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Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の裸祭り

2016年10月7日改訂

 

 

 

今 日

昨 日

♪法螺の音〜鬼太鼓〜大太鼓〜山伏

旅と写真は元気の泉

感動の裸祭CD完成!

緑陰の舟漕ぐ行者濡れふどし   北舟

 

Wet fundoshi loincloth,
the ascetics rowing a boat in the shade of the trees.

2016年10月4日制作

整理運動の鳥船 【四】 11:43

拡大写真(2400X1800)1.08MB

濡れたまま舟の艪を漕ぐ行者たち/阿弥陀ヶ滝( 岐阜県郡上市白鳥町前谷)
三子持亀甲瓜花(みつこもちきっこううりのはな)   長瀧白山神社   三子持亀甲瓜花(みつこもちきっこううりのはな)

阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り

直会

 
阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り 湯殿山滝行 八海山滝行 武州御嶽山滝行 しおざわ雪譜まつり
▼ 全員、無事に帰還した後、仮設祭壇の前で整理運動の鳥船が行われた。冬の寒い時期ではないのでウォームアップする必要はないのだが、禊ぎの前後二回の鳥船は、神道禊のルーティーンと考えれば良い。
整理運動の鳥船 【壱】 〜冷えた身体を温める〜 2016.07.31 11:40

整理運動の鳥船 【壱】 〜冷えた身体を温める〜 2016.07.31 11:40

拡大写真(2400X1800)1.56MB

整理運動の鳥船 【弐】 〜模範を示す玉岡道彦〜

整理運動の鳥船 【弐】 〜模範を示す玉岡道彦〜

拡大写真(1700X2000)1.02MB

整理運動の鳥船 【参】 〜濡れたまま舟の艪を漕ぐ行者たち〜

整理運動の鳥船 【参】 〜濡れたまま舟の艪を漕ぐ行者たち〜

拡大写真(2400X1800)1.08MB

   緑陰の舟漕ぐ行者濡れふどし  北舟 

りょくいんの ふねこぐぎょうじゃ ぬれふどし

Wet fundoshi loincloth, the ascetics rowing a boat in the shade of the trees.

整理運動の鳥船 【四】 11:43

整理運動の鳥船 【四】 11:43

拡大写真(2400X1650)1.10MB

雄 健
▼ 艪漕ぎ運動を一通り終わると、次は雄健(おたけび)。下っ腹に力を入れて雄叫(おたけ)びを上げる。叫ぶ言葉は「生魂(いくたま)」「足魂(たるたま)」「玉留魂(たまたまる・たま)」。 腰に手を当てて仁王立ちの姿勢をとり、前方に向けて大きく「いくーたまー!」と叫び、同じく「たるーたまー!」、腰を落として「たまたまるー」、上方に向かって「たまーっ!」と叫び、つま先立ちをする。
 ちなみに、生魂は創造・発展・完成の神・高御産巣日神(たかみむすびのかみ)足魂は豊かに充実させる神・神産巣日神(かみむすびのかみ)、玉溜玉は遊離した魂を再び静め、死者の魂を復帰させる神・玉留魂神たまつめむすびのかみである。(神道は、肉体とは別に精神的実体として霊魂が存在することを肯定する。)
整理運動の鳥船 【五】 〜下っ腹に力を入れて雄叫びを上げる〜 11:45

整理運動の鳥船 【五】 〜下っ腹に力を入れて雄叫びを上げる〜 11:45

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整理運動の鳥船 【六】 〜悪いところを切り捨てる雄詰(おころび)(アニメーション)〜 11:45

整理運動の鳥船 【六】 〜悪いところを切り捨てる雄詰(アニメーション)〜 11:45

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整理運動の鳥船 【】 〜深呼吸の氣吹(いぶき)〜 11:46

整理運動の鳥船 【七】 〜深呼吸の氣吹〜 11:46

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行者たちは、整理運動の鳥船の後、仮設祭壇の前に整列し、阿弥陀ヶ滝に向かって二礼二拍手一礼の正式参拝を行ったあと、先達から御神酒を頂き、全ての行事を終えた。
整理運動の鳥船 【八】 〜阿弥陀ヶ滝に向かって最後の礼拝〜 11:47

