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 感動写真集

2011年3月24日改訂

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♪ SANTA LUCIA (Elvis Presley) - FUNICULI FUNICULA - SANTA LUCIA

 

ヴァチカンの夏日燦々サンペトロ   北舟

 

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St. Petro, the summer sun of Vatican shining brilliantly.

2010年9月20日制作

壮大なサン・ピエトロ大聖堂の内部

壮大なサン・ピエトロ大聖堂の内部(ヴァチカン市国)

世界文化遺産

イタリア国旗   ヴァチカン市国の国旗   フランス国旗

イタリア結婚旅行

ヴァチカン

  ▼ 式後のサン・マルコ広場での写真撮影は、ヴェネチア一の観光スポットということもあり、周りの観光客の目が全部こちらに向けられているようで、非常に心地よい時間だった。

サン・マルコ広場にて

サン・マルコ広場にて

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撮影:金井幸子

サン・マルコ聖堂と二人

サン・マルコ聖堂と二人

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ホテル・バウアーでの昼食パーティ

ホテル・バウアーでの昼食パーティ

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撮影:金井幸子
  ▲▼ 写真撮影も終わり、結婚式も終わったので、ホテル・バウアーに戻り、昼食パーティをした。まずはプロセッコで乾杯。前菜は生ハムメロンと自家製サラダ。一皿目にパスタ。二皿目のメインをすずきの塩包み焼きとしたが、とてもおいしく頂いた。

プロセッコで乾杯!

プロセッコで乾杯!

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撮影:金井幸子
   部屋に戻ってみると、ホテルから結婚のお祝いということでプロセッコの差し入れがあった。今回は事前に結婚式を行いますと情報を入れておいたからか、又は格式のあるホテルということもあったかと思うが、到着時も特別サービスがあるなど、全体を通して一流のサービスを感じることが出来る非常に良いホテルだった。ちなみに予約はネットにて格安料金で行った。
▼ 今回の旅行のメインイベントも終了したので、パーティ後は各家族自由行動とした。我々は、夕食時にリアルト橋まで散歩し、ガイドブックの一番のお勧めレストランとして紹介されていた、「フィアスケッテリア・トスカーナ」というトラットリアに行ったが、ここの料理が今回の旅行の中で一番のものだった。注文した料理は生ハムメロン、スパゲッティ・ボンゴレ、クモガニのサラダ。

スパゲッティ・ボンゴレとクモガニのサラダ

スパゲッティ・ボンゴレとクモガニのサラダ

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■ 5日目:7月15日(木)

 旅程:ヴェネツィア〜ローマ (AZ1472 11:10-12:15)

ローマ〜ナポリ (ESエウロスターイタリア 15:07-16:10) ナポリ〜カプリ島(ジェットフェリー) カプリ島泊

▼ ヴェネツィア最終日のこの日は、ホテルからボート・タクシーにてヴェネツィアの空港へ向かった。空港のボート乗り場からターミナルへは距離があるので、ボート乗り場からターミナルへのポーター付きタクシーサービスを利用した。 ローマ空港からは、ローマのホテルに送迎を依頼しており、ホテルで荷物を2日後のチェックインまで預かってもらい、我々はそのままテルミネ駅にて、ES(エウロスターイタリア)のチケットを購入し、ナポリへ向かった。
 
 ナポリ駅からカプリ島へフェリーが発着する港まではタクシーで向かったが、さすがに悪名高いナポリの運転手がぼったくってきたので、多少上乗せ料金を払い、港へ到着。フェリーのチケットは、ちょうど15分後に出る便があったので、その場で購入し、無事カプリ島へ到着した。 全く土地勘がない島のホテルをネットであてずっぽうで予約したため、港に到着してもホテルの場所が分からず、観光案内所で道を聞いて向かったが、島のため起伏が激しく、キャリーケースを持ってケーブルカーに乗り、山の反対側のホテルまで行ったが、結構な道のりで、両親は非常に疲れてしまった。
 
 ホテルで少し休み、夜はウンベルト I 世広場近くのオープンテラスのレストランで、イタリア料理に舌鼓を打った。昼の暑さが信じられないほど夜は涼しくなり、この日はまともな昼ごはんを食べていなかったので、食欲と景色が最高の味付けとなり、とても素敵な夜を過ごすことができた。 カプリ島は、紺碧の海と美しい海岸線、ブーゲンビリアが色鮮やかに咲き乱れ、緑は生き生きとし、小路には華やかなブティックが軒を並べるなど、夏のカプリ島の華やかさは最高で、リゾート気分満開だった。

