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 感動写真集

2011年12月25日改訂

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♪メドレー:コノハズク・アオバズク・フクロウ・トラツグミ・ホトトギス
 

黒鷺の耐えて餌を捕る冬小波   北舟

 
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A small breaker, the patient black heron trying to catch a fish.

2009年11月18日制作

波に洗われるクロサギ

波に洗われるクロサギ/真鶴半島(神奈川県)

日本の野鳥を撮る旅'09

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101 アメリカヒドリ

2009.11.23 / 横浜市泉区泉の森公園

▼ 冬期に渡ってくるそうですが、数が少ない貴重な鳥だそうです。今年は横浜に来てくれました。しかも殆ど純血ではないかとのことです。混血の個体はそれなりに来ているようですが、何れにせよ貴重です。

アメリカヒドリ(アメリカ緋鳥、学名:Anas americana) :カモ目カモ科に分類される鳥類で、淡水鴨の一種。和名はアメリカ産のヒドリガモの意味。近縁種のヒドリガモとは交雑種を作る。
 北アメリカ中部から北部で繁殖し、冬季は北アメリカ南部から中央アメリカ、西インド諸島に渡り越冬する。東シベリアの一部の地域でも繁殖しているといわれるが詳細は不明。日本へは数少ない冬鳥として毎年渡来するが1〜数羽での渡来がほとんどである。記録は、北海道から南西諸島まで各地にある。たいていヒドリガモの群れに混じっている。
 体長45-56cm。翼開長76-89cm。雄成鳥は額から頭頂にかけて淡いクリーム色で眼から後頭部にかけて光沢のある緑色。眼の周囲は黒い。頬は黒褐色。胸から脇は赤褐色で下尾筒は黒い。雌成鳥は全体が褐色だが、顔の部分がやや灰色がかっている。嘴は雌雄とも青灰色で先端が黒い。

アメリカヒドリ

アメリカヒドリ

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102 アオサギ

2009.11.25 / 鹿児島市郡元町新川橋

▼ アオサギは、日本全国至る所に居るようですが、何時もフラミンゴみたいに一本足で立ちすくんでいることが多く、写真に撮るには苦労します。この写真は、偶然橋の下で遭遇したものですが、その後、なかなかチャンスが巡ってきません。若干画像が悪いですが、魚を捕った瞬間を捉えることができました。

アオサギ(蒼鷺、Ardea cinerea) :動物界脊索動物門鳥綱コウノトリ目サギ科アオサギ属に分類される鳥類。夏季にユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸中部、東南アジアなどへ南下し越冬する。アフリカ大陸南部やユーラシア大陸南部などでは周年生息する。日本では亜種アオサギが夏季に北海道で繁殖し(夏鳥)、冬季に九州以南に越冬のため飛来する(冬鳥)。本州、四国では周年生息する(留鳥)。
 全長88-98cm。翼開張150-170cm。体重1.2-1.8kg。上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、和名の由来になっている。種小名cinereaは「灰色の」の意で、英名(grey)と同義。また淡灰色の長い羽毛(飾羽)が混じる。下面は白い羽毛で被われ、胸部の羽毛は伸長(飾羽)する。

魚を捕らえたアオサギ

魚を捕らえたアオサギ

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縮景園のアオサギ(広島市)

 

フリー百科事典のアオサギ

縮景園のアオサギ(広島市)  

フリー百科事典のアオサギ

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撮影:和田義男

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写真:ウィキペディア・フリー百科事典

103 ウミスズメ

2009.12.10 / 藤沢市江の島片瀬漁港

▼ 5羽の群れに会うことが出来ました。まるでペンギンのように水中を飛ぶという感じで、カタクチイワシの群を追掛けておりました。可愛い声で、仲間と情報交換でしょうか、呼び合っておりました。

ウミスズメ(海雀、学名:Synthliboramphus antiquus) :チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の1種。体長は25cmほどで、首が短く体は丸っこい。雌雄同色で頭は黒、首と腹は白、背中と翼は灰黒色をしている。夏羽では後頭部に白い模様が現れる。
 
 北太平洋に分布する。おもに千島列島からアリューシャン列島、アラスカ西部などの島嶼部で繁殖するが日本でも天売島(北海道留萌支庁苫前郡羽幌町)、三貫島(岩手県釜石市)などで少数が繁殖するとみられる。冬も繁殖地周辺の海上で過ごすが南下するものもおり、北日本各地の海上で冬鳥として見られる。九州や南西諸島でも記録がある。
 
