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Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の裸祭り

2013年11月2日改訂

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♪山伏・篠笛
 

勝ち鬨の鎮守に響く宮相撲  北舟

 

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Shrine sumo match,
a shout of victory sounds to the grove of the village.

2013年10月19日制作

みんなの記念写真(アニメーション)
 

みんなの記念写真(アニメーション)/和田乃神社(東京都青梅市)

鐵砲洲稲荷神社神紋   和田乃神社   鐵砲洲稲荷神社神紋
 

和田乃神社奉納相撲'13

八幡幣

優勝カップと7本の 八幡幣はちまんべい (幣束)

優勝カップと7本の八幡幣(幣束)

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賞品でいっぱいになった袋

賞品でいっぱいになった袋

10-B. 三役相撲

 
いよいよ最後の三役相撲となった。 三役とは小結・関脇・大関のことで、東西の力士がその力を競う。最後の大関戦に勝利した者が最高の優勝カップを手にする。  
 

小結勝者:浜野山(寄り切り)  関脇勝者:福田山(寄り切り)  大関勝者/優勝:颯之龍(寄り倒し)

 
小結の対戦 / 浜野山はまのやま - 翔太しょうた  〜寄り切って浜野山の勝ち〜 15:52
翔太/西 浜野山/東  

小結の対戦 / 浜野山-翔太 〜寄り切って浜野山の勝ち〜 15:52

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関脇の対戦 / 福田山ふくだやま - 丈龍たけりゅう (アニメーション) 〜寄り切って福田山の勝ち〜 15:58
丈龍/西 福田山/東  

関脇の対戦 / 福田山-丈龍(アニメーション) 〜寄り切って福田山の勝ち〜 15:58

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丈龍の悔し涙 15:59

丈龍の悔し涙 15:59

千秋楽・打ち止めの対戦に入る 16:03

千秋楽・打ち止めの対戦に入る 16:03

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水を受ける 天晴てんせい  16:04

水を受ける天晴 16:04

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大関の対戦 / 颯之龍はやのりゅう - 天晴てんせい (アニメーション) 〜寄り倒して颯之龍勝ち〜 16:05
天晴/西 颯之龍/東  

大関の対戦 / 颯之龍-天晴(アニメーション) 〜寄り倒して颯之龍勝ち〜 16:05

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優勝カップの授与 16:06

優勝カップの授与 16:06

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軍配ぐんばい

軍配

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11.  

八幡幣はちまんべい

 
▼ 八幡幣(はちまんべい)は、今年生まれた男児に健康長寿を祈念した八幡幣と呼ばれる幣束を授与する行事。今年は7人の男児が誕生したので、八幡幣は7本用意されていた。  
   この起源は、九州の宇佐八幡宮だと云われている。八幡様の幣束であることから八幡幣と呼ばれるようになったものであろう。八幡幣は、神職ではなく、相撲の世話人が作って奉納してきた。明治の中期から後期まで和田福太郎、大正初期まで野村慶藏、大正中期から昭和中期まで野村藤三郎、終戦から現在まで野村福治の各氏が制作してきたという。  
力士たちが 八幡幣はちまんべい を貰った赤ちゃんを胴上げ/壱 16:09

力士たちが八幡幣を貰った赤ちゃんを胴上げ/壱 16:09

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力士たちが 八幡幣はちまんべい を貰った赤ちゃんを胴上げ/弐 16:11

力士たちが八幡幣を貰った赤ちゃんを胴上げ/弐 16:11

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力士たちが 八幡幣はちまんべい を貰った赤ちゃんを胴上げ/参 16:13

力士たちが八幡幣を貰った赤ちゃんを胴上げ/参 16:13

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▲▼ 来賓や多くの観客が見守るなか赤ちゃんを抱いた男性が八幡弊を持って土俵中央の俵の上に立ち赤ちゃんの健康長寿を願いながら豆力士たちが何度も胴上げした。感動的なシーンである。 私の取材を手助けして下さった芦澤賢頴(あしざわ・けんえい)さんも今年はこの俵の上に立った。  
力士たちが 八幡幣はちまんべい を貰った赤ちゃんを胴上げ/四(アニメーション) 〜お孫さんと芦澤賢頴さん〜 16:14

力士たちが八幡幣を貰った赤ちゃんを胴上げ/四(アニメーション) 〜お孫さんと芦澤賢頴さん〜 16:14

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力士たちが 八幡幣はちまんべい を貰った赤ちゃんを胴上げ/五

力士たちが八幡幣を貰った赤ちゃんを胴上げ/五

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力士全員土俵に上がって手締め(アニメーション) 16:14

力士全員土俵に上がって手締め(アニメーション) 16:14

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12.  