麗しのカプリ島

麗しのカプリ島

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■ 6日目:7月16日(金)

旅程:青の洞窟観光 カプリ島〜アマルフィ海岸の街ポジターノ(ジェットフェリー) ポジターノ泊

▼ どのように青の洞窟を観光するかは、現地に到着するまで詳しいことは分からず、ホテルの人に聞いても港へ行けば分かるよとのことだったので、9時頃に港へ向かった。港に着くとすぐに、呼び込みのおじさんに「貸切ボートで、カプリ島一周(青の洞窟含む)出来るよ」と声を掛けられそれに乗った。まず青の洞窟へ向かい、洞窟の中を見学。島を一周したので天然のアーチや、いたるところにある小さな海水浴場、ローマ帝国時代から残る遺跡などを見ることが出来た。
 青の洞窟は、入口の開口部から透き通った水を通して太陽光線が入り、洞窟内は、下から照らされたような不思議な青い光に満ちていた。入口の高さはわずか1m、内部は長さ54m、高さ15m、水深14m〜22mほど。洞窟内を回る時間はわずかだったが、幻想的な風景で、透明な水に手を浸したり、写真を撮ったり出来た。
 おそらく船頭さんにチップを弾んだりすれば、洞窟内でも泳げるのではないかと思った。今回の旅行では海水パンツを持って来てはいたが、青の洞窟に行くときに持ってきていなかったので、事前情報収集不足であったのはちょっと後悔した。それでも青の洞窟の外ではあったが、天然の洞窟の中(青の洞窟ではないが、エメラルドグリーンの海)を泳げたのは気持ちよかった。

神秘的な青の洞窟 / カプリ島

神秘的な青の洞窟 / カプリ島

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  ▼ 約2時間のカプリ島一周も終わり、各自昼食を取り、カプリ島を観光した後、15時30分ポジターノ行きのジェットフェリーに乗船、1時間弱の船旅でポジターノへ到着した。ポジターノの歴史は、9世紀までさかのぼり、その当時はアマルフィ共和国の一部として、商業が大繁栄した。また多くの文化人がこの街に魅了され、白い細い路地がある地中海式の街であるポジターノは、現在イタリア屈指の高級リゾート地として人気を集めている。マリーナ・グランデの背後には、サンタ・マリア・アッスンタ教会が立ち、ここから見上げる色とりどりのポジターノの町並みと背後の緑の山々の風景は立体的であり、とても素晴らしい。
 ここポジターノに関しても、日本でもガイドブックなどにも詳しくなく、予約したホテルがどこにあるのか見当もつかなかったが、到着した港でお兄さん(後で港とホテルの荷物運びをやっているポーターさんと判明)が声を掛けてきたので、ポーターサービスを利用すると共に、ホテルへの行き方を聞いた。フェリー乗り場から、直接タクシーや、バスが出ていないとのことで、10分くらい坂道を上がって、バスへ乗り込み、ようやく高台のホテルへ到着。夜は近所のホテルのフロントマンがオススメするレストランにて夕食を取った。
 カプリ島もポジターノもそうであるが、町の起伏が激しいため、どちらも港(またはケーブルカー乗り場)からホテルまでのポーターサービスがあった。カプリ島到着時は、そのようなサービスがあることを知らなかったので利用できなかったが、カプリ島のチェックアウト時と、ポジターノでの港からホテルまでは利用させてもらった。荷物1個あたり5ユーロ前後であったが、自分で持ち運ぶことを考えたら、今回のように両親がいる旅行では非常に便利なサービスである。

アマルフィ海岸の宝石「ポジターノ」

アマルフィ海岸の宝石「ポジターノ」

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■ 7日目:7月17日(土)

旅程:ポジターノ〜アマルフィ海岸(アマルフィ海岸をドライブ)〜ローマ ローマ泊

▼ 朝食後、ポジターノを散策。その後、前日にホテルで予約した専用ミニバンにて、アマルフィ海岸をドライブしながらローマまで移動。アマルフィはポジターノに比べると多少こじんまりとしており、運転手のニコラさん曰く、ポジターノは垂直に展開している街であり、アマルフィはドゥォーモを中心にまとまっている街で、白壁と山の斜面沿いの細い路地などに往年の雰囲気があるとのことだった。
 アマルフィを30分ほど散歩して、ドライブをしながら、一路ローマを目指す。当初アマルフィ海岸のどこかの街で昼食を取りたく、ニコラさんがいろいろと探してくれていたのだが、結局時間帯が悪く(早すぎて)、ナポリとローマの中間に当たるところに、オリーブ畑に囲まれたお勧めのレストランがあるというので、連れて行ってもらった。
ALL’OLIVETO( http://www.ristorantealloliveto.com/flash.htm  )というレストランは、のどかな農村地帯の丘の上にあり、高級ではないがイタリアらしい前菜とスパゲッティを頂くことが出来た。昼食や観光を含め、約6時間のドライブも終わり、ローマに到着。ローマでは、パンテオン近くのHotel Minervaに泊まった。

