大姑娘山の花園（牛老園子）

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薄雪草

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ベースキャンプ

牛老園子ラオニューエンツー

　川沿いの開けた草地にキャンプ地があり、すでに我々のテントや別のパーティのテントが張られていた。７月26日（月）夕刻、無事ベースキャンプ牛老園子（3,690m）に到着し、この日からテント泊となった。

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ベースキャンプ（BC）のテント

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雨の	大海子タイハイツー

　７月27日（火）、残念ながら昨夜来の雨が朝まで降り続いていたが、高度順応ハイキングで大海子まで歩き、その付近の花に埋まった山を3,900mまで往復した。雨のため、木々の緑や花の色が冴えて一段と美しかった。

大海子

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白く細い川

降った雨は地中に吸い取られることなく、表面を川となって流れる。この水はそのままでは飲めないとのこと。

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	C1アタックキャンプ地に向けて出発
	７月28日（水）午前９時、標高4,300mのC1アタックキャンプ地に向けて出発した。高度差が700mあり、ゆっくり歩きとはいえ４時間半かかるというので、安全を期して軽いカメラのみを携帯。

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花園を歩く

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	花が多いことには変わりはないが、4,000mを越えたあたりからポピーやいかにも高山に育つという感じの花が登場。花にピントが合うかどうか心配しながらの撮影が続いた。


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	薄雪草ウスユキソウ
	ウスユキソウ（薄雪草）は、夏に白く美しい花を咲かせるヨーロッパ･アルプス産のキク科の一種。ウスユキソウの仲間をエーデルワイスと呼ぶ。高山植物として有名で、人の近づかない万年雪の岩の裂け目に野生するため、登山家たちのあこがれの花となった。

エーデルワイスの群生

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	エーデルワイス
	エーデルワイスはドイツ語の Edel (高貴な) Weiss (白) に由来する。学名 Leontopodium は「獅子の足」の意で、これは毛皮状の葉にくるまった花がライオンの足を思わせるため。
	昔スイスのアルプスの村に絶世の美女がいたが、彼女を妻とするにふさわしい男が絶えていなかったため、乙女はついに嫁ぐことなく世を去った。エーデルワイスは乙女の生れ変りで、アルプスの山男や狩人がその白い花を帽子に飾るのは、最も美しい乙女を妻に迎えたいという思いを表しているという。

エーデルワイス

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	高度を上げて行くにしたがってスイスの高山で撮ったエーデルワイスとそっくりな綿毛のふっくらとしたエーデルワイスが見られるようになった。　　スイスの高山で撮ったエーデルワイス　　マッターホルン
	エーデルワイスの花言葉は「気高く毅然とした勇気」「純潔と不死」。スイスの国花であり、ミュージカル「サウンド･オブ･ミュージック」中の曲名としても知られる。

幽谷ゆうこく

の岩陰ひとつ薄雪草　　北舟　　

岩陰のエーデルワイス

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薄雪草

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