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 特集!旅紀行

2005年7月12日改訂

♪四季6月舟歌  チャイコフスキー Flute MIDI by Kasuga

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2004年11月2日作成

アッサムの女性たち

クトゥブ・ミナール(インド世界遺産)

インド世界遺産

クトゥブ・ミナール

モスク Quwwat-ul-Islam Mosque

 イスラムの実力 Might of Islam と名づけられたモスクは、アイバク帝の時に建立されたもので、インドで一番古いモスクといわれている。

クトゥブ・ミナール全景

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ユニークな柱

 この場所に20いくつあったヒンドゥー教とジャイナ教の寺院を破壊して建てられたため、このモスクには壊された寺院の石が使われており、ベルや花輪、ガネーシャ神などのヒンドゥー教様式のモチーフが柱などに残っている。

ユニークな柱

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人面のある柱の装飾

人面のある柱の装飾

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ドームと柱

ドームと柱

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インコ
 Alexandrine Parakeet といわれるインコがいた。デリーでも、西ベンガルでも、インド全土で見られる。群れを成して飛び廻るので、インコの群れが空を流れていくのを見るのは実に壮観である。その代わり、樹では群れてガアガアと鳴くので、とてもうるさい。
リ ス
 リスは英語で Squirrel 。リスもインド全土で見かける。もちろん野生であるが、クトゥブ・ミナールのリスは人に慣れているのか、この距離まで近づいても逃げなかった。

遺跡のインコ

クトゥブ・ミナールのリス

遺跡のインコ クトゥブ・ミナールのリス

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ムクドリ

 Common Myna と呼ばれるムクドリで、この鳥もインド全土で見られる。警戒心が乏しいのか、餌があると事務所にも入って来て、堂々とついばんで行くお茶目な鳥で、クトゥブ・ミナールにも沢山跳ねていた。

お茶目なムクドリ

お茶目なムクドリ

 
錆びない鉄柱
 この鉄の柱は、ビシュヌ神の名誉を示す旗の掲揚台として、人々の信仰のを集めてきたもので、4世紀のグプタ王朝時代の遺物だという。高さ7m、重さ6ton、純度98%の鉄でできており、1500年を経過する現在でも錆びていない。当時のインドの冶金技術力の高さを示しており、感心する。
 頂点には穴が空いており、ヒンズー教のビシュヌ神が乗ったガルーダの彫像があったといわれる。背中を鉄柱につけて立ち、腕を後ろに回して手を組めば、幸運が訪れるといわれているが、現在は柵があってできない。

錆びない鉄柱 1

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錆びない鉄柱 2

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アッサムの女性たち
 経済的に余裕のあるインド人の間では、このような国内観光旅行が流行っている。彼女たちは、アッサム州から来たとのことで、アッサム州のすぐ南の西ベンガル州から来た私の「フォト?」の声に気持ちよく応じてくれた。

アッサムの女性たち

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プロフィール

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撮影 ・原作 : 
 

丹下誠司たんげせいじ

 

職業:大成建設(株)勤務

住居:インド共和国西ベンガル州プルリア地区バグムンディ村
趣味:インドの神像収集
  (前任地のインドネシアの絣(イカット)も100枚ほどのコレクションがあります)

 クトゥブ・ミナールの塔は、落雷で、何度か、上部が破損した歴史を持っているようですが、その度に修復され、イスラムの偉容を、インドの台地に誇示し続けて来ました。広大なインドの台地で、民衆の興亡と生き様を、インド亜大陸の強い風に曝されながら、ぽつねんと眺めて来ただろうこの塔に、畏敬の念すら覚えてしまいます。
 約800年前の遺跡を一人歩いておりますと、時空の広がりと共に、この乾いた色の、赤い砂岩で出来た塔やモスクに、当時の西からのイスラムの押し寄せる怒涛のような勢いをひしひしと感じてしまいます。民族の興亡と宗教の伝播を、考えさせてくれるクトゥブ・ミナール遺跡です。

インドの世界遺産

 クトゥブ・ミナールは、デリー空港へ約10キロの位置にありますので、この日もデリーでの任務を終えての現場への帰路で、慌しく約30分で撮影し、待たせていた車に飛び乗り、飛行場に向かい、フライトになんとか間に合いました。得意の走り撮りという奴ですが、こういう時だけ、インドの飛行機は定刻に離陸しようとしますので、冷や冷やものでした。ランチ空港へは一日に一便しかありませんから、逃すと、現場への言い訳が大変です。(笑)
 インドの有名な世界遺産は、あと、タージマハール、そして、アジャンタ遺跡、エローラ遺跡などがあります。この3つは、いずれも、ユネスコの世界遺産認定のかなり初期、1983年に認定されています。私も、現場任務があるため、撮影でインド各地になかなか思うように足も伸ばせませんが、それでも、日本の皆さんよりは、はるかにインドに近いので(当然ですが)、機会を作ってインド各地を撮影し、和田さんの Wa☆Daフォトギャラリー の世界をお借りして、インドが世界に誇る世界遺産を、皆さんに楽しんで頂けたら、冷や汗の掻きがいもあろうというものです。次回のインドからの世界遺産も、ご期待下さい。                 (2004年10月31日2200)
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