Wa☆Daフォトギャラリー 特集!旅紀行Q

2007年11月13日改訂

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ニュージー早春の旅
 

オール・ブラックスのハカ(鬨の声)War Cry

カマテ Ka mate

 
ハカ Haka
 
 ハカは、マオリの民族舞踊。本来はマオリの戦士が戦いの前に踊るものであり、手を叩き足を踏み鳴らして叫び、自らの力を誇示し、相手を威嚇する。英語ではウォー・クライ War Cry (勝ち鬨)という。現在では国賓を歓迎するために行われるほか、ラグビー・ニュージーランド代表チームのオールブラックスがプロラグビーリーグの試合前に行う「カマテ」と呼ばれるハカが有名である。「カマテ」には様々なバージョンがあるが、大意は次のとおりである。  
 
Ka mate! Ka mate! カマテ! カマテ! (私は死ぬ!私は死ぬ!)
Ka ora! Ka ora! カオラ! カオラ! (私は生きる!私は生きる!)
Ka mate! Ka mate! カマテ! カマテ! (私は死ぬ!私は死ぬ!)
Ka ora! Ka ora! カオラ! カオラ! (私は生きる!私は生きる!)
Tenei te tangata puhuruhuru テネイ テ タンガタ プッフルフル (見よ、この勇気ある者を)
Nana nei i te tiki mai, ナア ネ イ ティキ マイ (ここにいる毛深い男が)
Whakawhiti te ra! ファカフィティ テ ラ! (再び太陽を輝かせる!)
A upane! ka upane! ア ウパネ! カ ウパネ! (一歩はしごを上へ!さらに一歩上へ!)
A upane, ka upane ア ウパネ! カ ウパネ!  (そして最後の一歩、そして外へ一歩!)
Whiti te ra! フィティ テ ラ! (太陽の光の中へ!)
Hi !!! フゥ〜
 
   原曲は1820年頃ナティトアの長・テラウパラハによって作られたもので、歌の冒頭に Ka mate! Ka mate! というフレーズがあり、これが「頑張って、頑張って」と聞こえるところから、以前日本の栄養ドリンクの CM に使われた。  
 

このハカはラグビーのためのものではないので、オールブラックス用のハカを新たに作っているという話もある。

 

オール・ブラックスによるハカ「カマテ」

オール・ブラックスによるハカ「カマテ」

資料

 
オール・ブラックス All Blacks
 
 ラグビー・ニュージーランド代表は、ニュージーランドのラグビー・ナショナルチーム。オール・ブラックスという愛称で知られる。  
   世界的な強豪チームであり、2004年にグラハム・ヘンリーが監督に就任してから2006年までのテストマッチ(国際試合)の成績は33勝4敗、2004年11月以降は27勝2敗と、圧倒的な強さを誇る。2005年11月の遠征ではチーム史上27年ぶり2度目のグランドスラム(イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドとのテストマッチに全勝すること)を達成した。  
   選手層の厚さは抜きん出ており、2007年ワールドカップ優勝の大本命であったが、10月6日に行われた準々決勝・対フランス戦で敗退し、ベスト・フォー進出を逃した。10月14日にニュージーランドを訪れたときには、深い悲しみの余韻が残っていた。  

ラグビーのウエリントン・ライオンズの選手たち/ザ・ヘリテージ・オークランド・ホテル 2007.10.19

ラグビーのウエリントン・ライオンズの選手たち/ザ・ヘリテージ・オークランド・ホテル 2007.10.19

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