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 感動写真集

2011年12月26日改訂

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求愛の雉の鶏冠や蓮華草   北舟

 
 

Chinese milk vetches, the crest of a pheasant making advances.

2011年12月25日制作

蓮華の中の雉恋慕 / 藤沢市 2011.04.18 15:31

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蓮華の中の雉恋慕 / 藤沢市

日本の野鳥を撮る旅'11

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  164  オオカワラヒワ

2011.03.03 / 松戸市江戸川河川敷

▼ カワラヒワは留鳥で、年中見ることが出来ますが、冬季になると少し大型のオオカワラヒワがやってきます。飛翔時の翼が綺麗ですが、未だ撮影に成功しておりません。(初出) カワラヒラ→47/yatyo5.htm、25/yatyo3.htm

カワラヒワ(河原鶸 学名:Carduelis sinica ):スズメ目アトリ科の鳥る。英名 "Oriental Greenfinch" は東洋にいる緑色のアトリの意。体長は約 14cm でスズメ大。全体的に黄褐色で、太い嘴と、翼(初列風切と次列風切)に混じる黄色が特徴的である。
 東アジア(中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本)に分布する。日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥。ただし北部のものは冬場は暖地へ移動する。低山から低地にかけて広く生息し、市街地の公園や川原などでも観察される。繁殖期には番いで小さな縄張りを持つが秋以降は群れを形成し植物の種子を求めて移動する。
 食性は植物食で、主に植物の種子を食べる。ヒマワリなどの種子を特に好み、大きな種子を太い嘴でついばむ様子が観察される。地鳴きは「キリリ、コロロ」、さえずりは「チョンチョンジューイン」。
オオカワラヒワ / 埼玉県松戸市 2011.03.03 10:29

オオカワラヒワ / 埼玉県松戸市 2011.03.03 10:29

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▲▼ 写真下は、4年前に撮影したカワラヒワです。オオカワラヒワは、カワラヒワの亜種で、カワラヒラよりも体が大きく、体色がはっきりしていて、次列風切の白い斑が大きいのが特徴のようです。

向日葵とカワラヒワ / 横浜市戸塚区舞岡公園 2007.08.05

向日葵とカワラヒワ / 横浜市戸塚区舞岡公園 2007.08.05

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165 キガシラシトド

  2011.03.03 / 松戸市江戸川河川敷

▼ 1935年に東京都・荒川下流で観察されて以来、記録は数えるほどとか。2006年12月に大阪で越冬固体が観察され話題になった極めつけの珍鳥 で、江戸川で撮影出来たことは、極めて貴重です。シトドとは、ホオジロの昔の名称です。(初出)

キガシラシトド (黄頭鵐、学名:Zonotrichia atricapilla):スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種である。全長約16cm。黄色い頭央線が特徴。「シトド」とは、ホオジロ類の古称。。
 アラスカ、カナダ西北部から中部で繁殖し冬期にはアメリカ西部に渡り越冬する。日本では迷鳥で今まで1935年12月に東京都での観察例しかなかったが、その後北海道、新潟県、大阪府等で記録された。
キガシラシトド / 埼玉県松戸市 2011.03.03 10:41

キガシラシトド / 埼玉県松戸市 2011.03.03 10:41

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換羽後のキガシラシトド / 埼玉県松戸市 2011.04.04 14:31

換羽後のキガシラシトド / 埼玉県松戸市 2011.04.04 14:31

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  166 ニシオジロビタキ

  2011.03.03 / 松戸市江戸川河川敷

▼ 3年前、舞岡公園に飛来してきましたが、冬になると、関東一円で観察されています。胸の毛が白いオジロビタキと、黄味を帯びる亜種のニシオジロビタキの二種類が観察されるようです。三月になると人馴れしてきて、結構近くに寄って来るようになります。 (初出) オジロビタキ→59/yatyo6.htm

