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 旅紀行日本の祭り

2012年6月16日改訂

 

 

 

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祭囃子メドレー

拡大写真(1600x770)180KB

2004年6月10日制作

仲見世を通る神輿

三社祭(東京・浅草寺)

浅草寺せんそうじ

 
 2004年5月15日(土)、 昨年同様、東京三大祭りのひとつ、浅草・三社祭の町神輿連合渡御が催された。晴天に恵まれ、初夏の陽気の中で大いに盛り上がった。
 氏子44町会の100基の神輿が正午に集結する浅草寺は都内最古の寺であるが、営団地下鉄銀座線 ・浅草駅からすぐのところにある。 浅草寺マップ

雷 門かみなりもん

 隅田川のほとり、国道・雷門通りに面して、風神・雷神が安置された雷門がある。雷門と書かれた大提灯(幅3.3m・高さ4m・重さ600kg)があることで知られるが、 この日は神輿を通すため少し上にたたまれていた。
 浅草寺の総門である雷門は、天慶5年(942)に武蔵守・平公雅によって創建され、当初は駒形付近にあったが、鎌倉期以後、今の場所に移された。現在の雷門は、慶応元年(1865)に焼失後、昭和35年(1960)に松下幸之助さんの寄進により再建されたものである。
 雷門は正しくは風雷神門といい、門の右に風神、左に雷神が祀られているが、いつしか雷門と呼ばれるようになったという。この二神は、風雨の順時と五穀豊穣による天下泰平を司る神として崇められている。

雷門

拡大写真(1200X700)224KB 【E-1 30mm  F9.0 1/320秒 ISO200】

雷 神らいじん

 雷神の起源は、インドの聖典といわれる「リグ・ヴェーダ」に天空や水の神として登場するヴェルナだといわれる。この神がのちに竜神と混同され、さらに天候を司る雷神へ変化したものという。

雷 神

 

風 神

雷神 風神

拡大写真(1200x900)193KB 【E-1 110mm  F2.8 1/80秒 ISO200】

拡大写真(1200x900)170KB  【E-1 100mm  F2.8 1/80秒 ISO200】

 水に対する恩恵や畏怖心がこのような神を生み出したといわれる。京都・三十三間堂には国宝雷神像があり、雷門の雷神の姿・形はこれに似ている。見開いた両眼は、水晶を嵌めこんだ玉眼(ぎょくがん)であるという。

国宝雷神像(京都・三十三間堂)

拡大写真(1200X900)208KB

  昭和53年(1978)、観音像御示現1350年記念事業として、雷門の風神と雷神の裏側に天龍と金龍の像が安置された。像の制作は芸術院会員の故平櫛田中さんという

天 龍

 

金 龍

天龍 金龍

拡大写真(1200x900)222KB 【E-1 108mm  F3.2 1/160秒 ISO200】

拡大写真(1200x900)137KB  【E-1 158mm  F2.8 1/200秒 ISO200】

仲見世なかみせ

  江戸時代には最も賑やかだったという寺内町(じないちょう)の仲見世。浅草寺正面の雷門と宝蔵門(仁王門)の間の東西両側・長さ140mにわたって、小間物、人形小物、雷おこしなどのみやげ品店が並んでいる。

仲見世と宝蔵門

仲見世と宝蔵門

拡大写真(1200x900)259KB  【E-1 294mm  F6.3 1/800秒 ISO200】

伝法院通りでんぽういんどおり

  安永6年(1777)に建築された伝法院は浅草寺の本坊で、その前を通る伝法院通りは仲見世に直角に交わっており、神輿が次々と通過する。これから仲見世を左折し、宝蔵門をくぐり、観音堂正面から西側を通り、観音堂裏の集結場所に至る。 道が狭いため神輿は遅々として進まない。

神輿の行列

神輿の行列(伝法院通り)

拡大写真(1200x900)237KB  【E-1 84mm  F7.1 1/400秒 ISO200】

仲見世を通る神輿

仲見世を通る神輿

拡大写真(1600X770)180KB 【E-1 56mm  F9.0 1/500秒 ISO200】

 仲見世をのろのろ進む神輿かな 北舟 

なかみせを のろのろすすむ みこしかな

宝蔵門ほうぞうもん

  雷門をくぐると仲見世があり、その突き当たりが宝蔵門である。中央の大提灯は寄進町会の「小舟町」と書かれており、雷門の大提灯同様、2003年10月に15年ぶりに新調されたもの。
 宝蔵門の観音堂側には、大きな草鞋(わらじ)がかけられている。かつては仁王門といわれた宝蔵門は、戦災で消失し、現在の門は昭和39年(1964)に大谷米太郎さんの寄進により再建された 。
 上層部分には国宝の「法華経」と重要文化財の「元板大蔵経」「元版一切経」や寺宝が収蔵されていることから、宝蔵門という名がついたという。

宝蔵門の神輿

宝蔵門の神輿

拡大写真(1200X900)237KB 【E-1 108mm  F5.0 1/250秒 ISO200】

 大神輿大提灯をくぐり抜け 北舟 

おおみこし おおちょうちんを くぐりぬけ

観音堂かんのんどう

  宝蔵門を抜けると、大屋根の急勾配が美しい観音堂に至る。内部は外陣(げじん)と内陣(ないじん)とに分かれており、大扉が開いている昼間は誰でも内陣まで入って自由に参拝できる。
 観音堂は、日本最古の観音信仰寺といわれる浅草寺の本堂で、昭和33年(1958)に再建された。間口34.5m、鉄筋コンクリート製の入母屋造りで、内陣中央に本尊・聖観世音菩薩(秘仏)が安置されている

観音堂正面の神輿

観音堂正面の神輿

拡大写真(1200x900)272KB  【E-1 46mm  F8.0 1/400秒 ISO200】

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