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2008年8月30日改訂

今 日

昨 日

♪民謡メドレー/津軽三味線(高橋竹山)・花笠音頭・大漁歌い込み・秋田船方節

夏の海白ふんどしの蛙跳び   北舟

江ノ島白褌神輿

Summer sea, leapfrogs with white fundoshi-loincloths.

2000年7月31日開設

次々と海に飛び込む裸たち

拡大写真(1800x1350)292KB

次々と海に飛び込む裸たち(江ノ島天王祭)/神奈川県藤沢市)

2008年の日記  

 

8
 

7月/下

8月 9月

目次


 
2008年8月30日(土)曇
 
 
■■■       日本の祭り第108集 「東北四大祭の旅」完成! ■■■
 
   昨日、本年第25作(通算第356作)をアップした。

                         日本の祭り第108集「東北四大祭の旅」

 この作品は8月3日(日)から6日(水)まで、東北新幹線とツアーバスを利用して「青森ねぶた」「秋田竿燈」「山形花笠」
「仙台七夕」の東北四大夏祭りを巡った旅の記録である。
 

★☆★彡

和田義男

  
撮 影

2008年8月3-6日

OLYMPUS E-3
 
 
12-60mm


1000万画素 3,130枚 6.62GB
 
 

 今回、東北4大夏祭りを一気に見て回り、激写することができた。それぞれに創意工夫があり、お国柄があって、とても楽しかった。
 一番良かったのはどこかと聞かれれば、躊躇無く「秋田竿燈まつり」と答えたい。中央分離帯にアルプス席を設け、歩道を含めて三箇所からゆったりと見物できるように工夫されている。
 ワイヤーが張られて万全の安全対策の下で、観客は二度の入れ替えで3団体の演技をタップリと楽しむことが出来るのが良い。
 目の前で繰り広げられる竿燈の妙技に、観客と差し手たちが一体となって一喜一憂しつつその成功を願い、うまくいったときには惜しみない歓声と拍手が湧き上がる。観客は退屈する間もなく、竿燈のおもしろさに引き込まれ、あっという間に時が過ぎて行く。歴史・伝統に加え、運営方法や技術力など、どれをとっても素晴らしく、完成度が高い夏祭りである。 〈 完 〉 2008.8.29

日本の祭り第108集 「東北四大祭の旅」

撮影・制作 : 和田義男

   平成20年(2008)8月29日 作品:第25作  画像:(大125+小5)  頁数:8  ファイル数:130  ファイル容量:34.0MB
   平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:356 頁数:1,288 ファイル数:35,781 ファイル容量:5,556MB
  町会のねぶたに集ふ夕間暮  北舟 

ちょうかいの ねぶたにつどう ゆうまぐれ

Gathering around a Nebuta wagon of the town at dusk.

【編集子が選ぶ一枚】

町会の全員集合!

町会の全員集合!

拡大写真(2000x1400)561KB

  大若の稲穂の如き撓りかな  北舟 

おおわかの いなほのごとき しなりかな

A big Kantoh bamboo bending

like a ear of rice.

【編集子が選ぶ一枚】

継竹5本と6本の名人技!

継竹5本と6本の名人技!

拡大写真(1500x2000)448KB


 
2008年8月17日(日)雨
 
 
■■■       日本の裸祭り第78集 「大和田の荒神輿」完成! ■■■
 
   昨日、本年第24作(通算第355作)をアップした。

                         日本の裸祭り第78集「大和田の荒神輿」

 この作品は平成20年(2008)7月26日(土)、埼玉県新座市に鎮座する大和田氷川神社で行われた夏祭り「大和田はだ
か神輿」を紹介したものである。
 

★☆★彡

和田義男

  
撮 影

2008年7月26日


OLYMPUS E-3
 
 
12-60mm


1000万画素 2,980枚 6.5GB
 
 

