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 旅紀行日本の祭り

2007年6月26日改訂

今 日

昨 日

♪青梅囃子メドレー/木遣り(本町木遣り衆)・屋台・四丁目・新囃子(本町囃子連)

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宵涼し山車を導く木遣衆  北舟

2007年5月26日制作

本町対住江町の夜の競り合い

 

本町対住江町の夜の競り合い(住吉神社/東京都青梅市)

青梅大祭'07

夜巡行

 

制作・撮影:和田義男 協力:須崎八洲治・村野公一

 
感動の 夜巡行よるじゅんこう
 本町山車は、六町競演でフィナーレを飾った後、町内に引き返し、夜の巡行が行われた。晴天の空が群青に染まり、夜の帷(とばり)が降りきった頃ともなると、山車の提灯が明るく輝き、青梅囃子の音とともに進む山車のパレードは、ひときわその美しさを増した。
駅前を併走する本町と住江町の山車

駅前を併走する本町と住江町の山車

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本町対住江町の夜の競り合い

本町対住江町の夜の競り合い

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美しい夜の巡行山車

美しい夜の巡行山車

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夜の拍子木

夜の拍子木

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木遣り衆

 本町の長老たちは、扇子を翳し、粋な木遣りを唄いながら行進する。暑かった日中と違って、涼しい夜風が心地よく、夏祭りではあっても、股引姿であることに納得できる。
木遣りを唄いながら夜の青梅街道を進む

木遣りを唄いながら夜の青梅街道を進む

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  宵涼し山車を導く木遣衆  北舟 

よいすずし だしをみちびく きやりしゅう

納めの式

時刻表に従った巡行は事故無く完了し、山車を定位置に収納後、午後7時半過ぎ、納めの式が行われた。

畳んだ半纏を肩に挨拶する齋藤委員長

畳んだ半纏を肩に挨拶する齋藤委員長

パノラマ写真(1400x800)285KB

 齋藤祭典委員長、澤渡拍子木、岸氏子総代などの挨拶や周知事項が伝達された後、澤渡拍子木の木入れで大締めが行われた。
拍子木で大締め

拍子木で大締め

拍子木送り

 納めの式のあと、拍子木送りに移り、本町一行は澤渡拍子木を囲み、木遣りを唄いながら興奮冷め止まぬ町内をゆっくりと巡回。爽やかな涼気が心地よかった。

♪ 画像をクリックすると木遣りが聴けます。

本町会所前で自慢の喉を披露する音頭取り / 拍子木送り

夕食会

 一行は午後8時10分頃本町会館に到着、夕食会が催された。齋藤委員長、澤渡拍子木の挨拶などのあと、乾杯、会食。 午後8時50分頃青梅締めで全ての行事を終了し、来年担当の三丁目の役員予定者にバトンタッチされた。
本町会館での夕食会

本町会館での夕食会

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笑顔の記念撮影

笑顔の記念撮影

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和田義男

  
撮 影

2007年4月19日〜5月3日


OLYMPUS

E-330  E-500

11-22mm
14-54mm
18-180mm

800万画素 7200枚 10.3GB
 

 素晴らしい祭典だった。青梅大祭はこれまで二作を発表しているが、観客の立場から誰でも撮れるシーンばかりだった。このたび、本町の密着取材が実現し、舞台裏を含めた青梅大祭の最新の姿を激写することができた。
 感動が薄れないうちに連休の残り3日間を含め、祭りからずっと編集を継続し、本日、遂に完全版が完成した。
 これも本町祭典委員長の齋藤愼一さんや副委員長の須崎八洲治さんのご高配と拍子木の澤渡敏夫さんのご協力の賜であり、厚く御礼申し上げます。

