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Wa☆Daフォトギャラリー Wa☆Daフォトギャラリー 旅紀行日本の裸祭り

2018年10月19日改訂

今 日

昨 日

♪篠 笛

仙北の赤褌一丁花火舟   北舟

拡大写真(2400X2100)1.36MB

Senboku guys of red fundoshi
loincloth, fireworks from the boat.

2013年8月26日制作

舟っこ流し名作アニメーション/北上川(岩手県盛岡市)
舟っこ流し名作アニメーション/北上川(岩手県盛岡市)
Wa☆Daフォトギャラリー
日本の祭CD・DVD完成!

【32】 和良比わらび はだか祭り

スライドショーCD写真集

千葉県 四街道市よつかいどうし   皇産霊神社みむすびじんじゃ   平成16年(2004)2月25日(水)の記録
 
 毎年2月25日に行われる和良比はだか祭りは、四街道市和良比に鎮座する皇産霊神社の例大祭で、江戸時代から続く春を告げる「どろんこ祭り」です。ふんどし姿の男衆が一歳未満の幼児を抱いて神社下の神田(しんでん)に入り、健やかな成長を願って神田の泥を幼児の額に塗りつけます。厄除けのおまじないの一種ですが、れっきとした神事で、そうすることで丈夫に育つといわれています。
 その後、男衆が神田で勇壮な泥の掛け合いや騎馬戦を繰り広げます。最後は氏子総代を胴上げして祭りは終わります。県外からの参観者も多く、神田周辺はカメラを持った観衆で埋まり、最近は海外からの見物客も見受けられます。全国に類似の祭礼はみられず、奇祭中の奇祭です。

【案内】 四街道市環境経済部産業振興課 〒284-8555 千葉県四街道市鹿渡無番地 電話番号 043-421-6134

 収録画数274枚、上映時間24分。今回、CD化するにあたり、internetに発表した画像53枚に原画から再収録した200枚を加え、解説画像を加えましたので、見応えある作品となりました。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円) 和良比はだか祭り

神田の合戦!

神田の合戦!

拡大写真(1800x1350)330KB

2004年3月8日(月) 四街道市 様  四街道警察署 様
素晴らしかった「和良比はだか祭り」 初めまして。趣味でWa☆Daフォトギャラリーを主催していますアマチュア写真家の和田と申します。先日、標記の裸祭りを取材し、このほどその作品を「和良比はだか祭り」というタイトルでinternetに発表しました。 和良比はだか祭り  http://wadaphoto.web.infoseek.co.jp/wara1.htm 
 私は四街道市と四街道警察署の記事を読み、この祭りを見に行くことにしました。高橋市長様はじめ地元の皆様の並々ならぬご努力のお陰で、この伝統文化が現代に継承されていることに深い感銘を覚えました。全国的にも珍しい素晴らしい祭りだと思います。
 これからも変質することなく、この歴史的伝統的文化が存続することを祈念しています。四街道市の職員の皆様、四街道警察署の皆様、地元の皆様、本当にご苦労さまでした。ありがとうございました。
 
   
 この度は遠方より「和良比はだか祭り」をご観覧していただきありがとうございました。私を含め秘書広報課の職員も、早速和田様のホームページを拝見いたしましたが、日本は言うに及ばず、諸外国の名所・旧跡などを多く撮影されていること驚き、そして「和良比はだか祭り」の写真だけでなくその他の写真についても言える事ですが、構図や撮影方法が素晴らしく臨場感に富み、カメラのスペックだけでは補いきれない和田様の写真に対する情熱をうかがうことができました。おそらく和田様のホームページを見られた方であれば、驚きと共に非常に感動されることと思います。

 私どもが撮影した和良比はだか祭りの写真と和田様の写真を見比べましたが、あまりの違いの大きさに何とも情けない気分になりましたが、めげていても解決しないので、和田様の撮影された写真を参考にし、市民の皆様に感動を与えられるような写真撮影を心がけていきたいと存じます。

  和田様におかれましては、人に感動を与える写真を撮影していただけることを期待しております。市といたしましても、和田様をはじめとして多くの皆様が来年も「和良比はだか祭り」にお越しいただけるよう、努めて参りたいと存じます。 お体には十分注意してお過ごし下さい。
 