 汗だくの荒神輿を追って、筆者も汗だくになりながら連写モードで激写を繰り返し、4時間余りの間に1000万画素2,980枚6.5GBを切り取ってきた。
 夜間の動きの激しい被写体のため、ピンぼけ写真もかなり混じっていたが、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」で、上手く撮影することができた。
 今回、アニメーション・ジフ Animation GIF という手法を多用し、連写した数枚の写真を交互に表示して、動きを表現してみた。少しは臨場感を伝えることができたものと思う。

感動の荒神輿

 素晴らしい裸祭りだった。褌一丁の日本男児が渾身の力で荒神輿を練り上げる様子はとても雄々しくて格好良く、かつて多くの女性たちが感動しながら見守り、数多くの恋のロマンが生まれたことだろう。
 新座市による無形民俗文化財の指定は「大和田神社はだか神輿」となっているが、平凡なネーミングなので、この作品では「大和田の荒神輿」とした。どのような荒々しさかは作品をご覧いただいた読者には十分にお分かりいただけたものと思う。
 200年もの長い歴史を通じて、ときのリーダーたちが創意工夫を凝らし、失敗に改良を加えて完成させてきたユニークな荒神輿。これほど激しい神輿練りを見たのは初めてで、とても感動した。これからもこの伝統の裸褌文化が末代まで変質することなく伝えられることを衷心より願っている。

日本の裸祭り第78集 「大和田の荒神輿」

撮影・制作 : 和田義男

   平成20年(2008)8月16日 作品:第24作  画像:(大76+小6)  頁数:5  ファイル数:186  ファイル容量:45.2MB
   平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:355 頁数:1,280 ファイル数:35,504 ファイル容量:5,475MB

【編集子が選ぶ一枚】

ジャンピング神輿

拡大写真(1024x768)610KB

 

鎮守の杜の夏祭り

 この作品のトップ頁「氷川神社」と最終頁「鎮守の杜」の冒頭に流れるBGMは「水の宮(和風BGM)」からお借りした「鎮守の森」という曲である。お祭りには欠かせない定番のメロディで、私の大好きな曲のひとつであるが、この曲が最も似合うのが大和田氷川神社であると思う。
 この神社は、日本の何処にでもありそうな村の鎮守の杜の中にあり、日本の原風景を見るような懐かしさを覚える。広葉樹の大木の下で、たった1基の小さな神輿を担ぐ裸の夏祭り。かつてのメンバーは、いつもの村人たちだけで、人目を気にすることもなく、気楽に楽しむ村祭りであったことだろう。
 200年のときが流れ、時代が移ろって若者は都会に出て行ってしまい、小さな神輿でも担ぎ手が足らなくなってしまった。あるときは、外来の参加者に1万円の謝礼を渡して存続させてきた村祭り。地元氏子の方々の苦労が偲ばれる。
 
佳境に入った神輿揉み ローリングする荒神輿 大和田囃子の前で神輿揉み
佳境に入った神輿揉み ローリングする荒神輿 大和田囃子の前で神輿揉み
 
 しかし、最近は、internetの普及で、祭り愛好者のネットワークができあがり、口コミ情報があっというまに広がって行く時代になった。お祭り好きの「はっちゃん」がこの祭りを知り、internetの「神輿見たまま」で全国に紹介したことから外来の参加者が徐々に増え、今年はWa☆Daフォトギャラリーに掲載されるところとなった。
 嬉しいことに、「大和田の荒神輿」の速報版を見た「昇ちゃん」こと長谷川昇司さんは来年から参加したいとのことで、早々に反響があった。来年以降、この作品を見られた方が一人でも多く埼玉県新座市の大和田氷川神社に足を運ばれ、神輿の担ぎ手に不自由することなく伝統の裸祭りが末永く存続してゆくことができるよう、心から祈念している。参加希望者は、是非、「はっちゃん」に連絡していただきたい。 〈 完 〉  2008.8.16  和田義男
  万緑緑の宮が舞台の荒神輿  北舟 

まんりょくの みやがぶたいの あれみこし

The rough mikoshi at the stage of shrine full of green

.