オジロビタキ(尾白鶲 学名:Ficedula parva ):スズメ目ヒタキ科ヒタキ亜科の鳥。ヨーロッパ東部からロシア、シベリアカムチャッカ半島までのユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し冬期はインドや東南アジア方面に渡り越冬する。
日本では旅鳥または冬鳥として渡来するがまれである。単独で観察されることが多い。日本で越冬する個体は少なく、ほとんどが雌か若鳥である。
 全長約12cm。雄は上面が灰褐色で、尾羽は黒褐色だが外側は白い。喉は澄色。胸は灰白色で腹から尾筒にかけてはやや汚れた白色。雌は上面が淡い灰褐色で、喉は淡色である。嘴は雌雄とも黒色。針葉樹林や広葉樹林に平地から山地まで生息する。森林内の開けた場所や、明るい森林の樹洞などに枯れ葉や草で巣を作り、5〜6月に4〜7個の卵を産む。雌だけが12〜13日卵を温める。なお日本では繁殖しない。飛翔昆虫類などの節足動物を捕食するが、キビタキ属では珍しく地上で捕食することが多い。その他、木の実も採食する。
 木の枝等にとまっている時に、尾をよく上下に振る。地鳴きは小さい声で「ジッ ジッ ジッ」、「ビティティティ」など。繁殖期には「チュ、チュ、ピッピー」などとさえずる。
ニシオジロビタキ / 松戸市 2011.03.03 13:23

ニシオジロビタキ / 松戸市 2011.03.03 13:23

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梅とオジロビタキ / 横浜市戸塚区舞岡公園 2008.03.01

梅とオジロビタキ / 横浜市戸塚区舞岡公園 2008.03.01

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167 鵜の集団採餌

2011.03.05 / 藤沢市江ノ島

▼ 江ノ島に赴いたとき、遊歩道を歩いていたら約30羽の鵜が集団で片瀬川の中で魚を追って、鯵と思われるかなり良型の獲物を豪快に丸飲みしておりました。ウミウ→107/yatyo11.htm、 カワウ→143/yatyo15.htm

 チドリ目 シギ科 全長(翼開長)33-35cm(56-60cm)。太っている。嘴は長い。頭にある4つの黒斑のうち額側から1番目と2番目はほぼ同幅。眼は嘴の延長線上にある。過眼線と頬にある線は平行ではない。背は赤褐色味がある。雌雄同色。チキッチキッ、プープー と鳴く。
 繁殖期には林上を飛びながら鳴く。夕方から夜間にかけて林を出て、河畔、水田、沼沢地などに現れる。薄暗い場所の湧き水、溜り水、細い流れなどがある水湿地の地上で採餌する。猫背で嘴を45度ぐらいにしてゆっくり歩く。水溜りや堀などの軟らかい地面には嘴の三分の一ぐらいを差し込んで探り、虫を探り当てると嘴全体を差し込み、上下に動かし、先端部を開閉して虫を捕らえる。乾いた地面では、落ち葉を嘴でひっくり返したり、動物の糞をひっくり返したりして食べる。動物食で、ミミズや昆虫、とくに甲虫やハエ類の幼虫、ムカデ類、エビなどの甲殻類、軟体動物などを食べる。植物食としてはイネ料やタデ科の種子を食べる。繁殖は4〜6月である。一夫多妻か乱婚形式であろうと考えられている。

の集団 / 藤沢市江ノ島 2011.03.05 09:12

鵜の集団 / 藤沢市江ノ島 2011.03.05 09:12

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168  クロサギ

2011.03.05 / 藤沢市江ノ島

▼ 江ノ島のハヤブサが代替わりしたとの情報があり、ニューカップルを観に行きましたが、全く動きのない中、若鳥と思われるクロサギが近くによってきて、干上がった磯で餌を漁っている仕草をゆっくり観察できました。
                                                    (前出→110/yatyo11.htm)

