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 感動写真集

2014年8月23日改訂
♪和楽器メドレー

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2004年7月31日作成

集団山見せ〈四番山笠・土井流〉

博多祇園山笠(福岡県福岡市)

集団山見せしゅうだんやまみせ

 集団山見せは、商人町・博多で生まれた博多祇園山笠の舁き山が城下町・福岡に乗り入れる唯一の行事である。7月13日午後3時半から、博多区呉服町交差点から中央区天神の福岡市役所にかけて舁き山が披露された。
 この行事は、福岡市の要請で昭和37年(1962)から始められた。七流そろって参加するが、タイムを競うことはなく、舁き手の表情も比較的穏やかである。この行事に限って、台上がりは福博の知名士が務める。
 このようないきさつから、福岡市の職員が水法被・締め込み姿になって、要所要所で勢い水を用意している。

西流への勢い水

西流への勢い水

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  舁山笠やビルの谷間の清水   北舟  
   かきやまや びるのたにまの きよいみず
一番山笠 ・

西流にしながれ

西流のお披露目

西流のお披露目

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二番山笠 ・

千代流ちよながれ

統一法被の千代流

統一法被の千代流

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三番山笠 ・

恵比須流えびすながれ

晴れやかな恵比須流

晴れやかな恵比須流

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四番山笠 ・

土井流どいながれ

 土居流は、櫛田神社前の土居通りに面した10町によって構成され、旧七流以来の伝統的な流である。長法被・水法被とも各町独自のデザインであるが、ほとんどの町が水法被にも紺の久留米絣を用いており、山見せや追山の際には紺色の水法被がひときわ目立って見える。

ビルの谷間を行進する土井流

ビルの谷間を行進する土井流

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紺絣の水法被

紺絣の水法被

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五番山笠 ・

大黒流だいこくながれ

 大黒流は、大黒天(大国主命)の名に由来する流で、那珂川(なかがわ)の分流・博多川右岸に位置する12町で構成される。旧七流から続いている伝統に誇りを持ち、しきたりなどを厳格に守っているという。
 大黒流は、博多祇園山笠を取り仕切る当番町の役割を12町が順番に受け持つことにしているため、一番山笠として山に上がる機会は12×7で84年に一度しか巡って来ない。一番山笠の台上がりはそれほど貴重である。

五番山笠・大黒流

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六番山笠 ・

東流ひがしながれ

 東流は、大博通り(たいはくどおり)東側の地域で構成される。旧七流の東町流を母体とし、昭和41年(1966)の町界町名整理を機に呉服町流や櫛田流の一部が合流して新たに発足した流である。
 昭和43年以降、水法被は「東」の一字で統一されており、当番法被も縦筋模様に統一されている。東流では流の中の特定の町がその年の祭を取り仕切る当番制をとらず、全町で当番にあたる流当番制で運営している。
 東流は、舁き山と飾り山の両方を立てているが、山台の部分が共用の引き出し山となっており、山が舁かれるときには取り替え作業を目にすることができる。

六番山笠・東流

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七番山笠・

中洲流なかすながれ

 中洲流は、西日本最大の歓楽街である中洲地区の流で、舁き山と飾り山を立てている。水法被と長法被は「中洲」の文字をデザインしたものに統一されている。

男の晴れ舞台

男の晴れ舞台

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 中洲流は戦後に生まれた流であるが、戦後から高度成長期の間に起こった流の統廃合に左右されることなく続いてきた。中洲流を興す際に東町流が助力したこともあって、中洲流の舁き山と飾り山は東流と同じく山台が共用の引き出し山となっている。

中洲流の先走り

中洲流の先走り

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 中洲流の舁き手には「博チョン」と呼ばれる福岡への転勤者や単身赴任者が加勢衆として数多く参加している。

福岡を駆ける中洲流

福岡を駆ける中洲流

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オイッサ!

 博多山笠の掛け声はオッショイ! お汐井とりと関係があるといわれるが、よく分からない。重い山笠を担いで走ると「オッショイ」が次第に詰まり、「オイッサ、オイッサ」になる。リズム良く気持ちがひとつになると山笠のスピードも増す。この掛け声は「日本の残したい音百選」にも選ばれている。
        しぶきを上げて!

撮影:大庭靖雄

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