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 感動写真集

2006年11月23日改訂

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2006年9月10日作成

年の初めに明鏡止水の境地で吹奏する日當鶴山

年の初めに明鏡止水の境地で吹奏する日當鶴山 平成18年1月1日

HOME, SWEET HOME

埴生の宿はにゅう やど

HOME, SWEET HOME  by Henry Bishop
 

hanyu_kakuzan.mp3 64kbps 1.45MB 3'10''
 
 

リメイク版 (1985)

ビルマの竪琴

中井貴一  資料

 
 BGMに流れる曲は、誰もが一度は口ずさんだことのある名曲「埴生の宿」。英国のヘンリー・ビショップが1852年に作曲した。日本には明治時代に紹介され、里見義の訳詩で親しまれている。原詩は米国のジョン・ハワード・ペインによるオペラ「Clari, Maid of Milan」から採ったもの。
 「埴生(はにゅう)」とは、粘土性の土の雅語的表現で、「埴生の宿」とは土で塗った粗末な家のこと。
 昭和31年(1956)制作の日本映画「ビルマの竪琴」でこの曲が使われた。太平洋戦争末期のビルマ戦線、井上小隊長は、隊の士気が下がらないよう部下に合唱させるのを常としていた。それに合わせて、自作の竪琴で伴奏するのは水島上等兵だった。ビルマ(現ミャンマー)からタイへ逃れる際、敵軍に包囲されたとき、水島の奏でる「埴生の宿」に合わせて英語の歌が聞こえてきた。彼らはそこで戦うことはなかった・・・。
 
 
 

 

    
         埴生の宿

 
                 訳詞:里見義
 
 
埴生の宿も わが宿
玉の装い 羨(うらや)まじ
のどかなりや 春の空
花はあるじ 鳥は友
おお わが宿よ
楽しとも たのもしや


(ふみ)読む窓も わが窓
瑠璃の床も 羨(うらや)まじ
清らなりや 秋の夜半
月はあるじ 虫は友
おお わが宿よ
楽しとも たのもしや
 
                   Home, Sweet Home
                                             by J. W. Payne
   
Mid pleasures and palaces though we may roam,
Be it ever so humble, there's no place like home;
A charm from the sky seems to hallow us there,
Which seek through the world, is never met with elsewhere.
Home home, sweet sweet home, There's no place like home,
There's no place like home.

An exile from home, splendor dazzles in vain;
Oh! give me my lowly thatched cottage again;
The birds singing gaily, that came at my call:
Give me them with that peace of mind, dearer than all.
Home home, sweet sweet home, There's no place like home,
There's no place like home.
 

プロフィール

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鶴山かくざん

日當 博喜 ひなた ひろよし

日本尺八連盟 大師範 尺八歴35年  竹号:鶴山かくざん)

呉市文化団体連合会会員 呉三曲会会員
平成14年 文化活動により呉市より「くれオーク賞」を受賞
日本空手道連盟 公認3段

略 歴

海上保安大学校海上安全学講座教授 岩手県出身 

昭和50年3月海上保安大学校卒業後巡視船勤務 広島大学大学院(工学研究科)に学んだ後同校講師として着任 助教授を経て現職 船体運動工学 海難工学 海上安全工学 各種大海難・大事件の鑑定

尺八の経歴

・平成9年度 日本尺八連盟主催全国尺八コンクールアンサンブル部門優勝
        (文部大臣杯・文部大臣奨励賞受賞)

・平成13年度 日本尺八連盟主催 全国尺八コンクール独奏部門優勝
         (内閣総理大臣杯・文部科学大臣奨励賞受賞)

・平成13年度 日本尺八連盟オーディション合格

・平成13年度より 呉市小中学校邦楽鑑賞会講師(呉三曲会)

・平成14年3月20日 呉市より「くれオーク賞」受賞

・平成14年4月21日 伊勢神宮能舞台にて奉納演奏(日本尺八連盟)

・平成14年9月8日 日本尺八連盟全国演奏大会北海道旭川公演にて演奏

・平成15年3月27・28日 「第22回全日本少年少女合唱祭呉大会」オープニングステージ担当(カバー写真)

・平成15年9月28日 けんみん文化祭(広島県)オープニングフェスティバルに出演。

・平成15、16、17年 呉少年合唱団定期演奏会にゲスト出演

・平成17年6月5日 関西テレビ 「走れ!ガリバーくん」に出演演奏
・平成17年11月 「2005ピースウェーブコンサートinひろしま」に出演
・平成14、15、16、17、18年 JICA兵庫にて日本伝統文化紹介としてロビーコンサートを実施

日當 博喜 ひなた ひろよし

 さんのこと
 日當さんは、大学の同窓生で、色々と仕事の上でお世話になった友人である。以前からWa☆Daフォトギャラリーをご覧いただき、ときどき感想文をお寄せ頂いていた。
 彼は輝かしい経歴を持つ尺八の達人である。日本尺八連盟の大師範に上り詰めておられることは最近知った。更に凄いのは、これまでの日本の伝統芸能の枠内では飽きたらず、そこから更に発展して、広く海外の名曲を尺八で演奏するという新たな試みをされておられることである。
 そのことは以前からお便りでお聞きし、彼の尺八による「アルハンブラの想い出」をWMA型式で送って頂き、拝聴したところ、静かで物思いにふけるようなしんみりした曲に、尺八が良く合うことを知り、南光優さんの「アルハンブラ宮殿」のBGMとして発表させて頂いた。
 2006月6月10日、宮嶋茂さんの感動巨編「アンコール・ワット」が完成したが、BGMに「埴生の宿」のメドレーを掲載した。その際、日當さんの尺八による「埴生の宿」を聞けば、きっと感動が倍加するだろうと思い、お願いをしたところ、気持ちよく引き受けて頂いた。
和田義男
 2006年9月10日、日當さんからメールが届き、次の文面と共にWMA型式の「埴生の宿」が送られてきた。
 ・・・以前ご依頼のありました“埴生の宿”ですが収録してみましたので添付で送ります。テンポは色々試しましたが尺八ではスロー気味が良いようなのでそうしました。使用管は標準管(1尺8寸管)です。お気に召されるかどうか心配ですが聴いてみて下さい。この曲はmy favorite song になりました。アメイジング・グレースも近いうちにお届けします。
 早速、視聴させていただいたところ、素晴らしい音色に感動してしまい、早速、宮嶋さんの「アンコール・ワット」のメドレーに加えさせて頂くとともに、ここに単独のページを作成し、お披露目することにした。日當名人には、心から御礼申し上げたい。〈 敬礼 〉
 この原曲をWAV型式に変換し、雑音を除去するなど、若干修正させて頂き、ビットレート64kbpsでMP3形式に変換したのが、今流れている「埴生の宿(Wa☆Daフォトギャラリー版)」である。日本の尺八名人・日當鶴山によるオリジナルの名曲をどうかじっくりと味わって頂きたい。  和田義男  (2006年9月10日)                                          
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