手締め・礼

 
▲▼ 相撲は礼に始まり礼に終わる。和田乃神社の奉納相撲もまったく同じで力士たちは土俵上で円陣を組み呼出しの拍子木に合わせて手締めをしたあと、頭を深々と下げて一礼し、 相手を讃えた。  
互いに礼(アニメーション) 16:15

互いに礼(アニメーション) 16:15

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神社に向かって礼 16:16

神社に向かって礼 16:16

パノラマ写真(3000X1300)993KB

▲▼ 太陽の下で相撲を取り、汗と泥にまみれた力士たちは、東西に並び、神様に向かって拝礼したあと、私の呼びかけで土俵上にあがり、神社を背に記念写真を撮った。最後に勝ち鬨を上げて奉納相撲を終えた。皆さん、お疲れさまでした!  
みんなの記念写真(アニメーション) 16:20

みんなの記念写真(アニメーション) 16:20

勝ち鬨の鎮守に響く宮相撲  北舟

かちどきの ちんじゅにひびく みやずもう

Shrine sumo match, a shout of victory sounds to the grove of the village.

みんなの記念写真1/2 みんなの記念写真2/2

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2013年和田乃神社奉納相撲名場面集

2013年和田乃神社奉納相撲名場面集

拡大写真「みんなの記念写真」(2400X1800)729KB

和田義男

 
撮 影


2013年9月1日


OLYMPUS E-5

 
 12-60mm


1230万画素 3600枚 9.5GB

● この和田乃神社奉納相撲は、3年ぶりの取材だったが、汗と土にまみれながらも懸命に相撲を取る子供たちの姿にすっかり魅了されてしまった。
 私も子供たちと同じように汗だくになりながら、最後まで取材を続け、1230万画素3600枚9.5GBという途方もない画像を切り取った。
和田グループを編成し、代表として参加者と一緒に褌姿になって撮影するという参加型取材は、見附天神裸祭(静岡県磐田市)、猪鼻の甘酒こぼし(埼玉県秩父市)、黒褌神輿(富山県富山市)に次いで四度目であるが、相撲まわしに似た締込みを締めたのは、初めてのことで、感動も一入(ひとしお)だった。
★☆★彡
● 関東地区では、江戸から明治にかけて和田乃神社のような八幡講による奉納相撲が盛んだったが、その多くは既に廃止されている。また、秩父市荒川上田野の千手観音心願相撲のように現在も続けられているものもあるが、パンツの上にまわしを締めることを認めてしまい、品位が損なわれてしまった例もみられる。(そのため、心願相撲は取材しない。)

 このような惨憺たる状況の中で、和田乃神社奉納相撲は、江戸時代から続く八幡講の伝統を忠実に継承している最も美しい宮相撲であり、長い歴史と品位を備えている。この素晴らしい奉納相撲を永久に保存継承するためには、地域住民の力だけでは限界があり、是非とも無形民俗文化財に指定し、公的支援が必要であると考えられるので、青梅市教育委員会の対応に期待したい。
 

日本の裸祭り〈第171集/97種〉 「和田乃神社奉納相撲'13」

撮影・制作 : 和田義男

  平成25年(2013)10月19日 作品:第13作 画像:(大99+小29) 頁数:5 ファイル数:283 ファイル容量:119MB
  
平成12年(2000)〜平成25年(2013) 作品数:461 頁数:1,875 ファイル数:84,586 ファイル容量:16,681MB

向ひ合ふ影も相撲を取りにけり  北舟

むかいあう かげもすもうを とりにけり

The shadows facing each other, also wrestling sumo.

