ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2011年12月25日改訂

今 日

昨 日

♪メドレー:ヒヨドリ・ヤマガラ・カケス・メジロ・ウグイ
ス + α:カッコー・カナリヤ・ヒバリ・ホトトギス・モズ
 

笹五位のじっと佇む夏の池   北舟

 

拡大写真(1600x1100)227KB

A summer pond, Green-backed Heron standing patiently.

2008年12月25日制作

魚が主食のササゴイ

魚が主食のササゴイ/横浜市金沢区長浜公園

日本の野鳥を撮る旅

7/7

  wadapho.jp 内検索  

61 ヒヨドリ

2008.04.05 / 東京都杉並区和田堀公園

青空をバックに、桜とのスナップになりました。

ヒヨドリ(鵯 Hypsipetes amaurotis ):スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類される鳥。中国南部、台湾、日本で見られる。体長は27.5cm。頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、頬に褐色の部分があり、よく目立つ。また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。翼や尾羽は灰褐色をしている。
 里山や公園などある程度木のある環境に多く生息し、都市部でも見られる。おもに樹上で活動するが、地上に降りることもある。飛ぶときは数回羽ばたくと翼をたたんで滑空するパターンを繰り返して飛ぶため、飛ぶ軌道は波型になる。鳴き声は「ヒーヨ!ヒーヨ!」と聞こえ、和名はこの鳴き声に由来するという説がある。ヒヨドリは主に果実を食べているが、繁殖期は果実に加え昆虫類も多く捕食する。非繁殖期は果実(センダンやイイギリ、カキ、ヘクソカズラなど)がほとんどである。
 日本では里山や公園でよく見られる身近な野鳥の一つである。糖分を好むためか、ツバキやサクラなどの花にやってきて蜜を吸ったり、庭先にミカンやリンゴなど果物の半切れを置いておくとすぐにやって来たりする。しかし、ときに集団で畑に現れキャベツやブロッコリー、イチゴ、ミカンなどの農作物を食い荒らすこともあり、農家には嫌われる。狩猟鳥の指定も果樹を食害する農業害鳥である本種を、煩瑣(はんさ)な手続きを経ないで駆除できるよう配慮したためである。あまり知られていないが、仔飼いにすると非常によく慣れ、飼い主を見分けることから平安時代は貴族の間で盛んに飼われた。古今著聞集などにその記述があり、現在の競走馬のように個体名が付けられたりして愛玩されたようである。

桜のヒヨドリ

桜のヒヨドリ

拡大写真(2000x1550)332KB

62 アカショウビン

2008.07.20 / 長野県戸隠森林公園

 石垣島ではそれほど珍しくない鳥ですが、関東に来るとなかなか見ることが出来ない鳥ですね。啼き声が独特でそれを聞くだけでも価値があります。

アカショウビン(赤翡翠 学名:Halcyon coromanda ):ブッポウソウ目・カワセミ科に分類される鳥類。森林に生息するカワセミの仲間で、日本では夏鳥として見られる。種小名はインドのコロマンデル海岸に由来する。体長は25cmほどで、ヒヨドリと同じくらいの大きさ。和名の通り体の大部分の羽毛が赤褐色だが、腰は水色で、飛んだ時はこの水色がよく目立つ。くちばしと足は赤く、目は黒い。日本でよく見られるカワセミ類はこのアカショウビンのほかにカワセミ、ヤマセミの3種類だが、この中ではアカショウビンだけが渡り鳥である。日本では夏鳥で、冬は東南アジアまで渡って越冬する。
 森林に生息するのが特徴で、カワセミとは違い水辺から離れた森林でもみられる。ホバリングはせず、もっぱら石や枝の上からえものを狙う。渓流に飛び込んで魚やカエル、サワガニ、水生昆虫などをとらえるが、地面のカタツムリやトカゲをとらえたり、木の幹のセミを横から襲うこともある。カワセミと同じように捕獲後は再び石や枝に戻ってえものをくわえ直し、頭から呑みこむ。大きなえものは足場に数回叩きつけ、殺してから呑みこむ。
 オスは朝夕や曇りの日に「キョロロロロー…」と尻下がりの声でさえずる。巣穴はがけにつくることもあるが、朽ち木にやシロアリのアリ塚に作ったり、キツツキの古巣を使う。北は日本と大韓民国、南はフィリピンからスンダ列島、西は中国からインドまで、東アジアと東南アジアに広く分布する。北に分布する個体はボルネオで越冬する。