 非繁殖期は10羽ほどの小さな群れで行動する。普段は沖合いの海上に浮かんで生活するが、たまに港などに現れる。潜水して魚類や甲殻類を捕食する。

 繁殖期には海岸の岩の隙間に巣を作る。普通1腹2卵、ときには1卵。第1卵産卵後、2〜3日後に第2卵を産むといわれている。ヒナが孵化すると親鳥は1〜2日のうちにヒナを巣から海へ連れ出し、以後は巣に戻らず海上でヒナを育てる。

鰯を追いかけるウミスズメ

鰯を追いかけるウミスズメ

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104 カンムリカイツブリ

2009.12.13 / 渡瀬遊水池(栃木県)

▼ 一度尋ねてみたいと考えていた「渡瀬遊水池」に行きました。この時期は、冬鳥の渡来する時期ですから、鴨類を中心に期待しておりましたが、残念ながら、池の中心部に集まっており、撮影できたのは、カイツブリの仲間だけでした。マガモやカワアイサが視認できましたが、ミコアイサは目撃情報だけでした。カンムリカイツブリは、写真の通り首が長く、貴婦人の風情でした。

 カンムリカイツブリは、今年の3月28日に多摩川河口域で撮影していますが、また違った風情がありました。

カンムリカイツブリ(冠鳰、Podiceps cristatus) :動物界脊索動物門鳥綱カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属に分類される鳥類。アフリカ大陸の一部、ユーラシア大陸、イギリス、オーストラリア、日本、ニュージーランド(南島)に分布する。日本では冬季に基亜種が九州以北に飛来(冬鳥)するが、青森県や滋賀県(琵琶湖)では繁殖する。
 
 全長46-61cm。翼開張85-90cm。体重0.6-1.4kgとカンムリカイツブリ属のみならずカイツブリ目最大種。頸部は非常に長い。上面は黒、下面は白い羽毛で被われる。頭頂には黒い羽毛が伸長(冠羽)する。種小名cristatusは「冠のある」の意で、和名や英名(crested)と同義。眼先は黒い。小雨覆や次列風切には白い斑紋が入る。虹彩は暗赤色。嘴は長い。幼鳥は冠羽があまり発達せず、頬の羽毛が白く黒い斑紋が入る。嘴の色彩は淡褐色。夏季には冠羽が発達し、頬に黒と赤褐色の羽毛がある。嘴の色彩は暗赤色(夏羽)。冬季には冠羽があまり発達せず、頬の羽毛が白い。嘴の色彩は淡褐色(冬羽)。

貴婦人のようなカンムリカイツブリ

貴婦人のようなカンムリカイツブリ

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105 スズメ  

2009.12.14 / 横浜市中区・赤レンガ倉庫公園

▼ 余りにも身近にいて、撮影していなかった立派な野鳥です。舞岡公園には、白いスズメが居たのですが、目立つからでしょうか、多分猛禽の餌食になったのでしょう。ベンチに腰掛けて日向ぼっこをしていたら、余りにも近づいたので、つい撮影しましたが、本当に可愛い小鳥です。

スズメ(雀、すずめ・学名 Passer montanus ) :スズメ目・スズメ科に分類される鳥類の一種。人家の近くに生息する小鳥である。全長は約14〜15cmほどで、雌雄同色。成鳥は頭部は赤茶色、背中は褐色で黒斑があり、頬から腹にかけては白色をしている。くちばしの色は黒色であるが、幼鳥の時は淡黄色。頬にある大きな黒い斑点は遠くからも目立ち、これが他の近似種との区別点でもある。幼鳥は全体に色が淡く、頬の黒斑や喉の黒線がはっきりしない。
 食性は雑食性で、イネ科を中心とした植物の種子や虫を食べる。また、都市部に生息するスズメはサクラの花、パン屑・菓子屑や生ゴミまで、何でも食料にする。このような雑食性が、都市部に適応した理由の一つと考えられている。
 
 穀物を食害することから、古来より農民に敵視されてきたが、繁殖期には虫を捕食して害虫を減らすうえ、雑草の種子も多く食べる。特に5、6月の繁殖期には、甲虫類や蛾の幼虫、イナゴなどを大量に捕食し、農作物の害虫を駆除する役割を果たしている。
 
 人間になじみ深い野鳥であるが、稲の害鳥とされてきた経緯もあり、農家による限定的なスズメの駆除は認められており、狩猟対象鳥類28種のひとつに指定されている。そのため警戒心は強いが、都心の日比谷公園などでは人目につくところに営巣したり、人が餌付けしたりする光景も見られる。