四街道市総合政策部秘書広報課

四街道市秘書広報課 様
こんにちは。ご丁寧なご返事を賜り、恐縮です。嬉しく拝読させて頂きました。もし、私の撮影した和良比はだか祭りの写真が貴市のホームページやポスター、パンフレットなどでお役に立てることがありましたら、お知らせ下さい。「撮影:和田義男」というキャプションさえどこかに表示していただければ、ご自由にお使い頂いて結構です。
必要なら500万画素の原画をお送りしますので、半紙程度まで写真画質で印刷できます。以前神戸市に単身赴任していましたが、そのとき神戸祭りのポスターに写真を提供させて頂きました。社会貢献できればといつも思っておりますので、どうかご遠慮なくお申し付け下さい。有り難うございました。
     
 
 
   
メール拝見しました。「和良比はだか祭り」の感想と警察に対する激励のメールありがとうございます。早速関係部署に連絡致します。今後とも、警察活動に対するご理解とご協力をお願い致します。
 

千葉県警察本部広報県民課長
 

 
和良比はだか祭り

和良比はだか祭り

【33】 加賀鳶かがとび はだか放水

スライドショーCD写真集

石川県 金沢市かなざわし   金沢城公園 新丸広場しんまるひろば   平成19年(2007)1月7日(日)の記録
 
 平成19年(2007)1月7日(日)午前10時から石川県金沢市金沢城公園新丸(しんまる)広場で石川県知事や金沢市長らと共に消防署員や消防団員たちが参加した大規模な金沢市消防出初式が行われました。式典の最後に恒例の加賀鳶はしご登りと加賀鳶はだか放水が披露され、多くの観客を魅了しました。
 江戸で活躍した加賀鳶の伝統文化が今なお金沢市の出初式で見られ、しかも厳寒の中で全員褌一丁の裸形になって放水するという光景は、お江戸・東京でも見られず、金沢っ子の面目躍如たるものがあります。
  強風で雨着が煽られて2台のカメラもずぶ濡れになるなど、未経験の厳しい取材でしたが、タオルでカメラやレンズを拭きながらも感動の光景を多数切り取ることができました。これほど過酷な取材は初めてで、二度と撮れない映像だと自負しています。

 収録画数218枚、上映時間19分。今回、CD化するにあたり、internetに発表した画像51枚に原画から再収録した150枚を加え、解説画像を加えましたので、男のロマン溢れる感動大作となりました。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円) 加賀鳶はだか放水
 白褌の放水天に出初式  北舟 

New Year ceremony of fire brigades,
wearing white loincloth, splaying water to the sky.

びゃっこんの ほうすいてんに でぞめしき

纏舞で景気付けるはだか放水

纏舞で景気付けるはだか放水

拡大写真(1800x1440)387KB

 
* * * * * *   江戸時代の消防組織・ 火消ひけし   * * * * * *

加賀鳶はだか纏

加賀鳶はだか纏

拡大(760x1200)60KB

 明暦3年(1657)の江戸の大火事「明暦の大火」は、死者10万人を超えるといわれ、江戸城本丸まで焼失しましたが、江戸時代を通じて幾度となく大火事が発生しており、消防は幕府にとって大きな課題でした。
 一旦、火事が発生してしまうと、木造家屋が中心の江戸の町は延焼が早く、現代のような消防設備のない時代であったため、破壊消防という手法をとり、延焼を食い止めるために防火線上にある家屋を取り壊して鎮火を待つという消極的なものでした。この破壊工作に鳶口(とびぐち)を持った火消(ひけし)が活躍しました。

