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和田義男

 旅紀行ジャパン

2007年11月23日改訂

♪君が泣くから BGMの小箱

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2005年10月15日作成

雲海の中のみくりが池

雲海の中のみくりが池(黒部立山アルペンルート)
  立山黒部夏紀行

黒部平

 

室堂平むろどうだいら

   大観峰からトロリーバスに乗り、立山を東西に貫通する長さ3.6kmの立山トンネルを走ること10分、立山西側斜面の標高2,450mに位置する室堂ターミナルに到着したが、出てみると雲の中にあり、霧雨が降っていた。
   幸運にも、しばらくして視界が晴れた。室堂平は立山黒部アルペンルートの中心地で、観光の拠点であり、立山三山をはじめ、3,000m級の雄大な山々が眼前に迫る素晴らしい高原である。  

パノラマの室堂平

パノラマの室堂平

パノラマ写真(2800x768)522KB

 
立山

玉殿たまどの

湧水
 
   立山玉殿の湧水は、中部山岳国立公園立山連峰の雄山(おやま)(2,992m)の直下から湧出する地下水で、立山開山の故事*に見られる「玉殿(たまどの)の岩屋」がある室堂一帯に潤いをもたらしてきたが、昭和43年(1968)、立山トンネルの開通により、その一部が湧出したものである。  
   その水量は、毎分約15m3にのぼり、水温も2〜5度と極めて冷たく、霊峰立山の清水として多くの登山者に愛飲されている。昭和60年(1985)3月、環境庁(現環境省)の「名水百選」に選ばれた。  
  *玉殿の岩屋伝説では、熊と白鷹に導かれた佐伯有頼(さえきありより)が、 この岩屋で熊から変身した阿弥陀如来とそこに現れた慈朝上人に立山を 開くように告げられたという。 江戸時代までは、修行者の聖地であり、 のちには登拝者の宿泊所にもなっていた。  

立山玉殿の湧水を飲む観光客

立山玉殿の湧水を飲む観光客

拡大写真(1200x785)294KB

 
みくりが池
 
   立山は約5万年前の火山活動による溶岩台地である。立山にある火口湖の中で最も大きな湖が、標高2,450mに位置するみくりが池で、周囲約600m、水深約15m。日本アルプスの湖沼の中では最も深いという。  
   過去の火山活動による爆裂火口の跡に水がたまったもので、背後に聳える立山が紺碧の水に映える美しさは北アルプス随一といわれる。  

雲海の中のみくりが池

雲海の中のみくりが池

拡大写真(1200X650)124KB

   みくりが池の名の由来は、その昔、池を見くびって泳いでいた僧侶が、一繰り、二繰り、三繰り目に池の底深く沈んで遂に戻ることがなかったという言い伝えによるという。  
   室堂ターミナルから近く、立山を紹介するパンフレットに必ずといってよいほど掲載されている代表的な風景で、登山はしなくてもここだけはぜひ訪れたいという観光客が多い。  

雲海から現れたみくりが池

雲海から現れたみくりが池

パノラマ写真(1700X600)302KB

 
ヤマハハコ(山母子)
 
   キク科ヤマハハコ属のヤマハハコは本州の長野県以北・北海道・千島・樺太に分布する多年草で、中国・ヒマラヤ・北アメリカにも広く分布する。山地の路傍や草原に生育し、雌雄異株で、地下茎でも繁殖するという。  

露に濡れたヤマハハコ(山母子)

露に濡れたヤマハハコ(山母子)

拡大写真(1200x785)154KB

 
血の池
 
   赤い色をした池が点在する血の池。みくりが池と同様に噴火口に水が溜まったもので、酸化鉄を多く含んでいるために赤い血の色をしているという。凍結していて血の色が分からなかった。  

夏でも氷結している血の池

夏でも氷結している血の池

パノラマ写真(1400X700)256KB

 
地獄谷
 
 

 神の山といわれた立山は、地獄谷がある故に今昔物語をはじめ数々の書物に地獄の山と紹介されている。

 

煙の立ち上る地獄谷

煙の立ち上る地獄谷

パノラマ写真(1600x700)257KB

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