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 旅紀行日本の裸祭り

2010年11月16日改訂

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♪メドレー「春の海」

春日和真白き綱の土俵入   北舟

 

Fine day in spring,
the sumo wrestler's performance with a pure white rope on the ring.

2009年5月8日制作

横綱白鵬の不知火型土俵入

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横綱白鵬の不知火型土俵入 /靖國神社相撲場(東京都千代田区)

靖國奉納大相撲

土俵入

 
 12時45分ころから十両土俵入りが披露された。力士たちは十両に昇進すると丁髷(ちょんまげ)を大銀杏(おおいちょう)に結って土俵に上がることができる関取と呼ばれる一人前の力士となる。本場所の廻し(相撲褌)も木綿からカラフルな絹の廻しとなり、全てが一変する。
十両土俵入(東方)

十両土俵入(東方)

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   年俸90万円だった幕下力士が十両に上がると年俸1200万円余に跳ね上がるという。一般サラリーマンの平均年俸の倍以上に上がるのだから凄い出世である。一般企業でいえば、いきなり部長職になったようなものである。タニマチと呼ばれる贔屓筋(ひいきすじ)からの祝儀もあって恵まれた環境といえるが勝ち組になるまでの苦労は、並大抵のことではない。  
十両土俵入(西方)

十両土俵入(西方)

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櫓太鼓打分やぐらだいこうちわけ

 
 十両土俵入は5分ほどで終わり、続いて櫓太鼓*打分という演目で、相撲興行が始まることを告げるふれ太鼓や相撲が終わった(はねた)ときに鳴らすはね太鼓などが披露された。太鼓の胴に日本相撲協会の桜の紋章が見える。
*櫓太鼓:相撲場で開場や閉場を知らせるために高さ約20mの櫓の上で打つ太鼓のこと。
色々な櫓太鼓の紹介

色々な櫓太鼓の紹介

 
是より

十 両じゅうりょう

 
   午後1時ころから十両の関取13組の熱戦が披露された。十両は、幕内に次ぐ位置にあり、これより上の力士は関取として扱われる。本場所では15日間毎日取組が組まれ、上位はいわゆる「入替戦」や幕内力士の休場の穴埋めで、幕内に上がって相撲を取ることもある。  

関 取せきとり

の呼び出し

関取の呼び出し

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 成績が極めて優秀であればたとえ下位であっても幕内に上がれることがある反面、成績が極端に悪い場合はたとえ上位であっても幕下に落とされる。その意味では、非常にシビアな階級といわれる。
十両の取組

十両の取組

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幕内土俵入まくうちどひょういり

 
   午後1時30分過ぎから靖國神社の挨拶が行われた後中入(なかいり)(休憩)となり午後1時50分ころから幕内力士による土俵入が披露された。  
幕内力士の登場

幕内力士の登場

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   東の花道から高見盛(たかみざかり)、豪風(たけかぜ)、嘉風(よしかぜ)、雅山(みやびやま)、琴奨菊(ことしょうぎく)、北勝力(ほくとうりき)、豪栄道(ごうえいどう)、琴光喜(ことみつき)など17名の幕内力士が華やかな化粧廻しをつけて登場し、幕内土俵入を披露。続いて、西の花道から登場した豊ノ島(とよのしま)、玉乃島(たまのしま)、時天空(ときてんくう)、栃煌山(とちおうざん)、鶴竜(かくりゅう)、旭天鵬(きょくてんほう)、稀勢の里(きせのさと)、把瑠都(ばると)など17名が土俵入した。  
角界を背負う人気力士が勢揃い

角界を背負う人気力士が勢揃い

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   幕内は大相撲の最も上位にランクされる階層で相撲業界を背負って立つ花形力士である。番付によって横綱、大関、関脇、小結、前頭と区分けされている。2004年1月場所以降、幕内力士の定員は42人以内と決められている。幕内力士のうち、大関・関脇・小結を総称して三役、前頭を平幕と呼ぶ。  
幕内土俵入(東方力士)

幕内土俵入(東方力士)