整理運動の鳥船 【八】 〜阿弥陀ヶ滝に向かって最後の礼拝〜 11:47

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安堵の表情を見せる若宮宮司 11:48

安堵の表情を見せる若宮宮司 11:48

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御神酒 【壱】 〜紙コップで御神酒を頂く〜 11:48

御神酒 【壱】 〜紙コップで御神酒を頂く〜 11:48

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御神酒 【弐】

御神酒 【弐】

拡大写真(2000X1500)548KB

御神酒 【参】 〜一人ずつ御神酒をいただく〜 11:49

御神酒 【参】 〜一人ずつ御神酒をいただく〜 11:49

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御神酒 【四】

御神酒 【四】

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御神酒 【五】

御神酒 【五】

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御神酒 【七】 〜若宮宮司の奥様から御神酒を頂く〜 11:53

御神酒 【六】 〜若宮宮司の奥様から御神酒を頂く〜 11:53

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御神酒 【八】 〜進行役の大任を果たした茂伸さんと一緒に若宮宮司の奥様と御神酒で乾杯!〜

御神酒 【八】 〜進行役の大任を果たした茂伸さんと一緒に若宮宮司の奥様と御神酒で乾杯!〜

拡大写真(2400X1800)602KB 撮影:石井康博
▼ 阿弥陀ヶ滝の滝壺のそばで、禊ぎの指導をして頂いた神職と記念撮影。向かって左から道彦(みちひこ)(禊指導者)の玉岡充臣禰宜(長良天神神社)、若宮多門宮司(長瀧白山神社)、宮司の奥様、和田フォト・石井康隆名古屋支店長の各氏。
若宮宮司と記念撮影(アニメーション) 11:56

若宮宮司と記念撮影(アニメーション) 11:56

拡大写真(2000X1500)719KB

和田フォト・石井康博名古屋支店長 12:00

和田フォト・石井康博名古屋支店長 12:00

拡大写真(2400x1800)1.13MB

別館WOODYでの直会
▼ 参加者たちは、AMIDA本館で入浴して汗を流した後、別館WOODY(ウッディ)に移動して直会(なおらい)が開かれた。阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り実行委員会小島正則代表と道彦(みちひこ)を務めた玉岡充臣禰宜の挨拶のあと、全員が合掌して無事に禊が終わったことを神に感謝して昼食をいただいた。
 禊会場へのアクセスは、ほぼマイカーに限られるので、飲酒運転防止のため、酒は供されない。しばらくして若宮多門宮司の講評や自己紹介などがあり、和やかな雰囲気のなか、1時間ほどの直会はあっという間に終わり、来年の再会を約してお開きとなった。
直 会 【壱】 〜阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り実行委員会小島正則代表の挨拶〜 12:41

直 会 【壱】 〜阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り実行委員会小島正則代表の挨拶〜 12:41

パノラマ写真(3000X1550)692KB

直 会 【弐】 〜下座から挨拶する小島代表〜

直 会 【弐】 〜下座から挨拶する小島代表〜

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直 会 【参】 〜道彦・玉岡禰宜の挨拶〜 12:43

直 会 【参】 〜道彦・玉岡禰宜の挨拶〜 12:43

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直 会 【四】 〜合掌して昼食を頂く〜 12:45

直 会 【四】 〜合掌して昼食を頂く〜 12:45

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直 会 【五】 〜三合のお米がお土産〜 12:46

直 会 【五】 〜三合のお米がお土産〜 12:46

拡大写真(2000x1400)490KB

直 会 【六】 〜若宮宮司による講評〜 12:48

直 会 【六】 〜若宮宮司による講評〜 12:48

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▲▼ 昼食が始まって間もなく若宮宮司による講評があり古来より水の恵みが我々の生活を支える重要な基盤であることを力説され、水に親しむ禊ぎの意義を説明されたあと、晴天に恵まれ、事故もなく、無事終了できたことを喜んでおられた。また、参加者のマナーも良く、高く評価して頂いた。

直 会 【七】 〜ジャケット姿の若宮宮司〜

直 会 【七】 〜ジャケット姿の若宮宮司〜

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直 会 【八】 〜参加者の自己紹介〜 13:00

直 会 【八】 〜参加者の自己紹介〜 13:00

▲▼ 第12回阿弥陀ヶ滝みそぎ祭りの参加者は36名で、その内女性が13名、新人が12名いた。若い人も多く、最高齢参加者は、筆者の69歳だった。
 参加者一人一人が自己紹介と率直な感想を披露したが、異口同音に参加して良かったと言い、満足度の高いことが分かった。ちなみに、初めて褌を締めたという人が3名いたので、感想を聞くと、恥ずかしかったと答えた人はいなかったのが嬉しかった。
直 会 【九】 13:01