大名火消だいみょうびけし

加賀鳶かがとび
 江戸の消防組織は大きく分けて「大名火消」「定火消(じょうびけし)」「町火消(まちびけし)」の3グループがありました。このうち「大名火消」は、江戸詰の大名が自藩邸の消火のために専属に抱えた火消(ひけし)のことで、守備範囲は藩の屋敷と江戸城付近でした。
 「大名火消」で最も有名なのが、加賀百万石の「加賀鳶」で、今の東京大学のある本郷に本拠を構え、華麗で鯔背(いなせ)な装束で知られ、歌舞伎の「盲長屋梅加賀鳶(めくらながやうめがかがとび)(加賀鳶と町火消の喧嘩)」にも登場します。
 ちなみに「定火消」は、旗本お抱えの火消のことで、火消役の下に与力(よりき)6人、同心30人、臥煙(がえん)(火消人足)100人を1組として組織されていました。全部で10組あって火消役が10人いたことから「十人火消」ともいわれます。
 「町火消」は、町奉行大岡越前守忠相(おおおかえちぜんのかみただすけ)の命令で享保年間(1720頃)に設置された町民たちの消防組織で、全部で48組ありました。「い組」「ろ組」などいろは44組(いろは47文字のうち「へ」「ひ」「ら」以外の組)に「本組」「百組」「千組」「万組」の4組を加えて48組としました。
 この48組をさらに1番から10番までの10グループの大組に分けて江戸町内の分担を決めていました。「町火消」で最も有名なのが「め組」。「め組」は大組では2番組に所属し、芝増上寺、神明町、芝浜松町付近が担当で、歌舞伎では「神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)(め組と角力取(すもうとり)の喧嘩)」で「め組」が登場します。

加賀鳶かがとび

木遣りきやり くずし

 出初式の会場では、式典が始まるまでの間、「加賀鳶木遣りくずし」が会場に流れていました。

1)ハアーアーエーエー

  加賀の鳶だよ百万石の
  纏(まとい)振るにも火柱越えて
  男伊達(おとこだて)なら命をかけて 

  ※エンヤラヤ サノヨイサヨイナ 
  エンヤラヤレコノセー
  アレワエンヤーヤラヤー

2)ハアーエー

  衿(えり)にぁ加賀の鳶出初(でぞ)あと 出初の時は
  勇み裸に梯子を立てて
  夢の枕にゃあら吹流し

  ※(繰り返し) 















 3)ハアーエー

   加賀の華だよ 知らせの半鐘
   ジャン、ジャン、ジャンと鳴りゃ纏を持ちて
   梯子鳶口気合を入れて

   ※(繰り返し)

 

 4)ハアーエー

   木遣り音頭に三団揃え
   祝い祭や百万石の
   心合わせて火事場の守り

   ※(繰り返し)
加賀鳶の活躍
 加賀藩では、五代藩主綱紀(つなのり)のときに江戸の防火組織が強化され藩士の火消役のほかに92人の鳶職を雇って消防隊を編成しました加賀藩が有名になったのは享保3年(1718)12月3日江戸本郷弓町の大火の際幕府の定火消役の仙台兵庫の鳶と火口(ひぐち)の先陣争いで大喧嘩になり、江戸町奉行大岡越前守らの裁きで加賀鳶が勝った事件です。
 江戸の火事場を守っていた加賀藩では江戸屋敷に詰めていた鳶たちが江戸末期から明治初期に流行した「江戸木遣り」を覚え、故郷の金沢に持ち帰って唄ったのが、この唄のはじまりであるといいます。
加賀鳶はだか放水

加賀鳶はだか放水

【34】 和田乃神社わだのじんじゃ 奉納相撲 / 改訂増補版

スライドショーDVD写真集

東京都 青梅市おうめし 日向和田ひなたわだ   平成22年(2010)9月5日(日)・平成25年(2013)9月1日(日)の記録
 
 平成25年(2013)9月1日(日)、東京都青梅市日向和田二丁目に鎮座する和田乃神社(藤野正開宮司 58歳)で例大祭が開催され、正午から4時間にわたって江戸時代から続く古式ゆかしい奉納相撲が執り行われ、全員四股名を持つ小学男子19人による熱戦が披露されました。
  和田乃神社の奉納相撲は、かつての和田村時代に多摩川を挟んだ両地区で何かと争いがあったことから、和田村総鎮守であった和田明神の御神慮を仰ぐために相撲を奉納し、その勝敗により紛争を解決するようになったことがその始まりといわれています。
 毎年、鎮守の森で五穀豊穣と氏子らの健やかな成長を願って行われる奉納相撲は、全国どこにでも見られる風景でしたが、戦後、小中学校から土俵が消え、相撲人口が激減してきた中で、全く変質することなく続けられている和田乃神社の奉納相撲は、青梅市の誇りであり、氏子世話役たちの熱意と子供たちの真剣な対戦に感動を新たにします。

