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2013年9月26日改訂

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♪Gathering Of The Kings - Mele Nu Hano - Aloha Aina - Keu Mau Mana Nui

黒砂や海亀眠る夏の浜   北舟

 

Black sands, sea turtles sleeping on the summer beach.

2013年7月21日制作

砂浜に上陸したウミガメ

拡大写真(2400X1700)110MB

砂浜に上陸したウミガメ / プナルウ黒砂海岸(ハワイ島)
星条旗

ハワイの旅/前編

 感動のハワイ島

プナルウ

ハワイ島の地図

ハワイ島の地図

拡大写真(2000X2000)714KB 地球の歩き方
プナルウ黒砂海岸  Punalu'u Black Sand Beach
  ▼ キラウエアの観光の後、ママラホア・ハイウェイ(11号線・ハワイ・ベルト・ロード)を30分ほど南下し、ハワイ火山国立公園とナアレフ Naalehu という小さな町との間に広がる漆黒のビーチ「プナルウ黒砂海岸」に行った。  
   この海岸は、ハワイで最も有名な黒砂海岸のひとつで、キラウエアの溶岩が海に流れ込んで固まり、風浪に浸食されて細かな黒い砂となり、黒いビーチを形成したもの。大自然の育んだ神秘的な海岸である。  
ウミガメの生息するプナルウ黒砂海岸 15:12

ウミガメの生息するプナルウ黒砂海岸 15:12

パノラマ写真(4000X1360)880KB

ハワイアオウミガメ  Hawaiian Green Sea Turtle
 

ハワイアオウミガメ   Green Turtle, Big Island of Hawaii

資料
 
  ▲▼ ココヤシの木が縁取るビーチでは、大きなホヌ Honu と呼ばれる ハワイアオウミガメ が甲羅干しをしていた。  

黒砂や海亀眠る夏の浜  北舟

くろすなや うみがめねむる なつのはま

Black sands, sea turtles sleeping on the summer beach.

砂浜に上陸したウミガメ

砂浜に上陸したウミガメ

拡大写真(2400X1700)110MB

  ▲▼ アオウミガメは、英語名 Green Sea Turtle 学術名 Chelonia mydas といい、唯一、砂浜で甲羅干しをするウミガメだという。 日本ではアカウミガメ 英語名 Loggerhead Turtle 学術名 Caretta caretta が最も馴染みがあるが、欧米ではアオウミガメ が最もよく知られている。食用ウミガメとしても知られており、古くから世界中で食料用に捕獲されてきた。  
昼寝するウミガメ 15:14

昼寝するウミガメ 15:14

拡大写真(2600X1950)979KB

  ▲▼ 肉は風味が良い(香りがよい)とされているが、アオウミガメでもっとも珍重されてきたのは腹肉の部分。裏側の甲の内側の肉を取り出して、ウミガメ・スープの素材として用いられた。また、腹の脂肪からは油を取り出し、料理や化粧、薬などに用いられていた。脂肪が緑色をしているのが、アオウミガメの名前の由来とされる。  
近づいても逃げないウミガメ

近づいても逃げないウミガメ

拡大写真(2600X1950)1.28MB

  ▲▼ 甲羅と皮膚は色の変化に富んでおり褐色灰色黄色などが混ざっている。タイマイと同じように美しいが、ベッコウの材料にならなかったのは、アオウミガメの甲羅がタイマイよりも薄く、加工が難しかったからだという。  
アオウミガメの見物客が絶えない黒砂海岸

アオウミガメの見物客が絶えない黒砂海岸

パノラマ写真(3000X1350)726KB

▼ 海亀の集団のそばに、注意を促す立て札があり、「アオウミガメは遠くから楽しんで下さい」と書かれている。5m以内には近寄らず、乗ったり触ったりしないこと、餌を与えないことなどが書かれている。
ハワイ緑ウミガメの注意事項が書かれたパネル

