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                                      | 7枚のバタ板は海水で浄められたあと、午後3時45分、祭神・秦河勝(はたの・かわかつ) の御霊を乗せた神輿が無事にバタ板を渡り、御神輿船に移された。いよいよ海上渡御の始まりである。 |  
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													夕暮れの船出 |  
                                      | 日は西に傾き、雲に隠れて、あたりは薄暗くなってきた。バタ板を掛ける役割を終えた櫂伝馬の男たちは、赤い法被を羽織って配置に付いた。これから赤の伝馬が一番船、黄色の伝馬が二番船として船団の先頭に立ち、生島御旅所まで渡御船団を曳航する。 |  
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												獅子船 |  
                                      | 渡御船団三番船の獅子船に猿田彦と二頭の獅子が乗り込んだ。被曳船の先頭に位置し、警護の任に付く。 |  
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												頭人船 |  
                                      | 北ノ町の頭人船が四番船として獅子船の後に続く。更に五番船から八番船まで、西ノ町、東之町、下高谷、小島町の順に頭人船が並ぶ。頭人船は獅子船とともに御神輿船の警護にあたる。 |  
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					北ノ町の頭人船 | 
	
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													楽 船 |  
                                      | 御神輿船の直前に位置する九番船の楽船は、船渡御の間、楽人(がくじん)が雅楽を奏でる。雅な王朝文化の妙なる調べが浜の観客のロマンを誘う。この船は復元船で、本物は大避神社境内に展示されている。祭種船12隻の中でこの船だけが屋形船である。 |  
                                      | 神楽(かぐら)を創作制定した祭神・秦河勝(はたのかわかつ)を祖と仰ぐ雅楽家には、東儀・岡・薗・林の四家があり、今に雅楽を伝えている。坂越の船祭りには京都から楽人が3〜4人招かれ、この楽船に乗り込む。 |  
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                                      | 12隻の渡御船団 |  
                                      | 渡御船団は、一番・二番が櫂伝馬、三番が獅子船、四番から八番までが頭人船、九番が楽船、十番が御神輿船、十一番が警護船、十二番が歌船となる。今年は警護船が見あたらず、全部で11隻の船団となっている。 |  
                                      | 櫂伝馬以外の船には、すべて船尾に櫓(ろ)が付いており、船頭が乗り込んでいる。櫓は舵取りの役割である。 |  
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					曳航される御神輿船 | 
	
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					御神輿を守る神職たち | 
	
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                                      | 雅な渡御船団 |  
                                      | 櫂伝馬に曳航される船渡御の櫓櫂船(ろかいぶね)が一直線に並んだ。御神輿船の前に9隻の船が先導している。楽船には「国家太平 雅音成就」の大幟が見える。雅な音曲で国家太平を実現したいとの願いなのだろう。 |  
                                      | 頭人船にも氏子町内を表す幟が立ち、吹き流しが観客の目を楽しませてくれる。 |  
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                                      | 歌船には、歌船組が乗船し、船歌(ふなうた)を奏上する。獅子組と同じで、代々同じ地区の世襲制であるという。 |  
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