直 会 【九】 13:01

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直 会 【拾】 13:04

直 会 【拾】 13:04

直 会 【拾壱】 13:05

直 会 【拾壱】 13:05

直 会 【拾弐】 13:06

直 会 【拾弐】 13:06

直 会 【拾参】 13:09

直 会 【拾参】 13:09

直 会 【拾四】 13:10

直 会 【拾四】 13:10

参加者の自己紹介の最後は、和田フォト・名古屋支店長の石井康博さん。和田フォトの紹介と、奇遇にも若宮宮司が國學院大學の同窓であることをユーモアたっぷりに話した。なお、筆者も自己紹介の冒頭に挨拶して取材協力のお礼を述べた。
直 会 【拾五】 〜和田フォト・石井名古屋支店長のユーモアたっぷりの挨拶〜 13:11

直 会 【拾五】 〜和田フォト・石井名古屋支店長のユーモアたっぷりの挨拶〜 13:11

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直 会 【拾六】 〜ウィットに富んだ石井節〜

直 会 【拾六】 〜ウィットに富んだ石井節〜

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お開きの前に、再度、若宮宮司が立ち上がり〆の挨拶を行った。来年長瀧白山神社で白山開闢(かいびゃく)1300年記念行事を盛大に行う予定とのことで、このみそぎ祭りもその一環として実施したいとの意向だった。
直 会 【拾七】 〜若宮宮司最後の挨拶〜 13:19

直 会 【拾七】 〜若宮宮司最後の挨拶〜 13:19

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▼ 直会のあと、石井車でカーナビを頼りに長瀧白山神社に行った。車道から離れた場所にあったので、見つけるのに一苦労したが、鳥居をくぐってみるとびっくり!白山開闢(かいびゃく)1300年を来年に迎えるだけあって、広大な敷地に鎮座する白木造りの立派な神社だった。若宮宮司ご夫妻のおもてなしにより、拝殿で正式参拝した。

参 拝 【壱】 〜長瀧白山神社参道入口の神明鳥居〜 14:24

参 拝 【壱】 〜長瀧白山神社参道入口の神明鳥居〜 14:24

拡大写真(2400x1600)1.39MB

参 拝 【弐】 〜石の太鼓橋〜 14:25

参 拝 【弐】 〜石の太鼓橋〜 14:25

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参 拝 【参】 〜石段の上に見えてきた白く光る甍〜 14:26

参 拝 【参】 〜石段の上に見えてきた白く光る甍〜 14:26

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   緑陰や甍の光る神社かな  北舟 

りょくいんや いらかのひかる じんじゃかな

Shade of the trees, the tiled roof of the shrine shining white.

参 拝 【四】 〜広大な敷地に鎮座する白木造りの長瀧白山神社〜 14:30

参 拝 【四】 〜広大な敷地に鎮座する白木造りの長瀧白山神社〜 14:30

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白山権現

▲▼ 長瀧白山神社の主祭神は、菊理媛神(くくりひめのかみ)で、加賀の白山や全国の白山神社に祀られる白山比盗_(しらやまひめのかみ)と同一神であるとされ、広く白山権現(はくさんごんげん)として崇められている。白山権現(白山大権現)は、白山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、十一面観音菩薩を本地仏とする。
 白山文化手帳(2016年2月29日 若宮多門著)によると、白山権現は、織田信長の守護神であったという。ポルトガルの宣教師ルイス・フロイスは、国元への書簡の中で、信長が自分の意見の保証に「白山権現の名のもとに」と白山神を持ち出したことを記している。また、尾張織田氏の各家は、毎年、白山美濃馬場の長瀧白山神社に代参人を派遣し、深く白山神を崇敬したという。
 現在放映中のNHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証は、とてもしっかりしており、細部にまで及んでいる。真田昌幸の居室や軍議の行われる大広間で真田一族の命運を分ける重要な決断シーンがたびたび登場し、このドラマの見せ場となっているが、その床の間には「白山大権現」の掛け軸がかけられており、白山権現が中部地方の武将たちの守り神として崇められていたことをさりげなく描いている。
参 拝 【五】 〜拝殿の奥に鎮座する本殿〜