  今年3年ぶりに取材した和田乃神社奉納相撲の名シーンを多数追加した二年分の写真集は、収録画数550枚、上映時間47分の大作となり、CDに入りきれなくなったのでDVD化しました。宮司や子供会など、お世話になった方々にお送りした永久保存版のものと同等品です。1230万画素の原画を同梱しましたので、個人で楽しむ限り、A3までプリント・アウトできます。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円) 和田乃神社奉納相撲

向ひ合ふ影も相撲を取りにけり  北舟

むかいあう かげもすもうを とりにけり

The shadows facing each other, also wrestling sumo.

2013年和田乃神社奉納相撲名場面集

2013年和田乃神社奉納相撲名場面集

拡大写真「みんなの記念写真」(2400X1800)729KB

和田乃神社の奉納相撲

 
 かつての和田村時代に多摩川を挟んだ両地区で何かと争いがあったことから和田村総鎮守であった和田明神の御神慮を仰ぐために相撲を奉納しその勝敗により紛争を解決するようになったことが奉納相撲の始まりといわれています。  
 和田乃神社の本殿が再建された寛政5年(1793)ころは、江戸をはじめ全国的に相撲が盛んで、拝殿に江戸時代以降に奉納された立派な相撲絵馬(額)が残されていることからも、当時の賑わいを偲ぶことがでます。
 明治維新後は、草相撲の力士が各地に輩出し、興業相撲が催されるようになり、和田乃神社は、八幡講(はちまんこう)という力士グループによって、明治中期から大正・昭和の初めにかけて相撲が奉納されました。
 奉納相撲の講元は、小兵(こひょう)で技が冴えた「玉の川」という力士が仕切っていたといわれています。昭和に入ると、講元は奥多摩町梅沢の「誠石(四股名)」となり、終戦後は地元親睦会の青年団に受け継がれ、現在は日向和田子供会が9月1日に近い日曜日に奉納しています。
和田乃神社奉納相撲

和田乃神社奉納相撲

【35】 黒褌御輿くろふんみこし

スライドショーCD写真集

 この作品は、平成25年(2013)6月1日(土)と平成26年(2014)6月1日(日)、一泊二日の日程で、富山県富山市に鎮座する日枝神社の春季例大祭である山王祭に併せて開催された第11回・第12回とやま山王市の男御輿を密着取材したものです。この祭では、御輿の担ぎ手を力者(りきしゃ)と呼び男御輿は全員黒い褌を締めていることから黒褌御輿(くろふんみこし)と名付けました。山王被り・黒法被・黒褌・黒地下足袋の衣装は、とても凛々しく、全国に例のない黒装束の御輿です。
 11年前に町興しの一環として始まった御輿巡行は、当初、黒褌一丁の裸形(らぎょう)で担いでいたことから裸御輿と呼ばれていました。参加者も多く、最盛期には100人を超え、二台の大御輿で町内を巡行していたといいます。
 
  
 ところが、裸御輿に偏見を持つ現職の森雅志富山市長が力者に法被を着させたために、法被を羽織るなら止めるという参加者が続出して年々減り続け、11回目の平成25年は26人になってしまいました。しかし地元有志は富山の活性化のために、懸命に御輿渡御を続けています。その姿に感動した筆者は、 二年目に全国連和田グループ第一期16人の代表として加勢し 、筆者も黒褌を締めて取材しました。
  山王の祭団扇や御輿差  北舟 

さんのうの まつりうちわや みこしさし

Festival fan, holding up the Sannho mikoshi.

