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 感動写真集

2016年3月15日改訂

今 日

昨 日

♪みそぎ太鼓/弁財天の章

 

雪下駄やみそぎ行列一文字   北舟

 

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Snow geta clogs,
a procession for ablutions making a bee line together.

2010年2月10日制作

みそぎ行列を出迎えるかわいい町民たち

みそぎ行列を出迎えるかわいい町民たち/北海道・木古内町

 
佐女川神社神紋   佐女川神社   佐女川神社神紋

木古内寒中みそぎ祭

禊行列

 
みそぎ三日目 2010.1.15
 

津軽海峡木古内湾に面する「みそぎ浜」で「海中みそぎ」をする三日目本番の1月15日は、北国にふさわしい雪模様となった。「海中みそぎ」はどんなに猛吹雪であっても中止されることはない。

小雪降る

佐女川さめがわ

神社  2010.1.15

雪の佐女川神社

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石段下の神社境内に設けられたみそぎ

斎場さいじょう

石段下の神社境内に設けられたみそぎ斎場

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みそぎ」水槽に氷柱(ツララ)が垂れていた。この日の気温は−5.5℃で寒中みそぎにふさわしいものとなった。

「みそぎ」水槽の氷柱(ツララ)

「みそぎ」水槽の氷柱(ツララ)

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▼ いよいよ本番当日を迎えた朝、佐女川神社本殿に関係者一同が会して厳かに出御祭(しゅつぎょさい)を行い、寒中みそぎに出発する報告と行修者の無事を祈願した。

出御祭しゅつぎょさい

出御祭

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▼ 出御祭の後白装束に身を包んだ行修者たちはそれぞれが担当するご神体を抱き、「みそぎ浜」へ向かった。

みそぎ浜へ出発

みそぎ浜へ出発

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▲▼ 4年目の別当の後に続くのは稲荷の神を担当する3年目の村上駿弥さん。狐の木像の御神体を持っている。

3年目 稲荷いなり の神の御神体を持つ村上駿弥さん

3年目稲荷の神の御神体を持つ村上駿弥さん

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参道の石鳥居を通過するみそぎ行列

参道の石鳥居を通過するみそぎ行列

▼ 参道を出た「みそぎ行列」は、木古内町観光協会が作成した「寒中みそぎマップ」の青線に沿って進み、みそぎロード(赤線)を経由して神社とみそぎ浜を往復した。観光協会のイラストを担当するイラストレーターの絵は、特徴がありとても分かりやすくて好感を持った。特に、行修者のイラストは上手い。

寒中みそぎマップ

寒中みそぎマップ

資料:木古内町観光協会

みそぎ行列が佐女川神社をスタートし町内を巡行し始めた直後は、風の強い吹雪き模様で、寒さも一段と厳しいものだった。

吹雪の中の行列

吹雪の中の行列

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▼ かわいい町民たちがみそぎ行列を出迎えてくれた。みそぎ浜に近づくと、いつしか雪が止み、明るくなってきた。行列を先導する長老たちは、一文字笠を被り、裃(かみしも)にカバーのついた雪下駄という出で立ちである。雪国では草履より下駄の方が重宝するようだ。

  雪下駄やみそぎ行列一文字  北舟 

ゆきげたや みそぎぎょうれつ いちもんじ

Snow geta clogs, a procession for ablutions making a bee line together.

みそぎ行列を出迎えるかわいい町民たち

みそぎ行列を出迎えるかわいい町民たち

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▼ 「みそぎ浜」に着くと、禊場には注連縄(しめなわ)が張られ、行修者が歩む砂浜には蓆(むしろ)が敷かれていた。「天祐我にあり」で、雲が切れ、青空が見えてきた。

「寒中みそぎ」を待つ観客や報道陣たち

「寒中みそぎ」を待つ観客や報道陣たち

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  寒中の津軽海峡みそぎ浜  北舟 

かんちゅうの つがるかいきょう みそぎはま

Ablution Beach, the Tsugaru Straits in the coldest season.

津軽海峡

木古内湾きこないわん

を臨むみそぎ浜

津軽海峡木古内湾を臨むみそぎ浜

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▲▼ 沖に目をやると大漁旗を翻しながら航行する漁船団の姿があり「寒中みそぎ祭」を一段と盛り上げていた。

大漁旗を翻して航行する漁船団

大漁旗を翻して航行する漁船団

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▼浜の雪上に「みそぎ太鼓」据えられ、町の子供たちが日頃の腕を披露していた。若者が叩く大太鼓の重低音が浜に轟き、勇ましい太鼓の演奏がみそぎ浜を浄化しているように思えた。

雪上の「みそぎ太鼓」

雪上の「みそぎ太鼓」

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▼ 2頁目以降、木古内町観光協会から入手した「みそぎ太鼓」のテープ録音をデジタルに変換し、BGMに流しているが、子供たちも演奏しているため、所々テンポの乱れがあるのが微笑ましい。

威勢の良い「みそぎ太鼓」

威勢の良い「みそぎ太鼓」

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▼ 「みそぎ太鼓」は、別当の章、稲荷の章、山の神の章、弁財天の章の4部から構成されているが、別当の章を録音したものがないのが残念である。現在入手できるステレオコンポはカセットテープを再現する機能がないので全ての章をデジタル録音した音楽CDの制作が待たれる。パソコンとフリーソフトを使えば、手作りの音楽CDが簡単に作成できるので、是非、お願いしたい。

大太鼓の重低音

大太鼓の重低音

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