参 拝 【五】 〜拝殿の奥に鎮座する本殿〜

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資料:ウィキペディア フリー百科事典

参 拝 【六】 〜石井さんと二人で正式参拝〜 14:55

参 拝 【六】 〜石井さんと二人で正式参拝〜 14:55

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参 拝 【七】 〜本殿に向かって二礼二拍手一礼(アニメーション)〜 

参 拝 【七】 〜本殿に向かって二礼二拍手一礼(アニメーション)〜 

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白山文化の中心地だった白山中宮長瀧寺

▼ 境内の一角に、往時の壮大な堂塔伽藍を描いた「白山中宮濃州長瀧寺之圖」が掲示されていた。この図は、六谷六院三百六十坊と称された美濃馬場長瀧(みのばんばながたき)の僧侶や修験者たちの法会(ほうえ)や神事、学問や修業の中心施設であり、参詣人や白山登拝者の祈願や準備の場であった白山中宮長瀧寺(はくさんちゅうぐうちょうりゅうじ)を詳細に描いたもので、「江戸時代」となっているが、前述の白山文化手帳によると、室町時代中期頃とされている。この絵図面は増刷され、白山先達や道者たちが信者獲得のために広く表日本一帯に配付した。
 鎌倉時代には、朝廷や武士・豪族の信仰が厚く、寺領は飛騨国河上庄(かわかみのしょう)を含む広大な範囲に及んだ。白山信仰の広がりは、修験者の活躍と共に白山御師(はくさんおし)の布教活動が大きな役割を果たし、信徒は、美濃・尾張・三河・遠江・駿河にまで広がり、「長瀧の法水、遠近に溢れ、石に花咲く時」と評されるほど、この地に宗教文化の花が絢爛と咲き誇った。
 こゝには、神仏が一体となって混交した壮大な世界が描かれている。僧侶たちは、神前に香を焚き、神に経を聞かせた。明治政府の神仏分離令や明治32年(1899)の大火などの災厄により、隆盛時の規模は縮小されたものの、長瀧白山神社として、今日もまだなお神仏習合の姿を留めている。現在の建物は、大正時代の再建である。

参 拝 【八】 〜往時の壮大な堂塔伽藍の図〜 

参 拝 【八】 〜往時の壮大な堂塔伽藍の図〜 

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白山信仰の詩
▼ 長瀧白山神社の拝殿には、平成17年(2005)に曽我美良さんが奉納した「白山信仰の詩」が掲示されていた。

白山信仰の詩

 上り千人亦下り千人 信仰は人をして 浄心ならしむ 未だ不転 白山の尊信 古宮厳として 威風は朽ちず

参 拝 【九】 〜奉納された白山信仰の詩〜

参 拝 【九】 〜奉納された白山信仰の詩〜

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参 拝 【拾】 〜古色蒼然たる拝殿に奉納された雙首神龍圖〜

参 拝 【拾】 〜古色蒼然たる拝殿に奉納された雙首神龍圖〜

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白山瀧宝殿

▼ 明治32年(1899)の火災によって堂社の殆どが消失してしまう惨事に見舞われたが、幸いにも持ち出された数多くの宝物が残された。その多くは白山文化博物館に保管されているが、昭和37年(1962)にその分館的役割を持って白山瀧宝殿(はくさんりゅうほうでん)が境内の一角に建築された。代表的な宝物は、国の重要文化財として指定されている木造釈迦三尊像と木造四天王立像。
参 拝 【拾壱】 〜白山信仰に関する資料を展示する白山瀧宝殿〜

参 拝 【拾壱】 〜白山信仰に関する資料を展示する白山瀧宝殿〜

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美濃馬場から白山への登拝ルート

▲▼ 1300年の歴史を刻む白山文化の宝物が収納・展示されている白山瀧宝殿(はくさんりゅうほうでん)には、岐阜側の美濃馬場(みのばんば)から白山への登拝ルート・美濃禅定道(みのぜんじょうどう)が掲示されていた。かつて、修験者(山伏)たちが我が物顔に跋扈(ばっこ)していた様子が手に取るように分かる図面を見て、往時の白山文化の繁栄を偲ぶことができた。
参 拝 【拾弐】 〜白山瀧宝殿に掲示された美濃馬場から白山への登拝ルート〜

