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和田義男

 旅紀行ジャパン

2004年6月29日改訂

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♪木陰 BGMの小箱

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2004年6月28日作成

天守閣と小天守閣

名古屋城(愛知県名古屋市)

  金鯱の名古屋城<前編> 金鯱の名古屋城<後編>

名古屋城入口

名古屋城入口

拡大写真(800x600)129KB

 2004年5月25日(月)愛知県名古屋市の名古屋城に行った。JR名古屋駅前の市営地下鉄・名古屋駅から東山線・栄駅乗り換え、名城線・市役所駅まで約15分。歩いて正門まで10分ほどで着く。

名古屋城なごやじょう

  「尾張名古屋は城でもつ」といわれ、巨大な金の鯱(きんのしゃちほこ)を城頭に頂くことで有名な名古屋城は、関ヶ原の合戦後、江戸幕府を開いた徳川家康が、慶長14年(1609)、東海道の要所として、また、大坂(現大阪)方への備えとして、清須(きよす 現清洲町)から名古屋へ遷府したことに始まる。

名古屋城正門

名古屋城正門

拡大写真(1200x900)230KB 【E-1  28mm   F11.0 1/640秒 ISO200 】

名古屋城見取図

名古屋城見取図

拡大写真(1800x1260)180KB

 家康は、加藤清正・福島正則・前田利光など諸大名20名に名古屋城の普請(ふしん 土木工事)を命じ、 平地に建てられた平城(ひらじょう)として、慶長17年(1612)に完成した。
 名古屋城は、明治維新を迎えるまで、徳川御三家の筆頭・尾張家の居城として栄えたが、第二次世界大戦中の昭和20年(1945)5月の名古屋空襲で、大・小天守閣や本丸御殿をはじめ主な建物の殆どが焼失した。
 現在の天守閣は、昭和34年(1959)に再建されたものである。

 正門を入ると、西之丸に至る。目の前に内堀に囲まれた本丸が現れる。内堀は空堀(からぼり)となっており、鹿が飼われていた。

内 堀うちぼり

内 堀

  空堀を終の棲家に袋角 北舟 
草を

夫婦鹿みょうとじか

草を食む夫婦鹿

拡大写真(1200x900)325KB 【E-1  294mm   F7.1 1/640秒 ISO200 】

西之丸にしのまる

かや

の木
   西之丸の一角に、名古屋市内で唯一の天然記念物である榧*の木がある。高さ16m 幹回り8mで、築城以前から自生し、樹齢600年以上といわれる。
 初代藩主・徳川義直の大坂への出陣のとき、この実を膳に盛り、のち正月の祝膳に盛ったといわれる。
 *イチイ科の常緑高木で、葉は扁平線状、革質で厚く、先端は鋭い。雌雄異株。4月頃開花するが、実は広楕円形で、核は食用・薬用とし、また油を搾る。材は堅くて碁盤などをつくる。

西之丸の榧の木

拡大写真(1200x900)282KB 【E-1  28mm   F9.0 1/320秒 ISO200】

表二之門おもてにのもん

  見学者の本丸への入口に当たる表二之門は、戦災を免れ、国の重要文化財として今に残っている。
 古くは南二之門といわれ、門柱・冠木とも鉄板張りとし、用材は木割りが太く堅固に造られている。袖塀は土塀で、鉄砲狭間(てっぽうざま)を開いて要害としての堅固さを示している。鉄扉には、生々しい弾痕が残されている。

表二之門

拡大写真(1600x800)192KB 【E-1  40mm   F11.0 1/650秒 ISO200】

鉄 扉

弾 痕

鉄 扉 弾 痕

拡大写真(1200x900)222KB 【E-1 74mm  F4.5 1/160秒 ISO200】

拡大写真(1200x900)312KB 【E-1 28mm  F5.6 1/125秒 ISO200】

 

大天守閣と小天守閣

 本丸に入ると、巨大な金鯱(きんしゃち)を城頭にいただく大天守閣が眼前に迫る。高さ48mの大天守閣と高さ24mの小天守閣は、ともに昭和34年(1959)10月に再建されたものである。

大天守閣と小天守閣

拡大写真(1200x800)230KB 【E-1  40mm   F11.0 1/1000秒 ISO200】

   五層五階の大天守閣のオリジナルは、加藤清正の普請によるものである。鯱も彼の提案によるものとか。現在の大天守閣は、鉄骨鉄筋コンクリート造りで、内部は博物館になっており、最上階には展望室が設けられている。

大天守閣の勇姿

大天守閣の勇姿

拡大写真(1200x1000)281KB 【E-1  54mm   F11.0 1/800秒 ISO200】

  金鯱の名古屋城<前編> 金鯱の名古屋城<後編>
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