海水浴で賑わうアマルフィー海岸(世界文化遺産)

海水浴で賑わうアマルフィー海岸(世界文化遺産)

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■ 8日目:7月18日(日)

旅程:ローマ観光 ローマ泊

▼ ローマに来るのは、私は2回目。やはり映画「ローマの休日」の印象が強烈で、古代の栄華を今に伝え、華やかな印象のあるこの街は、街中を歩くだけでも、自分たちが映画の主人公になったような気がして、非常に楽しくなる街である。
 この日は朝からコロッセオ、フォロロマーノ、真実の口などを見学。真実の口では、私が両親の写真を取り、私の父に我々2人の写真を取ってもらったが、きちんと写っておらず、嫁が非常に残念がっていた。

真実の口 / サンタ・マリア・イン・コスメディン教会(ローマ)

真実の口 / サンタ・マリア・イン・コスメディン教会(ローマ)

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■ 9日目:7月19日(月)

旅程:ヴァチカン観光 ローマ〜パリ(AZ324 14:30-16:40) パリ泊

▼ この日は、午後からパリへ移動するため、午前中にヴァチカン市国を観光した。カトリック教会の総本山、ヴァチカン市国はローマ市内にある世界最小の独立国家で、国全体が世界遺産に登録されており、2000年を超えるキリスト教の歴史がここにある。
 前回一人で来たときには、ヴァチカン博物館へ行ったため、サン・ピエトロ大聖堂は見学していない。今回は朝一番で、全員で大聖堂を見学し、クーポラへ登ったが、あれほど長い階段を登るとは予想していなかった。途中まではエレベーターで行くのだが、私の母は足の調子が良くないこともあり、登るのに非常に時間がかかったが、クーポラへ登ったときの見晴らし抜群の景色は絶景であった。

クーポラからの絶景 / サン・ピエトロ大聖堂(世界文化遺産)

クーポラからの絶景 / サン・ピエトロ大聖堂(世界文化遺産)

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▼ その後出発までは各家族自由行動ということにしたが、大聖堂の中で母が父とはぐれてしまい、お互い海外で使える携帯をもっていなかったこともあり、父親を1時間以上見つけることが出来ずに非常にあせった。結果的には、我々がこれ以上聖堂の中を探しても飛行機の時間に間に合わないことになるのでホテルに戻ろうとしたときに、聖堂の出口のところで父が待っており、無事再会出来た。
  ヴァチカンの夏日燦々サンペトロ 北舟 

う゛ぁちかんの なつびさんさん さんぺとろ

St. Petro, the summer sun of Vatican shining brilliantly.

壮大なサン・ピエトロ大聖堂の内部

壮大なサン・ピエトロ大聖堂の内部

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▼ その後全員無事にローマからパリ行きの飛行機に乗ることが出来たが、これまで全員一緒に行動していた旅行も、今日で私の父だけが仕事の都合で離脱し、パリから直接日本に帰国した。
 夕方にパリに到着し、夕食をとったが、まずパリに来てみんなが思ったことは、食事が口に合わないということであった。良いレストランにめぐり合えば、おいしい食事も出来るのであろうが、イタリアではどこでもスパゲティ・ボンゴレがあり、口にも合い、おいしい上に値段も手頃だったが、パリでは何を食べようか迷い、近くにあるレストランで定食を食べたりしたが、きちんとしたレストランでないかぎり、イタリアにはかなわないというのが家族の率直な印象である。

パリの凱旋門(世界文化遺産) / フランス

パリの凱旋門(世界文化遺産) / フランス

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■ 10日目:7月20日(火) 旅程:パリ観光 パリ泊

▼ この日は、お互いの家族同士で別行動。嫁家族は、モンサンミシェルへ一日中バスツアーに出かけた。母親と私は、結局エッフェル塔とオペラ座近くのデパートで買い物をしたが、ヴェルサイユ宮殿に行きたいと思っていた。ただホテルの前でもタクシーは素通りするし、シャンゼリゼ通りの観光客も多いタクシー乗り場の看板のある場所でタクシーを捕まえようとしても素通りするし、裏の路地に入っても素通りされ、結局行くのをあきらめ、目的地をエッフェル塔に変更した。
 エッフェル塔も私は2回目で、行列があることが分かってはいたが、実際3階の展望台までたどり着くのに、エレベーターを2回乗り継いで3時間ほどかかってしまい、母の体力をずいぶん消耗してしまった。しかし、塔の上から望むパリの景色は非常に美しいものであった。