【編集子が選ぶ一枚】

境内を疾走する神輿

境内を疾走する神輿

拡大写真(1800x1350)350KB

 
2008年8月12日(火)曇
 
 
■■■       特集!旅紀行第76集 「南ドイツの旅・下」完成! ■■■
 
   
 先ほど、本年第23作(通算第354作)をアップした。

                  特集!旅紀行第76集 「南ドイツの旅・下」 撮影・制作 和田義男

 この作品は、平成20年(2008)6月12日(木)から19日(木)までクラブツーリズムが主催する「ドイツハイライト8日間」に参加し、初夏の南ドイツの旅を記録したもので、今回はその完結編である。

★☆★彡

和田義男

  
撮影
(上中下)

2008年6月12-18日

OLYMPUS  
E-3  E-
510
 
 
12-60mm
  70-300mm

1000万画素 4095枚 8.58GB
 
 

 17頁290枚を費やした三部作がやっと完結した。実質6日間の旅だったが、中味はリッチで、長編になってしまった。過去に北欧4ヵ国の430枚があるので、今回、スイス夏の旅の275枚を抜いて二番目の長さとなった。
 大学では第二外語にドイツ語を専攻したが卒業後ドイツ語を使う機会は殆どなく、日本とは縁の薄い国だと思っていた。
 敗戦後、ドイツが日本と同じように驚異的な復興を成し遂げたのは、豊かな文化と豊穣な国土によるもので、今回の旅でその秘密が分かったような気がして、親近感が湧いてきた。
 今回、BGMに力を入れ、数えてみるとドイツ語と日本語をあわせて17枚のCDから選曲している。「野ばら」「菩提樹」「エリーゼのために」「アヴェ・マリア」「別れ(ムシデン)」「故郷を離るる歌」など、学校で習った曲も多く、ベートヴェンの田園や第九、ワーグナーの「ワルキューレ」など、クラシック音楽を加えると、昔から多くのドイツ音楽に親しんでいたことに気がつき、決して縁の薄い国ではないことを実感した。

特集!旅紀行第76集 「南ドイツの旅・下」

撮影・制作 : 和田義男

  平成20年(2008)8月12日 作品:第23作  画像:(大66+小7)  頁数:5  ファイル数:150  ファイル容量:45.1MB
  平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:354 頁数:1,275 ファイル数:35,240 ファイル容量:5,413MB
 
【編集子が選ぶ名作】

谷間に建つノイシュヴァンシュタイン城

谷間に建つノイシュヴァンシュタイン城

パノラマ写真(2350x1100)566KB

 
 

 世界遺産に指定されたものを含め多くのドイツ旧市街を見て回ったがどれも身を守るために城壁を巡らし、日々外国の侵略におびえながら生活せざるを得なかった人々のことを思うと周囲を海という巨大な濠に守られ空気と水と安全をただのように思ってきた日本がどれほど恵まれた国であるかを改めて認識し、平和の尊さを噛みしめる旅だった。  〈 完 〉  2008.8.12  北京オリンピックで北島康介が金を取って湧いている日  和田義男

 
 
 
【編集子が選ぶ名作】

ローテンブルク北東部とマルクト広場

中世の宝石箱ローテンブルク旧市街

パノラマ写真(2000x1050)475KB

 

 
2008年8月8日(金)晴
 
 

■■■ 「東北四大祭り」速報! ■■■

 
   平成20年(2008)8月3日(日)から6日(水)まで、家内と共にクラブツーリズムの「四季の華」に参加し、東北新幹線とツアーバスを利用して東北四大祭りを見物してきた。このツアーを選んだのは、「青森ねぶた」「秋田竿燈」「山形花笠」ともに桟敷席が確保されていたためである。  
 
ねぶたの展示/青森市 2008.8.3

ねぶたの展示/青森市 2008.8.3

拡大写真(2000x1400)471KB

 
 
青森ねぶた祭
 
   「青森ねぶた祭」は、東北四大祭りの先陣を切って8月2日から7日まで青森市で開かれる夏祭りで、毎年、300万人を越える観客で賑わう。昭和55年(1980)に国の重要無形民俗文化財に指定された。  
 