真っ赤な嘴のアカショウビン

真っ赤な嘴のアカショウビン

拡大写真(1500x1100)260KB

63 ケ リ

2008.08.09 / 平塚市北豊田

 休耕田の水の中にいて、綺麗に撮影できました。車の中からでないとここまで接近できません。

ケリ(鳧、計里、水札 学名 Vanellus cinereus ):チドリ目チドリ科に分類される鳥。モンゴル、中国北東部、日本で繁殖する。冬には東南アジア、中国南部などに渡るものもいる。日本においては留鳥として、かつては主に東北地方に分布していたが、近年は分布が拡大し、現在では中部地方、関西地方を中心とした近畿以北の本州に分布する。最近になって中国地方・北部九州など西日本でも繁殖が確認され始めた。
 全長約34cm。雌雄同色。くちばしは短く、黄色で先端が黒い。足は長くて黄色。目は赤橙色で黄色のアイリングがある。また、嘴の付け根には黄色い肉垂がある。翼の小翼羽付近には爪があり、爪の大きさや色から雌雄の見当をつけることができる。成鳥の夏羽は頭部から胸上部が灰青色で、体上面は灰褐色で、体下面は白い。胸上部と体下面の境目には黒い胸帯がある。翼は先の方が黒く、基半部は白色と灰褐色で、飛ぶときこれらのコントラストが目立つ。尾は白色で黒い帯が入る。冬羽は頭部からの灰青色がやや褐色を帯びている。雛は淡褐色の綿羽に覆われている。若鳥は頭部からの胸部にかけて灰色でやや褐色を帯びる。胸帯は薄い。また目は褐色で、アイリング・肉垂とも小さく目立たない。
 水田、畑、河原、干潟、草原などに生息している。繁殖期は3月から7月。抱卵は3月初旬から中旬に始まり、抱卵・ヒナ養育それぞれ約1ヶ月ほどかかる。クラッチサイズは4卵で、時には3卵、稀に1卵〜5卵が確認される。巣は水田内や畦などの地面に藁を敷き作る。そのため農作業への影響が著しく大きい。繁殖期中は時にテリトリーを変えるなどして最大3回営巣を試みる。
 甲高い声で鳴き、「キリッ、キリッ」「ケリッ」「ケケッ」というふうに聞こえる。この鳴き声からケリという名がついたといわれる。「けりをつける」「けりがつく」の“けり”は助動詞の“けり”から来た語だが、「鳧」の字を宛てて「鳧を付ける」と書くことがある。

番のケリ

番のケリ

拡大写真(1600x1150)155KB

64 ダイサギ

2008.08.09 / 神奈川県秦野市

 田圃の中に結構居るのですが、なかなか撮影には苦労します。勿論車中ですから、ほんのワンチャンスです。ましてやドライバーだとね。

ダイサギ(大鷺 学名:Ardea alba):コウノトリ目サギ科に分類される鳥。体長は 90cm ほどで、日本ではアオサギと並ぶ最大級のサギ。全身の羽毛が白色。白鷺の一種。雌雄同色。全体が白色で、脚と首が非常に長く、くちばしも長い。足は全体が黒い。夏羽ではくちばしが黒くなり、足の基部がわずかに黄色がかる。また胸や背中に長い飾り羽が現れる。眼先が緑がかる婚姻色が現れることもある。冬羽では飾り羽がなく、くちばしが黄色くなる。チュウサギと似るが、チュウサギは体長が小さい。またダイサギはクチバシが長く、また眼下にある口角の切れ込みが眼より後ろまで食い込むことで容易に判別できる。
 世界の熱帯・温帯に広く分布するが、温帯のものは冬になると暖かい地方へ移動する。日本では、亜種チュウダイサギ(学名 E.a. modesta)が夏鳥として(日本で繁殖して冬は南方へ渡る)、亜種オオダイサギ(学名 E.a. alba)が冬鳥として(中国東北部で繁殖して冬に日本へ渡り越冬する)、それぞれ観察されるため、渡り鳥であるものの、ほぼ一年中観察される。
 水田や川、湖沼などで、魚、両生類、ザリガニ、昆虫などを捕食する。首をS字型に縮めて立っている姿がよく観察される。繁殖は、サギ科の種類同士で寄り集まって、集団繁殖地の「サギ山」を作る習性がある。鳴き声は「ゴァー」、主に繁殖期に鳴く。