高さ324mのエッフェル塔

高さ324mのエッフェル塔

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▼ 参考までに翌日、嫁家族のためにエッフェル塔のエレベーターの予約をしようと思ったが、前日では希望の時間が取れなかった。しかし、もし塔に登るのであれば、是非予約をお勧めする。これはローマのコロッセオ、ヴァチカン博物館などにも共通するが、おそらくほとんどの旅行者が予約をしておらず、何時間も行列を余儀なくされているので、予約すれば時間が節約できる。私個人は行動に制約が出るため、なかなか予約しない傾向にあるが、今後は予約した方がよいと思った。

エッフェル塔展望台から見たパリ 1/2

エッフェル塔展望台から見たパリ

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この日は晴天であり、エッフェル塔やその後ボートでセーヌ川を巡行して観光したノートルダム教会など良い写真を取ることができた。ちなみに、凱旋門の展望台へは272段の階段で登ることができるが、相当きつい。エッフェル塔も、第1・第2展望台へは階段でも登ることができほぼ並ばずにチケットを入手できるようだ。実はこの日、ルーブル美術館へも行ったが、定休日で休みであった。

エッフェル塔展望台から見たパリ 2/2

エッフェル塔展望台から見たパリ 2/2

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■ 11日目:7月21日(水)

旅程:パリ観光 パリ〜ソウル(OZ502 21:10-7/22 15:10)機内泊

▼ 嫁家族もヴェルサイユ宮殿に行きたいとのことだったので、前日の失敗を踏まえ、ホテルにタクシーを予約してもらい、行きはタクシーで行ったが、家族5人なので非常にリーズナブルな値段で行くことが出来た。残念ながらこの日の天候は曇りで、屋外でよい写真を撮ることは出来なかったが、さすがにルイ14世が当時の贅を尽くした建物らしく、広大で贅沢な内装には目を見張るものがあった。
 帰路は、電車にて市内まで戻り、ルーブル美術館を見学する予定であったが、到着してみるとこれまで私が見た中でも、1.2を争うほど長い長い、すごく長い行列が出来ており、とてもじゃないが2〜3時間では中には入れないと思うほどだった。しかし、偶然ではあるが、前日セーヌ川クルーズでルーブル美術館前の停留所で降りて、ピラミッドの入口に行く途中に、美術館の別の入口らしきものがあったのを覚えていたので、そこに行ってみると全く行列もなしに入ることが出来た。その入口は「ライオンの門 Porte des Lions 」といい、美術館に入る方は、絶対にこちらをお勧めする。

贅を尽くした鏡の間 / ヴェルサイユ宮殿

贅を尽くした鏡の間 / ヴェルサイユ宮殿

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▼ 時間もなかったので、モナリザの微笑み、サモトラケのニケ、ミロのビーナスだけみて退出し、その後、またデパートで買い物をして、ホテルに立ち寄り、荷物をピックアップしてシャルル・ド・ゴール空港へ向かった。

サモトラケのニケ

ミロのヴィーナス

サモトラケのニケ ミロのヴィーナス

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穴居住宅で4人の記念写真
 
山崎貴暁 やまさき たかあき
出生:昭和50年(1975)長崎市

住居:チュニス(チュニジア)

職業:大成建設(株)勤務

趣味:一人旅

 大成建設入社後、宮城県仙台市で4年、青森県むつ市に1年作業所勤務後、海外へ。未だにむつでの海の幸山の幸の味を忘れることが出来ません。その後、短期間のUAE、トルコ勤務後、2004年7月にチュニジアへ。5年後の2009年帰国。現在九州支店勤務。

感動写真集第142集 「ヴェネツィアの結婚式」

 平成22年(2010)9月20日 作品:第26作 画像:(大50+小9) 頁数:3 ファイル数:118 ファイル容量:30MB
 平成12年(2000)〜平成22年(2010) 作品数:374 頁数:1,449 ファイル数:59,235 ファイル容量:8,652MB

あとがき

  私もようやく結婚できたが、なかなかこれまで親孝行出来ていなかったが、このような機会にも恵まれ、すべて手作りの旅行であったが、両方の両親も結婚式と旅行を存分に満喫してくれたと思うが、子供である我々夫婦もうれしい。
 