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   力士の内、幕内力士たちとそのすぐ下の階層の十両の力士たちを総称して関取という。関取の力士たちは、幕下以下の力士たちを付け人として持つことができ、持ち物運び・食事などの世話をしてもらえる。  
赤ちゃんも褌を締めて土俵入

赤ちゃんも褌を締めて土俵入

 前頭の下位の幕内力士のうち数名は本場所十両の上位力士と対戦しなければならない。各々の成績や幕内力士の引退者数に応じて場所ごとに力士が幕内から陥落したり、十両から昇進する。十両力士が前頭に昇進することを入幕(にゅうまく)と呼ぶ。                           
幕内土俵入(西方力士)

幕内土俵入(西方力士)

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横綱土俵入よこづなどひょういり

 
 幕内土俵入のあと、平成21年(2009)の初場所(東京)で優勝した第68代横綱・朝青龍明徳(あさしょうりゅう・あきのり)が東の花道から入場し、雲竜型(うんりゅうがた)の土俵入を披露。続いて春場所(大阪)で優勝した第69代横綱・白鵬翔(はくほう・しょう)力士が西の花道から入場し、不知火型(しらぬいがた)の土俵入を披露した。
 横綱土俵入には、雲竜型(うんりゅうがた)と不知火型(しらぬいがた)の2種類がある。それぞれ第10代横綱・雲龍久吉(うんりゅう・ひさきち/きゅうきち)と第11代横綱・不知火光右衛門(しらぬい・みつえもん/こうえもん)の型が伝えられたもの。横綱土俵入に太刀持ちと露払いを従えるようになったのは、天保年間(1830〜1844年)からという
横綱朝青龍の土俵入

横綱朝青龍の土俵入

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  春光を背に綱の土俵入  北舟 

しゅんこうを そびらにつなの どひょういり

The sumo wrestler's ring performance with a rope, bathing the spring light behind.

第68代横綱・

朝青龍明徳あさしょうりゅうあきのり

雲竜型うんりゅうがた

土俵入 

第68代横綱・朝青龍明徳の雲竜型土俵入

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化粧廻しけしょうまわし

 
   化粧廻しは大相撲の関取が土俵入りの際に締める儀式用の廻しである。長さ8m、幅68cmの長い博多織の布の先端に豪華な刺繍と馬簾*(ばれん)の付いたエプロンのような大きな前垂れを持つ高価な廻し(相撲褌)で、一体ものである。  
 力士たちは、化粧廻しを汚さないため、六尺褌紐を一重結びしてTバック状にした越中褌を締めた上に化粧廻しを締めている。(取組のときの廻しは、直接肌に締める。)
*馬簾:裾に付いている房糸。
赤ちゃんを行司に預ける白鵬

赤ちゃんを行司に預ける白鵬

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 横綱の化粧廻しは本人の他に太刀持ちと露払い役の力士の分も含めた三点セットである。協賛企業や出身校などのスポンサー(後援会、タニマチ)から贈られるものが多いという。
 なお、前垂れ部分だけを独立させて前掛け状に仕立てられたものが祭や子供用に作られている。歌舞伎などでも使われ、伊達下がり(だてさがり)と呼ばれる。
横綱を締めた赤ちゃん

横綱を締めた赤ちゃん

 

横 綱よこづな

 
   横綱は大相撲の力士の番付における最高位の名称で語源的には横綱だけが腰に締めることを許されている白麻製の綱のことである。横綱になった力士は、降格することが許されないため、負けが込んで横綱としての威厳を保つことができなくなると引退に追いやられる。孤独で厳しい地位である。  
四股を踏む白鵬

四股を踏む白鵬

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  春日和真白き綱の土俵入  北舟 

はるびより ましろきつなの どひょういり

Fine day in spring, the sumo wrestler's ring performance with a pure white rope on the ring.

第69代横綱・

白鵬翔はくほうしょう

不知火型しらぬいがた

土俵入 

第69代横綱・白鵬 翔の不知火型土俵入

拡大写真(2000x1500)694KB

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