クロサギ(黒鷺、学名:Egretta sacra) :コウノトリ目サギ科に分類される鳥類の一種。東アジア、東南アジアからオーストラリア、ニュージーランド、ミクロネシアにかけて分布する。北方で繁殖した個体は、冬季南方へ渡る。日本では、太平洋側では房総半島以西、日本海側では男鹿半島以南で繁殖するが、やや局地的で数は多くない。北海道や青森県でも記録がある。本州の中部以南では留鳥として周年生息するがそれより北の地域では夏鳥である。
 
 全長は63cm。中型のサギ。黒色型と白色型が存在する。九州以北では黒色型が分布するが、南西諸島では白色型の割合が増える。また、黒い羽と白い羽が両方ある中間型も少数存在する。雌雄同色である。
 
 後頭部に房状の短い冠羽があるが、雄の方がやや豊かである。また、繁殖期に白色型は黒色型よりも冠羽が伸びる傾向がある。嘴は太くて長く、色は淡いオリーブ色、褐色、黄褐色など個体変異が激しい。足は比較的短く黄緑色または緑褐色の個体が多い。虹彩は黄色で、眼先は黄緑色である。
 
 主に海辺の岩場や珊瑚礁に生息するが、干潟や河口にいることもある。コロニーは形成せず、単独もしくはペアで生活する。昼行性。海上を低空飛行し獲物を探す。食性は肉食性で魚類、甲殻類、貝類等を食べる。
 
 繁殖形態は卵生で、海辺の樹木や岩の上に営巣し、1回に2-5個の卵を産む。抱卵期間は25-28日で、雌雄で抱卵し育雛も雌雄共同で行う。雛は孵化後35-40日で巣立つ。

飛翔するクロサギ / 藤沢市江ノ島 2011.03.05 12:09

飛翔するクロサギ / 藤沢市江ノ島 2011.03.05 12:09

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  169  スズガモ

2011.03.05 / 藤沢市江ノ島

▼ スズガモは、冬期に飛来する海カモの中で数が一番多いそうで、東京湾一帯で容易に観察できます。何気なく撮影しているうちに、雄の頭部が光の具合で濃い緑色に輝くことに気付きました。鴨類の雄の頭部羽毛は、緑色や紫の構造色を持ち合わせているようです。(前 出→118/yatyo12.htm)

スズガモ(鈴鴨、学名:Aythya marila):カモ目 カモ科 全長(翼開長) 40-51cm(72-84cm)。雄は頭から胸が黒く、頭には緑色光沢がある。背は白地に細い黒の波状斑があるため灰色に見える。上尾筒と下尾筒は黒い。虹彩は橙黄色である。雌は全身が褐色で、嘴基部に幅広い白斑がある。
 ククークルルクルルクルルと鳴く。 水中に潜って採餌する。雑食性である。水底の巻貝類や二枚貝などの動物食を特に好む。繁殖: 時期・夫婦 繁殖期は5〜7月、一夫一妻で繁殖する。番は抱卵期に解消される。

江ノ島のスズガモ / 藤沢市 2011.03.05 13:57

江ノ島のスズガモ / 藤沢市 2011.03.05 13:57

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170  ハシビロガモ

2011.03.06 / 三鷹市井の頭公園

▼ 水面に浮遊する餌を大きくて広い嘴で漉くって採餌する仕草です。全体の色合いが美しい鴨です。
                                                     (前出→75/yatyo8.htm)

