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  Wa☆Daフォトギャラリー 特集!旅紀行Q

2007年8月13日改訂

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♪Lullaby(子守歌)/ スカンジナヴィア・ムード(リコーダーの調べ)

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水の宮ガムラスタンの夏景色  北舟

2007年8月12日作成

路上の似顔絵(カリカチュア)書き

路上の似顔絵(カリカチュア)書き(水の都ストックホルム/北欧の旅)

北欧の旅

 水の都ストックホルム

スウェーデン国旗

ガムラ・スタン

市庁舎 黄金の間 ガムラ・スタン ストックホルム港

ガムラ・スタン(旧市街) Gamla Stan

 ストックホルム発祥の地ガムラ・スタン。ガムラ Gamla は古い、 スタン Stan は街という意味で、その名の通り、ストックホルムの中心地にある最も古い地区である。ここには狭い路地や歴史ある教会など、17〜18世紀の中世の面影が色濃く残されている。
市庁舎展望塔から臨むガムラ・スタン(旧市街)

マウスカーソルで画面のどこかをポイントすると説明が現れます。

市庁舎展望塔から臨むガムラ・スタン(旧市街)

パノラマ写真(2900x700)448KB

資料

 水の宮ガムラスタンの夏景色  北舟 

みずのみや がむらすたんの なつげしき

リッダーホルム教会 Riddarholms kyrkan

 街のどこからでも見える高い尖塔を持つリッダーホルム教会は、ガムラ・スタンの西に隣接するリッダーホルメン島にある。13世紀半ばにフランシスコ会修道院として建てられ、後にゴシック様式の教会に改造された。大聖堂と並んでストックホルムで最も古い教会のひとつ。
 透かし彫りのような塔はネオゴシック様式で、過去二度の火災で焼失し、現在の塔は1846年に再建されたもの。
1634年の
グスタフ・アドルフ II の埋葬以来、歴代王室の王や王妃が葬られている。
高い尖塔のリッダーホルム教会
高い尖塔のリッダーホルム教会

拡大写真(1375x1400)216KB

グスタフIII世 Gustav III  1746-1792

 ガムラ・スタンには、ホルシュタイン=ゴットルプ朝第2代国王・グスタフIII世(在位:1771-1792)の像が建つ。ロシア帝国やデンマークと戦って勝利し、フランスとの友好関係を深め、ヨーロッパでの名声を高めた。グスタフIII世の時代は、スウェーデンの中興の時代で、文化面からは「ロココの時代」と呼ばれている。
ガムラ・スタンに建つグスタフIII世像
ガムラ・スタンに建つグスタフIII世像

拡大写真(1400x980)215KB

王宮 Kungliga slottet

 ガムラ・スタンの北側に建つ3階建ての堂々たる建物。約60年の歳月をかけて建造され、1754年に完成した。イタリア・バロック様式とフランス・ロココ様式の建築で、代々王室の居城として使われてきた。現王室は、1982年に王家の教育上の配慮から郊外のドロットニングホルム宮殿に移っている。
ガムラ・スタンの王宮
ガムラ・スタンの王宮

パノラマ写真(1880x900)315KB

 王族の居室は全部で約600室あり、見学できるのは王宮内の2階と3階の一部で、ベルナドッテの間、晩餐会の広間、迎賓の間など。ロココ調のインテリア、450kgのクリスタル・ガラスのシャンデリア、ペルシャ絨毯など、外観とは対照的に豪華なコレクションを見ることが出来る。
大砲の展示
大砲の展示

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 王宮に行くと、例によって衛兵を撮影することになる。各国ともに宮殿の顔となることから、長身でハンサムな若者が選ばれ、誇りを持って勤務している。細かく観察すると、それぞれのお国柄があり、興味は尽きない。
王宮の衛兵
王宮の衛兵

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 我々が王宮に行ったときは、水都ストックホルムにふさわしく海軍の制服を着た衛兵が立直(りっちょく)していた。衛兵は銃身にナイフを装着した銃剣を持つのが共通しているが、その姿勢はさまざまである。

