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 旅紀行日本の裸祭り

2004年5月27日改訂

♪鎮守の森  水の宮・和風BGM

写真をクリックすると新しい窓が開き拡大写真(1200x900)275KBが表示されます(以下同じ)。

2004年3月6日制作

焚火(皇産霊神社/千葉県四街道市)

焚火(皇産霊神社/千葉県四街道市)

笑顔の退場

 騎馬戦を終えて退場する男たちに笑顔が溢れた。無事に終わったという安堵感と、お互いに変わり果てた姿を見て、思わず笑いが込み上げてきたのだろう。

変わり果てた姿に大笑い!

変わり果てた姿に大笑い!

拡大写真(1200x768)221KB 【E-1 84mm/28-108mm  F5.0 1/200秒 ISO200】

御利益を信じて!?

 全身泥まみれになった男たちは、神社に引き上げる途中の花道で、見物客に泥をつけてまわっていた。あちこちからキャーという悲鳴や歓声が湧く。なんとも微笑ましい光景である。

御利益を信じて!?

拡大写真(1200x900)252KB 【E-1 44mm/28-108mm  F6.3 1/200秒 ISO200】

 春田道顔に泥塗る福男 北舟 

はるたみち かおにどろぬる ふくおとこ

泥の洗礼

 子供たちは例外なしに泥の洗礼を受けた。課外学習の学級があり、先生が全員の顔に泥が塗られているかチェックしていた。歴史ある風習が学校教育にも取り入れられていることを嬉しく思う。
泥の洗礼1 泥の洗礼2

氏子総代の胴上げ

 三度目の騎馬戦の後、神社に戻った裸衆は、祭りに尽力した氏子総代らの胴上げをして労をねぎらった。

氏子総代の胴上げ

拡大写真(1200x900)184KB 【E-1 82mm/28-108mm  F4.0 1/125秒 ISO200】

焚 火たきび

 本殿の前で丸太の焚火が燃え盛っていた。この焚火は朝からずっと燃え続けている。裸男たちは神田での儀式が終わるたびに焚火にあたり、御神酒(おみき)を飲んで暖をとった。

焚 火

拡大写真(1200x900)275KB 【E-1 28mm/28-108mm  F3.5 1/60秒 ISO200】

御神酒を飲む男たち

御神酒を飲む男たち

拡大写真(1200x900)169KB 【E-1 28mm/28-108mm  F4.0 1/60秒 ISO200】

 あちこちで報道陣が取材していた。NHKの女性アナは、顔に泥を塗られながらも果敢にマイクを出していた。

 春祭取材のアナも泥化粧 北舟 

はるまつり しゅざいのあなも どろげしょう

春祭取材のアナも泥化粧

拡大写真(1200x1000)211KB 【E-1 28mm/28-108mm  F4.5 1/100秒 ISO200】

談 笑

談 笑

拡大写真(1200x1150)240KB 【E-1 56mm/28-108mm  F3.5 1/80秒 ISO200】

泥 男

泥 男

拡大写真(1000x1200)189KB 【E-1 28mm/28-108mm  F3.5 1/60秒 ISO200】

 泥んこの裸男の春祭 北舟 

どろんこの はだかおとこの はるまつり

冷たい後始末

 祭りが終わったあと、男たちは神社の水道で身体の泥を落としていた。早春の水道水は冷たい。泥だらけの身体は容易に綺麗にならない。寒さに震えながらの水垢離である。ご苦労様!

冷たい後始末

拡大写真(1115x1200)266KB 【E-1 28mm/28-108mm  F4.0 1/80秒 ISO200】

洗 顔

水垢離

洗 顔 水垢離

拡大写真(800x600)122KB 【E-1 40mm  F3.5 1/60秒 ISO200】

拡大写真(800x600)133KB 【E-1 28mm  F4.5 1/80秒 ISO200】

注:文中の表記は全て35mm換算によるもので、 「28mm/28-108mm」は14-54mmズームの14mmで撮影したという意味です。

和田義男

 
《 2004年2月25日撮影 》
 
OLYMPUS E-1

 
14-54mm 50-200mm EC-14

500万画素


 1,700枚  1,900MB
 

 四街道市のホームページのトップには、この裸祭りの騎馬戦の写真が掲載されている。 四街道市公式サイト
 皇産霊神社の近くにある四街道警察署のホームページにもこの祭りが詳しく説明されている。 四街道警察署
 都市化の波に押されて田畑が消滅し、伝統文化が危機に瀕している今日、この裸祭りを絶やさないよう、四街道市長をはじめ多くの人々が尽力されていることに敬意を表したい。 これからもこのロマン溢れる裸祭りが変質することなく存続してゆくことを願っている。〈 完 〉