ハワイ緑ウミガメの注意事項が書かれたパネル

 ウミガメを捕獲したり虐待した場合は最大$100,000(1千万円)の罰金に処せられるという乱獲で個体数が減っているため、現在、ハワイの各地でウミガメを増やすプロジェクトが推進されている。
死んだように眠るホヌ(アオウミガメ) 15:15

死んだように眠るホヌ(アオウミガメ) 15:15

拡大写真(2600X1800)1.23MB

▲▼ 優美に泳ぐホヌ(アオウミガメ)は呼吸するために海面に頭を出しまた海の中に潜るハワイのビーチでは海面に姿をあらわしたホヌを見るチャンスが高いが、これだけ多くのホヌが甲羅干しをしているシーンを目撃できたのは幸運だった。
渚のホヌ(アオウミガメ)

渚のホヌ(アオウミガメ)

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我々ツアーバスは、最後の観光地となった黒砂海岸後にし、コナ・コーストのケアウホウを目指してママラホア・ハイウェイ(11号線・ハワイ・ベルト・ロード)を西進した。右手のマウナ・ロアの裾野に広がる南斜面の牧場では、牛が牧草を食んでいる姿があった。
マウナ・ロア山裾の牧場 / ハワイ島南部 15:43

マウナ・ロア山裾の牧場 / ハワイ島南部 15:43

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  ▼ 午後4時ころ、雲の彼方にハワイ島の最南端であるサウス・ポイント South Point に至る尾根が見えた。その先端に位置するサウス・ポイントは、ハワイ語でカ・ラエ Ka Lae (岬)と呼ばれており、ハワイ島とハワイ州の最南端地点である。
雲の向こうに見えるサウス・ポイント / ハワイ島南端 16:01

雲の向こうに見えるサウス・ポイント / ハワイ島南端 16:01

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カ・ラエ / サウス・ポイント  Ka Lae / South Point
  ▼ サウスポイントへは枝道を片道20kmほど進まねばならず、とても見学は難しい。そこで例によってフリー百科事典ウィキペディアのお世話になった。サウス・ポイントの解説ページには、崖から海へ飛び込む遊びに興ずる人々の写真が掲載されていた。まさに、ハワイ島が溶岩台地の島であることが分かる素晴らしい写真だ。
 なお、アメリカ合衆国の最南端は、アメリカ領サモア American Samoa のローズ環礁 Rose Atoll である。その西にサモア独立国 Independent State of Samoa があるが、同じサモア人が暮らしている。東西サモアの政治的統合は、現在のところ現実的な議論の対象とはなっていないという。 サモアの悲劇は、まだ続いている。
サウス・ポイントの溶岩台地 / ハワイ島南端

サウス・ポイントの溶岩台地 / ハワイ島南端

拡大写真(1024X1544)639KB フリー百科事典ウィキペディア
 
キャプテン・クック記念碑  Captain Cook Monument
  ▼ 続いて、ハワイを発見したキャプテン・クック Captain Cook が最期を遂げたケアラケクア湾 Kealakekua Bay のそばを通ったが、キャプテン・クック記念碑を見るには、枝道に入らなければならず、こちらもパス。ハワイ島の名所旧跡をゆっくりと観光するには、何日もかけてレンタカーで廻るしかない。
   1979年、3度目の航海の途中にハワイ島ケアラケクア湾に錨を降ろしたクックは、ハワイの先住民との争いで殺害された。その不慮の死を遂げた場所近くに白亜のキャプテンクック記念碑が立てられている。  
                                   【碑文】
In memory of the great circumnavigator, Captain James Cook, R. N., who discovered these islands on the 10th of January, A.D. 1770, and fell near this spot on the 14th of February, A.D. 1779. This monument was erected in November A.D. 1874 by some of his fellow countrymen.
 