お馴染みのスズメ

お馴染みのスズメ

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全身アップのスズメ

全身アップのスズメ

拡大写真(1500x1100)128KB 写真:ウィキペディア・フリー百科事典

106 ハクセキレイ  

2009.12.19 / 藤沢市江の島片瀬漁港防波堤

▼ 余りにも身近にいて、撮影していない小鳥です。釣り餌のこぼれたものを漁りにきたものですが、こんなに近くに来たのは初めてでした。

ハクセキレイ (白鶺鴒、学名:Motacilla alba lugens) :セキレイ科に分類される鳥類。世界中に広く分布するタイリクハクセキレイ(学名 Motacilla alba)の一亜種。
 ロシア沿海地方・ハバロフスク地方の沿岸部、カムチャツカ半島、千島列島、サハリン、日本(北海道、本州)および中国東北部に分布する留鳥または漂鳥。冬場の積雪地でも観察される。
  
 日本では、かつては北海道や東北地方など北部でのみ繁殖が観察されていたが、20世紀後半より繁殖地を関東・中部などへと拡げ、現在は東日本では普通種になっている。
 
 体長 21cm ほどで、ムクドリよりやや小さめで細身。 他のタイリクハクセキレイ亜種より大型になる。頭から肩、背にかけてが黒色または灰色、腹部は白色だが胸部が黒くなるのが特徴的である。顔は白く、黒い過眼線が入る。セグロセキレイと類似するが、本種は眼下部が白いことで判別できる。セグロセキレイやキセキレイと同様、尾羽を上下に振る姿が特徴的である。

防波堤のハクセキレイ

防波堤のハクセキレイ

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107 ウミウ

2009.12.19 / 藤沢市江の島片瀬漁港

▼ ウミウは、鮎の鵜飼に使用されるのだそうですが、野生では初めて見ました。川鵜に比べて、頭の毛が白く、大きさは殆ど一緒です。この写真は雄です。

ウミウ(海鵜、Phalacrocorax capillatus) :動物界脊索動物門鳥綱ペリカン目ウ科ウ属に分類される鳥類。日本の太平洋側では東北以南に越冬のため飛来する(冬鳥)が、日本海側では周年生息する(留鳥)。
 全長84-92cm。翼開張133-152cm。体重2-3kg。全身は緑色の光沢がある黒い羽毛で被われる。嘴基部周辺は羽毛が無く、白と黄色の皮膚が露出する。黄色部は三角形状に尖る。嘴の色彩は黒みを帯びた黄色。幼鳥は全身が黒褐色の羽毛で覆われ、下面が白い羽毛で被われる個体もいる。夏羽は頭部と大腿部に白い羽毛が生え、腰に白い斑紋が入る。
 岩礁海岸に生息する。食性は動物食で、主に魚類を食べる。繁殖形態は卵生。小規模な集団繁殖地(コロニー)を形成する。海岸にある断崖の隙間に枯草や海藻を組み合わせた皿状の巣を作り、5-7月に1回に4-5個の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は約4週間。雛は孵化してから47-60日で巣立つ。
 
 長良川鵜飼で用いられる。日本では1934年に壁島(山口県)が「壁島ウ渡来地」、1945年に照島(福島県)が「照島ウ渡来地」として越冬地が、1972年に粟島(新潟県)が「粟島のオオミズナギドリおよびウミウ繁殖地」として繁殖地が国の天然記念物に指定されている。

江の島片瀬漁港のウミウ

江の島片瀬漁港のウミウ

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108 イソシギ

2009.12.23 / 川崎市多摩川河口域

▼ 多摩川の河口を散策中、イソシギが汐の引いた処で頻りに餌を漁っておりました。近づいても逃げず、かなり大きく撮影することができました。

イソシギ(磯鷸、Actitis hypoleucos) :動物界脊索動物門鳥綱チドリ目シギ科に分類される鳥。夏季にユーラシア大陸の温帯域、亜寒帯域で繁殖し、冬季はアフリカ大陸やオーストラリア大陸、ユーラシア大陸南部などへ南下し越冬する。 日本では夏季に九州以北に周年生息する(留鳥)が、本州中部地方以北では冬季になると越冬のため南下(夏鳥)する。
  
 全長20cm。翼長29cm。翼開張38-41cm。上面は灰褐色で覆われ、羽毛の軸に沿った斑紋(軸斑)は黒い。下面は白い羽毛で覆われ、胸部側面に羽角にかけて白い部分が切れこむ。顔から胸部にかけて灰褐色の斑紋が入る。眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)は白く、嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く暗色の筋模様(過眼線)が入る。風切羽上面には白い斑紋が入り、飛翔時には帯状(翼帯)に見える。
  
