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 感動写真集

2005年9月15日改訂

♪朱 TAM Music Factory

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            しがみつく梁のてかりや秋祭  北舟

2004年11月21日作成

蛸舞式

たこ舞神事(福岡神社/鳥取県日野郡溝口町)

鳥取県無形民俗文化財

たこ舞神事

丸 梁

2001年 〉

蛸舞式神事
〈 2004年 〉

大注連

梁 
丸 梁まるはり
 いよいよ真打ち登場である。丸梁にまたがり、抱きついた願主(ねがいぬし)を大勢の男たちが丸梁のまわりを回転させるこの神事は、蛸役の1人と蛸の足役8人が必要である。奇祭中の奇祭といわれる所以がここにある。

丸梁にまたがる

丸梁にまたがる

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丸梁に抱きつく

丸梁に抱きつく

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 ぐるぐる廻しは、神楽の笛と太鼓が厳かに鳴り響くなか、全員が「そーれ、そーれ」と掛け声を掛けながら行われる。短い休みを入れるものの殆ど連続で、一度に8回転させ、これを何回も繰り返すので、全員汗ダクである。

丸梁にぶら下がる

丸梁にぶら下がる

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  しがみつく梁のてかりや秋祭   北舟    

しがみつく はりのてかりや あきまつり

 この神事は、祭神が熊野灘で難破して大蛸に助けられたことに感謝して、その喜びを表現したもので、願主が梁のまわりを廻るのは、蛸が船の舳先(へさき)で航海の無事を喜ぶ様子を表しているという。

丸梁の上に押し上げる

丸梁の上に押し上げる

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 地元では蛸を敬い、長年蛸を食べるのを禁じてきたというから徹底している。大切な丸梁は、ツルツルの状態で、歴史の長さが偲ばれる。何ともユーモラスな神事である。

拍手で打ち止め

拍手で打ち止め

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神饌しんせん のお神酒
 蛸舞式神事を無事終えた男たちは、安堵感から笑顔が漏れた。籤引の結果が発表され、福男が決まった。神官から全員に祭神が口にされた神饌(しんせん)のお神酒が振る舞われ、景品やお守り札が渡された。

拍手を送る男たち

拍手を送る男たち

幸運を掴んだ若者

幸運を掴んだ若者

NHKインタビュー

NHKインタビュー

   
社務所で 直会なおらい
 裸の男たちは社務所で普段着に着替えた後、直会が催された。地域の連帯感を育む、楽しいひとときである。

社務所で直会

撮影 ・ 原作

 

住居: 岡山県

趣味: フィットネスクラブでの運動 (只今20年継続中) 水泳等

座右の銘: 「継続は力なり」 「歳月人を待たず」   座右の書: 「菜の花の沖」  司馬遼太郎

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山里の奇祭神事

 蛸舞式神事が行われる福岡神社(たこさん)は、大山の麓にある溝口の町から、車で30分くらい奥へ入り込んだ山里にありました。どこにでもありそうな小さな村の神社でした。遠くに西日本の雄峰である大山を望む位置にあります。
 古来から伝わっている蛸舞式神事は、舞堂という薄暗く狭いスペースの神楽殿の中で、褌一丁の氏子たちが藁の蛸を捧げて舞ったり、大きな丸梁に抱きつき回転したりして、その昔、祭神速玉男命(はやたまおのみこと)が熊野灘で遭難し、大蛸に助けられことに対して、歓喜の様子を身体全体で爆発させているように感じました。氏子たちの荒い息使いと吹き出る汗がそのことを物語っていました。
 過疎化の波はこの山村にも確実に押し寄せていて、神事に参加する人も激減したと言っていましたが、若者たちが「たこさん会」というものを作って継承しているということを聞き心強く思いました。この蛸舞式神事がいつまでも変質することなく今の姿で残っていって欲しいものと願っています。  ちばあきお

ちばさんの情熱に感謝!

 「たこ舞神事」は、条件の悪い舞堂の中の神事を外部から撮影したにもかかわらず、極めて鮮明で迫力があり、2001年のビデオから画像キャプチャーした私の作品と比べて、格段に臨場感のある力作である。
 ちばさんは、2004年6月の「祭り屋台 in 姫路」を皮切りに、僅か半年で8つの作品を発表され、13作を数える南光優さんに次ぐメジャーな作者である。「祭り屋台 in 姫路」と7月末に発表された「博多祇園山笠」は既にアクセス1万件を超えるヒット作品となっている。
 一貫して日本古来の伝統文化が息づく裸祭りを追い続けておられるちばさんは、もはや他の追随を許さない存在である。「これからもライフワークとして裸文化の伝統美を追い続けて行きたい」とおっしゃるちばさん。その情熱に心から感謝申し上げたい。今後とも読者の皆さんから暖かいご声援を賜れば幸いである。 〈 完 〉 
                                                  2004年11月21日 和田義男

2001年 〉

蛸舞式神事
〈 2004年 〉

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梁 
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