参 拝 【拾弐】 〜白山瀧宝殿に掲示された美濃馬場から白山への登拝ルート〜

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撮 影


2016年7月31日


OLYMPUS E-5

 
 12-60mm


1230万画素 870枚 2.14GB


編集後記 

平成28年(2016)10月4日(木)4頁145枚174MBの感動長編「阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り」が完成した。多くの台風に見舞われて長雨の続いた季節を書斎に籠もって編集に没頭し、気がつけば、遅い秋が足早にやってきていた。
 この作品は初取材なので、裸祭りシリーズは105種212集となった。
 参加者と同じ褌姿になる参加型取材は他に鐵砲洲寒中水浴(東京都中央区)、津屋崎祇園山笠(福岡県福津市)、見附天神裸祭(静岡県磐田市)、猪鼻の甘酒こぼし(埼玉県秩父市)、黒褌神輿(富山市)があるが、今回も勇壮な滝行の醍醐味を十二分に体感することができた
★☆★彡
阿弥陀ヶ滝みそぎ祭りは、YouTubeを見て知った。落差60mの大瀧の下で斎戒沐浴するというスケールの大きい勇壮な禊ぎに圧倒され、ライフワークの裸祭りシリーズに是非追加したいという衝動がわき上がり、本日、全国に紹介することができた。 
 

Wa☆Daフォトギャラリー名古屋支店長

▼ このたび、阿弥陀ヶ滝みそぎ祭りの参加取材が実現したのは、Wa☆Daフォトギャラリー名古屋支店長を快く引き受けて下さった愛知県春日井市にお住まいの石井康博さん(63歳)のお陰であり、JR名古屋駅から石井車で現地入りし、撮影助手として汗だくで支援していただき、私の滝行を激写して下さった。
 数年前から和田フォト・ファンだったという石井さんは、今年の春に熱烈なメール交換がきっかけで親しくなった。現在悠々自適の石井さんは國學院大學出身で、赤いスポーツセダンを格好良く乗り回すセレブな元銀行マン。奇しくも若宮宮司とは國學院の同期(83期)という間柄で話が弾み、来年も石井さんのご支援で参加取材することになった。石井さんには衷心より感謝申し上げる。〈 拝 〉
赤い日産スカイライン350GTを運転する石井さん

赤い日産スカイライン350GTを運転する石井さん

 
日本一の滝行

● 阿弥陀ヶ滝みそぎ祭りは、日本一雄大な滝行だと思う。当日は、晴天に恵まれ、素晴らしい画像を多数切り取ることができ、この作品は私の自信作のひとつとなった。願わくば、今後、白山信仰と阿弥陀ヶ滝みそぎ祭りのバイブルとして活用して頂ければ作者冥利に尽きる。
 
 この作品を見て、是非参加してみたいと思う人がおられるに違いない。夏の禊ぎなので、難易度は低く、老若男女、誰でも参加することができる。緑したたる大自然に囲まれた豪快な滝行の後の爽快感は素晴らしく、掛け値なしにお勧めできる。来年、同志の皆さんと阿弥陀ヶ滝でお会いしましょう。みそぎ祭り万歳! 白山大権現万歳!
 

謝 辞

 この作品を制作するに当たり、長瀧白山神社・若宮多門宮司ご夫妻、阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り実行委員会小島正則代表はじめご支援ご鞭撻いただいた多くの方々に衷心より御礼申し上げます来年の白山開闢1300年祭には万難を排して参加取材致したく今後とも宜しくお願い申し上げます皆々様の益々のご健勝とご多幸を祈念し謝辞とさせていただきます。有り難うございました。 〈 合掌 〉 2016.10.04 15:00

日本の裸祭り〈第212集/105種〉「阿弥陀ヶ滝みそぎ祭り」

撮影:和田義男 石井康博  制作:和田義男

    平成28年(2016)10月4日 作品:第11作 画像:145(大140+小5) 頁数:4 ファイル数:308 ファイル容量:174MB 
 
  平成12年(2000)〜平成28年(2016) 作品数:510   頁数:2,083 ファイル数:96,158  ファイル容量:21,998MB 
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