小型の町会ねぶた

小型の町会ねぶた

拡大写真(2000x1500)515KB

 
   「ねぶた」と呼ばれる勇壮で巨大な武者人形の山車が市内中心部をねり歩き、独特の衣装をまとった「ハネト(跳人)」と呼ばれる踊り手が「ラッセラー」というかけ声で跳ねまわる。ハネトとして参加することをハネルといい、「今日もハネル?」などと使う。ちなみに「ねぶた祭」は暦の上では秋祭りで、「ねぶた」「跳人」は秋の季語。  
 
「ミスねぶた」のパレード

「ミスねぶた」のパレード

拡大写真(1800x1350)301KB

 
   青森県には、青森市の「ねぶた nebuta 」と弘前市(ひろさきし)の「ねぷた neputa 」がある。両者はよく混同されるが、全く別個のものである。現地ガイドによると青森の「ねぶた」の起源は戦い終わって凱旋したときの祭りといわれ、生還した喜びを全身であらわし、とても陽気で賑やかだが、弘前の「ねぷた」は出陣前の祭りとされ、比較的静かな祭りだという。  
 
奨励賞の「羅生門」

奨励賞の「羅生門」

拡大写真(2470x1090)489KB

 
 
  漆黒に光増したるねぶたかな  北舟 

しっこくに ひかりましたる ねぶたかな

Nebuta wagon gained its lights for jet-black darkness

.
 
 
大型の企業ねぶた

大型の企業ねぶた

拡大写真(2000x1250)486KB

 
 
  不夜城の如きねぶたの武者絵かな  北舟 

ふやじょうの ごときねぶたの むしゃえかな

A samurai picture of Nebuta wagon, like a nightless castle

.
 
 
ねぶたを支える若者たち

ねぶたを支える若者たち

拡大写真(1800x1350)446KB

 
 
  にわか雨跳人に嬉し力水  北舟 

にわかあめ はねとにうれし ちからみず

Dancers pleased with refreshing water of sudden shower

.
 
 
男女とも同じカラフルな衣装の跳人たち

男女とも同じカラフルな衣装の跳人たち

拡大写真(2000x1230)483KB

 
 
秋田

竿燈かんとう

まつり
 
   「竿燈まつり」は、毎年8月3日から6日まで秋田市で行われる夏祭りである。竿燈全体を稲穂に、連なる提灯を米俵に見立てて、額・腰・肩などに載せ、豊作を祈る。竿燈の大きさによって大若(おおわか)、中若、小若、幼若に分かれるが、最大の大若は提灯が46個、重さが約50kg もある。国の重要無形民俗文化財に指定されており、青森のねぶた祭、仙台の七夕まつりと並んで東北三大祭りの一つである。ちなみに「竿燈まつり」も暦の上では秋祭りで、「竿燈」は秋の季語。  
 

竿燈三基の競演/秋田市 2008.8.4

竿燈三基の競演/秋田市 2008.8.4

拡大写真(1600x2000)621KB

 
   長さ12mの親竹(おやたけ)に長さ1mほどの継竹(つぎたけ)次々と足して行き、最大継竹6本の大若を腰や肩で支える妙技は感動ものである。観客共々「どっこいしょーッ!!」の声援を送りながら徐々に熱気が高まって行き、技が決まると拍手・喝采が送られる。沿道の両側には写真のようにワイヤーが張られているので、竿燈が倒れても見物人や建物に被害を与えないように工夫されている。  
 

継竹3本の腰技

継竹3本の腰技

パノラマ写真(1250x2000)446KB

 
 
  竿燈の腰より生ゆる妙技かな  北舟 

かんとうの こしよりおゆる みょうぎかな

A wonderful skill, the Kantoh bamboo standing on his loin

.
 
 

絶妙のバランス感覚

絶妙のバランス感覚

拡大写真(1800x1350)315KB

 
 
  大若の稲穂の如き撓りかな  北舟 

おおわかの いなほのごとき しなりかな

A big Kantoh bamboo bending

like a ear of rice.
 
 

継竹5本と6本の名人技!

継竹5本

継竹6本

継竹5本と6本の名人技!

