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Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の裸祭り

2015年10月12日改訂

 

 

 

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♪海のアラベスク〜千年女王〜氷湖〜精霊

緑陰や一夜の甘酒村祭   北舟

 

Shade of trees, sweet sake made in one night, village festival.

2015年10月11日制作

村人と参加者たちとの交流/熊野神社(埼玉県秩父市荒川白久)

拡大写真(2400X1800)1.44KB

村人と参加者たちとの交流/熊野神社(埼玉県秩父市荒川白久)

 埼玉県無形民俗文化財

神紋   熊野神社   神紋

 猪鼻(いのはな)の甘酒こぼし'15

参 道

撮影・制作 和田義男

はじめに

 
   平成27年(2015)7月26日(第4日曜日)、埼玉県秩父市荒川白久(あらかわ・しろく)に鎮座する猪鼻熊野神社(いのはな・くまの・じんじゃ)(井上哲雄宮司)で、「猪鼻の甘酒こぼし」(埼玉県無形民俗文化財)が開かれたので、平成23年(2011)以来連続五度目となる密着取材を行った。  
   熊野神社や祭の解説については、 猪鼻の甘酒こぼし に詳しいので参照して頂き、本作は、必要最小限度の説明に止めた。  

 

【凡例】
 
▲:上の画像の説明文 ▼:下の画像の説明文 ●:筆者の私見 〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

甘酒こぼし保存会作成のチラシ(平成27年)

甘酒こぼし保存会作成のチラシ(平成27年)

 

和田グループの応援参加

 
● 天平8年(736)以来今日まで約1300年にわたって「甘酒こぼし」を継承してきた奥秩父の猪鼻地区では過疎化高齢化が進みかつて70戸あった村落が39戸にまで減少しもはや地元の氏子だけでは祭の催行が難しくなっている。
 伝統文化の絶滅危惧種とでもいうべき「甘酒こぼし」に加勢するため、筆者は平成24年(2012)からWa☆Daフォトギャラリーに募集広告を掲載して全国から参加者を募り、和田グループを編成して参加取材してきた。
埼玉県

秩父市ちちぶし

の位置
埼玉県秩父市の位置

拡大写真(1500X1000)376KB

  Google Map

埼玉県秩父市の位置

Google Map

  ● 平成23年(2011)に初取材してWa☆Daフォトギャラリーに掲載すると、このユニークな「甘酒こぼし」は全国的に知られるようになり、翌年から部外参加者が激増した。
 
 そのため、地元では外来者の受入準備が忙しくなり、甘酒こぼし保存会の浅香文男会長の要望で、平成25年(2013)の二期目から和田グループの定員を5〜6人に限定した。今年の第四期和田グループは、埼玉、東京、愛知、大阪から4人の有志(新人2人)が集まった。
 
秩父市

猪鼻いのはな

の位置
秩父市猪鼻の位置

Google Map

  武蔵国(むさしのくに)奥秩父に位置する猪鼻熊野神社の南には南西から北東に流れる深い渓谷があり河岸段丘(かがんだんきゅう)を形成している荒川(あらかわ)と名付けられたこの川はやがて大河となって東京湾に注ぎ太平洋に流入する。  

三峰口みつみねぐち

駅に到着 2014.7.27 09:23

三峰口駅に到着 2014.7.27 09:23

パノラマ写真(2400X11500)366KB

▲ 7月26日(日)は、夏祭には有り難い美しい晴天となったが、大変な暑さだった。JR拝島駅07:20発八高線普通電車に乗り、東飯能駅で西武池袋駅07:05発三峰口行き快速急行(先頭4輌)に乗り換え09:17三峰口駅に到着した。  
 

「甘酒こぼし 」の案内

三峰口みつみねぐち

駅前の観光案内図

三峰口駅前の観光案内図

拡大写真(2600X1800)976KB

猪鼻いのはな

熊野神社へのアクセス(バス5分・徒歩15分)
猪鼻(いのはな)熊野神社へのアクセス(バス5分・徒歩15分)

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▲▼ 三峰口駅前で和田グループ参加者と合流し駅前から出ている三峰神社行きの路線バスには乗らず途中の景色を楽しみながら歩いて猪鼻熊野神社に向かった  
猿が遊ぶ荒川の清流 / 白川橋 09:33

猿が遊ぶ荒川の清流 / 白川橋 09:31

拡大写真(2000X1500)107MB

熊野神社参道入口

熊野神社参道入口

拡大写真(2000X1500)1.00MB

古色蒼然たる石碑

古色蒼然たる石碑

拡大写真(2000X1500)0.97MB

保存会の赤旗 09:47

保存会の赤旗 09:47

パノラマ写真(2600X1300)1.17MB

神札授與所でエントリー 09:55

神札授與所でエントリー 09:55

拡大写真(2000X1500606KB

▲▼ 神札授與所の受付に行き、住所・氏名を記入し、御燈明料3000円を納めて参加登録を行い、直会参加章と鉢巻、褌、草鞋をもらう。参加章の交付は、数年前から始まったもので、直会では、このバッジを付けていないと、着席できない。  
 神札授與所の奥では、御札に住所・氏名を書く係と御燈明料納付者を半紙に書く人がおり、御札は直会のときに手渡され、半紙は、神楽殿の前に立てられた花板に張り出される。

直会参加章、鉢巻、褌、草鞋をもらう

拡大写真(2000X1500)521KB

村人と参加者たちとの交流 09:59

村人と参加者たちとの交流 09:59

拡大写真(2400X1800)1.44KB

   緑陰や一夜の甘酒村祭  北舟 

りょくいんや ひとよのあまざけ むらまつり

Shade of trees, sweet sake made in one night, village festival.

▼ 熊野神社の境内で行われる夏祭の準備は既に終わっており、酒樽が置かれる広場の中央には、4本の笹竹に注連縄が張り巡らされた神籬(ひもろぎ)が設営されている。この日は、神々が降臨して神庭(かむにわ)となるこの広場で、1300年前から続く年に一度の夏祭が行われる。  
「甘酒こぼし」が行われる広い境内 / 熊野神社

↑東

猪鼻区公会堂

神楽山牧洞院

甘酒かきこみ所

水槽

南→

「甘酒こぼし」が行われる広い境内 / 熊野神社

パノラマ写真(2400X1200)862KB

一年ぶりの甘酒かきこみ所 10:13

一年ぶりの甘酒かきこみ所 10:13

拡大写真(2400X1800)1.58MB

▲▼ 猪鼻熊野神社で醸造する甘酒は、20kgのお米から作ったお粥に10Kgの麦麹(むぎこうじ)を混ぜ合わせただけの素朴なもので、防腐剤などの添加物が一切無いヘルシーなアルコール飲料である。早速、蓋を開けて中を撮影させてもらった。今年の出来栄えも上々で、甘い芳香がプーンと鼻をついた。もろみ混じりの一夜酒を湯飲茶碗に注いで、健康安全を祈願しながら試飲させて頂いた。  

徹夜で醸造した自慢の一夜酒 / 甘酒かきこみ所

徹夜で醸造した自慢の一夜酒 / 甘酒かきこみ所

拡大写真(2400X1800)1.00MB

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