若者の祭り
 「青梅大祭は、若者の祭りである」と書くと、長老たちにはおしかりを受けるかも知れない。しかし、全国の祭り行脚を続ける筆者が一番感じたことは、若者が多い祭りであるということである。換言すれば、後継者が沢山育っていて、この大祭が子々孫々にまで伝承してゆける素晴らしい環境にあるということである。全国には、地元民の老齢化と人口減により、部外者の応援がないと成り立たない祭りが少なくないのである。
 青梅囃子が喧嘩囃子とも呼ばれる所以は、若者が大勢いる元気な祭りであるからだろう。この作品の中で、私は青梅の囃子をあえて「青梅囃子」と書いたが、神田囃子や他の祭り囃子とは違って、エネルギッシュな若者たちによる生の喜びを表現する新たな祭文化が息づいていると感じたからである。これからも伝統文化の素晴らしさを崩すことなく、新しい息吹を吹き込んだ独自の祭り文化を追求して欲しい。

★☆★彡

OLYMPUS ビビッド・カラー
 これまでの二作もこの作品も全てオリンパスのデジタル一眼レフ・カメラで撮影したものである。過去の二作と比べてみると、この作品が派手な発色であることに少々驚いている。作者がそうだから、読者の皆さんはもっと気にしておられると思う。賛否両論があることは承知の上で、あえてE-330 のビビッド・カラーをフルに活用した。オリンパス・ブルーとともに、祭りにはこの艶やかな色合いがよく似合う。
 ボディ背面にある液晶のリアルタイム・モニターのお陰で、脚立の上で万歳した格好で撮影できるので、高い眼高から深みのある画像を切り取ることができた。これも他社のカメラでは真似の出来ないことである。この作品を編集していて、私はすっかりオリンパスのイメージング文化の虜になってしまったことに気が付いた。「和田フォトの写真は綺麗だ」と良くいわれるが、これもビビッド・カラーのお陰であると思っている。
 先週、新発売のE-410を入手した。6月中旬に予定している北欧の旅には、1000万画素のE-410とE-330の二刀流で臨むことにしている。ノルウェーの世界一のフィヨルドやバイキングの町並みがどのような色合いで表現できるものか、今から楽しみである。 2007.5.26 〈 完 〉 

旅紀行日本の祭り第21集(実質第85集) 「青梅大祭'07」

制作・撮影 : 和田義男   協力 : 須崎八洲治・村野公一

 平成19年(2007)5月26日 作品:第17作 画像:(大108+小21) 頁数:11 ファイル数:471 ファイル容量:82.5MB
 平成12年(2000)〜平成19年(2007) 作品数:249 頁数:836 ファイル数:27,564 ファイル容量:3,749MB
本町祭典副委員長の須崎八洲治さんと 2007.5.3
本町祭典副委員長の須崎八洲治さんと 2007.5.3
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青梅囃子おうめばやし
 この作品に頻繁に登場する青梅囃子。この言葉は、今回、本町の密着取材を通じて私の感性が創造した言葉で、青梅の祭り囃子のことである。2007年5月7日1240現在、internetのGoogleで「青梅囃子」を検索すると、トップに「2007年の徒然日記(5月)(和田フォト)」が表示されて「青梅囃子」の文字列が登場するが、それ以外は全くヒットしないことからも裏付けられる。
Google青梅囃子 の検索結果 約 25,300 件中 1 - 10 件目 (0.12 秒) 

2007年の徒然日記(5月)(和田フォト)

最初は「大黒天の舞」。大阪府堺市から住吉明神を勧請した延命寺(えんめいじ)の庫裡に祀られている大黒天に因むもので、大黒天が舞
いながら延命寺の招福銭を撒き、子供たちや観客が奪い合った。そのあと、墨江町囃子連による
青梅囃子の奉納が行われた。 ...