【編集子が選ぶ名作】                  名作アニメーション

名作アニメーション/とやま山王市(富山県富山市)

拡大写真(2000X1550)817KBフィナーレの御輿差し(平和通り歩行者天国)

 5秒ごとにあらわれる画像は375枚で上映時間32分の感動長編です。1,230万画素の原画も同梱していますので最大A3サイズのプリントが可能です。個人で楽しむ限り、自由に利用して頂いて構いません。 黒褌御輿'14
(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円)

黒褌御輿

黒褌御輿

最新作!【36】盛岡 舟っこふねっこ 流し

スライドショーCD写真集

岩手県盛岡市 長松寺 2013年8月16日(金) 盛岡市無形民俗文化財

 
 平成25年(2013)8月16日(金)、岩手県盛岡市内を流れる北上川で、盆の送り火行事として知られる盛岡舟っこ流し(同協賛会主催)が開催され、例年、長松寺(ちょうしょうじ)(斗ヶ澤祥悦住職)を基地とし、参加団体のうち唯一赤褌(あかふん)一丁の裸形で精霊舟(しょうろうぶね)を流す仙北(せんぼく)二丁目自治会(コ田石男会長)の勇姿を激写しました。
 「舟っこ」は裸衆に担がれて北上川右岸の会場に運ばれ、法要のあと入川(にゅうせん)して火が着けられ、燃えながら川を下って行きます。280余年の歴史あるこの祭典は、盛岡市無形民俗文化財に指定されており、毎年北上川を舞台に10隻を越える精霊舟により繰り広げられる盛大なページェントは、盛岡市民の誇りであり、夏の風物詩となっています。
   仙北の赤褌一丁花火舟  北舟 

せんぼくの あかふんいっちょう はなびぶね

Senboku guys of red fundoshi loincloth, fireworks from the boat.

編集子の選ぶ傑作

「盛岡舟っこ流し」名作集

仕掛けていた花火が上がる! 17:57:00

拡大写真 「仕掛けていた花火が上がる!」(2400X2100)1.36MB

▼ このCDは、350枚の画像が画面一杯に展開し、5秒ごとに切り替わるスライドショーとなっており、上映時間は30分です。画像の合間にホームページに掲載している解説を挿入していますのでそこで停止し祭の内容を把握しながら観賞できるようになっていますホームページにアップしていない画像も追加しており個人で楽しむ限り最大A2サイズまでプリントアウトすることができます。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円) 盛岡舟っこ流し

盛岡舟っこ流し

盛岡舟っこ流し

【37】 冬至水行祭

スライドショーCD写真集

富山県魚津市 日蓮宗玉蓮山真成寺 2013年12月22日(日)

 
 平成25年(2013)12月22日(日)、富山県魚津市(うおづし)日蓮宗玉蓮山(ぎょくれんざん)真成寺(しんじょうじ)(谷川寛俊たにかわかんしゅん住職/戒名:日徳 65歳)で第六回冬至水行祭(とうじすいぎょうさい)が開催されたので、一泊二日の日程で、密着取材しました。
 北陸の厳寒の季節に一般市民の老若男女約80人が日蓮宗の荒行僧の伝統の所作にのっとり、頭から冷水を被る水行は世界中の方々に勇気を与えるものであり、実際に参拝された方だけでなく、internetの作品を通して多くの方々に力を与える素晴らしい行事で、私も編集しながら何度も感動しました。お陰様で、7頁221枚という感動巨編が生まれました。

 白褌の冬至水行気合かな  北舟

びゃっこんの とうじすいぎょう きあいかな

Fired up for winter solstice ablution wearing white fundoshi loincloth.

【編集子が選ぶ名作】                  名作アニメーション

名作アニメーション

拡大写真(2400X1750)567KB/六角水槽の水行

   この感動を多くの方々に味わっていただき、蔵書版として永久保存していただくため、真成寺にお送りしたものと同じCDをファンの方々にお分けすることにしました。CDをMS-Windows対応パソコンのディスク・ドライブに挿入すると、BGMに鬼太鼓(おんでこ)や水行肝心文(すいぎょうかんもん)などが流れるなか、解説文を含む305枚の画像が5秒毎にディスプレー一杯に映し出されるスライドショーを楽しむことができます。画面にはコントローラーが内蔵されていますので、好きなところで止まったり、スキップしたりして、自由に楽しむことができます。ホームページにアップしていない原画を同梱していますので、最大A3サイズまでプリントすることも可能です。個人で楽しむ限りは、自由にプリントアウトして構いません。
 画像305枚、上映時間 26分。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円) 冬至水行祭
冬至水行祭

冬至水行祭

新版!【38】 寒中みそぎ祭り(スライドショー形式)

スライドショーDVD写真集(日英バイリンガル作品)