緑の田圃とダイサギ

緑の田圃とダイサギ

拡大写真(1600x1150)234KB

65 ササゴイ

2008.08.31 / 横浜市金沢区長浜公園

 変な鳥が来たよと隣の人に囁いたら、「早く撮らなくちゃ!」と言われて、慌てて撮影しました。のそのそと物陰から出てきて、鳥には見えませんでした。

ササゴイ(笹五位 学名:Butorides striatus、シノニム:Butorides striata ):コウノトリ目サギ科に分類される鳥類の一種。体長は50pほどで、カラスほどの大きさ。くちばしと足は長いが首はやや短い。頭上は青黒く、長い冠羽がある。からだは青灰色で、翼の羽毛には白いふちどりがある。翼が茂ったササの葉のように見えるためこの和名がついた。外見はゴイサギによく似ているが、からだが全体的に灰色になっていること、虹彩が赤ではなく黄色いことで区別できる。幼鳥もゴイサギの幼鳥と似ているが、胸や腹に太くて白いしまもようがある
 全世界の熱帯、亜熱帯に広く分布する。中国東部、朝鮮半島、日本、北アメリカ中部で繁殖した個体は、冬季に南方へ渡る。日本では本州以南で夏鳥として見られるが、九州南部から南西諸島にかけては1年中見られる留鳥となる。北海道へは、まれに渡来する。
 主に川辺で生活しているが、池沼、水田、海岸でも見られる。基本的には夜行性だが、ゴイサギと異なり昼でも活動し、昼間川や池のほとりでじっと立っている様子が見られる。主食は魚類で、岸に近づく魚をすばやく捕食する。カエルや水棲昆虫を捕食することもある。
 水辺近くの樹上に木の枝を組み合わせて営巣し、3-6卵を産む。産卵期は5-6月、抱卵日数は21-25日である。
主に夜間、飛びながら「キューッ」と鳴く。草の葉、虫、パンくずなどをくちばしで水面に飛ばし、飛びついた魚を捕食するという、頭脳的な狩りをする個体もいる。熊本市の水前寺成趣園のササゴイはこの撒き餌漁をすることで知られている。
  笹五位のじっと佇む夏の池  北舟 

ささごいの じっとたたずむ なつのいけ

A summer pond, Green-backed Heron standing patiently.

魚が主食のササゴイ

魚が主食のササゴイ

拡大写真(1600x1100)227KB

66 ヤマガラ

2008.10.05 / 横浜市戸塚区舞岡公園

ヤマガラは身近に居りますから撮影する機会は多いのですが、写真にするには、なかなか難しい鳥の一種です。

ヤマガラ(山雀 学名:Parus varius ):鳥綱スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属(Poecile属とする説もあり)に分類される鳥類の一種。全長14cm。頭頂部や咽頭部の羽毛は黒い。翼、尾羽の羽毛は青味がかった灰色。背面や腹面の羽毛はオレンジ色になる。名前の由来は、山吹色の体色より。最大亜種であるオーストンヤマガラ(P. v. owstoni) では、側頭部がオレンジ色になる。
 日本では北海道、本州、四国、九州の山地に生息する留鳥。平野から山地までの常緑広葉樹林や落葉広葉樹林に主に生息する。繁殖期にはペアで縄張りを形成し、非繁殖期もペアで繁殖期の縄張りやその周辺に生息することが多い。非繁殖期には、しばしばシジュウカラ類や、エナガ・コゲラなどの種と混群を形成する。食性は雑食性で昆虫類、節足動物、果実等を食べる。固い果実でもこじ開けて食べることができる。
 樹洞(キツツキ類の古巣を含む)で繁殖し、人為的に架設した巣箱も良く利用する。造巣と抱卵はメスのみが行う。 日本の多くの亜種では主に4-7月に3-9個の卵を産むが、6-7卵が最も多い(亜種オーストンヤマガラの一腹卵数は少ないことが明らかになっている)。卵は14日程で孵化する。

