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 感動写真集

2010年2月11日改訂

今 日

昨 日

♪春の海・重陽・八千代獅子

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           祭神を育てし春のお乳水   北舟

2007年2月2日作成

楼門前の相合い傘

楼門前の相合い傘(鵜戸神宮/宮崎県宮崎市)

青島神社裸まいり

青島神社神紋   鵜戸神宮
 

鵜戸神宮うとじんぐう

   山幸彦の話をしたからには、縁結び、安産の杜(もり)として知られる鵜戸神宮を切り離すことはできない。青島神社から南方約18kmに鎮座する鵜戸神宮は、「鵜戸さん」と愛称され、創建は崇神天皇(すじんてんのう)の御代と伝えられる。
 その後延暦元年(782)に天台宗の僧、光喜坊快久(こうきぼう・かいきゅう)が神殿を再興し、同時に寺院も建立して初代別当となり、勅号「鵜戸山大権現吾平山仁王護国寺(うどさんだいごんげん・あひらさん・みおごこくじ)」を賜って、両部神道の道場として栄えたという。
 明治になって廃仏毀釈により寺院が廃止され、鵜戸神社、さらに鵜戸神宮と改称されて現在に至っている。
鵜戸神宮楼門

鵜戸神宮楼門

 風光明媚な国定公園日南海岸の鵜戸崎突端にある東西32m、南北38mの洞窟の中に、鮮やかな朱塗りの社(やしろ)が祀られており、全国でも珍しい神社である。
 この洞窟は、主祭神である鵜葺屋葺不合命(うがやふきあえずのみこと)(神武天皇の父)の産殿(うぶどの)の跡と伝えられる霊地で、およそ三百坪(約1,000m2)ほどの広さがある。
洞窟の中にある本殿

洞窟の中にある本殿

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鵜葺屋葺不合命うがやふきあえずのみこと

 山幸彦は、兄・海幸彦から借りた釣針を探すため、塩椎神(しおつちのかみ)の助言に従って綿津見神(わたつみのかみ)の宮へ行き、そこで綿津見神の娘である豊玉姫(とよたまひめ)を妻とする。
 山幸彦は釣針を取り戻して陸に戻るが、山幸彦の子を身籠もっていた豊玉姫が出産にやってくる。鵜戸神宮本殿が鎮座する洞窟に鵜の羽を用いた立派な産屋(うぶや)が用意されるはずだったが、完成が間に合わず、そのことから生まれた子は鵜葺屋葺不合命(うがやふきあえずのみこと)と名付けられた。
豊玉姫の 産湯うぶゆ の跡

豊玉姫の産湯の跡

産湯うぶゆ

 豊玉姫は、出産の時には本来の姿に戻らなくてはならず、その醜い姿を見られたくないことから、「出産の際は産屋の中を覗かぬように」と山幸彦に言ったが、心配する山幸彦は、中を覗いてワニの姿に戻って出産する姫の姿を見てしまう。
 それを悲しんだ豊玉姫は海原の国へ戻ってしまったが、姫は子のために乳房(ちぶさ)を置いていったと伝えられる。また、山幸彦ひとりで子を育てるのは大変だろうと、豊玉姫は妹の玉依姫(たまよりひめ)を乳母(うば)として地上に送る。
 やがて成長した鵜葺屋葺不合命(うがやふきあえずのみこと)は玉依姫を妻とする。二人の間に生まれた子の中に、後の神武天皇がいる。この産湯の跡が本殿裏、洞窟の一番奥にある。
お乳岩

お乳岩

お乳岩おちちいわ お乳水おちちみず
 産湯跡の隣には、竜宮に帰った母君の豊玉姫が乳房を残して行ったと伝えるお乳岩がある。お乳岩から出る水を使って飴をつくり、祭神を育てたと伝えられるのがお乳水。
 今も絶え間なく玉のような岩清水(いわしみず)を滴(したた)らせて、安産や育児を願う人々の信仰の拠り所となっている。この水でつくる「おちちあめ」は鵜戸の名産で、女性に人気がある。
お乳水とおちちあめ

お乳水とおちちあめ

  祭神を育てし春のお乳水  北舟 
 

さいじんを そだてしはるの おちちみず

 

亀 石かめいし

 本殿前の海岸には、豊玉姫が竜宮から乗ってきたと伝わる長さ約8mの亀石がある。その甲羅の部分に約50cm四方の枡形の穴があり、円形の注連縄が張られて、霊石として祀られている。
本殿前の亀石