 主に河川や湖沼の周辺に生息する。非繁殖期には干潟や岩礁海岸にも生息する。渡りの際は小規模な群れを形成するが、冬季は単独で生活する。静止時や歩行時には尾羽を頻繁に上下に動かす。
 
 食性は動物食で、主に昆虫を食べるが、甲殻類、軟体動物も食べる。獲物は水辺を徘徊したり泳ぎながら捕食する。繁殖形態は卵生。繁殖期には縄張りを形成する。水辺の草原にある植物の根元などに浅い窪みを掘り枯草などを敷いた巣に、1回に3-5個の卵を産む。雌雄交代またはメスのみが抱卵し、抱卵期間は21-23日。雛は孵化してから26-28日で飛翔できるようになる。

餌を漁るイソシギ

餌を漁るイソシギ

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109 セッカ

2009.12.23 / 川崎市多摩川河口域の葦原

▼ この時期には、葦原にも小鳥が集まるので行ってみましたら、セッカの群がおりました。ジッとして待っていると、比較的近くに寄ってきますが、約6mまで近付いてくれました。スズメよりも小さくて、仕草も本当に可愛い小鳥です。

セッカ(雪加、雪下、学名:Cisticola juncidis) :スズメ目セッカ科に分類される鳥類の1種。アフリカ、ヨーロッパ南部、インド、東南アジア、中国南部、台湾、日本、オーストラリア北部に分布。日本では沖縄県から東北地方にかけて分布するが、北日本に住むものは冬になると暖かい地方に移動する。
 全長12.5-13.5cmほどであり、スズメより小さい。成鳥夏羽は頭の上が褐色で、体の上面は黄褐色に黒褐色の縦斑、体下面は淡い黄褐色である。尾羽は黒褐色で先端が白い。また尾を広げると扇状になる。冬羽は頭の上も黄褐色に黒褐色の縦斑となる。雌雄同色。
 
 チガヤ、ススキなどの生える平地から山地の草原、河原、水田に生息し、昆虫やクモを食べる。繁殖は、オスは草とクモの巣で楕円形の巣を作り、メスを呼び込む。
 
 体の大きさや羽色の面からも、普段はあまり目立たない鳥だが、繁殖期には縄張り宣言のために「ヒッヒッヒッヒッ・・・・ジャッジャッジャッ」と鳴きながら、波線状に低空を飛翔する姿がよく観察される。

仕草の可愛い小鳥セッカ

仕草の可愛い小鳥セッカ

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110 クロサギ

2009.12.24 / 真鶴半島三ツ石

▼ 羽の色が全体に濃い灰色の鷺ですが本当に居たので驚きました。足全体が黄緑色であることが特徴ですがクロサギといいながら白色も見られ、黒と白があることを知らずに命名したのでしょう。

クロサギ(黒鷺、学名:Egretta sacra) :コウノトリ目サギ科に分類される鳥類の一種。東アジア、東南アジアからオーストラリア、ニュージーランド、ミクロネシアにかけて分布する。北方で繁殖した個体は、冬季南方へ渡る。日本では、太平洋側では房総半島以西、日本海側では男鹿半島以南で繁殖するが、やや局地的で数は多くない。北海道や青森県でも記録がある。本州の中部以南では留鳥として周年生息するがそれより北の地域では夏鳥である。
 
 全長は63cm。中型のサギ。黒色型と白色型が存在する。九州以北では黒色型が分布するが、南西諸島では白色型の割合が増える。また、黒い羽と白い羽が両方ある中間型も少数存在する。雌雄同色である。
 
 後頭部に房状の短い冠羽があるが、雄の方がやや豊かである。また、繁殖期に白色型は黒色型よりも冠羽が伸びる傾向がある。嘴は太くて長く、色は淡いオリーブ色、褐色、黄褐色など個体変異が激しい。足は比較的短く黄緑色または緑褐色の個体が多い。虹彩は黄色で、眼先は黄緑色である。
 
 主に海辺の岩場や珊瑚礁に生息するが、干潟や河口にいることもある。コロニーは形成せず、単独もしくはペアで生活する。昼行性。海上を低空飛行し獲物を探す。食性は肉食性で魚類、甲殻類、貝類等を食べる。
 
 繁殖形態は卵生で、海辺の樹木や岩の上に営巣し、1回に2-5個の卵を産む。抱卵期間は25-28日で、雌雄で抱卵し育雛も雌雄共同で行う。雛は孵化後35-40日で巣立つ。
  黒鷺の耐えて餌を捕る冬小波  北舟 

くろさぎの たえてえをとる ふゆこなみ

A small breaker, the patient black heron trying to catch a fish.