▲△ 読者からのお便り △▲

2004年3月10日(水)  aki-chi  様より

Re: 和良比はだか祭り こんにちは。和良比はだか祭り拝見しました。傑作ですね!このような楽しい祭りがあることを知りました。地名の和良比も何かいい響きですね。裸祭りといえば私の住んでいる岡山市から車で30分位のところにかの有名な西大寺裸祭りがあります。若い頃一度参加したのを思い出します。その時は裸の渦の中に入らずその他大勢でした。それ以来30年参加(見物)していませんが機会があれば行ってみたいものです。

今回の写真集、(裸詣、春田、騎馬、焚火)4部構成に分かれていて神事が進んでいく様が手に取るようにわかりました。起承転結がはっきりしていますね。そのなかでクライマックスの騎馬戦、4回も戦うのですね。二度目の合戦の崩落シーンは圧巻でした。その一瞬を見事に捉えた写真に驚嘆しました。全部で1700枚くらい撮られるんでしょうか?。それを選別して限られたスペースに載せる作業、想像を絶しますね。

忙しい中で時間を割いてなされていることを思うと、写真集を見る目もまた違ってきます。4度目の騎馬ともなればもうむちゃくちゃ(失礼)、褐色に染まった姿に祭りの終宴が近付いたことを知らされます。しかしどの写真も笑顔がありますね。参加者が楽しんでいる様子がよく分かります。騎馬が終わった後の泥男達のさわやかな表情も印象的でした。そして周囲にはたくさんのカメラマンが陣取っていますね。風景撮影もいいですが、このような楽しい祭りを撮るのも躍動感があって面白いですね。今度挑戦してみようと思っている今日この頃です。いや、和田ワールドの世界、堪能させてもらいました。次回の作品も心待ちにしています。
こんにちは。お便り有り難うございました。「和良比はだか祭り」をじっくりとご覧いただき、長文のお便り、嬉しく拝見させて頂きました。

お褒めのお言葉をいただき、嬉しく思います。私自身も今回は苦労の甲斐あって会心作ができたものと自負しています。(^^; おっしゃるように1700枚の中から良く撮れているものを選ぶわけですが、ワクワクする写真が沢山あり、ふるいにかけるのが大変でした。

E-1というオリンパスのプロ用のデジカメのお陰で、露出とピントが全自動で1秒3コマの連写ができますので、決定的な崩落シーンも撮れるわけです。私はアングルを決めて、ボタンを押しているだけです。(^^; 誰でもプロ並みの写真を簡単に撮れる時代になりました。IT時代の凄さを実感します。

和田ワールドというお言葉、嬉しく思います。私は灘のけんか祭り以来、日本人のアイデンティティを感じる裸祭りにすっかり魅せられました。躍動感溢れる裸男たちを大画面で再現する当サイトの独自のコンセプトをご評価頂き嬉しく思います。これからもご期待に添えるよう頑張りたいと思います。aki-chiさんも是非西大寺の裸祭りを激写されたら如何でしょう。そして感動写真集にご登場願えれば幸甚です。有り難うございました。

2004年3月8日(月)  T.  M.  様より

Re:和良比はだか祭り 今日は! 和良比の裸祭ゆっくり見ました。いやぁこの寒いのに…日本人は矢張り農耕民族だなあと思いを強くしました。でも、外人まで参加しているのには驚きました。こんな素朴な伝統行事は何とか廃れないで続いて欲しいと願っています。毎回の事ながら良く撮れていますね、それに解説が丁寧でしかも纏っているので、良く理解出来て楽しく見ています。四街道には堀口(6期)君が住んでいるので、どの辺かと思い地図を見てみたら佐倉の近くなのですね、あの長島監督は佐倉高校出身だったヨ。今日も有難う御座いました。
こんにちは。お便り有り難うございました。おっしゃるように日本人は農耕民族ですね。田畑が消滅してもこのユニークな伝統行事が今日まで存続しているのは、四街道市長を始め多くの方々のお陰だと思います。昔は娯楽が少なく、お祭り騒ぎが楽しみだったわけですが、今は何でもありで、大の大人がこの寒いときに裸になって大騒ぎとは・・・と思われる人もおられるでしょうね。神仏を敬う信仰の力も大きいものがありますが、多くの人のボランティア活動の大切さを思う今日この頃です。有り難うございました。

