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今年は、初めてこの水浴大会の道彦を務めた小杉さんが、宮司から云われていた恒例のランニングを失念し、鳥船が終わった後、すぐに水浴を始めてしまった。寒い上に、ランニングによるウォームアップができなかったことで、これまでにない厳しい寒中水浴となった。 |
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拡大写真(2000X1350)440KB |
撮影:小林豊一 |
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尤も、他の神社の寒中禊はランニングすることはないので、小杉さんの作法は正規のものであり、文句をいうことはできない。しかし、ランニングが一番のウォームアップであることを前宮司は身をもって知っておられるので、これまでランニングを続けてこられたものと思われる。 |
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拡大写真(1800X1350)526KB |
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褌一丁で神社を出て公道を走るのは、極めて珍しい行事である。ランニングは前宮司の遺産というべきものであり、これからもこの寒中水浴大会のイベントとして存続させて頂きたい。 |
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拡大写真(1600X1200)458KB |
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また、寒中水浴という苦行の最中も神楽殿から鐵砲洲囃子が聞こえてくるのも、他では考えられないことである。これも鐵砲洲の大きな特徴であるので、今後とも継続していただきたい。 |
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拡大写真(1400X1050)273KB |
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ともあれ、初参加の筆者は、もう少しで耐えきれずに飛び出してしまいそうになったが、恥ずかしいので最後まで我慢した。神社の周りを2回ほど走ると身体が温まり、辛さがかなり和らぐので、常連者たちも今年は特にきつかったと云っていた。 |
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拡大写真(1800X1250)401KB |
撮影:小林豊一 |
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拡大写真(1600X1200)3461KB |
撮影:小林豊一 |
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寒中水浴は、故中川正光宮司が始められたものだが、長い間、参加者の大半が部外者で実施されてきた。回を重ねるに従って次第に知られるようになり、観客も増えてきたことから、平成18年(2006)の第51回から弥生会が警備・運営に当たり、地元氏子たちも積極的に水浴するようになった。 |
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水浴用の褌については、平成18年(2006)までは越中褌と六尺褌が混在していて見苦しかったので、私の方から弥生会に提言させていただき、平成19年(2007)の第52回大会から越中褌一本に統一された。 |
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真 言 |
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泰 然 |
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拡大写真(800x790)118KB
撮影:小林豊一 拡大写真(800x810)100KB
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忍 耐 |
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滅 却 |
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拡大写真(800x910)100KB
撮影:小林豊一 拡大写真(800x816)86KB
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水浴開始時刻:午前11時26分、終了時刻:同11時28分。わずか2分間の水浴だったが、とても長い時間に思われた。この時刻はデジカメの画像と同時に記録されるデータなので、正確である。 |
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撮影:小林豊一 |
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今年から裸で拝殿に上がり、お祓いを受けるというイベントが新たに付け加わったので、水浴までに30分も裸でいなければならない。私は、拝殿に座っている間に既に左太ももに震えがきて、止まらなかった。(^^; |
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撮影:小林豊一 |
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川面流旭会 |
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神道における伝統の禊作法は、巨視的にはどこも同じだが、細かく見ると色々なやり方がある。今回、初めて川面流旭会の道彦(みちひこ)・小杉與四郎(こすぎ・よしろう)さんの指導によったが、「本体顕彰」「天照大神」など、これまでになかったものが含まれている。 参照:川面流旭会 |
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拡大写真(1800X1350)430KB |
撮影:小林豊一 |
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小杉さんは、國學院大学大学院を修了し、稜威会(みいづかい)本部で道彦役を足掛け5年間拝命、その他各地で修養を積まれた。現在、川面流旭会の道彦として、事務局を担当されている。 |
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拡大写真(1800X1100)468KB |
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また、日本各地で禊を主催されており、春の海禊(うみみそぎ)(茨城県酒列さかつら)、夏の滝禊(たきみそぎ)、秋の島禊(しまみそぎ)(神津島)などを催行されている。滝禊は、八月下旬に青梅市・御岳山(みたけさん)綾広(あやひろ)の滝で宿坊・麻知家(まちや)に宿泊して行われる。 参照:御岳山滝禊 |
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拡大写真(1350X1400)213KB |
撮影:小林豊一 |
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小杉さんは、水浴(禊)の効用を次のように述べておられる。 |
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誰でも出来る我が国古来からの健康法「みそぎ」により、あなたは元気になります。すっきりとし、生活がたのしく、愉快になってきます! 禊(みそぎ)は日本が誇る最高の癒し、魂・心・身のダイエット法です。 |
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拡大写真(1800X1250)448KB |
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