青梅マラソン（新記録）

新記録

月桂冠

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多摩川紀行


	30km の部
	青梅マラソンの目玉は、30kmの部である。毎年日本のトップランナーや海外の招待選手が参加する。今年は既にアテネ五輪マラソン代表に内定している野口みずき選手が出走するというので、報道陣が大勢来ていた。市民ランナーたちもトップランナーと一緒に走ることができるため、人気が高い。
	30kmのコースは、多摩川沿いに青梅街道をさかのぼり、川井駅近くで折り返してくる。晴天で風もない絶好のコンディションに恵まれ、6万人の観衆がレースの行方を見守った。　青梅マラソンのコース

9,900人のランナー

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ウォーミングアップする野口みずき選手

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3年連続でスターターを務める長嶋茂雄さん

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スタート2分前

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号砲を待つ野口選手

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正午の号砲！

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紅梅を背にスタートの白煙　北舟

一斉にスタート！


	のどかなスタート風景
	一流選手が先頭集団でスタートした後、市民ランナーが後に続いた。例年のことながら、長嶋さんに手を振りながら走る人が多く、前の人とぶつかるので、「前を見て走ってください！」という珍アナウンスが流れていた。

拡大写真（1600x1200）288KB　【E-1 58mm/28-108mm F6.3　1/250秒　ISO200】


	日本最高記録！
	30km女子の部は、野口みずき選手が真っ先に帰ってきた。タイムは1時間39分9秒で、平成13年（2001）に高橋尚子選手が出した1時間41分57秒の大会記録を破る日本最高記録で初優勝を飾った。
	起伏に富む青梅のコースはアテネ五輪のコースとよく似ているという。「マラソンにつながる走りをしたい」といっていた野口選手。アテネ五輪優勝の期待が一段と高まった走りだった。