ヤマガラを大きく捉えた一枚

ヤマガラを大きく捉えた一枚

拡大写真(1800x1200)187KB

67 エゾビタキ

2008.10.05 / 横浜市戸塚区舞岡公園

 今年は数多くのエゾビタキがやって来て、しかも約二週間滞在してくれました。お陰様で仲間は色んな形で撮影を楽しんだそうですが、私もこんなに綺麗な写真を撮影できました。

エゾビタキ(蝦夷鶲 学名:Muscicapa griseisticta ):スズメ目ヒタキ科サメビタキ属に分類される鳥類の一種。夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬する。日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来する。一般的に秋の方が通過数が多く、各地で普通に見られる。
 全長15cm。サメビタキ、コサメビタキよりも一回り大きい。雌雄同色である。背面は灰褐色、腹面は白い体羽で覆われる。腹面には暗褐色の縦縞が明瞭にならぶ。尾は背面よりやや暗色。翼は黒褐色でサメビタキやコサメビタキと比べると長く、翼の端は尾の半分程度まで達する。眼の周囲の羽毛はやや汚れた白色。足は黒褐色。
 渡りの時期は、平地から山地のやや開けた明るい林に生息する。市街地の公園でも観察されることがある。単独もしくは10数羽の小さな群れを形成して生活している。食性は主に動物食で、昆虫類等を食べる。樹先等に止まり、飛翔している昆虫目掛けて飛翔し捕食する。また、秋の渡りの時はミズキの実を食べたりもする。繁殖形態は卵生。地鳴きは「ツィー」などか細い声である。

旅鳥のエゾビタキ

旅鳥のエゾビタキ

68 ミヤマカケス

2008.10.25 / 札幌市北海道神宮

北海道神宮の境内に散らばっているドングリを集めて冬への備えをしておりました。

カケス(橿鳥、懸巣、鵥 学名:Garrulus glandarius ):スズメ目カラス科カケス属に分類される鳥。アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸の中部から南部にかけて分布。日本では九州以北で繁殖する留鳥。
 全長33cm。成鳥は額から頭のてっぺんまでが白と黒のまだら模様で、喉、腹は白色、目の周りや尾羽は黒く、後頭部、背面、胸部等は葡萄褐色。羽の色が美しく、特に基部は黒、白、青がだんだら模様を作っている。くちばしは鉛色で先が黒い。
 亜種として、ミヤマカケス Garrulus glandarius brandtii と、カケス Garrulus glandarius japonicus がいる。