2004年3月7日(日)  S.  M.  様より

和良比裸祭り 本日、「和良比裸祭り」拝見いたしました。良くTVニュースでスケッチされる祭りですよね。今年もTVで観た様な気がします。でも、きれいな写真をゆっくり観られるとまた格別です。祭りの全体の流れや雰囲気も動画より分かるような感じがしますし、迫力も却って出ています。

みこしもないのに、他からの参加が多いというのに驚きました。やはり数を集めて盛り上げないといけないのでしょうか?その中に褌の締め方が素人?っぽい方がいて、地元の方なんだろうなと、何となくほのぼのとさせてくれます。(自分がうまく締められない共感という訳ではなく...いや、寒中水泳で締めたことあるんですが、不器用だし似合わないしで六尺は一回で止めました。)

今回は事前情報がなかったので、ホントにサプライズでした。裸祭りは季節的に少なくなってくるんですかね。では、今度はどのような路線か。またの更新を楽しみにしております。有難うございました。
今晩は。早速「和良比はだか祭り」をご覧いただき有り難うございました。この祭りをご存じでしたか。プロの写真家の作品にも取り入れられたりしていて、被写体として素晴らしい素材が沢山あります。褌を締めた裸男と晴れ着を着た赤ん坊、勇ましい騎馬戦や泥合戦など、他では見られないロマンがあります。

テレビは動きがよく分かりますが、静止画にすると画像が粗くて不鮮明です。その点、高精細の写真画像は、隅々までじっくりと鑑賞することができ、何度見ても新たな感動や発見があります。

田畑が消滅し、地元の氏子が少なくなり、全国のボランティアに頼る現状は仕方ないことでしょう。少なくとも40〜50人ほどの裸衆を揃えないと、見栄えがしませんし、騎馬戦も盛り上がらないと思います。実は、四街道市に電話して皇産霊神社の電話番号を訊ねたのですが、教えてくれませんでした。理由は個人のお宅なので、個人情報を開示できないからということでした。氏子が減って神主の生活を支えることができなくなったのでしょう。お祓いをしていた神主は、別の神社から来られたのではないかと思います。

褌の締め方が初心者かどうかは、おっしゃるように見れば分かります。慣れていない人は、臍下三寸といわれる横褌(よこみつ)が上過ぎて、締まりなく見えます。晒の腹巻きを締めているのに、臍が出ているのも感心しません。周りの人が注意してあげれば良いのにと思います。

2004年3月7日(日)  C.  S.  様より

いつもご苦労さまです 送信有り難う御座いました。和良比のはだか祭り、泥んこ祭りですね。赤ん坊にとっては大災難?何とも微笑ましい風景、健康に賢く育つようにとの、親心なんでしょうね。

自分の喜びを他の人にも分かって欲しく、和田さんに無断で、知人と従兄にフォトギャラリー紹介しました処、知人からは冬のソナタを思い出させる写真、アングルもすばらしい、ファンになりました。(この人は車椅子生活の身障者です) 従兄からは写真も大いに気に入ったが、和田さんって歴史に造詣がかなり深い方だねとの返事が来ました。私もその通りだと思います。お断りもせず申し訳ございませんでした。お許し下さい。
今晩は。いつもお便りをお寄せ頂き、有り難うございます。「和良比のはだか祭り」は、どろんこ祭りとしてその道では名が通っているようです。行ってみてビックリしたのですが、男たちが真っ黒になるまで神田で大暴れします。

以前は見物客に泥を投げたり、報道のカメラに泥をつけたり、本当に無礼講だったようです。地元の四街道警察が注意し、今は過激なことはしません。丁度良い暴れぶり?でした。(^^;

私のサイトを多くの方にご紹介頂き有り難うございます。アングルが良いとお褒めいただきましたが、取材を重ねるうち、どの場所が最良か分かるようになりました。撮影技術もさりながら、どこからどうとるかが勝負の分かれ目ですね。今回も最良の場所を確保できましたので、納得できる写真が撮れました。

歴史は、学生の頃は暗記するのが大変で好きになれませんでした。でも世界文化遺産などを訪れるようになってからは、その歴史的背景を理解すればするほど、目の前の光景を素晴らしく感じることができるようになりました。旅行して自然に歴史の重要性が身についたようです。日本の社寺や祭りなどの伝統文化もロマン溢れる歴史があるから素晴らしいのでしょうね。