偉大なる世界一周を成し遂げた キャプテン・ジェームス・クック R. N. は、西暦1778年1月18日にこれらの島々(ハワイ諸島)を発見し、1779年2月14日にこの地点の近くで倒れた。この記念碑は、1874年11月に同国人(英国)の有志によって立てられた。(和田訳 ()は訳者註)
 
クックの功績が記された記念碑 / ハワイ島ケアラケクア湾

クックの功績が記された記念碑 / ハワイ島ケアラケクア湾

Snorkeling in Kealakekua Bay

 
ジェームズ・クック  James Cook
  ▼ ジェームズ・クック(J1728年10月27日 - 1779年2月14日)は、英国の海軍士官、海洋探検家、海図製作者。通称キャプテン・クック Captain Cook。太平洋の地理的全貌は、彼によってほぼ明らかにされた。
   ヨークシャーに生まれ、1746年に見習水夫となったのち、1755年に海軍に身を投じた。1763‐1767年、ニューファンドランド島の沿岸測量に従事し、その成果によって海軍軍人としてのみならず、科学者としての高い評価を得た。 その後、ローヤル・ソサエティの要請により3回にわたって太平洋の探検航海を試みた。  
ジェームズ・クック(キャプテン・クック) 1729-1779

ジェームズ・クック(キャプテン・クック) 1729-1779

拡大写真(1025X1175)185KB フリー百科事典ウィキペディア
  ▲▼ 第1回航海(1768‐1771)では、タヒチ島で金星の太陽面通過を観測したのち、ニュージーランドの沿岸を測量し、また、オーストラリア東岸を発見した。  
   第2回航海(1772‐1775)は、当時、その存在を信じられていたテラ・アウストラリス(南方大陸)の探索を使命として南氷洋を航海し、また、これまで誤り知られていた太平洋の島々を地図上に正確に記入した。  
   第3回航海(1776‐1779)は、北大西洋と北太平洋を連絡する北西航路の探索を目的とし、これには成功しなかったが、ハワイ諸島を発見した。しかし、1779年2月14日、原住民との争いにより、ハワイ島西岸のケアラケクア湾で戦死した。  
    3回の太平洋航海を通じて、クックは多くの島を発見もしくは再発見し、南方大陸と北西航路の迷信を打破した。また、多くの貴重な民族学的・博物学的な資料を収集して学界に大きな貢献をした。通算10年におよぶ航海中、当時の船乗りを悩ませた壊血病での死者を1人も出さなかったことも、特筆されるべきクックの功績である。  
キャプテン・クックの海洋探検図 1768-1779

キャプテン・クックの海洋探検図 1768-1779

拡大写真(930X690)180KB 電子版世界大百科事典

ハワイ島で生まれたCD 2枚のテーマ曲

● この頁に流れるBGMは、Gathering Of The Kings - Mele Nu Hano - Aloha Aina - Keu Mau Mana Nui の4曲である。最初の「 Gathering Of The Kings 王たちの集い」 と、3曲目の「 Aloha Aina 愛の島」 は、ハワイ島で購入したCD2枚のそれぞれのテーマ曲で、雰囲気が良く出ていて素晴らしい。
 
ロイヤル・コナ・ビジター・センター  Royal Kona Visitor Center
  ▼ ツアーバスは、ママラホア・ハイウエイ Mamalahoa Hwy (11号線)に面するキャプテン・クック Captain Cook という小さな町にあるロイヤル・コナ・コーヒー・ミル&ミュージアム(現ロイヤル・コナ・ビジター・センター)の直販所に到着。飲み放題のコナ・コーヒーを試飲し、ロイヤルコナ Royal Kona ブランドの100%コナ・コーヒーを購入した。