ドングリを探すミヤマカケス

ドングリを探すミヤマカケス

拡大写真(1300x800)235KB

69 オオバン

2008.11.23 / 横浜市金沢区長浜公園

 水紋をつくりながら泳ぎ回るオオバンがかなりの数居りました。

オオバン(大鷭 学名:Fulica atra ):ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種。体長は40pほどで、バンよりすこし大きい。成鳥のからだは黒い羽毛におおわれるが、背中の羽毛は青く、光沢をおびる。額にはくちばしが延長したような「額板」があり、額板とくちばしはうすいピンク色。足と足の指はバンより短く、ひれのような独特の水かき「弁足」をもつ。夏羽では足の色が黄色っぽいが、冬羽では灰色っぽくなる。幼鳥はからだの羽毛に光沢がない。
 ヨーロッパとアフリカ北部、アジア、オセアニアに広く分布するが、中央アジアなどで繁殖したものは冬には暖地へ移動する。日本では北日本では夏鳥だが、東北地方南部からは留鳥となる。日本では、東京湾が生息の南限とされた時期があったが、ここ20年来生息域は西方に拡大し、琵琶湖などでは毎年数百羽の群がみられるようになった。さらにその一部は繁殖をしている。
 湖沼、川、水田、湿地などに生息するが、公園の池などにも生息することがある。弁足をうまく使ってバンよりも上手に泳ぎ、むしろ水辺を歩くことの方が少ない。食性は雑食性で、昆虫、甲殻類、植物の種などいろいろなものを食べる。繁殖期にはなわばり意識が強く、他の個体がなわばりに侵入すると足とくちばしをふるって激しく追い立てる。その一方で非繁殖期には群れをつくる性質が強くなり、えさが多い湖や池では数千羽もの大群になることもある。

遊弋するオオバン

遊弋するオオバン

拡大写真(1800x1200)330KB

70 タゲリ

2008.12.13 / 平塚市北豊田

 居る場所がなかなか特定できず、その意味で苦労しました。メタリックグリーンのなかなか複雑な色合で、光が良くないと再現不能です。十分な写真ではありませんが、これからチャレンジしたい鳥ですね。

タゲリ(田鳧 学名:Vanellus vanellus ):チドリ目チドリ科タゲリ属に分類される鳥。タゲリ属の模式種。夏季にユーラアシア大陸で繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部やユーラシア大陸南部等で越冬する。日本には冬季に越冬のため本州に飛来する(冬鳥)が、中部地方や関東地方北部で繁殖した記録もある。
 全長31.5cm。背面は光沢のある暗緑色、腹面は白い羽毛で覆われる。頭部には黒い冠羽が発達する。頸部には黒い首輪状の斑紋が入る。河川、湿地、干潟、水田等に生息する。冬季は小規模な群れを形成し生活する。見通しのよい開けた場所におり、警戒心が強い。食性は動物食で、昆虫類、節足動物、ミミズ等を食べる。
 繁殖形態は卵生。繁殖期にはペア毎に縄張りを形成するが、緩く集団営巣することもある。地面に窪みを掘り枯草を敷いた巣に、3-7月に1回に4個の卵を産む。主にメスが抱卵し、抱卵期間は25-34日。雛は生後29-42日程で飛翔できるようになり独立する。「ミュー ミュー」と猫のような声で鳴く。この鳴き声から、英語で「Pee Wee」という別名がある。

メタリック・グリーンの羽根を持つタゲリ

メタリック・グリーンの羽根を持つタゲリ

拡大写真(1600x1100)262KB

横山稔さん
撮影 ・原作 : 横山 稔よこやま みのる
 
  【出身地】 広島県府中市上下
 
  【年 齢】 昭和22年3月生まれの68歳
 
  【現住所】 横浜市戸塚区
   
  【趣  味】 (1) 園芸(良い香りのする野生蘭)
(2) 花好きが嵩じて蝶、蝶は撮影が極めて難しく結局網を持つことに。デジカメの出現で、 改めて撮影を開始し
ました。いつの日か、蝶の写真を掲載したいですね。

(3) 大賀蓮の撮影を行った後で、偶然カワセミの巣立ち後の情景に遭遇したことから、今では、すっかり小鳥の
撮影に嵌っております。シャッターを押す瞬間の緊張感は快感です。

あとがき

  平成14年からデジタルカメラを使用するようになって6年になるのですが、フィルムカメラと違って、「白抜け」現象を理解できるまで相当苦労しました。映像として、パソコンの画面上で見るには特に問題は感じませんでしたが、印刷する場合はプリンターの性能が大きく影響することも知りました。

 反面、映像を自在に細工できることも出来ますが、如何に撮影時の印象に近く再現できるかをモットーにしてきました。最近は、画素数の大きいカメラが出現しましたから、暗いところでの撮影も、以前に比べると、画質の低下がかなり軽減されました。