拡大写真(1500x2000)448KB

 
 
山形

花笠はながさ

まつり
 
   花笠まつりは、毎年8月に菅笠(すげがさ)に赤い花飾りをつけた花笠を手にし、「花笠音頭」にあわせて街を踊り歩く夏祭りである。この祭りは山形県内の数ヵ所で開催されるが、山形市で8月5日から7日まで行なわれるものが広く知られている。東北三大祭りに山形花笠まつりを加えた4つの祭りを東北四大祭りと呼ぶ。  
 

花笠犬の登場!/山形市 2008.8.5

花笠犬の登場!/山形市 2008.8.5

拡大写真(1800x1430)596KB

 
   花笠まつりで歌われる「花笠音頭」の起源は諸説あるが、大正中期に尾花沢(おばなざわ)で土木作業時の調子あわせに歌われた土突き歌(どつきうた)が起源といわれており、昭和初期にこれが民謡化されて「花笠音頭」となった。また踊りについては(すが)で編んだ笠に赤く染めた紙で花飾りをつけたものを景気づけに振ったり回したりしていたのが発祥という。  
 

綺麗どころを集めた先頭集団/花笠まつりのスタート

綺麗どころを集めた先頭集団/花笠まつりのスタート

拡大写真(1800x1200)494KB

 
   花笠まつりの踊りは、山形県内の地域別に約10種類の振り付けがあったが、昭和38年(1963)に「正調花笠踊り〜薫風最上川〜」が制定され、これが標準的な振り付けとなった。  
 しかし、元々が紅花(べにばな)摘みの作業唄であったために、その楚々(そそ)とした動作のために、男性の踊りへの参加は敬遠されがちだった。そこで、平成11年(1997)から豪快な動作を取り込んだ「正調花笠踊り〜蔵王暁光〜」が採用され、薫風最上川に並ぶ標準振り付けとなっている。また尾花沢で踊られているいわゆる「笠回し」で参加する団体も多いが、笠回しには5つの流派があるという。
 
郵便局前を通過する踊り子たち

郵便局前を通過する踊り子たち

拡大写真(2000x1370)593KB
 
 
  花笠の波打つをどり秋は来ぬ  北舟 

はながさの なみうつおどり あきはきぬ

The dance of waving flower hats, autumn has come.

 
 
2009年の大河ドラマ「天地人」の仮装行列

2009年の大河ドラマ「天地人」の仮装行列

拡大写真(2000x1350)607KB
 
   東北地方の夏祭りの2007年の入り込み数TOP5は、「仙台七夕まつり」68万人/日 、「青森ねぶた祭」52万人/日、 「山形花笠まつり」34万人/日、 「盛岡さんさ踊り」32万人/日、 「秋田竿灯まつり」30万人/日の順で、必ずしも「三大祭り」や「四大祭り」と呼ばれる祭りとその実際の入り込み数とが比例しているわけではない。  
 
揃いの法被を着た花笠犬

揃いの法被を着た花笠犬

拡大写真(2000x1450)569KB
 
   仙台七夕と秋田竿灯に、青森ねぶた・弘前ねぷた・五所川原(ごしょがわら)立佞武多(たちねぶた)など青森県の各地で行われているねぶた祭りをひとまとめにして「東北三大祭り」としたり、ねぶたを1つ1つ数えて「四大」「五大」などとしたりする場合もある。さらに、1泊2日や日帰りのような超短期のニーズに合わせて、地理的に近い仙台七夕と山形花笠で「東北二大(夏)祭り」とするツアー商品もある。  
 
日本髪に着物姿の踊り

日本髪に着物姿の踊り

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仙台

七夕たなばた

まつり
 
   仙台七夕まつりは、五節句の1つ「七夕」にちなみ、毎年8月6日から8日まで仙台市で行われる夏祭りで、地元では「たなばたさん」とも呼ばれる。大規模な飾り付けがなされるのは一番町や中央通りなどのアーケード街、仙台駅周辺などだが、商店街組織や単独の店舗に家庭などを加えると、大小あわせて3000本といわれる飾り付けがなされ、街中が七夕一色になる。東北三大祭りの1つに数えられ、例年200万人以上の観客が訪れる。  
 
七夕まつり初日で賑わう一番町/仙台市 2008.8.6

七夕まつり初日で賑わう一番町

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  豪華さを競ふ七夕飾りかな  北舟 

ごうかさを きそうたなばた かざりかな

Decorations

for the Tanabata star festival, competing luxury.
 
