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 旅紀行日本の祭り

2006年12月28日改訂

♪木遣りくずし・お江戸日本橋

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2005年9月10日制作

木遣唄の披露

木遣唄の披露(深川祭/東京・富岡八幡宮)

わっしょい!深川祭

木遣唄

 
歩行者天国の

永代通りえいたいどおり

 
 
JR中央線中野駅から東京メトロ東西線に乗り換え、門前仲町(もんぜんなかちょう)で下車。出口1又は2から地上に出ると、深川不動堂入口の永代通りに出る。午後の連合神輿の巡行は、正午に永代橋(えいたいばし)から開始されるので、1時間ほど前に到着したが、既に永代通りは歩行者天国になっており、警察官が配置されていた。

門前仲町二丁目町会の神輿小屋

門前仲町二丁目町会の神輿小屋

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 永代橋に向かって永代通りを西に進むと、町内会の神輿小屋やお神酒所が建っている。神輿小屋とお神酒所が隣接している町会もあれば、離れているところもある。葦簀張り(よしずばり)の会所には富岡八幡宮の祭壇が設けられ、長老や婦人会が接客に当たっていた。

永代一丁目町会のお神酒所

永代一丁目町会のお神酒所

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成田山なりたさん

深川不動堂ふかがわふどうどう

 
   江戸時代の初めより、江戸っ子たちの成田山信仰がブームとなり、元禄頃になると江戸庶民一般、特に花柳界や魚河岸、木場、角力界に普及し、講社を組織して上総国(かずさのくに)成田山へ登拝することが盛んになった。  

深川不動前のトラック?

深川不動前のトラック?

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   元禄16年(1703)富岡八幡宮の別当・永代寺の境内で成田不動尊像を一時安置する成田山江戸出開帳が2ヵ月間行われた。五代将軍・網吉の母・桂昌院が江戸で成田不動尊を参詣したいと言ったからともいわれる。  

成田山・深川不動堂

成田山・深川不動堂

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   やがて成田山本尊の分霊を本山から勧請(かんじょう)して年中参拝できるようになると、「深川のお不動さま」として江戸っ子の信仰熱は年々高まり、深川は一段と賑わうようになったという。  深川不動堂公式サイト  

トラックの荷台はプール!

トラックの荷台はプール!

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連合渡御れんごうとぎょ

 
 写真のタイムスタンプは1201。JRのダイヤ並みの正確さでパレードが始まった。連合渡御を先導するのは宮元である富岡一丁目町会の囃子屋台。巴美会(ともみかい)による深川囃子が祭りの雰囲気を盛り上げる。大きな提灯を掲げた屋台には、太鼓・笛・鉦の演奏者と右ハンドルの運転手が乗っている。

先頭を飾る巴美会の深川囃子

先頭を飾る巴美会の深川囃子

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木遣りきやり の披露
 
 続いて木遣りを唄いながら登場したのは、鳶頭衆(とびがしらしゅう)と呼ばれる鳶の親方衆。右端の花笠を左手で翳(かざ)して歩いている人が音頭取り。花笠を持っていない人が多い。

粋な鳶頭衆の登場

粋な鳶頭衆の登場

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木遣唄きやりうた
 「木遣り」は木を遣り渡す(運ぶ)という意味だが、威勢のいい町火消の兄貴たちが唄う唄のことで、木遣唄ともいわれる。本来は重量物を運び出す時、その力を一つにまとめるための掛け声や合図として唄われたものという。

自慢の木遣唄の披露

自慢の木遣唄の披露

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   夏祭翳す花笠木遣唄   北舟 

なつまつり かざすはながさ きやりうた

 労働歌であったものが、寺社や家などの建築自体が慶事であったことから、おめでたい唄として唄われるようになり、好評を博して鳶職の間に受け継がれてきたもので、江戸っ子の祭りには無くてはならないものとなっている。

親方衆の背中

親方衆の背中

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 木遣唄を唄う場合は、音頭をとる木遣師と受け声を出す木遣師が交互に唄うのが鉄則という。江戸消防記念会の資料によると、地曲・くさり物・追掛け物・手休め物・流れ物・端物・大間など8種110曲があるという。

鳶若頭衆の大合唱

鳶若頭衆の大合唱

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