 鳥は暗い所に居ることが多く、その意味ではかなり楽になりましたが、画素数が増えてくるにつれて、パソコンのメモリーが占領され、特に R.A.W. 撮影がやりにくくなりました。これからも試行錯誤の繰り返しですね。

 現在使用中のカメラは、1420万画素のソニー α 350です。レンズは、主としてシグマ170〜500mmズームレンズ(35mm換算)です。暫く調査しておりませんでしたが、1500万画素を持つカメラが主流になりつつありますね。キャノンのEOS 50Dは、ソフトウェアがかなり映像修正しており、使いやすいと思いますが、これも1500万画素ですからね。ニコンも然り、D300も良いカメラです。オリンパスのE-30もすごいカメラなんでしょうね。後は、好みの世界ですから、何とも言えませんが、私自身は、花が綺麗に撮影できるミノルタから始めましたから、結局ソニーになってしまいました。

★☆★彡

感動写真集〈 第107集 〉「日本の野鳥を撮る旅」

撮影・原作:横山 稔  監修:和田義男

 平成19年(2008)12月25日 作品:第37作  画像:(大77+小7)  頁数:7  ファイル数:233  ファイル容量:44MB
  平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:308 頁数:1,126 ファイル数:37,961 ファイル容量:6,038MB
  梅が香に目白の遊ぶ佳き日かな  北舟 

うめがかに めじろのあそぶ よきひかな

An auspicious day, a white-eye playing with the scent of plum blossoms.

【編集子が選ぶ名作】

梅とメジロ

梅とメジロ

拡大写真(2000x1300)248KB

野鳥を撮る旅の感動
 この作品は、「ロマンと感動!世界の旅の写真館」のこれまでのコンセプトを逸脱しているやに思われるかも知れないが、本質的に全く変わるところはない。
 野鳥のロマンと感動をひたすら追い求めて旅する横山さんの姿を思い浮かべるとき私と同い年の団塊の世代の共通点を多々見出すことができる。私と違うところは、ひたすら野鳥が現れるのを待つ強い忍耐力を持っておられる点だろう。
 気短な私にはとても出来ないことだが、彼はそれをやってのけたのである。最初は試行錯誤で臨みながら、徐々にノウハウを積み重ね、素晴らしい一枚を切り取ると、更にそれを超えるものをと、目標はどんどんレベルアップしてゆく。
和田義男
 夢中でシャッターを切り重ねているうちに、これだけの名作が生まれたのである。まさに「継続は力なり」を地で行く作業であり、脱帽せざるを得ない。野鳥の世界にまったく無頓着な筆者が、鳥の囀りに敏感に反応するようになったのは、横山さんのお陰である。
  白樺に露命を繋ぐ真鶸かな  北舟 

しらかばに ろめいをつなぐ まひわかな

An Eurasian siskin, earning a scanty living on a white birch.

【編集子が選ぶ名作】

小雪のなか白樺の実を啄むマヒワの雌

小雪のなか白樺の実を啄むマヒワの雌

拡大写真(1400x1050)124KB

 厳しい大自然の中で懸命に生を謳歌する野鳥には悲喜こもごもの表情があり、心を打たれるものがある。下手な俳句を付したが、横山さんの感性豊かな写真を鑑賞すれば、誰しもが詩人になるのではないだろうか。
 現在日本で見られる野鳥はおよそ590種類あるという。まだまだ見たい野鳥が沢山残されているので、これからもライフワークとして更に素晴らしい野鳥の旅を続けられて、その感動の果実をお送り頂きたい。 < 完 > 
                                                2008年12月25日 監修 和田義男
  鶯の囀り渡る新芽かな  北舟 

うぐいすの さえずりわたる しんめかな

A bush warbler loudly warbling on a sprout.