本殿前の亀石

運 玉うんだま

 古くから、参拝者は、亀石の枡形穴に向かってお金を投げ入れる風習があったが、昭和27年(1952)頃、落ちたお金を取りに危険な崖を降りて磯に出た子がいて問題となった。
運玉を投げるしゃんしゃん馬道中の新婚さん

運玉を投げるしゃんしゃん馬道中の新婚さん

 そのため、賽銭に代わるものを鵜戸小学校と鵜戸神宮で開発した結果、粘土を丸め「運」の字を押し、素焼きにした「運玉」が誕生した。以来、地元の子供たちが作り続ける運玉は、亀石に投げられ、願いと夢と喜び・楽しみを与えてくれている。運玉は、直径2cm程の素焼きの玉で、5個100円で本殿横の社務所で購入できる。
5個100円の運玉

5個100円の運玉

しゃんしゃん 馬道中うまどうちゅう
 昔はこのあたりの新婚夫婦は必ず鵜戸さんにお参りするという風習があった。新婦を馬に乗せ、新郎は手綱(たづな)を引いて参詣の街道を辿(たど)った。馬の首に付けられた鈴をシャンシャンと鳴らしながらの道中だったことから「シャンシャン馬」と呼ばれるようになり、その名は今も広く知られている。
しゃんしゃん馬道中

しゃんしゃん馬道中

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 この風習は元禄の頃から始まったもののようで、大正初期頃まで続いた後に途絶え、今は鵜戸神宮儀式殿で3月末に行われる「しゃんしゃん馬道中唄全国大会」にあわせ、県内外の新婚カップルを募集して道中の一部を再現し、往時を偲ばせている。
楼門前の相合い傘

楼門前の相合い傘

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 平成18年(2006)3月26日、第20回しゃんしゃん馬唄道中全国大会にあわせて行われた「しゃんしゃん馬道中」には、県内外から応募した2組の新婚さんが登場。小雨の中、社務所横で新婦を馬に乗せ、新郎が手綱を引き広場を一周したあと、桜門から歩いて本殿に入り、無事にお参りを果たした。
 現在では鵜戸神宮へ至る道路は整備されて参詣も手軽だが、かつては「日向七浦七峠」とも呼ばれる厳しい道程を経ての参詣だったという。

本殿に参拝

本殿に参拝

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シャンシャン馬道中唄全国大会
 「しやんしゃん馬道中唄」の歌詞は、次のとおりで、唄は鵜戸神宮のホームページで聞くことができる。しゃんしゃん馬道中唄にもあるとおり、昔から、青島神社と鵜戸神宮はセットでお参りをしたという。 鵜戸神宮の公式サイト
鵜戸さん参りは春三月よ
  参るその日が御縁日
    参りゃとにかく帰りの節は
     つけておくれよ青島へ
鵜戸さん良いとこ一度はおいで
  一目千里の灘がある
    行こか参ろか七坂越えて
      鵜戸神社は結び神
鵜戸さん参りに結うたる髪も
  馬にゆられてみだれ髪
    音に名高い背平の峠
      坂は七坂七曲り
熱唱の全国大会

熱唱の全国大会

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プロフィール(2003年1月2日)
撮影・原作:上平 明 (かみひら あきら)