墨江町囃子連の村野公一さんと
墨江町囃子連の村野公一さんと

撮影:船津久康

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 青梅大祭と江戸の祭り囃子を研究する村野公一さんによると、青梅に伝わる祭り囃子のほとんどは「葛西囃子〜神田囃子」がルーツと考えられているが、青梅には現在「千ヶ瀬流」と「黒沢流」の二大主流をはじめ、いくつかの流派があり、祭り囃子の系統や演奏される曲目などに着目した場合は、青梅囃子として特徴付けることは難しいという。
 しかし、四町競演や六町競演の渦の中に入ると、若者を中心とした激しい踊りや囃子の音曲に圧倒される。この山車舞台の舞踊と威勢のいい祭り囃子の競り合いが青梅大祭の最大の特徴である。
 喧嘩囃子ともいわれる青梅の祭り囃子は、神田囃子と比べて活力があり、聞かせるときは聞かせ、盛り上げるときは極限まで盛り上げるという独自の演奏スタイルを編み出している。
 青梅囃粋會が盤石の中核母体として機能している現在、青梅囃子と名乗るにふさわしい文化的成熟期にあり、私は、この作品の発表を機に、青梅の祭り囃子を総称して「青梅囃子」と呼ぶことにした。
 村野さんからいただいた青梅大祭の文献の中に「青梅の囃子は・・・」と書かれている箇所があった。それを読んだとき、「青梅囃子は・・・」とすれば良いのにと思ったことが底流にある。
 「四町競演」と「六町競演」のページで、BGMの「競り合い実況」は、熱気溢れる青梅囃子を見事に体感させてくれる。この新語を是非とも地元の方々に受け入れていただき、「青梅囃子」がinternet上を飛び回ることを期待している。 2007.5.21  和田義男

打ち上げ会で乾杯!/ 寿々喜屋(青梅市) 2007.6.2  by OLYMPUS E-410

      高橋重信さん 祭狂斎みち藤さん 須崎八洲治さん  

    筆 者 

小山雄大さん  村野公一さん

打ち上げ会で乾杯!/寿々喜屋(青梅市) 2007.6.2

撮影:枝久保敦郎 拡大写真(1600x1100)287KB

「青梅大祭」打ち上げ会

 2007年6月2日(土)夜、JR青梅駅から徒歩3分の老舗の和食料理店「寿々喜家(すずきや)」で今年の青梅大祭の密着取材でお世話になった方々と打ち上げ会を行った。村野公一さんのお世話で実現したものだが、この店は特に鰻(うなぎ)が美味く、最後は鰻重(うなじゅう)で締めるのが通のやり方。かつて作家の吉川英治や池波正太郎も好んで食べたという有名店である。
   最初に、新発売のOLYMPUS E-410 にフラッシュのFL-50を付けて筆卸しを行った。ビールで乾杯のシーンを演出し、寿々喜家の若旦那・枝久保敦郎さんにフルオートのシャッターを切っていただいた。フラッシュを天井に向けたバウンス撮影で、見事に全員の笑顔が記録された。和田フォトでは初の1000万画素の写真で、見事な発色にまずは大満足である。(^^
 

★☆★彡

   話は私の作品に移り、色々なご意見やご感想を頂いたが、青梅大祭の全容を初めて紹介した決定版である点で高い評価を頂いたのが嬉しかった。また、あとがきの中で、青梅大祭は若者の祭りであることと、青梅囃子という固有名詞を使った点も歓迎された。若者の多さは地元では当たり前のことと思っていたようであったが、大変恵まれた環境にあることに気が付かれたようだった。私のような素人でも、それが幸いして先入観のない立場で客観的に評価することが出来るので、良いところだけでなく、改善すべき点や、提言などを行い、いつしかお互いに刺激しあう祭り談義に花が咲いた。
   たまたま、二階で囃粋會のお日まち(直会/懇親会)があり、途中で小林栄介・囃粋會会長と坂原昭人・事務局長のお二人が挨拶に見えられたので、大変恐縮した。囃粋會の方々は私の作品の発表をとても喜んでおられ、私も大変嬉しく、囃粋會による青梅囃子の今後益々のご発展を祈念申し上げた。
   午後6時半から始めたものの、話が弾み、気が付けば午後10時を過ぎていた。鰻重を食べた後、最後の〆は、私の発声で3・3・1拍子の青梅締め。私に花を持たせて下さった皆さんのご厚意による初めての手締めだったので、感激も一入だった。青梅に終の棲家を構え、今このように地元民の方々の仲間に入ることが出来、とても光栄で記念すべき日となった。 2007.6.2  和田義男
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