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和田義男

 感動写真集

2012年4月8日改訂

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♪モーツアルト:ピアノソナタ第15番ハ長調K.545-第1楽章〜K467〜K191〜K622

 

奥入瀬や垂氷天使の遊ぶ城    北舟

 

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Oirase stream, icicle angels playing in the castle.

2012年4月4日制作

奥入瀬の凍滝

奥入瀬の凍滝 / 奥入瀬渓流(青森県)

冬の青森

奥入瀬

 
酸ヶ湯すかゆ 温泉
  ▼ 酸ヶ湯(すかゆ)温泉は、青森県青森市南方約20kmに広がる八甲田山系の火山起源の温泉である。湯はその名の通り強い酸性を示す。「すかゆ」は、鹿湯(しかゆ)が訛(なま)ったもの。

酸ヶ湯すかゆ

温泉・ 地獄沼じごくぬま 蔦沼つたぬま 奥入瀬おいらせ 渓流 十和田湖の位置

酸ヶ湯温泉・地獄沼・蔦沼・奥入瀬渓流・十和田湖の位置

Google Earth
  ▼ 温泉宿は、写真下のように八甲田山中の一軒宿であるが、豊富な湯量と各種効能から宿泊客が多いこともあり、宿の規模は大きい。またその効能から湯治客も多く、一般客向け以外に湯治用宿泊棟が設けられている。

酸ヶ湯すかゆ

温泉

酸ヶ湯温泉

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ウィキペディア・フリー百科事典
  ▲▼ 名物は千人風呂。総ヒバ造りの体育館のような巨大な建物で、「熱の湯」「四分六分の湯」 、「打たせ湯」がある。「熱の湯」と「四分六分の湯」は隣同士であるが泉源が異なる。また名前から受ける印象と実際の湯の温度が逆転しているのが面白い。
一泊した

酸ヶ湯すかゆ

の宿 2012.2.14 08:08

一泊した酸ヶ湯の宿 2012.2.14 08:08

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  ▲▼ 「熱の湯」は源泉の湯をそのまま使っているが、ややぬるめ(名前の由来は、熱の湯の方が体の芯から温まるから、あるいは源泉の湯をそのまま使っているから)。「四分六分の湯」は源泉の湯に水を混ぜているが、もともとの源泉の湯が高温であるため、「熱の湯」より高温(名前の由来は熱の湯に比べて体の芯から温まらないから、あるいは湯と水の混合比による)となっている。
雪に埋まる酸ヶ湯の宿 08:12

雪に埋まる酸ヶ湯の宿 08:12

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  ▲ 脱衣所は男女別だが、中は混浴となっている。ただし、まったくの混浴というわけではなく、大浴槽は中央半分に目印があり、そこで男女が区切られている。

酸ヶ湯すかゆ

温泉の雪道

 2012.2.14 07:58

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青空に映える雪の花

青空に映える雪の花

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新雪のシュプール

新雪のシュプール

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霧氷むひょう

の木々

霧氷の木々

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地獄沼 / 酸ヶ湯沢 08:46

地獄沼 / 酸ヶ湯沢 08:46

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豪雪の除雪道路 09:17

豪雪の除雪道路 09:17

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名も知らぬ池 / 八甲田山麓 11:35

名も知らぬ池 / 八甲田山麓 11:35

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雪の造形美

雪の造形美

拡大写真(2400X1600)248KB 撮影:南光桂子
 
蔦 沼つたぬま
 
  ▼ 奥入瀬渓流の玄関口「十和田湖温泉郷(焼山)」から国道103号線を少し北上したところに、八甲田連峰のひとつ赤倉岳の爆発によって誕生した蔦(つた)の七沼がある。蔦沼、鏡沼、月沼、ひょうたん沼、菅沼、長沼という蔦温泉旅館に近い6つの沼と赤沼を結んで「沼めぐりの小路」(2.8km、約1時間)が整備されている。
ブナの原生林に囲まれた

蔦沼つたぬま

の丸い文様 12:36

ブナの原生林に囲まれた蔦沼の丸い文様 12:36

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冬の蔦沼 12:57

冬の蔦沼 12:57

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雪と氷の造形

雪と氷の造形

拡大写真(2000X1333)384KB 撮影:南光桂子
 
奥入瀬おいらせ 渓流
 
  ▼ 奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)は、青森県十和田市十和田湖畔子ノ口(ねのくち)から焼山までの約14kmの奥入瀬川の渓流である。十和田八幡平国立公園に属する。国の特別名勝及び天然記念物に指定されている。

奥入瀬おいらせ

渓流 13:35

奥入瀬渓流 13:35

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  渓流沿いにはいくつもの滝が点在しこの道は「瀑布街道」とも呼ばれている。十和田湖への魚の遡上を阻止してきた魚止めの滝でもある「銚子大滝」をはじめとして、「阿修羅の流れ」、「雲井の滝」など多くの景勝地がある。
雲井の滝 / 奥入瀬渓流 14:00

雲井の滝 / 奥入瀬渓流 14:00

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  奥入瀬や垂氷天使の遊ぶ城 北舟 

おいらせや たるひてんしの あそぶしろ

Oirase stream,

icicle angels playing in the castle.
奥入瀬おいらせ

凍滝いてたき

奥入瀬の凍滝

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  ▼ 渓流沿いには車道と共に遊歩道が整備されており、美しい新緑や紅葉の鮮やかな時期は特に観光客が多い。
十和田湖に注ぐ奥入瀬渓流 14:20

十和田湖に注ぐ奥入瀬渓流 14:20

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  ▲▼ 奥入瀬渓流が十和田湖に注ぐ川口には、ガラス破片のような尖った浮氷が生成されており、そのそばで、シベリアからやってきた白鳥たちがその優雅な姿を湖面に映していた。
浮氷に遊ぶオオハクチョウ / 奥入瀬川口(十和田湖)

浮氷に遊ぶオオハクチョウ / 奥入瀬川口(十和田湖)

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  ▲▼ 奥入瀬渓流の清水は、たっぷりと冷やされたものらしく、十和田湖に流入した時点で水の移動が止まって表面が結氷するのだろう。オホーツクの流氷のように荒波にぶつかり合い、周辺が丸くなった蓮葉氷(はすばごおり)とは違って、静かに漂うためか、角(かど)が尖っているのが特徴である。
半結氷の十和田湖 14:23

半結氷の十和田湖 14:23

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撮影・原作:  アマチュア山岳写真家 南光 優 (なんこう まさる)

住居:大阪府豊中市

趣味:パソコンいじり、写真、山登り、ガーデニング

あとがき

 1日目は、下北半島の最西側の野猿公園や漁港を撮影。猿の頭にも粉雪がつもり、冬の情感たっぷりでした。  2日目午前中は、下北半島の最東端の寒立馬の居る尻屋崎に向かいました。テレビで見た吹雪の中にたたずむ寒立馬をイメージしておりましたが、残念ながら天気が良く、陽ざしの中ののんびりした寒立馬の撮影となりました。
 
 午後、念願の八甲田山に向かい、ロープウエーで一挙に山頂に。旅行社で準備していてくれたスノーシューをはいて、青空のもと樹氷群の中を散策し、白銀の世界を堪能しました。そして夕刻、城ヶ倉大橋からの風景を撮影しました。橋から見る新緑のブナ林も好きですが、冬も厳冬期独特の雰囲気があって良かったです。
 
 最終日も天気が良く、早朝、宿泊した酸ヶ湯温泉の周囲を散策し、朝食後、地獄沼からはじまり、静かなブナ林や森をスノーシューで歩きました。味わいある蔦沼や奥入瀬の氷ついた滝、そして十和田湖まで撮影しました。最後に十和田湖畔に白鳥が待っていてくれました。 
 

★☆★彡

 
 

感動写真集〈 第175集 〉旅紀行ジャパン〈 第128集 〉「冬の青森」

 
 

撮影・原作:南光 優  監修 : 和田義男

 
 平成24年(2012)04月04日 作品:第10作 画像:(大70+小4) 頁数:4 ファイル数:170 ファイル容量:59MB
 平成12年(2000)〜平成24年(2012) 作品数:433 頁数:1,710 ファイル数:73,982 ファイル容量:12,716MB
  紅顔の下北猿や雪まみれ  北舟 

こうがんの しもきたざるや ゆきまみれ

Red-faced Shimokita monkeys covered with snow.

【編集子が選ぶ名作】 

猿の群像

猿の群像 15:49

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至福の南光ワールド

 平成24年(2012)4月4日(水)、感動写真集の第一人者・南光優さんの第20作「冬の青森」が完成した。昨年3月に発表した「冬の美瑛」に続く冬シリーズのひとつで、素晴らしい南光ワールドに圧倒され、ため息をつきながら夢中で編集させていただいた。
  冬は寒く、旅行には適さないので、出掛けるのはおっくうである。しかし、八甲田の樹氷と寒立馬を見たいと一念発起し、奥さんと共に雪国に行かれて、ふだん目にすることができない青森ならではの冬景色を切り取ってこられた行動力は素晴らしく、元気をたっぷりと頂いた。
 南光さんのお陰で、暖房の効いたリビングでくつろぎながら美しいBGMをバックに豪雪地帯の冬景色を心ゆくまで楽しむことができる。何と贅沢なことであろうか。
 今回国や県の天然記念物として指定されている下北ザルと寒立馬が前半に登場し、厳しい寒さに耐えて暮らす姿に感動する。そして後半に八甲田や奥入瀬の銀世界が現れ、自然の造形美に心を打たれる。
 南光さんの芸術作品を鑑賞するには、説明は要らない。いっそ、解説を省こうかとも思った。しかし、Wa☆Daフォトギャラリーには、簡潔明瞭に解説をつけるという鉄則があるので、従来通り解説を添えた。もし、目障りなら、読み流していただきたい。

★☆★彡

 この作品を惜しげもなく提供頂いた南光さんご夫妻には、心より御礼申し上げます。これからもお元気で世界中を旅され、ロマンと感動溢れる作品をお撮り下さい。有り難うございました。〈 完 〉 2012.4.4 監修 和田義男
  雪野原たてがみ白き寒立馬  北舟 

ゆきのはら たてがみしろき かんだちめ

Snow field, Kandatime horse with a white mane.

【編集子が選ぶ名作】 

春を待つ寒立馬

春を待つ寒立馬

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Wa☆Daフォトギャラリー

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 和田フォトギャラリー

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