ハシビロガモ(嘴広鴨、英名:Northern Shoveler、学名:Anas clypeata):カモ目カモ科に分類される鳥類の一種で水面を群れを成して輪を描くように泳いで採食する事から、一名をクルマガモ(車鴨)とも呼ぶ。学名の内、種名のclypeataは「楯(たて)」の意味で、本種の嘴の形からついた。
 ヨーロッパ中部・北部、ロシア、中央アジア、シベリアなどのユーラシア大陸北部と北アメリカ大陸北部で広く繁殖し、冬季は南ヨーロッパ、アフリカ北部から中部、西アジア、インド、東南アジア、北アメリカ大陸南部に渡り越冬する。日本では冬鳥として、全国に渡来する。北海道では少数が繁殖している。
 水面でクチバシを左右に動かして、集めたプランクトンや植物を水ごと丸飲みして嘴にあるブラシ状のものでこして食べる。集団で水面をぐるぐる回って渦を作ってその中心に食べ物を集める姿は独特である。子育ての時期には貝や昆虫を餌とする。巣は水辺に作られることが多く、植物の茎や羽毛なので浅い凹型のものを地面の上に作る。越冬中はあまり鳴かないが、渡りの時期が近づくころにオスは「トントン」「クスッ クスッ」という感じの鳴き声を出す。メスは、アヒルのような「ガーガー」と鳴く。

井の頭公園のハシビロガモ / 三鷹市 2011.03.06 08:51

井の頭公園のハシビロガモ / 三鷹市 2011.03.06 08:51

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171  キンクロハジロ

2011.03.06 / 三鷹市井の頭公園

▼ 公園に来る人が餌を与えるからなのでしょうか、キンクロハジロが近くに寄ってくるので撮影してみました。光の具合が良かったのか、頭部が紫色に輝く華麗な姿を撮影できました。昨年の親子も感動しましたが、雄も単純に黒いだけではないので、改めて鳥の魅力を発見した思いです。(前出→138/yatyo14.htm)

キンクロハジロ(金黒羽白、Aythya fuligula):カモ目 カモ科 全長(翼開長) 40-47cm(67-73cm)。雄は 後頭部に冠羽を持ち、雄のほうが長い傾向にある。頭は黒色で、紫色光沢がある。胸と背中は黒い。翼は黒いが、風切部分に白帯が現れる。腹は白色、嘴は灰色で、先端は黒い。虹彩は黄色。エクリプスは雌に似ているが、頭や胸の黒味が強く、脇は淡色である。雌は 冠羽は雄より短く、全体的に褐色で、腹部は淡い褐色である。
  雌はクルル、クルルと鳴くが、雄はほとんど鳴かない。フィーと口笛のような声を出すといわれている。水中に潜水して、主として巻貝類や二杖貝類をとり、水中で呑み込んでしまう。繁殖期は5〜7月で、一夫一妻。一夫二妻の記録もある。抱卵期に番を解消する。 卵数は6〜12個。 雌が抱卵、育雛し、雛は23〜28日で孵化(ふか)、45〜50日で独立する。ユーラシア大陸の高緯度地方で繁殖する。冬季はユーラシア大陸南部、アフリカ大陸に渡る。日本には全土に冬鳥として渡来する。北海道の道東部では少数が繁殖する。

キンクロハジロ / 三鷹市 2011.03.06 09:05

キンクロハジロ / 三鷹市 2011.03.06 09:05

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172 ゴイサギ

2011.03.06 / 三鷹市井の頭公園

▼ 幼鳥のホシゴイを見る機会は多いのですが、成鳥を撮影するとなると、なかなか難しいところ、思いがけない場所で発見しました。場所柄か人を恐れず、のんびりと寛いでいるところを観察できましたが、ほとんど寝てばかりのようです。(前出→35/yatyo4.htm、13/yatyo2.htm))