北海道上磯郡木古内町 佐女川神社 2016・2014・2011・2010年正月13〜15日 撮影:上平 明

 天保2年(1831)から続く木古内町(きこないちょう)の「寒中みそぎ祭り」は正に命をかけて行う神事で毎年若者4人の行修者(ぎょうしゅうしゃ)たちが1月13日から3日間佐女川(さめがわ)神社本殿にこもり、極寒の中昼夜の別なく数時間おきに水垢離(みずごり)を取り1月15日「みそぎ浜」にてご神体を清め1年の豊漁豊作を祈願する過酷な裸祭です。 
  この時期、北海道木古内町は寒いのが当たり前ですが2016年は雪も多く寒さが一段と厳しくまさに身を切るような極寒の中で、186回目となる「寒中みそぎ祭り」は、例年通り、1月13日(水)夕方の参籠報告祭から始まり、15日(金)の出御祭海中みそぎ、本祭と恙(つつが)なく催行され行修者たちは、無事にご神体を清めて、今年一年の豊漁と豊作を祈願しました。 寒中みそぎ祭'16
  寒垢離や四人行者の褌の白  北舟 

かんごりや よにんぎょうじゃの こんのしろ

Winter water ablutions, white of the loincloths of four ascetics.

【編集子が選ぶ名作】                  名作アニメーション

名作アニメーション

拡大写真/御神体を清める(2000x1335)581KB
   このたび、三年間の取材で切り取った感動写真を満載したスライドショーDVD写真集に2016年に取材した写真を追加し、日英バイリンガル作品に改訂しました。北海道新幹線の2016年3月26日開業を祝う記念作品でもあります。
 DVDをMS-Windows対応パソコンのディスク・ドライブに挿入するとBGMに みそぎ太鼓や木古内囃子などが流れるなか、解説文を含む597枚の画像が5秒毎にディスプレー一杯に映し出されるスライドショーを楽しむことができます。画面にはコントローラーが内蔵されていますので、好きなところで止まったり、スキップしたりして、自由に楽しむことができます。DVDには原画を同梱していますので、最大A3サイズまでプリントすることも可能です。個人で楽しむ限りは、自由にプリントアウトして構いません。
 画像597枚、上映時間 52分。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円)
  神々と禊ぐ海原雪ふどし  北舟 

かみがみと みそぐうなばら ゆきふどし

Snowy loincloths, ablutions with various deities at sea.

寒中みそぎ祭りDVD(日英バイリンガル作品)

寒中みそぎ祭りDVD(日英バイリンガル作品)

新版!【39】 池ノ上みそぎ祭(スライドショー形式)

スライドショーCD写真集

岐阜市池ノ上町 葛懸(かつらがけ)神社 毎年12月第二土曜日 撮影: 和田義男

 寒みそぎ大人褌子らも締め  北舟 

かんみそぎ おとなふんどし こらもしめ

Winter purification ritual with water,
Children also wearing fundoshi loincloth for adalts.

 平成19年(2007)12月8日(土)、晴天に恵まれた岐阜市池ノ上町に鎮座する葛懸神社で「池ノ上みそぎ祭」が催行されたので、一泊二日の日程で激写してきました。

★☆★彡

かつては全裸だった禊祭

 「池ノ上はだか祭」とも呼ばれる「池ノ上みそぎ祭」は、正式には「池上宮禊祭(いけのうえぐう・みそぎまつり)(葛懸神社禊祭)」といい、池上宮禊祭祭典委員会が主催する例祭で、600年以上の歴史があります。特に応永年間(1394)に発生した「応永の大飢饉」以後は重要な祭儀となり、その後大洪水に見舞われた天文3年(1534)までは神社前の大池でみそぎを行っていたと伝わっています。
 この「みそぎ祓(はらい)」は、古来より毎年旧暦10月(神無月(かんなづき))晦日(みそか)に身体を長良川(ながらがわ)の清流で清め、罪穢れ(つみけがれ)を払い、家族の幸せと繁栄を祈願して神を迎える神事で、現在は12月第二土曜日に行われています。
 大正3年(1914)以後、それまでの全裸から褌を用いるようになり、祭元(まつりもと)(裸の会場)は禰宜(ねぎ)宅の民家が使われ、祭元に限って女人禁制とされてきました。現在の祭元は、神社に隣接する池ノ上公民館となり、無料で厄除褌(やくよけふんどし)がもらえ、気軽に参加できる裸祭です。

