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2003年1月28日改訂
BGM

2001年7月22日制作

万里長城1/3 万里長城2/3 万里長城
撮影:川邉俊雅  調製・解説:和田義男
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男坂を登る観光客

男坂を登る観光客

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万里の長城 長城は中国の北部に位置し、東の山海関(さんかいかん)を起点とし、西の嘉峪関(かよくかん)を終点として、全長約6,350km(12,700華里)、万里の長城という通称がある。
 紀元前5世紀周の時代に北方騎馬民族の侵入を防ぐ為に築いた城壁が長城の始まりといわれる。万里の長城の建設を本格的に手がけたのは、中国を初めて統一した秦(しん)の始皇帝。当時中国にたびたび攻め入ってきた北方民族・匈奴(きょうど)から国を守るためだった。

八達嶺 バーダーリン

 2002年11月19日(火)、万里長城・八達嶺に行った。北京市街からバスに乗り、高速道路を走ること約1時間半ほどで居庸関が見えてくる。暫くして八達嶺に着く。

 長城に向かって右側の比較的緩い女坂と、左側のちょっときつい男坂がある。当然のことながらきつい方に挑戦する。斜度は40度以上もありそうで、みんなふうふう言いながら登っている。
万里長城・八達嶺

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 北京の八達嶺にある長城は明代のもので、きわめて上質な材料を使って堅固に築造されている。最も完全な形で保存されており、長城観賞の最適なところである。
 漢の時代になると、万里の長城はシルクロードを守るという役割も果たすようになる。長城の各所には関所が作られ、交易を求める商人たちでにぎわうようになった。2000年もの間さまざまな外敵から国を守ってきた万里の長城は、中国文明の象徴である。
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龍のように続く長城

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 万里の長城は土と石とでできている。はじめのころの造り方は、始めに木箱を作り、その中に土を入れ少しずつ杵(きね)でつき固めていく方法だった。一度にできる高さは10cmだけ。この作業を何度も繰り返し、5mの高さの壁を作った。
果てしない長城

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 過酷な環境にある砂漠地帯では、さらに崩れにくくするために、土と土の間に紅柳(アカヤナギ)などの繊維質の植物をはさみ込むという方法もとられていた。
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手すりのある長城

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 その後、壁に煉瓦を使うようになってからも、この土台作りは同じ方法で行われていた。この方法によって、2000年の風雪に耐える城壁が完成した。
長城を歩く

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 ある旅行会社の調査によると日本人の海外人気スポットのトップは万里の長城だという。2000年もの間様々な外敵から国土を守ってきた長城は、中国文明の象徴である。汗と涙で築き上げた人類のかけがえのない財産であることには間違いない。 《 完 》
万里長城1/3 万里長城2/3 万里長城
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