禊場の九十九里浜

一宮海岸いちのみやかいがん

の朝 2011.1.23 10:15

禊場の九十九里浜一宮海岸の朝  2011.1.23 10:15

パノラマ写真(2750x1200)298KB
▼ 開催に先立ち、Wa☆Daフォトギャラリーに 第2回玉前神社大寒禊のご案内 を掲示して和田グループ第二期生を募集したところ、石川茨城埼玉千葉東京神奈川、静岡、愛知から参集した18人(初心者13人)が禊に参加した。
1000円を払って申し込む和田グループのメンバーたち 10:01

1000円を払って申し込む和田グループのメンバーたち 10:01

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▼ 現地で点呼を取り、参加者全員に和田グループ第二期生名簿と「玉前神社浜垢離 」と題するCDを進呈した。このCDは、去年の第一回大寒禊と第一回夏越の禊の写真を収録したもので、CDをパソコン・ドライブに挿入すると、自動的にDSS.EXEが起動し、BGMと共に150枚の画像が5秒毎に表示される。上映時間は13分。
 CDにはスライドショー用のファイルと共に高精細画像が入っているので、サービスサイズからA4サイズまでプリントできる。毎 回、新しい写真を追加して、参加者に進呈してゆくことにしている。 玉前神社にも奉納させていただいた。

和田グループ参加者全員に名簿と共に進呈したCD

和田グループ参加者全員に名簿と共に進呈したCD

  ▼ 筆者を加えると昨年の和田グループは4人だったが今年は19人の大勢力となった。また1月9日(日)に開催された第56回鐵砲洲寒中水浴大会に引き続き参加した人は約15人にのぼり、今後正月第2日曜日の鐵砲洲寒中水浴大会と第4日曜日の玉前神社大寒禊と連続して禊を行うルートが定着することとなろう。  

栗原崇次くりはらたかつぐ

宮司の挨拶 10:17
 

栗原宮司

栗原崇次宮司の挨拶 10:17

パノラマ写真(2600X1200)398KB

   また、和田グループには参加しなかったが、Wa☆Daフォトギャラリーの募集広告を見て直接神社に申し込んで北海道などから参加した人もおり、今年の禊行者は、過去最高の27人だった。  
道彦みちひこ

富越脩権禰宜とみこしおさむごんねぎ

による事前説明と予行演習  10:29

道彦の富越脩権禰宜による事前説明と予行演習  10:29

拡大写真(2000X1330)425KB

禊行者の更衣用に設けられたテントは、格段に大型になっており、身支度を調えるのに十分なスペースがあった。越中褌の締め方の指導はなかったので、和田グループの新尺俊勝世話役と長谷川昇司世話役が初心者の指導に当たった。
支給された

越中褌えっちゅうふんどし

を広いテントの中で締める 10:34

支給された越中褌を広いテントの中で締める 10:34

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▲▼ 受付で供与された神社手作りの越中褌は横褌(よこみつ)が昨年の布テープに代えて細索(さいさく)となっていた。長さも約115cmと短くなっていたため、ウエストサイズが大きな人は結び辛くまた禊の後、蝶結びにした紐がきつく締まってほどけなくなった人もいたので長さ145cm、幅2cmほどの袋縫いにしたものが望ましい。逆に立褌(たてみつ)の丈(たけ)が145cmもあって前垂れが長すぎるので、105〜110cmで十分である。
玉前神社の

鉢巻はちまき

を締める 10:36

玉前神社の鉢巻を締める 10:36

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▼ 大寒禊の指揮者である道彦(みちひこ)は、昨年の宮嵜慎(みやざき・ひろし)禰宜(ねぎ)(君津市人見神社)に代わって玉前神社の富越脩(とみこし・おさむ)権禰宜(ごんねぎ)がつとめた。
準備運動の

鳥船とりふね

開始 10:40

準備運動の鳥船開始 10:40

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浜の褌ランニング 10:41

浜の褌ランニング 10:41

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朝の九十九里浜を走る!

朝の九十九里浜を走る!

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爽快!太陽に向かって浜辺を駈ける

爽快!太陽に向かって浜辺を駈ける

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波の寄せては返す雄大な九十九里浜一宮海岸

波の寄せては返す雄大な九十九里浜一宮海岸

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大勢のカメラマンに囲まれながら海に礼拝! 10:44

大勢のカメラマンに囲まれながら海に礼拝! 10:44

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輪になって

振魂ふりたま

を行う 10:46

輪になって振魂を行う 10:46

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櫓漕ろこ

ぎ運動を始める 10:47

櫓漕ぎ運動を始める 10:47

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▲▼ 文久2年(1862)大分県宇佐郡に生まれた川面凡児(かわつら・ぼんじ)という先人が廃(すた)れていた奈良時代の禊行法(みそぎぎょうほう)を復興し、現在、川面流(かわつらりゅう)として、東京都中央区・鉄砲洲稲荷神社の寒中水浴大会や茨城県鹿嶋市・鹿島神宮の大寒禊、東京都青梅市(おうめし)御岳山(みたけさん)山頂(929m)・武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)の滝行(たきぎょう)など、全国各地で実践されている。
和歌を唱えながら

を漕ぐ 10:49

和歌を唱えながら櫓を漕ぐ 10:49

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  ▲▼ 禊行法については 寒中水浴の栞 に詳しく解説しているので、ここでの解説は省略する。なお、玉前神社の大寒禊は、鹿島神宮と同じやり方で、鳥船のあと、禊を行いながら大祓詞(おおはらえことば)を唱える方式を採用している。全国的に見ると、このような例は少なく、振魂(ふりたま)を行つつ「祓戸大神(はらえどのおおかみ)、祓戸大神
・・・」と何度も唱えながら禊を行うのが通例である。
 
気合いの入る道彦 10:55

気合いの入る道彦 10:55

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櫓漕ぎ運動を真似するサーフライダーたち 10:50

櫓漕ぎ運動を真似するサーフライダーたち 10:50

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海の気を胸一杯に吸い込む

気吹いぶき

 10:57

海の気を胸一杯に吸い込む気吹 10:57

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青竹の 御幣ごへい 持つ足立望

出仕しっし

を先頭に海に向かう 10:59

青竹の御幣持つ足立望出仕を先頭に海に向かう 10:59

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なぎさ に入る

褌衆ふどししゅう

渚に入る褌衆

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  大寒の海の禊や褌の白 北舟 

だいかんの うみのみそぎや こんのしろ

White are the loincloths, purification at sea in the coldest season.

海に入る 11:00

海に入る 11:00

拡大写真(2000X1400)343KB

  越中褌 二段波 参集殿 和田義男
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