 もともと母親とは、チュニジアにいる時から今度二人でイタリアとフランスを旅行しようと言っていたが、母の体調にも波があり、私の休暇と旅行のタイミングがなかなか合わず、ヨーロッパはやめて、2009年9月に初めて母親と二人でハワイのオアフ島とマウイ島へ海外旅行をした。
 
 その後私も結婚したが、今後なかなか親と旅行する機会も取ることが出来ないと思い、目的地をイタリアとフランスと、その中でも南イタリアを中心に観光とハードスケジュールではあるが、また贅沢ではあるが移動にはお金を掛けることで、両親の肉体的負担を減らすようバランスをとった。ヴェネツィア、カプリ島、アマルフィ海岸、ローマ、パリと限られた日数で、これだけの都市を思う存分観光できたのも、恵まれた天候の中、おいしい食事と旅行のしやすいイタリアというお国柄もあったと思う。お互いの両親と、このような充実した旅行が出来て我々もまた幸せを実感した。

オリンパスペン

 この作品にアップした写真は、イタリア人・カメラマンと金井幸子さんと私の撮ったものである。私の写真は、結婚式以外のものだが、前回の世界一周旅行でチュニジアなどで使っていたデジ一眼がなくなったので、今回オリンパスの Pen Lite を新調した。レンズはツインレンズセットに広角レンズを別途購入したので、腕はともかく、カメラ自体はどのような風景にも対応できることとなった。
 
 小型軽量高性能で、旅行に使用するには重宝する。これまでの小型のコンパクトカメラとは、画質がまるで違って素晴らしく、コンパクトカメラなみの大きさでいてデジ一眼のクオリティを有する何とも有り難いカメラである。お陰で、青の洞窟やサン・ピエトロ寺院など、傑作を多数ものにすることができた。 2010.9.20 山崎貴暁
  式場に向かふゴンドラ夏運河 北舟 

しきじょうに むかうごんどら なつうんが

Summer canal, the gondola going to a hall for ceremonies.

【編集子が選ぶ名作】

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂をバックに式場に向かうゴンドラ

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂をバックに式場に向かうゴンドラ

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一石二鳥の海外挙式

 このたび、「カルカソンヌの結婚式」に続く山崎貴暁さんの第三弾「ヴェネツィアの結婚式」が敬老の日の9月20日(月)に完成した。これで「日本の結婚式」と「韓流結婚式」とあわせ、4ヵ国の結婚式を紹介することができた。それぞれのお国柄が偲ばれて興味深いが、カルカソンヌ(フランス)とヴェネツィア(イタリア)の結婚式は、襷掛けをした人が結婚式を宰領する点で、似ているともいえる。どちらも世界文化遺産の地であり、式典だけでなく、その後の歴史文化遺産を巡る観光などを総合すると、挙式には最高の場所である。
和田義男
 写真家の立場からみると、ヴェネツィアは、場所に関係なく何を撮っても名画になるところが素晴らしい。特に、ゴンドラは最高の乗り物で、ワクワクするほど美しい。日本で云えば駕篭(かご)や馬に乗って嫁入りするシーンであり、海洋国家としての伝統が今に息づいている。この作品を見て「私たちも!」と思い立つ人が生まれるに違いない。ヴェネツィアであれば受入体勢が成熟していて、安心して出掛けられるし、今なら円高メリットを受けて思ったよりも安価に予約できる。 
 このスタイルは、キリスト教徒でない人の配慮がなされており、聖書に手を置いて誓約させられたり、アーメンと云わなければならないようなことはないので、キリスト教徒でない日本人にもお勧めできる。

 また、山崎・中川両家のご両親も同行され、親孝行もできるので、一石二鳥である。以前、地味婚(じみこん)が流行ったことがあったが、義理で出席する職場や親類の人たちを満足させるために見栄を張った豪華な結婚披露宴が経費の割に感動が薄いことへの反動と思われるが経費を掛けるのであれば、親族だけがたっぷりとロマンと感動を味わえる海外挙式が大きな選択枝になると思われる。〈 完 〉 2010.9.20 監修 和田義男

  ヴァチカンの夏日燦々サンペトロ 北舟 

う゛ぁちかんの なつびさんさん さんぺとろ

St. Petro, the summer sun of Vatican shining brilliantly.

【編集子が選ぶ名作】

壮大なサン・ピエトロ大聖堂の内部

壮大なサン・ピエトロ大聖堂の内部

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