2004年3月7日(日)  大庭靖雄  様より  屋久島の森へ の作者

Re: 和良比はだか祭り 面白い。この和良比裸祭りの写真集、実に面白いですね。神聖な神田の泥を体につけて神の加護をいただき、息災や豊穣を祈る。そしてそのお福分け。騎馬戦を戦いながら泥だらけになる。何度も何度も泥まみれになる。終わると、その福を見に来た人たちに分けてやる。

2月の下旬、寒い中での行事だったのでしょうが、それよりも春を迎える喜びに満ちたお祭りのようで、その楽しさをよく撮っておられると思いました。泣き顔の赤ん坊と笑顔の父親。彩りよりも動き、笑顔の多いお祭りを楽しく拝見しました。たき火を囲んで飲む御神酒はうまそうでしたね。
お早うございます。お久しぶりです。早々に「和良比はだか祭り」をご覧いただき有り難うございました。おっしゃるように本当に面白い祭りです。宅地化して水田はなくなっているのに、このような伝統文化が継承されていることは、四街道市長はじめ多くの方のご尽力があります。観光資源として土日にする様な話もあるかも知れません。

多くの祭りがそうですが、長い歴史的慣行でこの日でないといけないというところがある中で、衰退の道にある祭りは土日に変えるところもあります。自分たちが楽しむ祭りか、見せる祭りか・・・。祭りを変質させずに両方を追う道があると良いですね。有り難うございました。

2004年3月8日(月) 四街道市 様  四街道警察署 様
素晴らしかった「和良比はだか祭り」 初めまして。趣味でWa☆Daフォトギャラリーを主催していますアマチュア写真家の和田と申します。先日、標記の裸祭りを取材し、このほどその作品を「和良比はだか祭り」というタイトルでinternetに発表しました。 和良比はだか祭り  http://wadaphoto.web.infoseek.co.jp/wara1.htm 
 私は四街道市と四街道警察署の記事を読み、この祭りを見に行くことにしました。高橋市長様はじめ地元の皆様の並々ならぬご努力のお陰で、この伝統文化が現代に継承されていることに深い感銘を覚えました。全国的にも珍しい素晴らしい祭りだと思います。
 これからも変質することなく、この歴史的伝統的文化が存続することを祈念しています。四街道市の職員の皆様、四街道警察署の皆様、地元の皆様、本当にご苦労さまでした。ありがとうございました。
 
   
 この度は遠方より「和良比はだか祭り」をご観覧していただきありがとうございました。私を含め秘書広報課の職員も、早速和田様のホームページを拝見いたしましたが、日本は言うに及ばず、諸外国の名所・旧跡などを多く撮影されていること驚き、そして「和良比はだか祭り」の写真だけでなくその他の写真についても言える事ですが、構図や撮影方法が素晴らしく臨場感に富み、カメラのスペックだけでは補いきれない和田様の写真に対する情熱をうかがうことができました。おそらく和田様のホームページを見られた方であれば、驚きと共に非常に感動されることと思います。

 私どもが撮影した和良比はだか祭りの写真と和田様の写真を見比べましたが、あまりの違いの大きさに何とも情けない気分になりましたが、めげていても解決しないので、和田様の撮影された写真を参考にし、市民の皆様に感動を与えられるような写真撮影を心がけていきたいと存じます。

  和田様におかれましては、人に感動を与える写真を撮影していただけることを期待しております。市といたしましても、和田様をはじめとして多くの皆様が来年も「和良比はだか祭り」にお越しいただけるよう、努めて参りたいと存じます。 お体には十分注意してお過ごし下さい。
 

四街道市総合政策部秘書広報課

四街道市秘書広報課 様
こんにちは。ご丁寧なご返事を賜り、恐縮です。嬉しく拝読させて頂きました。もし、私の撮影した和良比はだか祭りの写真が貴市のホームページやポスター、パンフレットなどでお役に立てることがありましたら、お知らせ下さい。「撮影:和田義男」というキャプションさえどこかに表示していただければ、ご自由にお使い頂いて結構です。
必要なら500万画素の原画をお送りしますので、半紙程度まで写真画質で印刷できます。以前神戸市に単身赴任していましたが、そのとき神戸祭りのポスターに写真を提供させて頂きました。社会貢献できればといつも思っておりますので、どうかご遠慮なくお申し付け下さい。有り難うございました。
     
 
 
   
メール拝見しました。「和良比はだか祭り」の感想と警察に対する激励のメールありがとうございます。早速関係部署に連絡致します。今後とも、警察活動に対するご理解とご協力をお願い致します。
 

千葉県警察本部広報県民課長
 

 
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