「相撲」は裸褌文化の頂点!

 
● 明治維新以後、洋風化が進歩だと思った明治政府は、文明開化政策を推進し、高温多湿の気候風土に培われた裸褌文化を恥だと思い、人目に触れる場所で褌一丁の裸形で仕事をしたり歩いたりすることを禁じた。
 幕末から明治初期にかけて日本にやって来た外国人たちは、日本の美しい風景やもてなしの文化に感動して紀行文を数多く残しているが、日本人が着物を捨て、洋服を着て歩く様を見て、まるで猿が洋服を着て歩いているように滑稽で醜い姿だと落胆した人たちがいた。洋服は、西洋ではどこでも見られる衣装で、素晴らしい和服や裸文化が失われてゆく様を嘆いているのである。ここから日本人の猿真似という比喩が生まれたとも云われる。
 
 
 最初に明治政府のやり玉に上がったのは裸祭りであり、当時褌一丁で行われていた博多祗園山笠は、水法被を着用するようになり、伝統の裸文化の変質や破壊が行われていった。なかでも大衆の面前で褌一丁で取組を行う相撲は、日本の恥だとして、禁止論や大相撲の廃止論まで議論された。結局、相撲は何とか難を逃れ、国技として生き残ることができ、現在は大相撲の国際化が進んで、多数の外国人力士が活躍し、人気を博している。フランスのシラク前大統領は、大相撲の大のファンで、愛犬を「スモウ」と名付けたのは有名な話である。
 
 現代の日本人は、西洋の文化が全て日本の伝統文化よりも優れているというのは幻想に過ぎず、廃れかけている日本の裸文化の素晴らしさに気付き、何とか伝統を存続しようとする有識者が全国各地で奮闘している。青梅市でもこのような人々の努力により、逞(たくま)しくも美しい相撲文化が奉納相撲という形で変質することなく存続していることに感動すると共に、青梅市民として誇りに思う。

褌の四股名に恥じぬ名相撲  北舟

ふんどし の しこなにはじぬ めいずもう

Fine sumo wrestling, worthy his ring name on the fundoshi loincloth.

おわりに

● 今年から藤野正開(ふじの・まさひら)宮司のもとで新たな時代を迎えた和田乃神社。お世話になった平泉清さんの紹介で新しい宮司に挨拶することができた。有り難いことに、藤野宮司もWa☆Daフォトギャラリーの「和田乃神社奉納相撲」をご覧になっているという。新作を発表後、全二作をプリントできるスライドショー写真集としてDVD化し、 永久保存版として藤野宮司や子供会をはじめお世話になった方々に進呈したい。
 
 
 今年は小学4年生と6年生の姿が見られなかったのが残念だが、これからも江戸時代から続くこの素晴らしい奉納相撲を変質させることなく後世に伝えていって頂きたい。最後に、藤野満治前宮司のご冥福と和田乃神社並びに氏子の皆様方の今後益々のご発展・ご多幸を祈念申し上げる。
〈 合掌 〉 2013.10.19 和田義男

三役の柏手高く宮相撲  北舟

さんやくの かしわでたかく みやずもう

Shrine sumo match, the laud clapping of hands by tree sumo wrestlers of highest ranks.

和田乃神社わだのじんじゃ 奉納相撲 / 改訂増補版

スライドショーDVD写真集

東京都 青梅市おうめし 日向和田ひなたわだ   平成22年(2010)9月5日(日)・平成25年(2013)9月1日(日)の記録

▼ 今年3年ぶりに取材した和田乃神社奉納相撲の名シーンを多数追加した二年分の写真集は、収録画数550枚、上映時間47分の大作となり、CDに入りきれなくなったのでDVD化しました。宮司や子供会など、お世話になった方々にお送りした永久保存版のものと同等品です。1230万画素の原画を同梱しましたので、個人で楽しむ限り、A3までプリント・アウトできます。 ご希望の方に1枚2000円でお分けします。  日本の祭CD・DVD完成!

向ひ合ふ影も相撲を取りにけり  北舟

むかいあう かげもすもうを とりにけり

The shadows facing each other, also wrestling sumo.