ロイヤル・コナ・ビジター・センター

コナ・コーヒー  Kona Coffee
  ▼ コナ・コーヒーは、ブルーマウンテン、キリマンジャロと並び、世界三大コーヒーのひとつ。ハワイ島西岸のフアラライ山麓に広がるコナ・コーストでのみ栽培されるコーヒーで、生産量は世界のコーヒー生産量の1%以下という希少なもの。苦味が少なく、柔らかな酸味と甘い香りが特徴で、とても美味い。今回、三箇所の売店で三種のコナ・コーヒーを購入した。  
   アメリカ合衆国では、50州のうちハワイ州がコーヒーを商業ベースで生産している唯一の州であり、ホワイトハウスの公式晩餐会で出されるコーヒーは必ずコナ・コーヒーであるという。日本企業でも UCC やドトールコーヒーがコナ・コーストで観光農園を経営している。  
お土産に最適の100%コナ・コーヒー
 

Parker Ranch

Big Island

Royal Kona

お土産に最適の100%コナ・コーヒー

拡大写真(2000X1100)321KB

  ▲▼ コナ・コーヒーは、ブルーマウンテンに次ぐ高価な豆で、偽物も多い。高価な理由は、希少価値というよりも、コーヒー豆の原産国のうち唯一先進国のため人件費などが高いためといわれる。しかし、現地でその理由を聞くと、収穫を必ず手摘で行い、熟成した果実だけを収穫して高品質を確保しているため、価格が高くなるとのこと。機械で木を揺さぶり、落ちた果実をネットに集めるという大雑把な大量生産はしないという。
ロイヤル・コナのコーヒー工場 / ハワイ島 キャプテン・クック

ロイヤル・コナのコーヒー工場 / ハワイ島キャプテン・クック

資料画像
▲▼ 100%コナ・コーヒーでもピンからキリまであるので、注意が必要。また、10%しか入っていないブレンド・コーヒーでもブレンドという表示が無く、コナ・コーヒーと表示されているものもあり、これは詐欺に近いので、絶対に買わないこと。パッケージに100%コナ・コーヒーとわざわざ比率が入っているのはコナ・コーヒーだけで、まがい物が出回っているための対策かも知れない。(笑)
各種コナ・コーヒーを飲み放題 / ロイヤル・コナ・ビジター・センター

各種コナ・コーヒーを飲み放題 / ロイヤル・コナ・ビジター・センター

資料画像
▼ コナ・コーヒー を堪能した後、午後5時半過ぎ、バスは亜熱帯気候特有の激しいシャワーに見舞われながらスタート地点のシェラトン・コナに着いた。これから2時間かけて、参加者を順次ホテルまで送り届けてくれる。ご苦労さま!
スコールに見舞われながらシェラトン・コナに到着 / ケアウホウ  17:33

スコールに見舞われながらシェラトン・コナに到着 / ケアウホウ  17:33

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マンタ・ウォッチング  Manta Watching
  ▼ 夜、シェラトン・コナの地先海面に出没するマンタ・ウォッチングを楽しんだ。夕日を見るために集まっていた船は、そのあと出没するマンタを見るもう一つの目的があった。  
    シェラトン・コナでは、毎晩、海面に向かって強力なライトを照射している。この光に誘われてプランクトンが集まり、それを食べるためにマンタが来るので、それを見ようというわけで、実は、シェラトン・コナは、マンタ・ウォッチングで有名なホテルであった。  
   ホテル滞在中、何度も足を運んだが、残念ながらホテルのテラスからは、マンタを目撃することができなかった。  
夜のマンタ・ウォッチング / シェラトン・コナ沖合(ケアウホウ) 20:27

夜のマンタ・ウォッチング / シェラトン・コナ沖合(ケアウホウ) 20:27

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マンタ  Manta
  ▼ マンタは、オニイトマキエイ(鬼糸巻鱏、鬼糸巻鱝)Manta birostris (英名:Manta ray マンタ・レイ)のことで、トビエイ目トビエイ科 Myliobatidae に属する世界最大のエイ である。大きいものでは横幅8m、体重3tにも達する。  
   熱帯の海のごく表層を遊泳し、泳ぎながらプランクトンを食べる。ダイビングのほか、いくつかの水族館でも見ることができる。毒針は無い。日本近海では、石垣島の周辺海域でよく見られるという。  
遊弋するマンタ

遊弋するマンタ

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