大正2年(1913)まで全裸だった長良川の寒中禊

大正2年(1913)まで全裸だった長良川の寒中禊

パノラマ写真(3000X1400)828KB
   このたび、歴史ある「池ノ上みそぎ祭」の感動を多くの方々に味わっていただき、蔵書版として永久保存していただくため、ホームページにはアップしていない100枚余りの新たな画像を追加したスライドショーCD写真集を作成しました。
 このCDをMS-Windows対応パソコンのディスク・ドライブに挿入するとBGMが流れるなか、解説文を含む246枚の画像が5秒毎にディスプレー一杯に映し出されるスライドショーを楽しむことができます。画面にはコントローラーが内蔵されていますので、好きなところで止まったり、スキップしたりして、自由に楽しむことができます。ホームページ からは入手できない原画も同梱していますので、最大A3サイズまでプリントすることも可能です。個人で楽しむ限りは、自由にプリントアウトして構いません。
 画像246枚、上映時間 21分。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円)  池ノ上みそぎ祭
 長良川みそぎ祭の師走かな  北舟 

ながらがわ みそぎまつりの しわすかな

Nagara River, December for the purification ritual.

池ノ上みそぎ祭

池ノ上みそぎ祭

新版!【40】 宝光院はだか祭(スライドショー形式)

スライドショーCD写真集

岐阜県大垣市 天台宗仏道山宝光院 毎年2月3日節分 撮影: 和田義男

 鬼やらひ湯気たちのぼる褌衆  北舟 

おにやらい ゆげたちのぼる ふどししゅう

Exorcism, Steam rising from men of loincloth.

 平成20年(2008)2月3日(日)節分の日岐阜県大垣市(おおがきし)の「ひだりめ不動」で知られる天台宗仏道山宝光院(ほうこういん)(鈴木孝敬住職 TEL:0584-91-8326)において「節分会(せつぶんえ)はだか祭」が開催されたので、激写してきました。

★☆★彡

川を渡るはだか祭

 宝光院では毎年2月3日の節分の日に厄除開運(やくよけ・かいうん)の節分会(せつぶんえ)が開かれますがそれに合わせて終戦後(約70年前)に復活した「ひだりめ不動節分会はだか祭」が催行されます。「宝光院裸祭」と書かれた六尺褌を締めた男たちが一団となって杭瀬川に入って身を清め、厄除開運を祈願するこの伝統行事は、宝光院が主催していますが、実際の運営は檀家の役員やボランティアたちが行っています。
 この日は大般若祈祷(だいはんにゃ・きとう)が終日行われるほか、何回かに分けて籤(くじ)の入った豆袋を撒(ま)く豆打式(まめうちしき)があり、それに並行して裸練り、みそぎ川渡り、心男遷座(しんおとこせんざ)、福俵(ふくだわら)授与など、午後3時頃まで盛りだくさんの行事があり、春の到来を告げる風物詩として多くの信者や観衆で賑わいます。
 節分会白ふんどしの川渡  北舟 

せつぶんえ しろふんどしの かわわたり

A celebration for spring, River crossing with white loincloth.

宝光院はだか祭名作アニメーション

宝光院はだか祭名作アニメーション

拡大写真(2400X1650)988KB

   このたび、 川を渡る「宝光院はだか祭」の感動を多くの方々に味わっていただき、蔵書版として永久保存していただくため、ホームページにはアップしていない100枚余りの新たな画像を追加したスライドショーCD写真集を作成しました。
 このCDをMS-Windows対応パソコンのディスク・ドライブに挿入するとBGMが流れるなか、解説文を含む272枚の画像が5秒毎にディスプレー一杯に映し出されるスライドショーを楽しむことができます。画面にはコントローラーが内蔵されていますので、好きなところで止まったり、スキップしたりして、自由に楽しむことができます。ホームページ からは入手できない原画も同梱していますので、最大A3サイズまでプリントすることも可能です。個人で楽しむ限りは、自由にプリントアウトして構いません。
 画像272枚、上映時間 24分。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円)  宝光院はだか祭
宝光院はだか祭

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