住居:宮崎県日南市

趣味:パソコン(インターネット)、温泉巡り、スキー

あとがき
 昨年行けなっかった青島神社「裸まいり」ですが、今年は念願かなって行くことができました。新春を飾る「裸まいり」は、ふんどし姿の大人の男の集団だろうと想像していましたが、実際には1歳から83歳までの老若男女278名が参加し、意外に女性と小さな子供が多く、また、高齢の方も多かったのが驚きでした。
 当日は天気に恵まれましたが、気温・海水温度とも11℃で、北西の風が強く吹く中で行われました。最初は親に抱きつき、なかなか入水できない小さな子や、足首程度しか浸かれない人も見受けられましたが、最終的には全員が立派に禊を済ませ、晴れ晴れとした顔をしておりました。
 それぞれの思いがあっての「裸まいり」であると推察されますが、その思いと気合いが、見学する方にも伝わり、新春から大なる感動と元気をもらいました。
 山幸彦の神話に関連して、鵜戸神宮と平成18年3月に撮影した「しゃんしゃん馬道中」の写真も載せましたが、宮崎県は、天孫降臨の地に相応しく、日本神話に関係する多くの神社や史跡、伝統芸能行事に溢れていますので、これからも時間の許す限りシャッターを切りたいと思っています。 2007年2月2日
ロマンと感動の激写
 1月9日(火)、感動写真集でお馴染みの上平明さんから、前日宮崎市で開催された「青島神社裸まいり」の画像が送られてきた。早速、お便りコーナーと読者の投稿写真集に掲載して紹介させて頂いたが、とても良く撮れていたので、作品化したいと思い、原画をCDに焼いてお送り頂いた。
 CDには一太郎文書が添付されており、原画の画像番号が付されたサムネイルに合わせて解説が記載されていた。私はその指示に従って、原画のサイズを調整し、フォトショップでブラッシュアップして貼り付けて行くという作業を繰り返すだけで、この大作が完成した。
 ご覧になってお分かりの通り、参道や渚を駆けめぐって海に入る老若男女の裸の群像が生き生きと捉えられており、とても素晴らしい作品である。どれも的確なアングルと絶妙のタイミングで撮影されており、上平さんの豊かな感性とセンスの良さが光っている。
和田義男
 お気付きのように、「裸まいり」の殆どのシーンが網羅されているのは、この集団と共に参道を走り、前になり後ろになって、あらゆる角度から撮影されたからである。高い視点による深みのある画像は、脚立の上から撮影されたのではないだろうか。これは、一般のアマチュア写真家のように、場所取りをして、名作を狙うという手法ではない。それだと、一面しか捉えられず、祭り全体の感動を切り取ることができない。
 上平さんは、和田流をマスターされたようで、私だったらこのように撮ると思うところで撮っておられる。感動写真集第70集の「千穂の夜神楽」で大作をものにされた上平さん。今回の作品もロマンと感動の激写であり、私が撮影した作品と変わらない出来栄えである。これからも更に多くの名作を期待したい。

                                                   2007年2月2日 和田義男

読者からのお便り
2007年2月3日(土)晴  大森保武   様より  感動写真集/大森保武 

「青島神社裸まいり」拝見しました 所変われば品変わる、この言葉につきる作品ですね それぞれのところが、それぞれの特徴(風景など)を出し切っています 私もこんな写真撮って見たいです 有難うございました ではまた 
 
おはようございます。お便り有り難うございました。冬は全国で裸祭りが開かれていますが、青島神社の裸まいりは、家庭的な雰囲気があって、素晴らしいですね。小さな子供たちが参加しているのが微笑ましく、上平さんが捉えた寒さに震える子どもの姿は、子供の純真さ、正直さをよくとらえていて、秀作だと思います。有り難うございました。
2007年2月3日(土)晴  S. M.   様より

「青島神社裸まいり」 拝見させていただきました! 
和田様 此度は、青島神社の特集で懐かしく思いました!と、いうのも私事で恐縮ですが、数十年前に新婚旅行に行った場所が宮崎、鹿児島方面で、青島には数々の思いでもあり昔を思い出しながら作品を拝見しています。

その頃の旅先の写真は、銀塩で私が中学の頃先輩に譲っていただいたカメラ(蛇腹式のコニカ)で撮ったもので枚数も少なくフィルムを何本も携帯していったことを覚えてます。印画紙もさほど良くなく知識も余りなかった事から、セピア色とまではいきませんが鮮明さも失われかけているので、一生に一度の思い出の証として、フォトショップを駆使して何とか元の状態を保てる様に励んでます。

作品は、日南の風の強い場所にあり、波の高い中での撮影で大変だった事と思います。子供、更には女性までが海水につかり水垢離の情景が一段と引き立って見えます。冷たさを必死に堪えている姿が印象的です。海、山彦の神話で有名な「青島神社」は朱塗りの神殿が本当に美しく 神々しい感じさえします。蒲葵の生い茂ってる中にあってまさに南国の神社そのものですね。その中にあって”玉野井”の龍の姿がユーモラスです。

撮影時の、アングル、タイミングとその動きの中で激写するノウハウも大変勉強になりました! 有難うございました。 

おはようございます。ご感想を賜り、有り難うございました。上平さんも文中で書かれていますように、宮崎はかつては新婚旅行のメッカだったんですね。

冬でも南国の雰囲気があり、プロ野球の冬のキャンプ地になっているのが頷けます。青島ビーチの美しい砂浜も素晴らしいですね。上平さんの激写スタイル、参考にして頂けると嬉しいです。有り難うございました。
2007年2月3日(土)晴  kinuko   様より

青島神社 
青島神社裸まいり、有難う御座いました。今日は特別に私方は寒さが厳しい様に思いますが 裸まいりの事を思えば寒いとは云って居られないのかも知れません、強い精神力に拍手を送りたいです。