 
赤の似合う女の子

赤の似合う女の子

 
   
 同時に仙台市周辺の商店街などでも大小さまざまな七夕飾りがなされるため、市境を越えた広がりを持っている。国内各地の七夕まつりに大きな影響を与えており、小規模ながら類似の飾り付けを行うケースが増えているという。首都圏などでは、企業や駅・空港の七夕飾りを制作する業者もあり、その豪華な飾り付けが各地に移出されている。
 
 
名産のこけしをあしらった七夕飾り

名産のこけしをあしらった七夕飾り

拡大写真(1600x1200)519KB
 
 

 今回、初日の青森ねぶた祭では、途中から激しい夕立に見舞われ、全身ずぶ濡れの取材となったが、そのあとは好天に恵まれ、愛機・オリンパスE-3で1000万画素 3100枚 6.8GB もの美しい光景を撮影することができた。後日、「東北四大祭り」として完成版を発表することにしているので、ご期待願いたい!

 
 
山形から七夕見物に来た花笠犬

山形から七夕見物に来た花笠犬

拡大写真(14600x1050)267KB
 

 
2008年8月2日(土)曇
 
 

■■■ 2008年鐵砲洲大祭の記録 ■■■

 
   先日、鐵砲洲稲荷神社弥生会の石川辰夫幹事長からDVDと機関誌いやおひ第31号が送られてきた。DVDは弥生会が作成した今年の鉄砲稲荷神社例大祭のビデオ記録で、2000円で頒布される。このケースのカバー写真に私の写真が使われており、「撮影 和田義男」とクレジットが入っていた。御本社神輿が歌舞伎座の前を渡御するところを対面のビルの4階から撮影したものである。クレジットは大きな文字なので、DVDの撮影者だと思われそうだが、祭りのビデオ撮影は委託業者が行ったものである。  
 
平成20年の鐵砲洲大祭のDVD(ビデオ記録)

平成20年の鐵砲洲大祭のDVD(ビデオ記録)

拡大写真(1600x1100)446KB

 
   いやおひ第31号は、今年の鐵砲洲稲荷神社例大祭の写真特集で、A4サイズ6頁カラーグラビア印刷の豪華なもの。そのトップページにも私の写真が使われており、「(撮影:和田義男)」とクレジットが表示されていた。この撮影はオリンパスE-3のライブビューで撮影したもので、脚立を使えない場所にもかかわらず、高い位置から深みのある画像を切り取っており、御本社神輿の宮出しシーンとしてはこれ以上望めないアングルである。  
 
「いやおひ」第31号のトップページ

「いやおひ」第31号のトップページ

拡大写真(980x1400)292KB

 
   2〜4頁は弥生会広報部が撮影した写真集で、なかなかの出来栄えである。見とれていると、5頁目にWa☆Daフォトギャラリーから抜粋した写真が掲載されていた。その最後に筆者が撮影しているシーンが収録されており、「いやおひ」の読者に私を紹介していただいたものと思われ、広報部の細やかなご配慮に深謝申し上げたい。  
 

Wa☆Daフォトギャラリーの写真集と随筆「江戸っ子!鐵砲洲大祭」

「いやおひ」第31号のトップページ

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   最後の6頁には「江戸っ子!鐵砲洲大祭」と題する随筆が掲載され、「弥生会会友・デジタル写真家 和田義男」と表示されていた。この文章は、過日、弥生会の星広報副部長から依頼を受けて執筆したもので、読み返してみると、私の感じた具体的な心情を簡明直裁に記載しており、良く書けていると自画自賛してしまった。(^^; 鐵砲洲稲荷神社の皆さんとのつきあいは2005年の正月以来4年ほどになるが、ここまで親密な間柄になるとは思ってもおらず、感無量の思いである。  

 

7月/下

8月 9月

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