【編集子が選ぶ名作】

ウグイスの囀り

ウグイスの囀り

拡大写真(1400x1050)124KB

読者からのお便り

2008年12月26日(金)晴  南光 優 様より  感動写真集/南光 優

Re: 「日本の野鳥を撮る旅」完成!
 おはようございます。感動写真集で予想もしなかった野鳥シリーズの登場! 素晴らしいいですね。思わずコピーを取らせて頂き、癒し系のスライドショウを作りました。(BGMは私のカナディアンロッキーのCDより入れましたが結構合いました)

私も花から入り、花や風景を撮っているとカメラのファインダーに時々鳥が入ってきますが、自然の鳥は本当に姿、色ともに美しく、いずれは挑戦したいなぁと思っておりました。でも、鳥は花や風景と違って動き回り撮影にかなりの時間と忍耐が必要でやや高齢化してきた私には無理かなと思っておりました矢先でした。

という次第で横山さんの鳥の撮影に嵌り、シャッターを押す瞬間の緊張感と快感のお気持ちはまったく同感で、このような美しい写真を撮られることに敬意を表します。有難うございました。
今晩は。お便り有り難うございました。早々に横山さんの「日本の野鳥を撮る旅」をご覧いただき、光栄です。スライドショーにして楽しまれるとのこと、感動写真集の大御所である南光さんに気に入って頂き、お褒めのお言葉を賜り、横山さんも大喜びだと思います。これを励みに来年も更に活躍されることと思います。

横山さんの第一弾に続き、南光さん御夫妻ともども是非野鳥の感動シーンを切り取って頂ければと期待しております。特に海外での野鳥や動物は貴重なシーン多々あるものと思われます。どうかよろしくお願いします。が有り難うございました。
2008年12月26日(金)晴  永田百合子  様より

Re: 「日本の野鳥を撮る旅」完成! おはようございます。今朝はこの冬一番の寒さかと思われるほど冷たい風とみぞれが吹いています。この時期心暖まる「野鳥の鳴き声」をお送り下さいましてありがとうございました。生まれてから今までずーっと街で住み育っておりましたので 自然に接する機会が少なく又 余り関心もなかったので 俳句を詠むようになってから苦労しています。

鳥の名前も中々出てきませんし 鳴き声 習性などもわかりませんでしたが 解説付きのはっきりしたお写真を送っていただきまして本当にうれしく思います。ただどこまで覚えられるかが問題ですが 近くで見た時は特長をメモって家に帰ってからこの「野鳥シリーズ」を拝見いたします。

1月早々四国に4日間行きますのでどれぐらいの野鳥と出会えるか楽しみです。ありがとうございました。
 
こんにちは。早々に横山さんの「日本の野鳥を撮る旅」をご覧いただき、有り難うございました。私も野鳥は詳しくありませんが、身近に多く棲息していることを知り、興味を持つようになりました。この作品は、野鳥図鑑ほど詳しくはありませんが、ありのままの綺麗な姿が捉えられていますので、かなりお役にたてるものと思っております。横山さんの今後のご健闘により、更に追加して中身を充実してゆきたいと思っております。有り難うございました。
2008年12月25日(木)晴  新尺俊勝  様より

Re: 「日本の野鳥を撮る旅」完成! 群馬の新尺です。PCを買い換えて未だ元通りには思うように動いていませんが、先日ようやくメールが読めるようになりました。カワセミとオオルリは何度かみたことがあるのですが、画像のようにホントにきれいですね。何ともいえない金属光沢のような色合いに見入ってしまったのを思い出します。(略)
 
おはようございます。お久しぶりです。お便り有り難うございました。早々に「日本の野鳥を撮る旅」をご覧いただき、光栄です。バード・ウォッチングも森林浴の恩恵もあり、ファンが増えているようですね。美しい姿を見るだけでなく、記録に留めたいという人や、鳴き声を録音して楽しみたいと思うのは、自然の成り行きで、ホームページを賑わしています。最近、JRの駅で鳥の鳴き声が聞こえますが、障害者のために階段のある場所を教えているのだそうです。健常者とともに、その美声に癒されるという効果もあり、良いアイデアだと思います。(略)
  フォトギャラリーへ 特集!旅紀行目次へ 世界の名城 感動写真集目次へ  
旅紀行ジャパン目次へ   多摩川紀行
旅紀行日本の祭り 旅紀行日本の裸祭り 旅紀行日本の花目次へ
Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2014 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク