ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2008年9月4日改訂

今 日

昨 日

♪鎮守の森-海のアラベスク 水の宮・和風BGM

口取の掴む尻尾や獅子の舞   北舟

拡大写真(1600X1284)255KB

A lion dancing, the attendant holding the tail.

2008年9月4日制作

家々の前で舞う獅子

家々の前で舞う獅子/久留真神社(三重県鈴鹿市)

中部地方の祭・春夏編

獅子舞

撮影・原作 市川 清

 
中部地方の

獅子舞ししまい

 
 中部地方には、昔の村や字の鎮守社に邪気払いの獅子舞が多く、昔から今に伝えられている。その多くは秋の収穫を祝う祭りに奉納されるが、春の祭礼にも登場する。

伊那富神社神社の獅子舞(三重県鈴鹿市) 2008.3

伊那富神社神社の獅子舞

 獅子舞の起源は、エジプトのスフィンクスだとする説がある。エジプト文明は太陽神を崇拝し、多神教で偶像崇拝が盛んに行われた。なかでも身体がライオン(獅子)で女性の顔を持つスフィンクスは、翼を持って空を飛び、地上を闊歩する全能の神として最も崇拝されていたといわれる。

口取くちとり の男子

口取の男子

 古代のエジプト人は、ライオンは王を守護する霊獣であり、王の威厳を象徴するものと考えていた。ヨーロッパの王や貴族の紋章にライオンが使われているのも伝統でありまたインドで発祥した仏教では仏法の守護神とされ大日如来や文殊菩薩の乗物となっている。

4頭の獅子頭と舞手

4頭の獅子頭と舞手

拡大写真(2000X960)299KB
 日本語の獅子(シシ)ライオンは、中国の師子(シーツィ)からきているといわれているが、古代ペルシャ語やインドでは「シンハ」、琉球では「シーサー」と呼ばれる。ペルシャからシルクロードを経て中国に伝来した獅子は、宗教や文化に取り込まれ、やがて民俗芸能の獅子舞としてアジアに広がり、日本にも伝わると、地域の風俗や風習に融合され、さまざまな形態の獅子舞が生まれた。
伊勢鉄道沿いの畦道を行く一行

伊勢鉄道沿いの畦道を行く一行

拡大写真(2000X1400)525KB
 中部地方の獅子舞も基本的には同じ流れを汲むもので長い歴史の間にそれぞれの地域で創意工夫され、少しずつ変わってきており、風貌や舞い方、所作などに違いがみられ、興味が尽きない。

激しく舞う獅子

激しく舞う獅子

 

伊那富いなとみ

神社の獅子舞
 
 三重県鈴鹿市に鎮座する伊那富神社の獅子舞は、3月の数日にわたって近在の鎮守社や集会所などに巡業し、奉納されるもので、4頭の獅子が同時に舞う華麗で勇壮なものである。

三頭の獅子

三頭の獅子舞

 

久留真くるま

神社の獅子舞
 
 三重県鈴鹿市に鎮座する久留真神社では、数組の親獅子と子獅子がそれぞれ町を練り舞う光景がみられる。後舞いが女の子で、獅子の尻尾を持って舞ったり歩いたりするのが珍しい。

揃いの法被の子供たち/久留真神社(鈴鹿市) 2008.4.12

揃いの法被の子供たち

家々の前で舞う獅子

家々の前で舞う獅子

拡大写真(1600X1284)255KB
  口取の掴む尻尾や獅子の舞  北舟 

くちとりの つかむしっぽや ししのまい

A lion dancing, the attendant holding the tail.

ささらを使う男子

ささらを使う男子

 

六把野ろくはの

神社の獅子舞
 
 三重県員弁郡東員町に鎮座する六把野神社の獅子舞は、中部地方に多く見られる最も伝統的なスタイルで、神社の境内に筵(むしろ)が敷かれ、その上で舞を奉納する。神社で1回奉納するだけで、町内には繰り出さない。

獅子舞と口取の子/六把野神社(三重県東員町) 2008.3.9

獅子舞と口取の子

拡大写真(1400X1120)277KB
 

ささら

 
 口取の子が持つ簓(ささら)は、中部地方によく見られる日本の民俗楽器のひとつ。20cmほどの竹の先を細かく割って束ねたもので、田楽や田植囃子などで、簓子(ささらこ)とすり合せたり、2本の簓を打ち合せて調子を取ったりする。

獅子と花びら

獅子と花びら

Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2008 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク