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 旅紀行日本の裸祭り

2016年11月15日改訂

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海に帰る〜水の都〜精霊

旅と写真は元気の泉

感動の裸祭CD完成!

遠州の寄する巻波秋の垢離   北舟

 

The autumnal water purification, the rolling waves rushing at Ensyu.

2016年11月15日制作

先供たちの浜垢離(静岡県磐田市福田浜)

拡大写真(2400X2000)914KB

先供たちの浜垢離(静岡県磐田市福田浜)

国指定重要無形民俗文化財

神紋:八弁菊   矢奈比賣天神社   神紋:剣梅鉢

見付天神裸祭'16

 

浜垢離

▼ 松原の神事が終わると、氏子関係者たちは次の神事である海浜の修祓(しゅばつ)のため、福田浜に移動した。

海浜の修祓に向かう一行/福田浜(遠州灘) 2016.09.07 10:35

海浜の修祓に向かう一行/福田浜(遠州灘) 2016.09.07 10:35

拡大写真(2400X1800)1.34MB

白砂青松の福田浜に入る 10:36

白砂青松の福田浜に入る 10:36

拡大写真(3000X2000)0.99MB

広大な遠州灘福田浜 10:38

広大な遠州灘福田浜 10:38

パノラマ写真(3000X1400)707KB

神々に降臨を促す合図を送る神職 10:39

神々に降臨を促す合図を送る神職 10:39

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▲▼ 榊(さかき)と注連縄(しめなわ)が結びつけられた鉾(ほこ)を持った神職が波打ち際まで進み、空に向けて鉾を振り回して神々の降臨を促す一方で、氏子がスコップで砂を掘り、神々の依代(よりしろ)となる大榊(おおさかき)を植える作業が行われた。
神々の憑代(神籬)を植える 10:40

神々の憑代(神籬)を植える 10:40

拡大写真(2400X1650)809KB
福田浜で待機していたのは、サーフ・パトロールの隊員たち。水際に旗を立てて遊泳許可区域を設定し、各自救命浮器を携えて出動準備を終えていた。今年は4人の隊員たちが浜垢離の安全を守る。

遊泳許可区域を設定し、救命浮器を携えたサーフ・パトロール隊員たち 10:41

遊泳許可区域を設定し、救命浮器を携えたサーフ・パトロール隊員たち 10:41

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海浜の

修祓しゅばつ

 
白砂青松の広大な福田浜の渚に鉾(ほこ)と天神(てんじん)と呼ばれる大榊(おおさかき)と共に先供と輿番の浜印(はまじるし)(幟旗)が立てられ、神饌(しんせん)を載せる八足机(はっそくづくえ)などが置かれた祭壇が遠州灘に向かって据え付けられた。大榊や浜印の笹は神々の依代(よりしろ)、つまり、神々が降臨するための目印で、神籬(ひもろぎ)となるものである。

海浜の修祓/遠州灘福田浜(静岡県磐田市) 10:47

海浜の修祓/遠州灘福田浜(静岡県磐田市) 10:47

パノラマ写真(3000X1300)669KB

海浜の修祓/遠州灘福田浜(静岡県磐田市) 10:51

海浜の修祓/遠州灘福田浜(静岡県磐田市) 10:51

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▼▲ 最初に、禰宜(ねぎ)が海神(わたのかみ)と祓戸大神(はらえどのおおかみ)を迎える迎神詞を奏上。「オー」と警蹕(けいひつ)を掛けて座に戻り、続いて米酒などを献饌(けんせん)したあと、 久野宮司が砂浜に直に正座し、祝詞(のりと)を奏上した。

久野宮司の祝詞奏上 10:52

久野宮司の祝詞奏上 10:52

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御幣によるお祓いに続いて切り麻(きりぬさ)でお清め 10:56

御幣によるお祓いに続いて切り麻(きりぬさ)でお清め 10:56

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▲▼ 大麻(おおぬさ)と紙吹雪のような切麻(きりぬさ)による修祓(しゅばつ)の後参列者全員に20cmほどの竹串に紙垂(しで)を付けて麻で縛った小祓(こばらい)が配られ各自起立したまま小祓に息を吹きかけ、頭からつま先まで、左、右、左と身体を祓(はら)った。

小祓に息を吹きかけ禊ぐ秋 北舟

こばらいに  いきをふきかけ みそぐあき

The autumnal purification, insufflating an exorcising charm with breath.

小祓(こばらい)を持つ氏子たち

小祓(こばらい)を持つ氏子たち

パノラマ写真(3000X960)583KB

神職ともども小祓で全身を祓う 10:57

神職ともども小祓で全身を祓う 10:57

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小祓に息を吹きかける

小祓に息を吹きかける

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撤饌(てっせん)のあと禰宜による昇神詞の奏上で神々を送り砂浜での修祓(しゅばつ)の神事が終わると海に入って垢離(こり)を取る浜垢離(はまごり)を行うため先供たちは、砂浜の上で脱衣して褌(ふんどし)一丁の裸形(らぎょう)となった。 私もシャツと海パンを脱いで六尺褌一丁になり、海に入って激写する体勢を整えた。
その場で裸になる神輿先供係たち 11:03

その場で裸になる神輿先供係たち 11:03

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禊の準備をする神職たち

禊の準備をする神職たち

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▼ 裸になったあと、全身の厄(やく)を拭い取った小祓(こばらい)を神々の降臨する憑代(よりしろ)の下に立てて、祓戸大神(はらえどのおおかみ)にその処理を託したのち、浜垢離(はまごり)に向かうのが伝統の作法である。

憑代(神籬)の根本に小祓を差す久野宮司 11:04

憑代(神籬)の根本に小祓を差す久野宮司 11:04

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▼ 最初は神職たちの浜垢離(禊)で、東から久野宮司(右端)ら4人の神職が鉢巻・越中褌姿で並び、遠州灘に向かって柏手(かしわで)を打ち、拝礼したあと、海に入って波を被り、身体を清めた。 

神職たちの浜垢離 【壱】 〜宮司を先頭に海に向かう〜

神職たちの浜垢離 【壱】 〜宮司を先頭に海に向かう〜

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神職たちの浜垢離 【弐】 〜越中褌一丁で海に入る〜 10:05

神職たちの浜垢離 【弐】 〜越中褌一丁で海に入る〜 10:05

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神職たちの浜垢離 【参】 〜荒海に向かう四人〜

神職たちの浜垢離 【参】 〜荒海に向かう四人〜

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神職たちの浜垢離 【四】 〜海に入って禊をする〜 11:05

神職たちの浜垢離 【四】 〜海に入って禊をする〜 11:05

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▼ 宮司ら神職たちの禊が終わると、御輿先供係(みこしさきともがかり)と書かれた浜印(はまじるし)を持つ旗手を先頭に、六尺褌姿の先供(さきとも)たちが海に入った。

先供たちの浜垢離 【壱】 〜神職に続いて遠州灘に向かう〜 11:06

先供たちの浜垢離 【壱】 〜神職に続いて遠州灘に向かう〜 11:06

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先供たちの浜垢離 【弐】

先供たちの浜垢離 【弐】

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先供たちの浜垢離 【参】

先供たちの浜垢離 【参】

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▲▼ 先供たちは、誰もいない大海原に真っ先に入った。何という爽快な気分! そばにいて同じ褌一丁で激写している筆者も共有するこのフィーリング。神職を補佐し、8日間の神事を取り仕切る彼らの任務は重大で、浜垢離で心身を清め、清々しい身となってこそ神々にご奉仕できる資格が得られる。
先供たちの浜垢離 【四】 11:06

先供たちの浜垢離 【四】 11:06

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▼先供係の浜垢離の最中に、見付天神裸祭保存会の鈴木亮司会長が海に入り、一緒に垢離を取った。鈴木会長は西中区二番觸に所属しているので、赤鈴の鉢巻を締めている。

先供たちの浜垢離 【五】 〜波にもまれる禊〜 11:07

先供たちの浜垢離 【五】 〜波にもまれる禊〜 11:07

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▲▼ 先供たちは、寄せ来る大波を浴びて垢離(こり)を取ったあと、荒波に洗われて丸くなった小石を拾い、浜砂と海水を桶に汲み取る。浜砂と海水は御大祭前日の「御池(みいけ)の清祓(きよはらい)」に小石は御大祭の「御輿出御祭」に使われる。
  遠州の寄する巻波秋の垢離 北舟 

えんしゅうの よするまきなみ あきのこり

The autumnal water purification, the rolling waves rushing at Ensyu.

先供たちの浜垢離 【六】

先供たちの浜垢離 【六】

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浜垢離の順番を待つ祭組 11:07

浜垢離の順番を待つ祭組 11:07

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