ゴイサギ(五位鷺 学名: Nycticorax nycticorax ):鳥綱コウノトリ目サギ科ゴイサギ属に分類される鳥。北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、東南アジア等の熱帯、温帯に広く分布するが、寒冷地で繁殖するものは冬には暖地に移動する。体長58cm。カラスより少し大きい。足や嘴はアオサギやダイサギ程は長くない。成鳥は背中が黒っぽく、胸や腹が白い。虹彩は赤い。頭頂部には長く白い冠羽がある。幼鳥は褐色の体に白い斑点があり、成鳥とは全くちがうもようをしている。そのため「ホシゴイ」(星五位)と呼ばれることもある。
 森林に生息する。英名 : Night heron(夜のサギ)またはNight raven(夜のカラス)の通り、夜行性で、昼間は樹上等で休んでいる。雨天や曇りの日は昼間でも活動することがある。雨の夜にはカエルを狙って水辺近くの路上に現れることもある。鳴き声は大きく「クワッ、クワッ」ときこえ、夜に飛びながら鳴くので不気味である。
 食性は肉食性で魚類、蛙、甲殻類等を食べ、夜のうちに養殖池の鯉や金魚を食べて損害を与えることもある。水辺で静止し、獲物が通りかかるのを待ち伏せる。獲物が通りかかると普段は折りたたんでいる頚部を伸ばして捕食する。繁殖は集団繁殖であり、他のサギ科の鳥と共に行うこともあるが、その場合は繁殖地の一角にゴイサギだけが集まる区画を作るという。繁殖期は昼間も採食行動を行う。

葦原のゴイサギ / 三鷹市 2011.03.06 09:27

葦原のゴイサギ / 三鷹市 2011.03.06 09:27

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木陰のゴイサギ / 三鷹市 2011.03.06 09:36

木陰のゴイサギ / 三鷹市 2011.03.06 09:36

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173  バン

2011.03.06 / 三鷹市井の頭公園

▼ ゴイサギが居た葦原にバンも居て、このように近くで撮影することが出来ました。(前出→111/yatyo12.htm)

バン(鷭・学名Gallinula chloropus):ツル目 クイナ科 全長(翼開長) 33-38cm(50-55cm)。夏羽は、嘴の先端部は黄色で、基部から額(ひたい)は赤色。足は黄色で大きい。体は頭部から背の中央部にかけて黒く、脇(わき)と尾の下側は白色でそれ以外はやや褐色味のある黒色。冬羽では夏羽の鮮やかさが消え各部の色が淡くなってくる嘴も黒味を帯びる。バンの生活する環境に応じて保護色として役立つ体色となる。雌雄同色。クルルルと鳴く。
 水面を泳いだり、浮いている植物の上を歩いて水草の葉・茎・種子を食べる。水生昆虫、昆虫甲殻類、オタマジャクシやミミズも採餌する。4〜8月に、年に1〜2回繁殖するのが基本。沖縄県では1〜9月の繁殖期に1〜4回繁殖する。11月でも雛を連れている番を見る。基本的には一夫一妻であるが、一夫多妻の場合もある。

姿をあらわしたバン / 三鷹市 2011.03.06 09:56

姿をあらわしたバン / 三鷹市 2011.03.06 09:56

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174  ヤマセミ

2011.03.08 / 青梅市沢井多摩川

▼ 何回かチャレンジしましたが、ようやくチャンスが巡ってきて撮影できた雌です。とにかく目の前に出現してくれないと撮影できないから難儀です。(前出→19/yatyo2.htm)。

ヤマセミ(山翡翠 学名:Megaceryle lugubris ):ブッポウソウ目・カワセミ科の鳥。繁殖期には垂直な土手に巣穴をつくる。インド・アッサム地方から東南アジア、日本まで分布する。日本では留鳥。山地の渓流に生息するカワセミの仲間。日本郵政公社が発行する80円切手のモデルにもなっている。体長は35cmほど。カワセミの倍、ハトほどの大きさで、日本でみられるカワセミ科の鳥では最大の種類。頭には大きな冠羽があり、からだの背中側が白黒の細かいまだら模様になっているのが特徴。腹側は白いが、あごと胸にもまだら模様が帯のように走っている。オスとメスはよく似るが、オスはあごと胸の帯にうすい褐色が混じる。
 採餌するときは水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、魚類や水生昆虫を捕食する。ときには空中でホバリング(滞空飛行)しながら飛び込むこともある。カワセミと同じように捕獲後は再び石や枝に戻ってえものをくわえ直し、頭から呑みこむ。大きな魚をとらえた時は足場に数回叩きつけ、殺してから呑みこむ。

