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和田義男

 旅紀行ジャパン

2005年9月24日改訂

♪ 祈り TAM Music Factory

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2005年2月22日作成

地吹雪の摩周湖

地吹雪の摩周湖(北海道弟子屈町)

北海道冬の旅

摩周湖

十勝川 阿寒湖 鶴見台 摩周湖 屈斜路湖 網走港 層雲峡 深山峠 和田義男
 

摩周湖ましゅうこ

 
   道路が地吹雪で通行止めとなっていたが、午後から開通し、運良く摩周湖の第一展望台に到着することができた。しかし、風雪が強く、地吹雪のなかを歩くという、このツアー一番の厳しい観光となった。  

地吹雪の中の観光

地吹雪の中の観光

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   摩周湖は、北海道東部、釧路支庁弟子屈町(てしかがちょう)にあるカルデラ湖で、面積は19.6km2。カルデラは長径7.5km、短径5.5kmのほぼ長円形で、カルデラ壁の高さは500〜700mあり、急崖をなして湖面に臨んでいる。  

吹雪の摩周湖

吹雪の摩周湖

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   流入・流出河川はなく、屈斜路カルデラの南東壁上に形成された摩周火山が多量の噴出物を出した後に、頂上付近に生じたカルデラに水がたまって生じたものといわれている。  

吹雪の中で記念撮影

吹雪の中で記念撮影

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   著しい貧栄養湖で水色は藍色を呈し、透明度が高く、1931年の調査では41.6mを記録して、バイカル湖をしのぎ世界第1位といわれたが、近年はマスやザリガニの放流などにより、富栄養化が進み、30m以下に低下している。  

風雪に霞む摩周湖

風雪に霞む摩周湖

パノラマ写真(2600X700)390KB

   湖面の標高は351mで、湖水の最深部は212mあり、湖底は平坦。湖の南東部のカルデラ内に噴出してカルデラ壁の一部を覆うカムイヌプリ(アイヌ語で神の山、 和名:摩周岳 855m)は急峻な円錐形をしている。  
   カムイヌプリの山頂には直径約2kmのほぼ円形の火口があるが、噴火の記録はないという。湖の中央部にある小島は、カムイシュ島(アイヌ語で神となった老婆)といい、長径110m、短径40mの溶岩円頂丘である。  

吹雪の展望台

吹雪の展望台

   湖の南西端の外輪山上に設けられた第一展望台からは根釧原野も見渡せるが、観光シーズンの夏には太平洋からの移流霧で視界がさえぎられることが多く、霧の摩周湖といわれる所以である。  
   第一展望台の北方約2kmに第三展望台があり、湖全体とカムイヌプリやカムイシュ島を眼前に臨むことができるお薦めスポットであるが、駐車スペースが少なく、観光バスは駐車できない。  
 地吹雪に霞む摩周湖神の山  北舟 

地吹雪の摩周湖

地吹雪の摩周湖

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硫黄山いおうざん

 
   標高512mの硫黄山は、弟子屈町(てしかがちょう)にある活火山である。東に摩周湖、西に屈斜路湖があり、約3km北には川湯温泉がある。アイヌ語でアトサヌプリ(裸の山)といい、直径1kmほどの溶岩円頂丘である。  

硫黄山(川湯温泉)

パノラマ写真(3025X720)184KB

   硫黄山は現在も山体の多数の硫気孔が盛んに活動しており、山腹には大きな爆裂火口が開く。その硫黄鉱床は明治以来、囚人が徴用されるなどして採掘されてきたが、昭和38年(1963)閉山した。  

アイヌの衣装で記念撮影

アイヌの衣装で記念撮影

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川湯温泉かわゆおんせん

 
   川湯温泉は、JR釧網(せんもう)本線・川湯駅の北3kmの位置にあり、針葉樹林に囲まれ、湯元の硫黄山への遊歩道が通じている。泉質は硫化水素泉、硫黄泉など多種で、泉温は30〜66℃。  

硫黄と噴煙

硫黄と噴煙

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   泉源は天然、掘削を合わせて69口に及び、泉量は極めて豊富で、流れ出る湯は文字通り湯の川となって西方3kmの屈斜路湖に下っている。アイヌ名はセセキペツ(熱い川)。  

蒸し玉子

蒸し玉子

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   明治19年(1886)硫黄山の硫黄採掘夫を相手に湯宿を開いたのが始まりで、かつては閑静な温泉郷であった。  

硫黄山の玉子売り

硫黄山の玉子売り

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   近年の発展は著しく、多数のホテル、旅館、保養施設やみやげ物店などが立ち並び、にぎやかな温泉街をつくり、阿寒湖温泉と並ぶ阿寒国立公園の観光基地となっている。  
 硫黄山炭火の焚火玉子売  北舟 

長寿の玉子

長寿の玉子

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玉子売りの二人

 
   硫黄山の観光は、観光バスやマイカーによる波状攻撃である。観光客が去ると、玉子売りの二人以外は誰もいなくなる。そのお陰で、出発間際まで粘った私は、無人の硫黄山のパノラマ写真を撮影することができた。  

玉子売りの二人

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