波に洗われるクロサギ

波に洗われるクロサギ

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白いクロサギもいる

白いクロサギもいる

写真:ウィキペディア・フリー百科事典

横山稔さん
撮影 ・原作 : 横山 稔よこやま みのる
 
  【出身地】 広島県府中市上下
 
  【年 齢】 昭和22年3月生まれの68歳
 
  【現住所】 横浜市戸塚区
   
  【趣  味】 (1) 園芸(良い香りのする野生蘭)
(2) 花好きが嵩じて蝶、蝶は撮影が極めて難しく結局網を持つことに。デジカメの出現で、 改めて撮影を開始し
ました。いつの日か、蝶の写真を掲載したいですね。

(3) 大賀蓮の撮影を行った後で、偶然カワセミの巣立ち後の情景に遭遇したことから、今では、すっかり小鳥の
撮影に嵌っております。シャッターを押す瞬間の緊張感は快感です。

あとがき

 平成21年は、私にとって幸運の歳になりました。オシドリ(鴛鴦)に始まり、皇居の馬場先壕にミコアイサ、カワアイサを狙い、おまけにハシビロガモがありました。札幌でイスカと遭遇し、帰ってきたらオオコノハズク、ムジセッカ情報。
 
 夏の鳥は、河口湖の近くにイスカ情報があり、5月から6月まで通いましたが、クロツグミも居ることが分り、待望の撮影が出来ました。おまけが、イカルとノジコでしたが、他にもかなりの種類がおりました。
 
 北海道札幌市石狩川河口域でノゴマにも巡り会えました。偶然でしたが、運良く営巣中のカップルに遭遇し、私一人で撮り放題になりました。
 
 鳥との写真を通しての付き合いは、自分でやってみて分りますが、根気のみですね。辛抱強く待つ、これが極意のようです。これから冬の鳥ですが、今のところ、どの鳥を狙おうかと思案中です。つたない写真を見て頂いて有難う御座いました。
 
和田さま  私の画像調整より綺麗に編集して頂いて有難う御座いました。

★☆★彡

感動写真集〈 第127集 〉「日本の野鳥を撮る旅'09」

撮影・原作:横山 稔  監修:和田義男

   平成21年(2009)11月18日 作品:第33作  画像:(大29+小4) 頁数:3  ファイル数:86  ファイル容量:15.7MB
   平成12年(2000)〜平成21年(2009)
作品数:342 頁数:1,290 ファイル数:53,574 ファイル容量:7,436MB
   平成22年(2010)1月6日 追加画像:(大12+小2) 頁数:1
                       合計 画像:(大41+小6) 頁数:4  ファイル数:114  ファイル容量:19.3MB
  春めくや洞の主は木葉木莵  北舟 

はるめくや ほらのあるじは このはずく

A touch of spring, the owner of the hole is a owl.

【編集子が選ぶ名作】

オオコノハズク

オオコノハズク

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野鳥を撮る旅
 この作品は感動写真集33人目の仲間となられた横山稔さんの第二弾で、昨年に引き続く野鳥シリーズである。今年、約30の名ショットを追加し、遂に100の大台に乗った。何枚かは同じ鳥がダブっているが、身近にある野鳥が殆ど網羅され、また、普段見られない珍しいものも収録されている。
 それぞれの写真には横山さんのコメントに加え、詳しく知りたい方のためにフリー百科事典から抜粋した解説を挿入した。興味の無い方は読み飛ばして頂ければ良い。
 臨場感を伝えるため、図書館などから資料を収集して鳥の囀りをBGMに挿入したが、見つからないものも多々あった。読者の方でお持ちの方がおられれば、お送り頂きたい。デジタル技術のお陰で、画像や文字、音などを自由に組み合わせた作品を発表できるのはとても有り難い。
和田義男
 長い時間をかけてそのときが来るのを待ち、夢中でシャッターを切る快感は撮影者でなければ分からないかも知れない。忍耐と運と技術が合わさって、素晴らしい創造が生まれる。横山さんのお陰で、山野に入ると、鳥の囀りに耳を傾ける楽しみが生まれた。来年以降もこの素晴らしい醍醐味を感動写真集に紹介していただくよう、お願い申し上げたい。2009.11.18
追 補
 2009年の年末に追加の写真が送られてきたので、1頁14枚を追加した。2010.1.6〈 完 〉 和田義男(監修)
  やはらかき光を浴びて雉一声  北舟 

やわらかき ひかりをあびて きじいっせい

A pheasant chirping once, basking the soft sunlight.

【編集子が選ぶ名作】

境川遊水池のキジ(横浜市泉区)

境川遊水池のキジ

拡大写真(2000x1450)186KB

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