沢井多摩川のヤマセミ / 青梅市 2011.03.08 11:35

沢井多摩川のヤマセミ / 青梅市 2011.03.08 11:35

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175  ヒレンジャク

2011.04.04 / さいたま市秋ヶ瀬公園

▼ 公園内にある榎に寄生しているヤドリギの実を食べておりました。ヤドリギが目線に近い所にある場所はなかなか無いので幸いでした。(前出→128/yatyo13.htm)。

 スズメ目 レンジャク科 全長 18cm。雄は丸みのある体で、紫色がかった淡褐色の体。長い冠羽があり、黒い過眼線が冠羽の先端まである。腮と喉は黒い。次列風切の先端は赤く、初列風切先端に白色部がある。下腹に黄色味がある。 雌はほぼ雌雄同色であるが、初列風切先端の外弁にだけ白斑がある。 幼鳥は 胸は一様な色ではなく、茶褐色の縦斑に見え、淡い色合いである。
  チリチリチリ、ヒーヒーと鳴く。常に群れで採餌する。樹上でネズミモチ、イボタノキ、ニシキギ、ヤドリギなどの実を好み、餌台のカキやリンゴも食べる。採餌は樹上であることが多く、水を飲むときは地上に降りる。

ヒレンジャク / さいたま市 2011.04.04 09:10

ヒレンジャク / さいたま市 2011.04.04 09:10

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176  ガビチョウ

2011.04.11 / 青梅市沢井多摩川

▼ 昔、中国から愛玩用に輸入されたそうですが籠脱けして野生化したもの です。多摩川や相模川上流域で生息域を広げていたようですが、最近では戸塚の舞岡でも囀りを聞くようになってい ます。(初出)

ガビチョウ(画眉鳥、学名 Garrulax canorus):スズメ目チメドリ科に分類される鳥。同属のカオグロガビチョウ、カオジロガビチョウと共に外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている。
  中国南部から東南アジア北部にかけて広く生息する。日本では、ペットとして輸入された個体がかご脱けにより定着した。日本国内では留鳥として生息し、南東北、関東、中部、九州北部で見られる。本種が多く観察されるポイントとして、東京都内では高尾山が有名。
 体長約 22-25cmで嘴と尾が長い。体色は全体的に茶褐色でかなり地味であるが眼の周り及びその後方に眉状に伸びた特徴的な白い紋様を持つ。嘴の色は黄色。 かなり大きな音色で美しく囀る。ウグイスやキビタキ、オオルリ、サンコウチョウといった他種の囀りをまねることがある。

多摩川のガビチョウ / 青梅市 2011.04.11 09:01

多摩川のガビチョウ / 青梅市 2011.04.11 09:01

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177  チョウゲンボウ

2011.04.11 / 藤沢市立石

▼ 雄は営巣場所を確保するために早めにやってきますが雌が到着してカップルが成立する前には、餌を採り過ぎることがある様で、その場合、貯食のために畑の隅等に隠すという行為があります。 (初出)

チョウゲンボウ(長元坊、学名:Falco tinnunculus、英名:Common Kestrel):タカ目ハヤブサ科に分類される鳥類の一種。小型のハヤブサ類。別名馬糞鷹(まぐそだか)
 ユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布する。寒冷地で繁殖した個体は、冬季に南方へ渡り越冬する。日本では、夏季に本州の北部から中部で繁殖する。北海道や四国、九州でも夏季に観察されたことがあり、繁殖している可能性もある。冬季は繁殖地に残る個体と暖地に移動する個体に分かれる。また、日本全国各地に冬鳥として渡来する。
 全長30-35 cm。翼を広げると70 〜80 cmになる。体重は雄が150 g、雌が190 g程度である。雌の方が大型である。羽毛は赤褐色で黒斑がある。雄の頭と尾は青灰色。雌は褐色で翼の先が尖っている。