和田乃神社奉納相撲

和田乃神社奉納相撲

お便りコーナー(抜粋)

2013年10月24日(木)晴  平泉 清  様より   東京都青梅市からのお便り

Re: 和田乃神社奉納相撲'13の御礼/和田 先日の例大祭ではありがとうございました。また、フォトギャラリーで写真を拝見いたしました。わたしの拙い写真とは違い素晴らしいものでした。

今日、芦澤さんから電話があり、明日にでも頂いたDVDを届けてくださるとのことでした。わたしにまで頂戴できるということで大変恐縮致しております。ありがとうございます。

和田乃神社、奉納相撲については地元のことですので、何としても継承して行きたいと思っております。大相撲の力士に来てもらう際は連絡させていただきます。今後ともご声援を頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

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平泉 清
Kiyoshi Hiraizumi
http://hirasan.at.webry.info/
--------------------------
 
▲ 平泉 様 こんばんは。先日は、大変お世話になりました。遅くなりましたが、和田乃神社奉納相撲'13を発表後、本日、過去の作品を全て納めたDVD写真集を作成し、芦澤賢頴さん宛に5部郵送させていただきました。(写真添付)1部を平泉さんにお渡し頂くよう、お願いしておりますので、ご笑納下さい。

宮司さんや子供会用も芦澤さんにお送りしております。DVDには原画も入れており、A3までプリントできますので、皆様の記念として、活用して頂ければ幸甚です。宮司さんや子供会の皆様に宜しくお伝え下さい。

これからも素晴らしい奉納相撲が変質することなく継承されてゆくことを祈念しております。もし、プロの力士が来られるなど、これまでと変わる催しがあれば、取材に伺いますので、お知らせ下さい。

これからもどうかよろしくお願いします。有り難うございました。 2013.10.3

□==========================================================□
■== Wa☆Daフォトギャラリー url: http://wadaphoto.jp/ ==■
■== mail: master@wadaphoto.jp ==■
□== 和田義男 ==============================================□
2013年10月22日(火)晴  村野公一  様より   東京都青梅市からのお便り

Re: 「和田乃神社奉納相撲'13」完成! 村野です。ご無沙汰になってしまいました。さて、何となく時間が取れず、延ばしのばしにしてしまっていた「和田乃神社奉納相撲'13」の閲覧、ようやくかないました。

まずは、なんと言っても、お天気がよかったようですね。そして、子どもたちの真剣な表情が、実によい感じです。解説も万全です。そうそう、連続モーション、楽しいです (^_^)

二度目の取材、誠にご苦労様でした。3年前の前作と合わせ、完全版になったという感じがします。

それにしても、日向和田さんは、土俵作りといい、事前の練習といい、三嶋様でのお相撲を本気で大切にしていますね。そのことにつきましては、村野は以前より、大いなる敬意を表しているところですが、そこを見事に写真として記録し、発表してくださって、ありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
こんばんは。お便りありがとうございました。お久しぶりです。3年ぶりに取材しましたが、今年、ご高齢の宮司さんが亡くなり、氏子長老の皆さんは大変だったようです。御子息とお孫さんが無事に後を継がれ、新しい体制で奉納相撲が開催されましたので、取材に伺いました。

今回も子供たちを集めるのが大変で、前回と同じ19人の参加でしたが、事前の練習が素晴らしく、土俵入りも完璧で、相撲もレスリングスタイルとなる子は皆無で、きちんとまわしを取り、多彩な投げ技もあり、俄仕立ての奉納相撲にしては完成度が高く、氏子の皆さんの熱意と子供たちの真摯な態度に感動しました。

それでも来年はどうなるのか心配で、女子生徒も参加させないとやっていけないのではないかとの意見も出ているようです。解説にもあるように、大相撲と同様、これまで女性は土俵に上がれなかったのですが、そのタブーも破られるのかも知れません。

3年前に村野さんのご仲介で密着取材することができ、今年、第二作を発表することができました。改めて御礼申し上げます。これからもどうかよろしくお願いします。有り難うございました。
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