衛兵は海軍  MARINBASEN
衛兵は海軍 MARINBASEN

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 感動写真集「妙法輪寺寒の荒行」の作者・蓮野渉さんから衛兵の写真をお送り頂いた。internetで検索すると、スウェーデンの王宮では青いユニフォームに金属ヘルメットを被った衛兵が一般的である。この写真では、驚いたことに、銃口が蓮野さんに向けられている。これはとても危険な行為であり、あってはならないポーズである。

青いユニフォームの衛兵 2005.5

青いユニフォームの衛兵 2005.5

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撮影:蓮野 渉

 ストックホルムの夏の観光イベントのひとつに、王宮で行われる衛兵交代式があり、夏休み期間中は毎日開催されているという。その時刻に行かないと見ることができないが、とても華やかなセレモニーである。
   
参考:騎馬隊と楽隊による衛兵交代式  http://photo.ikuru.net/blog/archives/2007/08/post_527.html
 下の写真も蓮野さんから提供していただいたものだが、衛兵たちは全員小銃を水平に持っている。銃口の前には観光客が立っているので、配慮が足りないと思う。
 私が海上保安大学校で習った銃器の操法は、いかなる場合も銃口を人に向けてはならないというのが鉄則であった。銃をロックしていても(ロックしているつもりでも)、暴発の可能性は皆無にはならない。警察官が拳銃を手入れしてるときに暴発して同僚を撃ってしまったという事故は、過去に何度も発生しているのである。

王宮の衛兵交代 2005.5

王宮の衛兵交代 2005.5

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撮影:蓮野 渉

大聖堂 Storkyrkan

 王宮のすぐ南にある大聖堂は、ストックホルム最古の由緒ある教会である。1279年に建てられたが、何度も増改築が行われ、現在の大きさになったのは1480年代になってからという。当初はゴシック様式だったが、王宮の建築様式に合わせて、イタリア・バロック様式に改築されている。
 これまで国王や女王の戴冠式や結婚式などのセレモニーが大聖堂で行われてきた。最近の儀式としては、1976年に行われた現国王カール16世グスタフ王とシルビア王妃との結婚式がある。
市内最古の大聖堂の搭
市内最古の大聖堂の搭

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 ガムラ・スタン(旧市街)は、中世の佇まいがそのまま残されているため、狭い石畳の路地に古い建物がひしめき合って建っており、いきなり中世のヨーロッパにタイムスリップしたような錯覚を覚える。
ガムラ・スタンの石畳の道
ガムラ・スタンの石畳の道

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路上の似顔絵(カリカチュア)書き
路上の似顔絵(カリカチュア)書き

拡大写真(1600x1240)357KB

 現地ガイドに引率され、迷路のような狭い路地を歩き回った。角を曲がるとガイディング・レシーバーは何も聞こえなくなり、迷子になってしまうので、余り道草はできない。
狭い路地に密集する商店街
狭い路地に密集する商店街

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 ガムラ・スタンで最も狭い路地を覗いた。まさに人が一人通れるだけの幅でしかない。ストックホルムが北欧のベネティアといわれるのは、水路が多いだけでなく、街路地が狭いのも似通っているからだろう。
ガムラ・スタンで最も狭い路地
ガムラ・スタンで最も狭い路地

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Iron Boy

    資料

Iron Boy

フィンランド教会  Finska Kyrkan

 ガムラ・スタンの大広場の東側に、黄色の小さなフィンランド教会がある。
 この教会が観光ルートになっているのは、その裏庭にアイアン・ボーイ Iron Boy と呼ばれる市内で最も小さな像があるため。
 全高わずか14cmの愛らしい姿が市民や観光客に人気があり、コインを置いて行く人もいる。誰が用意するのか、時々帽子を被っていたり、花を持っていたりする。
ドイツ教会
ドイツ教会

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市庁舎 黄金の間 ガムラ・スタン ストックホルム港
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