チョウゲンボウの貯食 / 藤沢市 2011.04.11 14:18

チョウゲンボウの貯食 / 藤沢市 2011.04.11 14:18

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178  雉のカップル

2011.04.18 / 藤沢市立石

▼ この時期は、繁殖のためにカップルで採餌することが多いのですが、なかなか近くには近寄らせてくれません。田圃に咲いた蓮華の中で撮影。(前出→89/yatyo9.htm)

キジ(雉子、雉、学名:Phasianus versicolor):キジ目キジ科の鳥。日本の国鳥。また国内の多くの自治体で「市町村の鳥」に指定されている。鳥類分類学者の中には、キジをP. colchicus(英名:Common Pheasant)の亜種(P. colchicus versicolor)とする者もいる。キジやコウライキジは、世界中で主要な狩猟鳥となっている。なお、国鳥が狩猟対象となっているのは、日本だけという。国鳥に選ばれた理由の一つに「狩猟対象として最適であり、肉が美味」というものが含まれる。
 日本では北海道と対馬を除く本州、四国、九州に留鳥として生息している。日本には、東北地方に生息するキタキジ、本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、九州に生息するキュウシュウキジの4亜種が自然分布していた。ユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが、もともとキジが生息していなかった北海道に狩猟目的で放鳥され、野生化している。
 
 大きさは雌雄で差があり、キジでオスの全長80cm前後(メスでは60cm前後)、体重はオスで0.8〜1.1kg(メスで0.6〜0.9kg)。コウライキジではもう少し大きくなる。雄は翼と尾羽を除く体色が全体的に美しい緑色をしており、頭部の羽毛は青緑色で、目の周りに赤い肉腫がある。背に褐色の斑がある濃い茶色の部分があり、翼と尾羽は茶褐色。雌は全体的に茶褐色で、ヤマドリの雌に似ているが、ヤマドリの雌より白っぽい色をしており、尾羽は長い。コウライキジの雄は首に白い模様があり、冠羽と体色が全体的に茶褐色である。その他亜種間による細部の差異があるが、もともと雌や雛ではコウライキジも含め識別が困難であったこともあり、後述の通り現在では亜種間の交雑が進み、現在は雄も含めて識別が困難な状況になっている。右写真の雄はコウライキジのように体色が茶褐色であるが、コウライキジに特徴的な首輪模様がなく、頭部と冠羽がキジ同様青緑色であるため、キジとコウライキジの交雑個体と目される。
 
 キジは毎年、愛鳥週間や狩猟期間前などの時期に大量に放鳥される。平成16年度には全国で約10万羽が放鳥され、約半数が鳥獣保護区・休猟区へ、残る半数が可猟区域に放たれている。放鳥キジには足環が付いており、狩猟で捕獲された場合は報告する仕組みになっているが、捕獲報告は各都道府県ともに数羽程度で、一般的に養殖キジのほとんどが動物やワシ類などに捕食されていると考えられている。これはアメリカ合衆国などでも同様であり、その原因として放鳥場所に適切な草木などキジの生息環境が整えられていない点が挙げられている。しかしながら少数ではあっても生き残る養殖キジはいるため、日本の元の亜種間で交雑が進み、亜種消滅を懸念する声もある。
  求愛の雉の鶏冠や蓮華草  北舟 

きゅうあいの きじのとさかや れんげそう

Chinese milk vetches, the crest of a pheasant making advances.

蓮華の中の雉恋慕 / 藤沢市 2011.04.18 15:31

蓮華の中の雉恋慕 / 藤沢市 2011.04.18 15:31

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  やはらかき光を浴びて雉一声  北舟 

やわらかき ひかりをあびて きじいっせい

A pheasant chirping once, basking the soft sunlight.

境川遊水池のキジ / 横浜市泉区境川遊水池公園付近 2009.04.11

境川遊水池のキジ / 横浜市泉区境川遊水池公園付近 2009.04.11

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