ふんどしの童に辛き寒の垢離

この句もいいし 子供の表情がとってもいいですね いい所を撮られました。何度見てもいいし 微笑ましく思います。有難う御座いました。

おはようございます。お便り有り難うございました。上平さんの力作、私もとても楽しく編集できました。全国で寒の禊が行われていますが、宮崎の裸まいりは家族で行われているのが素晴らしいですね。子どもにとっては受難の日かも知れませんが、父の温もりを身体で感じるという親子の触れあいが素敵です。有り難うございました。
2007年2月3日(土)晴  S. M.   様より

「青島神社裸まいり」 拝見させていただきました! 
此度は、青島神社の特集で懐かしく思いました!と、いうのも私事で恐縮ですが、数十年前に新婚旅行に行った場所が宮崎、鹿児島方面で、青島には数々の思いでもあり昔を思い出しながら作品を拝見しています。

その頃の旅先の写真は、銀塩で私が中学の頃先輩に譲っていただいたカメラ(蛇腹式のコニカ)で撮ったもので枚数も少なくフィルムを何本も携帯していったことを覚えてます。印画紙もさほど良くなく知識も余りなかった事から、セピア色とまではいきませんが鮮明さも失われかけているので、一生に一度の思い出の証として、フォトショップを駆使して何とか元の状態を保てる様に励んでます。

作品は、日南の風の強い場所にあり、波の高い中での撮影で大変だった事と思います。子供、更には女性までが海水につかり水垢離の情景が一段と引き立って見えます。冷たさを必死に堪えている姿が印象的です。海、山彦の神話で有名な「青島神社」は朱塗りの神殿が本当に美しく 神々しい感じさえします。蒲葵の生い茂ってる中にあってまさに南国の神社そのものですね。その中にあって”玉野井”の龍の姿がユーモラスです。

撮影時の、アングル、タイミングとその動きの中で激写するノウハウも大変勉強になりました! 有難うございました。 

おはようございます。ご感想を賜り、有り難うございました。上平さんも文中で書かれていますように、宮崎はかつては新婚旅行のメッカだったんですね。

冬でも南国の雰囲気があり、プロ野球の冬のキャンプ地になっているのが頷けます。青島ビーチの美しい砂浜も素晴らしいですね。上平さんの激写スタイル、参考にして頂けると嬉しいです。有り難うございました。 和田
 
おはようございます。「青島神社裸まいり」を早速見ていただき、ありがとうございます。また、過分なるお言葉を頂戴し、恐縮しています。和田流でバシバシ取っていますが、 腕の方はまだまだで、写した写真を見るたびに技術不足を感じています。

お便りでは、青島へいらしたことがあるとのことでしたが、写真で多少なり往事をしのぶことができでしょうか。ご承知のように九州西側は、高速道路を始めインフラ整備が進んでいますが、東側は遅れています。今でも、私の住む日南から、宮崎までは高速道路はありませんし、国道も快走するにはほど遠い環境です。ですが、(だからこそ?)県北部山間部を中心に、県内には神楽を始めとする多くの伝統芸能が受け継がれてきており、楽しませてもらっています。


宮島様のタイからの写真を毎回楽しく拝見しております。タイ国のすばらしい数々の遺跡や、人々の暮らしぶりが生き生きと伝わってきます。すばらしい写真ですね。4年ほど前に、家内と4泊5日のタイ旅行をしたことがありました。駆け足でしたが、
大変楽しい旅で、また行きたいところの一つです。時々宮島様の写真を見ながらその時の旅行を思い出しています。

大分前ですが、NHKラジオ第1放送「地球ラジオ」という番組で、タイの宮島さんから という紹介で、現地情報を伝えてくれたことがあったのですが、もしかしたら 宮島様でしたでしょうか。「地球ラジオ」は、毎週土日の2日間午後5時から世界同時放送されており、単身赴任の私はいつもこの時間に夕食作りながら、楽しく聞いているのですが、タイの宮島さんと聞き、もしかしたら和田フォトギャラリーの宮島様かと思った次第です。

堀切峠の景観

堀切峠の景観

青島を少し過ぎたところに堀切峠というところがあり、宮崎が新婚旅行で人気があった頃は、青島を経由しここまできていたそうです。添付の写真は、堀切峠のすぐそばにある道の駅フェニックスから日南方面を撮ったものです。このあたりまで鬼の洗濯岩を楽しむことができます。 上平

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