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 感動写真集

2008年9月5日改訂

今 日

昨 日

♪太鼓メドレー

夏の夜や褌締めて笊破り   北舟

拡大写真(1600X1100)237KB

Summer night,
a scramble for a bamboo colander wearing fundoshi sash.

2008年9月4日制作

ざるの奪い合い!

ざるの奪い合い!/一色八雲神社(三重県津市)

中部地方の祭・春夏編

ざるやぶり神事

 
ざるやぶり神事
 
 ざるやぶり神事は、三重県津市河芸町一色(つし・かわげちょう・いっしき)に鎮座する八雲神社(やくもじんじゃ)で毎年7月15日に行われる夏祭りで、約400年の伝統を受け継ぐ裸祭りである。紅と白の褌を締め分けた120人ほどの裸男たちが直径1mほどの笊(ざる)を奪い合う光景は勇壮で、町外からも多くの見物客が訪れる。

ざるやぶり神事の幟/一色八雲神社(三重県津市) 2008.7.15

ざるやぶり神事の幟/一色八雲神社(三重県津市) 2008.7.15

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還暦記念に奉納された絵幕/一寸法師

還暦記念に奉納された絵幕/一寸法師

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 大きな幟(のぼり)が立てられた八雲神社の門前通りに、一寸法師や日吉丸などの絵幕が張られていた。とても上手に描かれていたので撮影した。絵幕の端に奉納した人々の名前と趣旨が記載されている。

日吉丸と蜂須賀小六

日吉丸と蜂須賀小六

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晴れ着を着てやってきた女の子たち

晴れ着を着てやってきた女の子たち

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ざるやぶり神事(津市教育委員会の説明板)
 
 夏の奇祭「ざるやぶり神事」は、約400年の伝統を受け継ぐ一色八雲神社の裸祭り。7月15日の夜、ふんどし姿の男衆が肌と肌をぶつけ合い、豊漁と安全を祈願する。
 クライマックスには、神前の「大ざる」がねりの中に投げ込まれ、激しい奪い合いとなる。その由来は、三井高次ら一族が紀州地方を転戦の末破れ一色海岸にたどり着き、空腹のあまり民家のざるにあった「よまし麦」を食べたところを家人に見つかり、ざるの奪い合いになったという故事にちなむものである。ひきちぎられたざるの竹の端を噛むと歯痛に効くといわれる。

境内に集合した赤褌グループ

境内に集合した赤褌グループ

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白褌グループも入場

白褌グループも入場

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 午後8時ころ、花火の合図とともに、「ワッショイ、ワッショイ」と気勢を上げながらスクラムを組んで境内を駆け回る120人余の褌衆は、バケツの力水を浴びながら威勢良くぶつかり合い、揉み合った。

境内で揉み合う褌衆

境内で揉み合う褌衆

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盛り上がるはだかたち

盛り上がるはだかたち

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はだかの集団に降りかかる力水

はだかの集団に降りかかる力水

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ずぶ濡れになったはだか衆

ずぶ濡れになったはだか衆

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エスカレートする裸の練り合い

エスカレートする裸の練り合い

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水浸しになった社殿

水浸しになった社殿

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ずぶ濡れの揉み合い

ずぶ濡れの揉み合い

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 やがて、ずぶ濡れの裸の集団に大笊(おおざる)が投げ込まれると、男たちが我先に群がり、なだれを打つように奪い合う光景が見られ、祭りは最高潮に達した。ザルは間もなくバラバラになり、見物客たちも破片を拾い集め、大事そうに持ち帰った。

ざるの奪い合い!

ざるの奪い合い!

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  夏の夜や褌締めて笊破り  北舟 

なつのよや ふんどししめて ざるやぶり

Summer night, a scramble for a bamboo colander wearing fundoshi sash.

ざるを掴む男たち

ざるを掴む男たち

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市川 清

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 市川 清  いちかわ きよし 

 
三重県四日市市在住
昭和11年(1936)大阪生れ  
日本報道写真連盟会員
(鈴鹿支部)
日本光画会 会友
あすなろ写真同好会
桜ボランティア協会副会長






1955年    ミノルタオートコードを入手
1960年代  会社の写真部に所属
1980年代  東京神田在住の写真家・故松田二三男
        プロのMCクラブに所属
2003年〜2005年 四日市市在住の風景写真家・山
        下茂樹プロの教室に入門
2005年   デジタル一眼レフを入手

日本の祭り第109集/感動写真集第101集 「中部地方の祭・春夏編」

  平成20年(2008)9月4日 作品:第26作  画像:(大89+小18)  頁数:8  ファイル数:222  ファイル容量:47.4MB
  平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:297 頁数:1,063 ファイル数:36,051 ファイル容量:5,607MB

  修験者の護摩の煙や櫻花  北舟 

しゅげんじゃの ごまのけむりや さくらばな

Cherry blossoms, the smoke of exorcism by the Buddhist monks.

【編集子が選ぶ名作】

燃え上がる護摩火

燃え上がる護摩火

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艶やかな色彩と躍動感

★彡

 四日市市在住の市川清さんが「中部地方の冬祭り」の後も祭りの取材を継続され、このたび11の祭りを取りまとめた「中部地方の祭・春夏編」が完成した。
 編集を進めるうちに、いつしか市川さんの鮮やかな色彩と躍動感溢れる祭りの世界に引き込まれ、あっというまに大作が完成してしまった。私にはなしえない流し撮りやズームアップがふんだんに盛り込まれ、素晴らしいカメラワークに脱帽した。
和田義男

☆★彡

 市川さんは、足腰の調子が思わしくなく、リハビリ治療に通いながら撮影されたそうで、その熱意に敬服する。写真が好きでなければ、とてもここまで活動できないだろう。「好きこそものの上手なれ」というが、好きだからこそ熱中でき、素晴らしい境地まで到達できるのだろう。私も見習わなければならないと思った。

★☆★彡

 「中部地方の冬祭り」と「中部地方の祭・春夏編」は、internetにおける市川さんの写真展である。作品の鑑賞に集中してもらうため、説明は必要最小限に抑えた。8頁107枚の大作である。どうか、お時間のあるときにじっくりとお楽しみ頂きたい。〈 完 〉 2008.9.4  監修 和田義男
  忌竹を裸で奪ふ田植かな  北舟 

いみだけを はだかでうばう たうえかな

Rice planting, bare-chested men taking purification bamboo.

【編集子が選ぶ名作】

躍動!

躍動!

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